Monthly Editorial

  • #03 アーカイヴ、未来へ遺していくもの

    日本ではどのくらいアーカイヴというものが認識されているのかわからないが、ジャズの研究は音盤のみで出来るものではない。それにまつわる様々な資料も含め、今後の歴史考証なり、文化研究等々のためにも遺していかなければいけないものなのである。

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Features

Reviews

  • #1432『Nate Wooley / Knknighgh (Minimal Poetry for Aram Saroyan)』

    若き鬼才クリス・ピッツィオコスを擁するNYハードコア・ジャズの個性派カルテットの企みは、無垢な時代のフリージャズ・スピリットを取り戻し、ミニマリズムに接近したストイシズムによる新時代へ旅立ちである。

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  • #1431『ワダダ・レオ・スミス|田村夏樹|藤井郷子|イクエ・モリ/アスピレーション』

    ある意味、このカルテットはよく鍛えられた「デュオのデュオ」と言えないだろうか。

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  • #1430 『川島誠 / Dialogue』

    特異なアルト奏者・川島誠。自己の裡にある他者との対話により、あるがままを表現する。

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  • #1429 『Naoki Kita & Nobumasa Tanaka: Contigo en La Distancia〜遠く離れていても』

    土着の音楽の憚らぬ喜怒哀楽と、同時に追求される「表現すること」の究極形—その軌道が高次元で交わるトータル・ミュージックの一つの到達点。刹那の振動をも決して逃さぬレコーディングの技倆はもとより、制作サイドの澄み切った感性も結実している。/ We find the unhindered human emotions of indigenous music and the ultimate form of the necessity “to express” concurrently sought; this work is a height of total music in which these orbits intersect in higher dimension. The recording techniques, which never miss a single nuanced moment, and the perfectly clear sensitivity of the production-side completes the successful fruition of this album.

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  • #1428 『Jeff Denson Quartet:Concentric Circles』

    アルバム全体が人生行路を現しているように起伏に富み、互いのシーンが有機的に連なってゆく。そういう意味での『Concentric Circles』であり、曲ごとにダウンロードする聴き方がそぐわぬアルバムだろう。ベース・ソロによる終曲は、生の手触りへの賛歌であり、生活感情が失われた現代においてことさらに哀愁を帯びて心に残る。/The whole album is full of ups and downs as if representing life’s journey, and mutual scenes are organically strung out. In this sense, it is truly a matter of “Concentric Circles” and it is an album that downloading individual pieces and listening will not suit. The final piece played with a bass solo is a paean to the touch of life, and tinged with the sadness found especially in modern times where the joys and sorrows of everyday life have been lost; it lingers on unforgettable in the listener’s heart.

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Interviews

  • #160 トーマス・ストレーネン Thomas Strønen

    9月にグループ「Time is a Blind Guide」での来日との情報に接しましたが、すでにマンフレート・アイヒャーのプロデュースで2作目のアルバムも完成しているという。

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Column

  • Reflection of Music Vol. 54 ジェリ・アレン

    女性ミュージシャンのジャズ界への貢献ということならば、メリー・ルー・ウィリアムズに続くものではないだろうか。意志の強さを感じさせる明確なタッチとリリシズムを内在させた明晰なピアニズムは、時代を超えて聴き継がれていくに違いない。

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  • ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #21 ジェリ・アレン<RTG>

    1トラック目から聴き始め、ぶっ飛びまくった。カーターとウイリアムスのグルーヴはマイルス時代よりさらに進化しているのに加え、ジェリは抜群のタイムの位置でグルーヴしまくりだ。

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  • ある音楽プロデューサーの軌跡 #37 「ECM スーパー・ギター・フェスティバル」
    〜故伊藤博昭さんを偲んで

    このギター・ファンが狂喜すると思われたフェスは半ば成功、半ば失敗に終わった。

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  • Kaz Harada ジャズ・ヴァガボンド ー覚醒への旅ー4

    彼は登山を趣味とし、今回は休暇を取りスイスのアイガーに挑戦するとのこと。 その前に、フィレンツェを訪ね、南仏コートダジュールを経てスペイン、アフリ カ、サハラ砂漠へ行きたいという話を聞くに至り、ダラハ君日和ってるバヤイじゃ ないぞ!

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Concert/Live Report

  • #966 照内央晴・松本ちはや《哀しみさえも星となりて》 CD発売記念コンサートツアー Final

    照内央晴、松本ちはやというふたりの即興演奏家によるCD作品『哀しみさえも星となりて』。そのレコ発ツアーの最後を飾るコンサートは、両演奏者と聴き手が有機的につながり、音風景が次々に転換する素晴らしいものとなった。

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  • #965 喜多直毅&田中信正 “Contigo en La Distancia” ニューアルバム完成記念コンサート
    Naoki Kita & Nobumasa Tanaka: Celebrating concert of the release “Contigo en La Distancia”

    巷の民族音楽ブームを尻目に、エキゾチズムを超えた遥か彼岸から喜多の「これまで」が想起される—-そんな感慨すら滲んだ一夜。独創性の錬磨と熟成、それに勝る衝撃はないことを突きつけた。/ With scarcely a sidelong glance at the ethnic music boom on the street, Kita’s trajectories were recalled as if from a distant shore surpassing exoticism, and in this one evening such deep emotions revealed themselves. Outstanding performance, the fruit of original practice and maturity, was thrust into the heart of an appreciative audience, and the impact could not possibly be bettered.

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  • #964 『ソエジマ・ナイトVol.4』

    今回のソエジマナイトの予想を超える盛況を考えるに、勅使河原ファンの若年層、フリージャズ・ファンの中高年、ストアハウスの常連ファンなど、年齢、性別、分野の壁を越えて集まった観客のせいだろう。

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及川公生の聴きどころチェック

  • #367 『アストル・ピアソラ&ザ・ニュー・タンゴ・クインテット/タンゴ・ゼロ・アワー』

    UHQCDが、音源の持つ鮮やかさと切れ味の感触を増強したと評価。

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