#96 追悼 ガトー・バルビエリ

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と、バッタリ、ガトー・バルビエリと出会う。黒いハット、枯れ草色のコットン・ジャケットに、赤白ストライプのシャツ。 「Hi ! ガトー、たったいま『ラスト・タンゴ・イン・パリス』を観てきたよ」 ちょっと、キョトンとしていたけれども、ドン・チェリーの奥さんが、ゆっくりていねいに、伝えてくれる。

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RIP ガトー・バルビエリ

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ガトーのヴォイスは、コルトレーンの影響は別にして、つねにヤン・ガルバレクの根源に通底するものだ。叙情的な歌い方、刺激的なメロディーと活力に満ちたラインを通して僕らの魂を揺り動かし、とろけさせてしまう。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #7 追悼 ガトー・バルビエリ〜アルバム『Fenix』を聴く

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今回の楽曲解説はいつもの楽理的な立場と少し目先を変えてみたい。筆者がなぜこのアルバムを好んでいないかというと、それはこのバンドのタイム感に対して居心地が悪くてしようがないからなのである。

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ニューヨーク:変容する「ジャズ」のいま 第4回 ジェン・シュー:古代と現代を繋ぐ芸能~インターメディア~

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土着文化、伝統、実験、革新、都会、舞踏、土、ステージ、儀式、夢、昔話、紡がれる歴史、切り開かれる今、月琴、唄と踊り、ヴィジュアル・アート、自然。ジェン・シューの表現する世界とは。

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#1316 『平田王子 渋谷毅/LUZ DO SOL アヴェ・マリア』

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足かけ10年、つかず離れず程よい距離を保って活動を続けてきた二人のデュオ「ルース・ド・ソル」が練れてとても楽しい局面に入ったことを示している。
(4)<エスペランサ・ペルヂーダ>ではピアノのソロで思わずもれた渋谷のスキャットがなんとも微笑ましい、ついに渋谷がジョビンを歌った。 今回の渋谷はいつになく快活で自作の(7)<彼方へ>ではソロに合わせて口笛もきかれる。

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#1315 『カルロ・サボーヤ/カロリーナ』

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スケール感たっぷりなジョアン・ボスコの<アマゾンから来た女性>、心地良い浮遊感を味わえるジャバンの<アヴィエ―ヴォ(飛行機)>等々、その力量を窺わせるに充分な好ナンバーが並ぶが、なんといっても今作の注目はビートルズの<ハロー・グッドバイ>とスティングの<フラジャイル>という2大ヒット曲。

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#1314 『Murray, Allen, Carrington, Power Trio / Perfection』

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2016年に逝去した、オーネット・コールマン(as,tp,vln)、チャーリー・ヘイデン(b)、マーカス・ベルグレイヴ(tp)に、デイヴィッド・マレイ(ts,b-cl)、ジェリ・アレン(p)、テリ・リン・キャリントン(ds)が結成したパワー・トリオが、豪快で繊細なプレイで、トリビュートを捧げる。先人達の遺志を継ぎ、現代ジャズを新たなステージに、押し進める。

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#1311 『グンジョーガクレヨン / Gunjogacrayon』

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グンジョー色の求道者は、37年間音楽の輪廻を彷徨ったのちに、西から同類の求道者を迎え入れ、創造の神の霊感を再び受けて、音楽シーンに真を問うのである。即ちこれが<西の果てにはグンジョーあり>の理(ことわり)である。

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#1306 『Anne Hartkamp Quartet / Songs & Dances』(2016: Double Moon)

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バンドメンバーも自らの音を知り尽くしたヴェテラン揃い。長年組んできただけあり、抑制の効いた大人のサウンドをじっくりと聴かせる。コルトレーンやマル・ウォルドロンの名曲のなかに”The Moon a Sphere”(track.4)などの自作も遜色なく融け合う。

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#1305 『Peter van Huffel |Alex Maksymiw / KRONIX』(2016: Challenge Record New Talent)

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ピーター・ヴァン・ハッフェルといえば 「Gorila Mask」、ロックテイスト溢れるアナーキーな咆哮がすぐさま思いだされるが、ギタリストのアレックス・マキシミゥ (Alex Maksymiw) と組んだこのデュオアルバムは、一見その対極にあるかのように見える。

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#1304 『Tamara Lukasheva Quartet / Patchwork of Time』(2016: Double Moon)

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故郷のオデッサでは劇場で女優としても活躍していたというだけあり、変幻自在なヴォイスの魔力、あらゆるシーンの演出能力とその引き出しの多さに、音楽を聴いているというよりは舞台芸術を楽しんでいるような錯覚に陥る。

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#1303 『Pascal Niggenkemper le 7 ème continente / talking trash』

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昨年ソロ・アルバム『汝の耳で見よ(Look With Thine Ears)』をリリースし、21世紀の未来派芸術家として異彩を放つドイツ生まれのベース奏者パスカル・ニゲンケンペルの最新作。主戦場であるNY即興シーンの情報誌「New York City Jazz Record」から”NYシーンで最も冒険的で危険なベーシスト”と形容される。

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#1302 『Ayumi Tanaka Trio / Memento』

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ノルウェー音楽に特有の耽美な響きをまといながらも、それらを「日本的感性」とともに表現していく彼女の音楽は、卓越した演奏技術や作曲センスが輝く本盤においても、その特異なありようを随所に聴き取らせてくれる。

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#896 東京都交響楽団 第807回定期演奏会

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 当夜のプログラムはペルトとライヒの作品が2曲づつ。これではいくらクリスチャンへの注目が高まっているとはいっても入りは期待できまいと踏んだ当初の予想は、見事に外れた。

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#894 Gilles Peterson presents 『WORLDWIDE SESSION 2016』

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90年代に<ジャズで踊る>というムーヴメントが世界各地で盛りあがった。日本では折からの渋谷系ブームとも連動し、深夜のクラブで朝までジャズやレアグルーヴで踊り明かすのがトレンドになった。そんな時代の最先端にいたのがジャイルス・ピーターソンとUnited Future Organizationの松浦俊夫だった。その二人が21世紀の最初の15年が過ぎた今、ジャズを基盤にした”大人のための都市型音楽フェス”を企画した。

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#892 パット・メセニー with アントニオ・サンチェス、リンダ・オー&グウィリム・シムコック

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ユニティ・バンド&グループで、パットのサウンドコントロールの下でステージとの間に「見えない壁」を感じてしまったのに比べて、新バンドはダイレクトでインタラクティブなエネルギーをしっかり受け止めることができ、新バンドの魅力全開とまでは至らなかったにしても、高いポテンシャルを感じさせた。

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#890 エグベルト・ジスモンチ・ソロ〜ナナ・ヴァスコンセロス追悼コンサート〜

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目を閉じて音楽に聴き入ると、ジスモンチの演奏にナナ・ヴァスコンセロスのビートも聴こえてくる。ジスモンチはナナを意識しながら演奏をしている。すると、演奏が静かになった時、ピアノ以外の音が聴こえてきたような気がした。ジスモンチもピアノの向こうに身を乗り出して何か捜すように演奏をしていたが、いつしか会場の拍手の音にその気配は消されてしまった。

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#85 「プライベート・マフィア 草兵」

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ここに登場するのは、そのスマッグラーの中でもなんら組織を背景としない一匹狼。ノルマや規律にしばられないフリーランスの運び屋だ。草兵、41歳。国際前科4犯。身長180センチ。彼はみずからのことを、プライベート・マフィアと呼ぶ。

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49. レジェンド、ジェイ ”フーティー” マクシャン生誕100年

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この2016年はカンザス・シティ・ジャズの大御所、チャーリー・パーカーを見いだしたジェイ・マクシャンの生誕100周年にあたる。ジェイ・マクシャンは1930年代にカンザス・シティから生まれたブルースピアニスト、バンドリーダーであり、チャーリー・パーカーの才能を理解した人でだった。彼の人生はブルースと共にあり、2016年の今もカンザス・シティの総てのミュージシャン達の最高の指導者だ。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #6 『People Make The World Go Round』

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70年代初期、ソウルグループ、スタイリスティクスによるヒットソング、<People Make The World Round>は、マイケル・ジャクソンやフレディー・ハーバードなどの手によってもカバーされた名曲。ディー・ディー・ブリッジウォーターは その名曲を自分のデビューアルバムでオリジナルとはかけ離れたモード・ジャズとして披露した。そのアレンジの素晴らしさを解析。

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 #018 ニコラス・レットマン・バーティノヴィック&川口賢哉 デュオ・日本ツアー2016 スペシャル・ゲスト:豊住芳三郎

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一転、豊住の二胡の演奏から始まった2ndセットは、すぐNicoがアルコで和し、川口も尺八で寄り添ってアンサンブルとなった。豊住の二胡から旋律めいたものが生まれたので、Nicoが付け、コレクティヴ・インプロヴィゼーションではあったが、うまくアンサンブルと化したのだった。

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#017 庄田次郎+織茂サブ / 大由鬼山+織茂サブ

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“鎌倉の竹林を渡る風”が“野分”に変貌していくさまを目の当たりにして織茂の可能性に驚くとともに、織茂の可能性を引き出した鬼山師の技量と懐の深さに感銘を受けた一夜だった。

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#147 マーシャル・アレン Marshall Allen (サン・ラ・アーケストラ)

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「創造とはスピリット(精霊、魂)の技であり、何かを創造することは、一つのところから別のところへ行って、違う人や違うアイデアをミックスすることなんだ」

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