ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #29 Keith Jarrett <Old Folks>

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最初筆者があまり得意でなかったキースのこのトリオ、彼は1988年に病に倒れ、2年間の療養の後グルーヴ感をすっかり変えた。それを記録する貴重なアルバムがこの『After The Fall』。この「スタンダーズ・トリオ」のタイム感のすごさを解説。加えて、名曲<Old Folks>での、キースには珍しい彼のインプロの垂直アプローチを掘り下げてみた。

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#1511『挾間美帆+メトロポール・オーケストラ・ビッグバンド/ザ・モンク:ライヴ・アット ・ビムハウス』

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まさにあのセロニアス・モンクが突如、現代に甦ってきたことを実感させる、素敵なアルバム

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#1510 『Rent Romus’ Life’s Blood Ensemble / Rogue Star』

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音楽シーンの「はぐれ星」であるレント・ロムスとライフス・ブラッド・アンサンブルの最新作は、「JAZZ」という伝統的なスタイルに秘められた無限の可能性を探索するピュア・ジャズの意欲作である。

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#1509『ベニン – リオ – 東京 / Nobie featuring リオーネル・ルエケ、トニーニョ・オルタ&馬場孝喜』

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Nobieを象徴し、3カ国3人のご機嫌過ぎるギタリスト、リオーネル・ルエケ、トニーニョ・オルタ、馬場孝喜との素晴らしいセッションを集約したのが本アルバムだ。

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#1508『挾間美帆 +メトロポール・オーケストラ・ビッグバンド /  ザ・モンク:ライヴ・アット・ビムハウス』

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これまで、挾間の編曲プロジェクトよりも、自身のm_unitで演奏されているようなオリジナルをもっと聴きたいと思って来たが、挾間がジャズの古典に新しい生命を持たせる魔法もより楽しみになって来た。

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#1507 『バール・フィリップス=吉沢元治/Oh My, Those Boys!』

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二度とこの演奏には出会えない。この録音以外では。つまりこのライブが企画され、録音されていたことが、そしてこのように届けられたことが僥倖である。

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#1506 『辛島文雄/My Life in Jazz』

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CDを収めると辛島のポークパイ・ハットがCDで覆い隠される、グッドバイ・ポークパイ・ハット…合掌。

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#1505 『三枝伸太郎&小田朋美:わたしが一番きれいだったとき/Shintaro Mieda & Tomomi Oda: When I was young and so beautiful』

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ことばを声に出すこと—詩が「うた」となる尊さを、最大限に掘り下げたアルバム。ときに囁くように、ときに演劇的な台詞回しで、ときに音塊と化したスキャットで、シラブルが、単語が、フレーズが、きらきらと輝いて飛躍する。/ Speaking words out loud and then turning poetry into song; this album delves deeply into such precious moments. Sometimes whispering, sometimes with dramatic elocution, or sometimes in scatful bright clusters of sound. Syllables, words, and phrases dazzle and leap.

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#1504 『Gene Jackson Trio Nu Yorx / Power of Love』

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華々しいキャリアを誇るジーン・ジャクソンが、遂に初リーダー作となるピアノトリオ盤を出した。これまでのジャクソンの参加作よりも、ドラマーとしての傑出した個性を前面に押し出しており、非常に聴き応えがある。

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#1503 『Christian Lillingers Grund / C O R』

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Christian Lillinger 率いるオールスターグループの最新作にして、レーベル設立第一弾。一曲一曲が奇妙な小宇宙である全編にわたって、彼の美学とスネアドラミングが行き渡っている

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#1502 『福盛進也/フォー・トゥー・アキズ』

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無言歌がロマン主義の賜だとすれば、『For 2 Akis』においては、まさにどの曲もネオロマンチシズムの情緒に満ちあふれている。いや、過剰とさえ思える程だ。

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#1501 『石井彰/Silencio~ Chamber Music Trio』

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このトリオ、ドラムのかわりにチェロを入れたことによりエネルギーのバランスがソフトになり自然で一体となって溶け込んでいる。

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#1500 『福盛進也トリオ / フォー・トゥー・アキズ』

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『For 2 Akis』は、ECMと日本を巡るさまざまなストーリーの広がりと収束を秘めた特別なアルバム

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#1499 『Norma Winstone / Descansado – Songs for Films』

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“In memory of John & Kenny”—−このアルバムは、ジョン・テイラー(1942年9月25〜2015年7月17日)とケニー・ホイーラー(1930年1月14日〜2014年9月18日)の思い出に捧げられている

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#1498 『Peter Kuhn Trio / Intention』

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地獄から復活したクラリネット奏者ピーター・キューンの活動の核を成すトリオの新作にあふれる無為自然の意図は、レント・ロムスと共振する西海岸即興シーンの奇跡的な超越的集合体を産み出した。

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#1497 『姜泰煥 Kang Tae Hwan / Live at Café Amores』

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姜泰煥ほどポリフォニックな奏法を駆使するサックス奏者はいない。独特な音の上下動で表出されるダイナミズム、そして繊細な表現から導き出される叙情性といい、本盤は姜泰煥の持ち味を見事に捉えている。

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#1496 『John Surman, Nelson Ayres & Rob Waring / Invisible Threads』

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新作『Invisible Threads』8曲目以降の、孤独で切ないサーマンという被り物を脱ぎつつあるような美意識でもって、そうさなあ、2CDライブ盤を制作してみてはどうだろう

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#1495 『ASUNA x Fumihito Taguchi/100×100』

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まあ即物的と言えば言えますが、ここまでのアナログ・サウンドを今、どれだけの人がやれるでしょうか。

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#1494 『石田幹雄 / 時景』

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石田幹雄の「真骨頂」をとらえた、待望のソロピアノアルバム

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#1493 『Kit Downes / Obsidian』

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教会オルガンの音色が必然的に持ってしまう文化的な文脈、その抑圧といったちからとの相克、サン・チョンとダウンズが創ったこのサウンドを聴くわたしたちリスナーは試されているようだ、

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#1492 『Alex Cline, Dan Clucas, Peter Kuhn, Dave Sewelson, Scott Walton / Dependent Origination』

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復活したピーター・キューンによる、「因縁生起」という名のスペクタクルなフリージャズ。

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#1491 『Rieko Okuda / Paranorm』

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ベルリン在住の奥田梨恵子によるピアノソロは、フィードバックの偶発性を意図的に利用し、トーナルなものを執拗に追及した、驚くべき作品である。

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#1490 『お酒の子守唄』

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「天音」は、実はお酒の名前でして、この音楽を聴かせながら発酵したという代物。

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#1489 『豊住芳三郎&ジョン・ラッセル/無為自然』

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根底にある二人の心根の優しさが時を越えてありのままのエモーションを語りかけてくる。

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#1488 『Shinya Fukumori 福盛進也/For 2 Akis』

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福盛進也のドラムワークは、法王ポール・モチアンの系統を強く感じさせるものでもある、そこがこのアルバムに耳をそばだてる強い引力になっている、

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#1487 『NAO TAKEUCHI / BALLADS~竹内 直/バラード』

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コルトレーンのバラードは優しく空間を包み込むように広がりを見せるが竹内直のバラードは前へ前へと直進してくるようなリアリティ、切実さがある。

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#1486 『Rob Pumpelly, Rent Romus, Eli Wallace / The Expedition』

閲覧回数 4,166 回

『The Expedition(探検)』というタイトル通り、レント・ロムスたちの音楽探検の旅が記されたたサンフランシスコ・シーンの息吹を感じる最高のドキュメント。

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#1485 『James Brandon Lewis & Chad Taylor / Radiant Imprints』

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JBLとチャド・テイラー。さまざまな活動によって暴れてきたふたりのデュオは、意外にもジャズ回帰であった。しかし、それは、極めて野心的で骨太なサウンドである。

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#1484 『Yedo Gibson – Vasco Trilla / Antenna』

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アムステルダム在住ブラジル人リード奏者 Yedo Gibson と、バルセロナ在住ポルトガル人パーカッショニスト Vasco Trilla による、コスモポリタン・デュオユニットの第2作。Yedo Gibson の“あれ”に心奪われる。

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#1483 『Fish From Hell / Moby Dick Wanted !』

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フランスのトリオによる『白鯨』をテーマとした音楽劇。人間とモビィ・ディックの描き方の対比が趣深い。

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#1482 『The Noise Eating Monsters / The Noise Eating Monsters』

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「ノイズを食う怪物たち」3人による、ロックやフリージャズやファンクを取り込んだ楽しき即興音楽

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#1481 『コンストラクト & 灰野敬二 / 少しずつ曲がっている哲学 その先には湿地がある』

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地下音楽のカリスマ灰野敬二とトルコのオーガニック・ミュージック・コンボ、コンストラクトの共演は、二つの世界の境界を滲ませる灰野哲学の伝承である。

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#1480 『灰野敬二 ジョン・ブッチャー / 光 眩しからずや』

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灰野敬二とUK即興サックス奏者ジョン・ブッチャーの共演ライヴ・アルバム。タイトル通り『眩しからぬ光』が両者のコラボの変化と発展の動機/要因/目的/希望である。

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#1479 『Thomas Strønen Time Is a Blind Guide / Lucas』

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ピアニストの田中鮎美がサウンドに新しい重力をもたらしているようだ、

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#1476 『大西順子/グラマラス・ライフ』

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井上陽介と高橋信之介が聴いているこちらにはあたかも黒子に徹してプレイしているように見えながら、その実、トリオとしての音楽的展開の中枢をにない、大西との会話をスムースに運ぶ役割をも果たしている点で、今日の本邦を代表する屈指のピアノ・トリオであることを私は再確認した。

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#1475 『GATOS Meeting / The Book of GATOS』

閲覧回数 7,308 回

前作と合わせて聴くと林の円熟、メンバーの変遷などをへて「ガトス」が林のワークショップとしての爆発力、集中度、洗練度が磨き練られた一つの着地点と云える。

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#1474 『Sun Ship / Live at Blue Z』

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結成から20年を迎えたサンシップ。いまも変わらず人間の熱い音を聴かせてくれる。

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#1473 『Rent Romus’ Lords of Outland / In the darkness we speak a sound brightness and life』

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サンフランシスコのサックス奏者レント・ロムスのレギュラー・グループ「Lords of Outland(ガイキチ君主)」の最新作。西海岸の緩やかな共同体は音楽の精神的治外法権を志向する。

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#1472 『Devouring the Guilt / Devouring the Guilt』

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ジャケットのアイスクリームのようには甘くない。が、とびきり旨い。シカゴ新世代テナーサックス奏者によるパワフルなフリージャズ。

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#1471 『Rent Romus’ Lords of Outland / In the darkness we speak a sound brightness and life』

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鬼才レント・ロムスが長年率いる「Lords of Outland」の最新作は、おもちゃ箱のように楽しいもの面白いものを詰め込んだ、10編のポップなサウンドアート

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#1470『板橋文夫+結/謡文』

閲覧回数 7,850 回

『板橋文夫+結/謡文』(MIX DYNAMITE 2017)で民謡と板橋ミュージックを合体、類例を見ない世界を築き上げた。

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#1469『Barry Altschul and the 3Dom Factor / Live in Kraków』

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三者三様のベストプレイが炸裂するこのアルバムを聴いていると、世界の中心で“ジャズ”と叫びたい気持ちになれる。

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#1468『Gondo’s Carol Brass Ensemble / Silent Night』

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ぼくらは歌ではないから器楽用に挑戦的なアレンジも施したりしてますが、でもやはり基本はボストンのあの空気感を録りたかったので別段複雑にしたつもりもありません。

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#1467『Laia Genc Liaison Tonique: Birds/ライア・ゲンク リエゾントニック:バーズ』

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叶わぬ過去、光明への助走期のような現在、未知の世界へのイマジナティヴな眼差しなど—こころの春秋がページを繰る毎に木漏れ日のようにたち現れるソング・ブック。/ This album is a songbook that the spring and autumn of one’s heart — unfulfilled past, run up period towards a bright future, imaginative look at an as-yet-unknown world— appear like sunlight filtering through the trees as the pages are turned by.

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#1466『gravity / tree』

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ドイツ出身のギタリスト、即興演奏家、作曲家Hannes Buder の新プロジェクト。ここで彼はギターではなく、チェロのみを弾いている。弦の響きが時の経過とともに織りなすドラマ性、時に荘厳さすら感じさせる幽玄美の中から、うっとりするような彼特有のリリシズムが透けてくる。

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#1465『TAMAXILLE/Live at Shinjuku PIT INN』

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通して聴くと72分41秒、『TAMAXILLE/Live at Shinjuku PIT INN』は(本田)珠也のリズム、4人のスイング感、グルーヴが全てで、かくしてピットインの夜は更けてゆく。

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#1464 『Rent Romus / Deciduous : Midwestern Edition Vol. 1』

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“即興の創造的な強靭さ・歴史・一期一会を共有する人々を橋渡しする”プロジェクト『Deciduous(落葉)』は、森の中の精霊を創造の種とする即興演奏のルーツを復興する試みといえよう。

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#1463『Muhal Richard Abrams featuring Malachi Favors / Sightsong』

閲覧回数 6,337 回

エイブラムスが残したデュオ作品のなかでもひときわ独特な魅力を持った作品。

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#1462『ヒカシュー/あんぐり』

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「即興とソング」をテーマに活動する世界随一の雑食性バンド、ヒカシューの23枚目のオリジナル・アルバム。結成39年目にして創造力の極みを更新し続ける彼らに、注目の若手サックス奏者クリス・ピッツィオコスをはじめとする個性派ゲストが加わり展開されるサウンド・ワールドは、迷える現代人への黙示録である

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#1461『シーネ・エイ/ドリームス』

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シーネ・エイのジャズ・ヴォーカルの実力と魅力を味わい尽くせる素敵な新作であった。バックのセンスのいいプレイをも称えたい。もっと人気が出ていいシンガーだ。

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#1460『Valentin Silvestrov : Hieroglyphen der Nacht / Anja Lechner, Agnès Vesterman』 

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公演チラシを2枚、この過剰な形容にわたしは大いに納得している、

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#1459『Kubikmaggi / Things』

閲覧回数 5,421 回

ロシア・サンクトペテルブルクを拠点に活動するジャズ・ロック・バンド、Kubikmaggiによるサード・アルバム。上原ひろみを思わせるプログレッシヴ・ジャズ・ロックな音像に、フリー・ジャズや音響派の要素も入り混じった内容で、職人技の生演奏による折衷主義の極北をいくような音楽だ。

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#1458 『Christian Meaas Svendsen / Avin』

閲覧回数 5,337 回

ノルウェーのグループNakamaのベーシストとしても知られるクリスティアン・メオス・スヴェンセンによる新作は、アヴァンギャルドかつエクスペリメンタルなこれまでの彼のイメージの斜め上をいくような、極上の「歌もの」に仕上がっている。スヴェンセンの関心領域の幅広さと音楽的能力の高さを知らしめる傑作だ。

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#1457『Juxtaposition / Juxtaposition』

閲覧回数 5,137 回

ノルウェー・オスロを拠点に活動する四人の若手即興演奏家によるセッションの記録。活発化するノルウェーのインプロ・シーンの現在を伝える必聴のドキュメントだ。

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#1456『伊藤志宏トリオ・シンクレティア/毒ある寓話 Shikou Ito Trio Syncretia/Doku Aru Gūwa (A Poisonous Moral Tale)』

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伊藤志宏のピアノは美しい。音が違う。ジャズだのクラシックだのといったジャンルの分化以前に、「ピアノ弾き」たる者なら誰もが憧れずにはおれないが、到達できる者はごくわずかの天賦の領域。/ Shikou Ito’s piano is beautiful, the sound is simply different, and his lightning fast direct connection of brain and fingertips creates a dewdrop-like transparency. Before differentiating into the jazz or classical music genre, anyone who considers themselves a “pianist” has no choice but to admire this kind of playing, and acknowledge that only those belonging to a narrow realm of natural talent can attain such heights.

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#1455『David Virelles / Gnosis』

閲覧回数 5,701 回

本作『グノーシス』は源泉『エムボコ』をECM的カレードスコープ化した作品に思える、クラシックのマーケットに並べられてもいいような構成感覚もある、

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# 1454『Gary Peacock Trio / Tangents』

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「ベース奏者によっていかにレベルが上がるものか」と形容できるベーシストはジャズ史において、スコット・ラファロ、ゲイリー・ピーコック、トーマス・モーガンだけです、

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#1453『Bill Frisell & Thomas Morgan / Small Town』

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だめだ、なみだで目が見えない、フリゼール、お前、わかってるじゃねえか、うううっ、作曲したモチアンがよみがえってくるぜ、その心意気、しかと受け取った、

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#1452『Tim Berne’s Snakeoil / Incidentals』

閲覧回数 5,917 回

チェス・スミスはトランス状態になってはいないか?いつの間にプロデューサー席から怪人デヴィッド・トーンがそこに現れているではないか、

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#1451『TON-KLAMI / Prophecy of Nue』

閲覧回数 6,992 回

このCDは、非イディオマティックな即興演奏という、音楽生成のあり方において最上の記録のひとつであることは論を待たない。それを理解するには、聴くという方法以外には無い。

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#1450 『Racha Fora / Happy Fire:New Kind of Jazz』

閲覧回数 13,169 回

自他ともにマイルス・フリークとしてしられるヒロ・ホンシュクであるが、本アルバムではさらに飛躍してジョージ・ラッセル(p,comp,arr)、マイルス・デイヴィス(tp)、ビル・エヴァンス(p)そしてヒロ・ホンシュク(fl,EWI)がサイクリカルに巡っている。

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#1449『Todd Neufeld / Mu’U』

閲覧回数 7,383 回

ジャンルやスタイルに回収できないニューフェルドの音楽は、決して聴き易いものでもなければ、わかり易いものでもない。しかし、そこに定着された、潜勢や気配から発すべき音を掴み取り、無から有へ跳躍するその瞬間の生々しさには抗し難い重力、強度が宿っているのだ。

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#1448 『Vijay Iyer Sextet Far From Over』 

閲覧回数 7,565 回

静と動、ダイナミックとフローティング、めっちゃカッコいい表題曲「Far From Over」、ジャズイズカミングバック!

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#1447 『Avishai Cohen / Cross My Palm With Silver』

閲覧回数 6,428 回

伸びやかなトランペット・トーンの陰影を含んだECM独特のヨーロッパ詩情、これに尽きる名盤だ、

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#1446 『Cortex / Avant-Garde Party Music』

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北欧から登場したネオ・ハードバッパー、コルテックス。政府の援助を受け、自ら前衛を名乗り、往年のフリージャズを装いながら、シーンの内側から革命を模索する音楽闘士が奏でる『アヴァンギャルドなパーティ・ミュージック』は新たな創造性へのプロテスト・ソングである。

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#1445『Talibam! / Endgame of the Anthropocene』『Talibam! / Hard Vibe』

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2004年から活動を続けるアヴァンユニット・Talibam!の新作2枚。仮想のSFサウンドトラック、サイケデリックなロック。まるでタイプの異なることこそ彼らの真骨頂か。

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#1444 『Racha Fora / Happy Fire』

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そんな新しいリズムの探求に貪欲な若い世代のジャズ・リスナーにとっても、この本宿宏明(ヒロ・ホンシュク)が提示する“New Kind Of Jazz”は相当刺激的に響くはずだ。

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#1443 『Racha Fora / Happy Fire:New Kind of Jazz』

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永遠の師マイルスの “常に新しい方向に進め” という教えをモットーに、ヒロとそのバンドは “今までに聞いたことのないグルーブ感”、すなわち21世紀型のハイブリット・ミュージックを探求、その創出・深化の過程にある。

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#1442『Todd Neufeld / Mu’U』

閲覧回数 6,732 回

ウェルメイドな楽曲を手がけるギタリストが数多くいる現代のジャズ・シーンのなかで、演奏家としてオリジナルな響きを生み出すことのできるミュージシャンはほとんどいないように思う。

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#1440『TON-KLAMI / Prophecy of Nue』

閲覧回数 7,674 回

姜泰煥、高田みどり、佐藤允彦による唯一無二のグループ、トン・クラミ。22年を経て陽の目を見る圧倒的な演奏である。苛烈なエネルギーを放出した『In Moers』よりも多彩であり、ショーケース的な『Paramggod』よりも一期一会の迫力に満ちている。

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#1439『TON-KLAMI / Prophecy of Nue』

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即興演奏、いやアジアのコンテンポラリーな音楽の新たな地平を拓いた歴史的なユニット「トン・クラミ」(姜泰煥、高田みどり、佐藤允彦)のライヴ録音がCD化された。

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#1438『Max Johnson / In the West』

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マックス・ジョンソン、クリス・デイヴィス、マイク・プライド、スーザン・アルコーンという傑出した四者が、別々のタイムフレームを持ちつつも同じ時空間を共有しているかのようなサウンド。ジョンソンのウォームなベースはその中で見事に浮かび上がっている。

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#1437『ティー / インターステラー』

閲覧回数 9,812 回

フォーキーなテイストからソウルフルな歌声までを自在に操ってみせるインド出身で日本在住のヴォーカリスト、ティーによるデビュー作。

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#1436 『Yordan Markov Bulgaria Quintet / Iztok』

閲覧回数 11,763 回

インプロも含めすべてのパーツが「あるべき音」としてぴたりと収まる完成度の高さと、あらゆる楽器を受け入れてしまいそうな懐の深さが同居、ライヴでのハプニングが楽しい所以だ。/ Including rich improvised parts, a high level of completeness in which all the fragments precisely fit as true sounds is combined with a deep acceptance of every instrument; this is why their spontaneous live show is such fun.

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#1435『柳川芳命+Meg / Hyper Fuetaico Live 2017』

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アルトサックスの柳川芳命とドラムスのMegによる独創的なデュオ、その区切りとなるライヴ盤。

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#1434『Akmee / Neptun』

閲覧回数 7,427 回

ノルウェーのグループNakamaのドラマーを務めるアンドレアス・ウィルトハーゲンらが率いるバンドAkmeeのファースト・アルバム。

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#1433 『黛敏郎 ピアノ作品集 「天地創造」/ Toshiro Mayuzumi Works for Piano』

閲覧回数 9,162 回

黛敏郎が16歳から36歳までに作曲したピアノ曲の世界初録音。1945年から1965年という戦後20年間の日本を背景に、かくも芳醇な音楽が湧き出ていたことに驚く。/ This album is the world’s first recording of piano pieces composed by Toshiro Mayuzumi. All the pieces were written over 20 years from the age of 16 to 36, and it is surprising that against this background starting from 1945 post-World War II Japan, such well-mellowed music was bubbling forth.

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#1432『Nate Wooley / Knknighgh (Minimal Poetry for Aram Saroyan)』

閲覧回数 12,048 回

若き鬼才クリス・ピッツィオコスを擁するNYハードコア・ジャズの個性派カルテットの企みは、無垢な時代のフリージャズ・スピリットを取り戻し、ミニマリズムに接近したストイシズムによる新時代へ旅立ちである。

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#1431『ワダダ・レオ・スミス|田村夏樹|藤井郷子|イクエ・モリ/アスピレーション』

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ある意味、このカルテットはよく鍛えられた「デュオのデュオ」と言えないだろうか。

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#1430 『川島誠 / Dialogue』

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特異なアルト奏者・川島誠。自己の裡にある他者との対話により、あるがままを表現する。

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#1429 『Naoki Kita & Nobumasa Tanaka: Contigo en La Distancia〜遠く離れていても』

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土着の音楽の憚らぬ喜怒哀楽と、同時に追求される「表現すること」の究極形—その軌道が高次元で交わるトータル・ミュージックの一つの到達点。刹那の振動をも決して逃さぬレコーディングの技倆はもとより、制作サイドの澄み切った感性も結実している。/ We find the unhindered human emotions of indigenous music and the ultimate form of the necessity “to express” concurrently sought; this work is a height of total music in which these orbits intersect in higher dimension. The recording techniques, which never miss a single nuanced moment, and the perfectly clear sensitivity of the production-side completes the successful fruition of this album.

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#1428 『Jeff Denson Quartet:Concentric Circles』

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アルバム全体が人生行路を現しているように起伏に富み、互いのシーンが有機的に連なってゆく。そういう意味での『Concentric Circles』であり、曲ごとにダウンロードする聴き方がそぐわぬアルバムだろう。ベース・ソロによる終曲は、生の手触りへの賛歌であり、生活感情が失われた現代においてことさらに哀愁を帯びて心に残る。/The whole album is full of ups and downs as if representing life’s journey, and mutual scenes are organically strung out. In this sense, it is truly a matter of “Concentric Circles” and it is an album that downloading individual pieces and listening will not suit. The final piece played with a bass solo is a paean to the touch of life, and tinged with the sadness found especially in modern times where the joys and sorrows of everyday life have been lost; it lingers on unforgettable in the listener’s heart.

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#1427 『牧野竜太郎/The Door』

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タイトルの『ザ・ドアー』は、彼がこれから開こうとしている“扉”の様だが、その新たな“扉”の向こうには、ジャズ・ファンをコアにより広範なリスナー層が広がっているのか…。

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#1426『Simon Nabatov Trio: Picking Order』

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コンセプトの目新しさ云々を問う以前に、真のヴィルチュオズィティとは何かをこれほど端的に体現するアーティストは稀である。/ Before discussing the novelty of a concept and so on, we need to define what is a genuine virtuoso performance, and appreciate that a musical wizard, such as Nabatov, who clearly embodies mastery of his arts is rare indeed.

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#1425『今井和雄 / the seasons ill』

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高柳昌行との出会いでギターを弾き続ける人生を選んだ今井和雄のエッセンスが集約された初のギター・ソロ・アルバム。即興音楽の極北を歩む不屈の魂は、心浮かれる村の鍛冶屋の槌音と同質である。

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#1424『Carate Urio Orchestra / Garlic & Jazz』

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ヨアヒム・バーデンホルスト率いるカラテ・ウリオ・オーケストラは、コスモポリタンの音楽、雑踏の音楽、手作りの音楽である。

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#1423『Staub Quartet: House Full of Colors』

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さすがはカルロシュ・ズィンガロを筆頭としたポルトガルが誇る百戦錬磨の面々、西洋の括りを超えるフォーキーな旋律、幾重にも折り重なるミニマルなフレーズや同音連打からは抽象のマグマが押し寄せる。/As heard in the folksy melodies beyond categories defined in the West, and the several minimal phrases layered one on top of another along with repeated notes, abstract magma is surging forward.

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#1412 『Blindflug / Without Doubt』

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ローレン・ニュートンとスイスの二人の若手ゼバスチャン・ストリニング(ts, bcl)とエマニュエル・クンツィー(ds)との「ブラインドフラッグ(盲目的飛行)」というバンドによる全編即興演奏。三者の交歓は、バンド名さながらに未聴のサウンドへの探究心に満ちている。

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53. ハーモン・メハリ『ブルー:Bleu』

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全コラム# 51, マット・ケインとカンザス・シティ・ジェネレーション・カルテットのメンバーの一人、ハーモン・メハリが新アルバム『ブルー:Bleu 』をリリースした。
カンザス・シティ期待の星、ハーモン・メハリにその後の活動の様子や新アルバム『ブルー:Bleu 』について聞いてみた。

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#1421『Genzo Okabe 岡部源蔵/Disoriental ディスオリエンタル』

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そのほぼすべてに岡部の ”ディスオリエンタル” 意識が反映されていて興味深い。

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 #1420『ハン・ベニンク、ベンジャミン・ハーマン、ルード・ヤコブス、ピーター・ビーツ/The Quartet NL』

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故人をしのぶような湿っぽい演奏ではなく素材としてミシャの作品を取り上げたもので、ミシャのちょっとひしゃげたような皮肉交じりのユーモアとは一味違った明るく華やかでスインギーなものになっている。

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#1419『Chris Pitsiokos / Valentine’s Day』

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即興演奏から作曲作品へと進化を続けるNYシーンの若き戦士クリス・ピッツィオコスが、2作目のサックス・ソロ・アルバムを発表した。これまでの過激なインプロヴァイザーのイメージとは異なる、知的で静謐なサウンドを聴かせてくれる。タイトル通り「豊潤な音楽への愛」に溢れた新境地。

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#1418『The Seasons / Manuel Valera Trio』

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自由奔放、縦横無尽、時にリリカルに響くこのトリオは、マニュエル・ヴァレラがキューバ出身という枠をはるかに超えて、現代ニューヨークのベスト・トリオの一つであることを高らかに宣言した。

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#1417 『James Brandon Lewis Trio / No Filter』

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堂々としたプレイでメインストリームを歩むJBL。ヒップホップやソウル/R&Bと共存しストリート感覚が爆発した素晴らしい作品である。

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#1416 『ハン・ベニンク、ベンジャミン・ハーマン、ルード・ヤコブス、ピーター・ビーツ/The Quartet NL』

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硬い事は考えずに、楽しくスイングするジャズを聴きたければ、これを選べばモンクはない。

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#1415 『ハン・ベニンク、ベンジャミン・ハーマン、ルード・ヤコブス、ピーター・ビーツ/The Quartet NL』

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これは伝統と化したオランダのコンテンポラリーかつコンサーヴァティヴなジャズの姿だと思い、存分に楽しめば良い。ミシャの名を知らぬ人達も一緒に。涙を流す必要など無いのである。

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#1414『Genzo Okabe 岡部源蔵/Disoriental ディスオリエンタル』

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私はこのアルバムに対して極めて「不安な希望」を持っている。

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#1413『Brandon Seabrook / Die Trommel Fatale』

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ニューヨークの即興・ジャズシーンにおいて、多面的な活動を続けるブランドン・シーブルック。悪夢的で不穏、また愉快でもある騒乱は聴く者の記憶に刷り込まれる。

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#1411『Mostly Other People Do The Killing / Loafer’s Hollow』

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過去の名作のパロディを隠れ蓑に、アヴァンギャルドなプレイを繰り広げるベーシストのモッパ・エリオットが率いるユニット、モストリー・アザー・ピープル・ドゥ・ザ・キリングは、結成13年目を迎えて意気軒昂な活動を繰り広げている。10枚目のアルバム『Loafer’s Hollow』では、20世紀文学を代表するアイルランド出身の作家、ジェイムス・ジョイスや、現代アメリカの作家たちに捧げられた5曲の文学組曲が、アルバムの中核をなしている。リーダーのモッパ・エリオットは、1930年代のスウィング・ジャズと20世紀文学の融合を現代の視点から図るという、壮大な実験を聴かせてくれた。

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#1410『松田美緒 / エーラ』

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セファルディの音楽、カーボヴェルデの音楽、エーゲ海の島々にある歌音楽。日本ではなかなか聴く事の出来ないこれらの音楽を知るきっかけとして、リラックスして鑑賞する事の出来るアルバムではないだろうか。 

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