#1293 『菊地雅章/黒いオルフェ』

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Live Report で「僕の胸を締め付けたのは<オルフェ>と<リトル・アビ>であった」と特筆した2曲が収録されているのは殊の外嬉しい。さらに嬉しいのは、<リトル・アビ>こと愛娘・菊地あびさん撮影のスナップが9点もブックレットに使用されていること。これはこれで立派な菊地さんのフォト・ストーリーになっており、父娘共演の珍しい1作となった。

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#1292 『ジャック・ディジョネット/イン・ムーヴメント』

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こういう紹介文を書くと、年寄りが能書きを垂れるから若者がジャズから離れていく、としたり顔で若者寄りの意見を吐く御仁がいるが、ジャズはもともと社会と密接な関係を持ちつつ発展してきた音楽だ。ロックやフォークだってそうだった。バーミンガムの教会爆破事件やコルトレーンを知らずにこのアルバムを聴くとその意義は半減するだろうし、ミュージシャンが意図するメッセージも充分に受け取ることができないだろう。

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#1291 『ジョルジュ・ケイジョ、千葉広樹、町田良夫/ルミナント』

閲覧回数 10,858 回

スティールパン奏者の町田良夫とコントラバス奏者の千葉広樹が、ポルトガルを拠点に活動する打楽器奏者のジョルジュ・ケイジョを迎えて、2014年と翌2015年に都内のジャズ・バーで行ったセッションを収録したアルバム

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#1290 『Renee Rosnes / Written in the Rocks』

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繊細なタッチを持つリリカルなスタンダード・ソング・プレイヤーという印象が強かったリニー・ロスネスが、コンセプチャルなオリジナル組曲“Galapagos Suite”に挑んでいる

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#1289 『Daniela Schächter / Vanheusenism~A. Tribute to Jimmy Van Heusen』

閲覧回数 11,118 回

歌の魅力と Daniela Schächterのアレンジ能力、高度なピアノ表現を堪能できる一枚

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#1288 『マティアス・リンデルマイヤー/LANG TANG』

閲覧回数 10,889 回

ドイツの若手トランペット奏者マティアス・リンデルマイヤーのリーダー・アルバム

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#1287 『みるくゆ/板橋文夫FIT!+類家心平・纐纈雅代・レオナ』

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板橋文夫の書く曲にはストーリー性があり、曲ごとにそれぞれの物語が浮かび上がり、そしてそれらが集まって「FIT!+special guest」の短編集が出来上がった

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#1286 『Aruán Ortiz Trio / Hidden Voices』

閲覧回数 10,882 回

キューバ出身で、様々なフォーマットの自己のグループや、ウォレス・ルーニー(tp)のグループで活躍するアルアン・オルティスが、満を持してリリースしたトリオ作品

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#1285 『Achim Kaufmann|Frank Gratkowski|Wilbert de Joode / Oblength』

閲覧回数 11,635 回

即興というものはたしかに神出鬼没の面白さに依るものがおおいが、気心しれた年季がうみだすオープンな音の磁場には、マンネリズムとは対極にある如才なき自由がある。

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#1284 『Vladimir Tarasov, Eugenijus Kanevičius, Liudas Mockūnas / Intuitus』

閲覧回数 10,300 回

ウラジーミル・タラーソフのLPレコードと本の話題

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #4『ポール・ブレイ・トリオ/ビバップ、ビバップ、ビバップ、ビバップ』

閲覧回数 12,088 回

ポール・ブレイと言えば、我が恩師、ジョージ・ラッセルの『Jazz In The Space Age』でジョージが発掘したビル・エバンスとピアノの掛け合いをやっていたのを思うが、筆者にとってはむしろジミー・ジュフリをすぐに思い浮かべる。『The Life of a Trio』である。ジミーはジョージ・ラッセルと親しく、よく食事を共にしたのが懐かしい。ジミーとジョージの関係でポールがニューイングランド音楽学院に就任したのは1993年だったと記憶する。筆者がすでに卒業した後であった。

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#1283『Nakama/Before the Storm』

閲覧回数 9,597 回

Nakama Records Adria

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#1282『Protean Reality (Chris Pitsiokos, Noah Punkt, Philipp Scholz) / Protean Reality』

閲覧回数 9,267 回

Clean Feed 358; Port

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#1281『Gabriel Vicens / Days』

閲覧回数 9,301 回

Inner Circle Music G

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#1280 『Protean Reality (Chris Pitsiokos, Noah Punkt, Philipp Scholz) / Protean Reality』

閲覧回数 9,639 回

2015年初頭クリス・ピッツイオコスはヨーロッパを訪れた。1月7日Tabori、1月8日Dr. Seltsamにてノア・プント(b)とフィリップ・ショルツ(ds)とのトリオでライヴを行った。「Protean Reality(変幻自在の現実)」と命名されたそのトリオで1月8日の昼間にレコーディングされたのが本作である。

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#1279『William Hooker / LIGHT. The Early Years 1975-1989』

閲覧回数 10,391 回

ウィリアム・フッカーは活動歴の長いドラマーである。13-14歳のころには、プロとして、ジャズだけでなくR&Bやロックのバンドでも叩いていた。

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#1278『David Gilmore / Energies Of Change』

閲覧回数 9,429 回

90年代初頭から、スティーヴ・コールマン(as)率いるファイヴ・エレメンツや、ウェイン・ショーター(ts,ss)グループで活躍したデイヴィッド・ギルモアは、リーダーとしても数々の意欲作をリリースしてきた。

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#1277『大友良英スペシャルビッグバンド/ライヴ・アット・新宿ピットイン』

閲覧回数 10,411 回

昨2015年は「新宿ピットイン」の50周年にあたり、なにごとにも「ピットインイヤー」であった。 その50周年を記念して「新宿ピットイン50周年記念・新宿フェスティバル2015」が昨年の12月26,27日の2日間、のべ12時間にわたって新宿文化センターで繰り広げられた。

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#1276 このCD2015海外編#09 『Jack DeJohnette / Made in Chicago』

閲覧回数 7,266 回

ジャック・デジョネットに加え、ヘンリー・スレッギル、ロスコー・ミッチェル、ムハール・リチャード・エイブラムスという、シカゴの前衛集団AACM(Association for the Advancement of Creative Musicians)を代表する面々の歴史的な共演。

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#1275 この一枚2015(国内編)#01『近藤秀秋/Asyl』

閲覧回数 1,399 回

優れたエンジニアでありギタリスト、コンポーザー・アレンジャー、挑戦的な音楽学者、といういくつもの近藤の顔が垣間みえ、みごとに融け合いながらも、精緻なアルバム構成は極めてスリリングで感覚的な歓びに満ちている。

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#1268 『板橋文夫FIT! / みるくゆ』

閲覧回数 7,728 回

人々を苦しめてやまない理不尽な力に抗する激情、抒情を見事なまでに音楽という形に昇華

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #3 『ハシャ・フォーラ/ハシャ・ス・マイルス』

閲覧回数 7,881 回

10月8日にインパートメント社から国内配給が開始された我々ハシャ・フォーラの新譜、『ハシャ・ス・マイルス』の曲目解説を依頼されたのだが、実は困っている。自分の曲の説明を公開したくないのだ。

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#1262 『Anne Hartkamp & Thomas Rueckert / Dear Bill』

閲覧回数 7,818 回

ケルンを本拠地とするアン・ハルトカンプ(vo)とトーマス・リュッケルト(p)によるビル・エヴァンスへのトリビュート作品。タイトルの通り、ビルへのリスペクト、その音楽への愛情がやわらかな雰囲気となってアルバム全体を満たす。

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#1259『ハシャ・フォーラ/ハシャ・ス・マイルス』

閲覧回数 5,955 回

マイルスの愛奏曲のアレンジにあたっては、「新しいことに挑戦せよ」とのマイルスの教えを守り、ブラジルのネイティヴなリズムに乗ってジャズのインプロヴィゼーションを展開する手法をさらに進化させた。

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#1260 『十中八九』

閲覧回数 6,441 回

いわき市は東日本大震災の被害の中心ではなかっただろうが、原発事故では少なからず影響を受けたはずである。不破の胸には沈む市民の心を鼓舞したい気持ちが少なからずあったに違いない。その心情と行動がいわき市民を動かし大きなうねりとなりつつある。

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#1257 『Jeff Denson Trio / Jeff Denson plus Lee Konitz』

閲覧回数 7,655 回

一聴して肩肘はらない気楽なノリと身上としつつも、リー・コニッツという巨人をアメリカのジャズ史のうえに投影した、かなり練られた楽曲構成がみてとれる。

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#1252 『Mette Rasmussen and Chris Corsano / All the Ghosts at Once』

閲覧回数 7,263 回

北欧のサックス奏者とNYのドラマーの野心的かつ独創的な演奏集

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#1251 『Old Time Musketry / Drifter』

閲覧回数 5,615 回

アメリカ内部からの「古き良きアメリカ」探索

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#1245 『Yoni Kretzmer 2 Bass Quartet / Book II』

閲覧回数 5,629 回

偉大なテナーの先人の系譜に連なりながら己の声を獲得したテナー奏者、ヨニ・クレッツマー

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#1242 『纐纈雅代/Band of Eden』

閲覧回数 5,303 回

天へ天へと心を折ることなく挑み続ける纐纈雅代のカタルシス

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #2 〜『山本邦山/銀界』

閲覧回数 7,841 回

無理に一般概念にあるようなジャズにはしない、邦山の素晴らしさを充分に引き出せる構成に魅せられた。自分のピアノの誇示をするのではなく、まるでひとつの宇宙を完成させるような、そんなPooさんの演奏にも魅せられた。

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# 1232 『ロバート・グラスパー・トリオ/カヴァード』

閲覧回数 5,654 回

さて、本作『カヴァード』。グラスパーのピアノ、やはり上手い。ブルーノートに居るような柔らかさ。でも、揺れている。余裕が甘さにすべる。個性やアクはない。おれはピアニストとして立っているわけではないから、と、打音が言う。

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# 1231 『ロバート・グラスパー・トリオ/カヴァード』

閲覧回数 5,372 回

同一メンバーでピアノ・トリオ吹込に再度挑戦したこの新作は、グラスパーという音楽家が現在では演奏家としてのスケールも能力もすべて飛び抜けていることをまざまざと示し出した。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #1 ~『ロバート・グラスパー・トリオ/カヴァード』

閲覧回数 6,319 回

筆者は恥ずかしながら「ロバート・グラスパー・エクスペリメント」以外の彼の活動をまったく知らなかった。今回の新譜、『カヴァード』について解題執筆の必要があって初めてブルーノート契約時の2作はトリオだったと学んだ次第。急いで試聴してみると、当時はもっとストレートなジャズ寄りの演奏をしていたのだと知った。10年前の話だ。

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#1227 『Thomas Rueckert Trio / Parvaneh』

閲覧回数 4,029 回

トーマス・リュッケルトはケルンを拠点とするピアニスト。リー・コニッツとのプロジェクトなどで活躍しているが、ケルン・シーンの若手ふたりを擁したこの編成のトリオでは2012年の『Meera』に続いて2年ぶりのリリース

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#1226 『Johanna Schneider Quartet / Pridetime』

閲覧回数 4,228 回

ジャンルを軽々とまたぐカヴァー力、入念かつフィーリング溢れる作/編曲能力、抜群の歌唱力、ステージ人としてのエレガントかつ華やかな押し出し良さなど、何拍子もそろったパワー溢れるディーヴァの誕生である。

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#1224 『Chris Pitsiokos Trio/Gordian Twine』

閲覧回数 3,621 回

20代のキメラは、1曲ごとにまるで異なる貌を見せる

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#1218 『Weasel Walter & David Buddin / Quodlibet』

閲覧回数 1,606 回

ウォルターは社会的/技術的制度性に絡めとられた音楽にもういちど生きる場所を与えようとしている。少なくとも本盤では、それらが二重に「泥まみれ」にされた演奏として表されている。

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#1217 『Han-earl Park, Catherine Sikora, Nick Didkovsky, Josh Sinton/Anomic Aphasia』

閲覧回数 512 回

ヨーロッパを拠点に活動するギタリストのパク・ハンアル Han-earl Parkが2年間NYに滞在し、様々なアーティストと交歓した成果を収めたアルバム『アノミック・アフェイジア(失名詞症)』は、タイトル通り”名称が失われる”即興音楽の極致を求めたドキュメントである。

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#1210 『Christophe Schweizer’s Young Rich & Famous / Grand Grace』

閲覧回数 4,096 回

このところトロンボーンの新譜ばかり手にするがどれも力作揃いだ。そんななか現在ハンブルクを中心に活躍する Christophe Schweizer (クリストフ・シュヴァイツァー)の新プロジェクト”Young Rich & Famous”のスケールの大きさ、達観ぶりがとりわけ新鮮だった。

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#1209『Samuel Blaser Quartet/Spring Rain』(2015: Whirlwind Recordings)

閲覧回数 3,469 回

本作はフリーミュージックの先駆者ともいえるJimmy Giuffre(ジミー・ジュフリー)へのオマージュ。ジミーに創作意欲を刺激されるミュージシャンは数多いが、このサミュエルの作品もまた、楽器間の縦横無尽なインタープレイを推進したこの先駆者にならうがごとく、多様な音の満ち引きに絡め取られるスリリングな一作だ。

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#1196 『辛島文雄ピアノソロ/エブリシング・アイ・ラヴ』

閲覧回数 2,606 回

エヴァンスからベネット、ジョー・ヘン、ハンコック、マイルス等々永年ジャズにかかわって知った喜びを自らのものにして鍵盤から導き出したもので辛島文雄の人生の重み、人格が詰まっている。そして、なによりも一音一音に沖縄の空気の中でピアノを弾く喜びが音の端々から活き活きと伝わってくるのがうれしい。

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#1173 『Rhodri Davies & John Butcher / Routing Lynn』

閲覧回数 1,595 回

2014年に行われた「AVフェスティバル」における、ジョン・ブッチャーとロードリ・デイヴィスの共演を収録したこのアルバムは、複数の聴覚が具体的に捉えた遺跡の響きをライヴ会場において再構成したもの、ということができるだろう。

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#1161 『Mostly Other People Do the Killing / Blue』

閲覧回数 2,015 回

このアルバムを聴くわたしたちが巨人の名演を見出してしまうということ――それはジャズの本質としての即興性/一回性や、演奏者に固有の音楽といったものに対して、録音物を通して心酔していた聴衆が、果たして本当は何を聴いていたのかということを明らかにするための、ジャズの側からの苛烈な批評として受け取ることができるのではないだろうか。

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#1149 『Frank Lowe Quartet / OUT LOUD』

閲覧回数 707 回

本作に収められた進歩的な感性と意欲的な実験精神が明らかにされた今こそ、2003年に没するまでジャズ史の裏街道を歩んだこの不屈のアヴァンギャリスト、フランク・ロウへの評価をアップデートする必要があるだろう。

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#1148 『Chris Pitsiokos, Weasel Walter, Ron Anderson / MAXIMALISM』

閲覧回数 2,421 回

収められた7つのトラックはすべて一発勝負の即興演奏。2013年1月と5月にブルックリンのライヴハウスで録音された。切れ味鋭いサックス、ギター、ドラムが三つ巴で絡み合うオープニングから、20分に亘る長尺のエンディングまで、息つく間を与えない鮮烈な演奏が繰り広げられる。

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#1139 『佐藤允彦トリオ / 童心戯楽』

閲覧回数 3,776 回

佐藤允彦の戯楽シリーズの3枚目は子供の頃に聞いた唄。軽快にピアノを弾く佐藤、ベースの加藤真一もドラムの村上寛も手慣れた捌き、淡々と楽しげな演奏。難しいこともさりげなく弾きこなし、さらにインプロヴァイズしてしまうスゴさ。まさに「戯れ」「楽しむ」、すなわち「戯楽」である。

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#1138 『陰猟腐厭/抱握』

閲覧回数 1,981 回

封印された音塊が解放されることで、創造主である演奏家自身の魂もその先へ解き放たれることは確かだろう。日本地下音楽の秘められた至宝、陰猟腐厭の「その先」を見届けたい気持ちが無性に高まっている。

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#1137 『陰猟腐厭/初期作品集 1980-82』

閲覧回数 1,754 回

30年以上昔に記録された演奏だが、その独自性は現在、いやさらに30年後に聴いても失われることはないだろう。音楽ジャンルは勿論、時代からもはみ出した異端の演奏行為と意志の記録である。

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#1125 『内田修ジャズコレクション /人物VOL.1 高柳昌行』

閲覧回数 2,950 回

高柳がギターを弾(はじ)き、叩き、引っ張り、締め上げ、擦(こす)る。ギターが断末魔の悲鳴を上げる。さて、この音世界こそわれわれのリアルな生き様の反映ではないのか。蔓延する不条理に苦しみのたうち回る..。

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#1113 『山下洋輔スペシャル・ビッグバンド/ボレロ|展覧会の絵』

閲覧回数 2,000 回

老若男女、クラシック・ファンもジャズ・ファンも等しく楽しめるジャズのエッセンスがたっぷり詰まった痛快なアルバムである。素材は小中学校の音楽鑑賞の時間に必ず聴かされる<ボレロ>と<展覧会の絵>。

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#1109 『辛島文雄トリオ/ア・タイム・フォー・ラヴ』

閲覧回数 1,518 回

ピアノ・テクニシャンやエンジニアをはじめピットインミュージックのスタッフが沖縄まで出かけてホール録音したもので、これまでのピットインでのライヴとは空気感が違う。沖縄でのツアーの際、何度かこのホールで演奏した辛島がピアノやホールの響きが素晴らしく、心に残っていて、地元の関係者の協力もあって今回実現したのだそうだ。

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#1103 『佐藤允彦&ローレン・ニュートン/Skip the Blues』

閲覧回数 2,305 回

ヴォカリーズ、しかもインプロヴィゼーションは苦手、という喰わず嫌いも、タイトル・チューンのブルースを聴けば彼らのすばらしさに魅了されるはずである。

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#1100『ポール・ブレイ/プレイ・ブルー』

閲覧回数 3,939 回

いやさ、当時ブレイはECMアイヒャーの音の仕立てに本心は合点が行ってなかったんだと思うよ、

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#1096『Norma Winstone /Dance Without Answer』

閲覧回数 1,183 回

沈黙が常にあり、透明の空気がそこにある。3人は「沈黙」の感覚を共有し、巧みに音を使うことにより「沈黙」を表現しているというのが正しいかもしれない。

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#1201 『Andrew Drury / The Drum』『Andrew Drury / Content Provider』

閲覧回数 579 回

アンドリュー・ドゥルーリーによる、かなり毛色の異なる2枚のアルバムからは、音楽の可能性を徹底的に突き詰めると同時に、その探索の領域を軽やかに切り替えていく彼の姿が浮かび上がってくる。

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#1054 『橋本孝之 TAKAYUKI HASHIMOTO/COLOURFUL – ALTO SAXOPHONE IMPROVISATION』

閲覧回数 1,605 回

大坂の即興音楽ユニット.es(ドットエス)の橋本孝之の初のソロ・アルバム(2014.2)。暗闇に白い煙のように立ち上るアルトサックスが無数の色彩を描き出す渾身のアルバム。

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#1053 『T. Mikawa & .es/September 2012』

閲覧回数 1,665 回

大坂の即興音楽ユニット.es(ドットエス)が、日本ノイズ界の重鎮、美川俊治(Incapacitants/非常階段)と共演したライヴ・アルバム。それは即興演奏の未来への希望の光を見出す一期一会の三者が描き出した結晶となった。

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#1033 『ミシャ・メンゲルベルク&豊住芳三郎/ミシャ・サブ・デュオ 逍遥遊』

閲覧回数 352 回

SABUもミシャもモンクがとても好きなのだ。そりゃー、好きなんてもんじゃないですよ。初来日(1963年)の時から言っているもんね。ミシャはモンクの後継者だよ。コピーやらずにあれだけモンクのスピリッツを出せる人ってほかにはいないでしょ、世界でいないよ。

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# 1030 『山中千尋/モルト・カンタービレ』

閲覧回数 345 回

一番楽しめたのは『ハノン』であった。というのも、筆者自身、子供の頃、嫌でたまらなかった機械的な指の練習曲ハノンがこんなにウキウキと楽しく弾けるなんて!というリアルな驚きが大きかったからだろう。

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# 1026『ミシャ・メンゲルベルク+豊住芳三郎/逍遥遊』

閲覧回数 184 回

このアルバムにはミシャとサブの他にもう一匹(!)共演者が登場する。コオロギである。コオロギはミシャのピアノに限って共演を買って出る。なに、サブのドラムが入ってくるとコオロギの声がマスキングされて聞こえないだけなのだが。

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#1006 『富田勲/イーハトーヴ交響曲』

閲覧回数 3,695 回

宮澤賢治の没後80年を契機に発表された作品だが、富田の中では何十年にもわたって育まれてきた思いの集大成である。300人に及ぶオーケストラとコーラスを駆使した壮大なドラマの展開を予想されがちだが、初音ミクというヴァーチャル・シンガーを起用したことにより一挙に浮力が付いた。

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#942『矢沢朋子/Playing in the Dark 仏蘭西幻想奇譚』

閲覧回数 1,902 回

ピアニスト矢沢朋子の活動は、これまではエレクトロニクスを用いた新しいメディアを使った実験的傾向の作曲家とのコラボレーションが多かったが、本作でとりあげているのは近現代ヨーロッパの神秘主義的傾向を示す作品群である。

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#926-B 『Dislocation / Mud Layer Cake』

閲覧回数 1,156 回

国際的にもすでに高い評価を得ている“Dislocation”だが、その名称がふくみ得るところの、規定からの転置・逸脱といった堅苦しい想念に捉われる隙を与えない。もちろん瞬間は増幅して非常な強度をもっており、その持続が聴いている者の時間感覚を麻痺させるが、単純にノリに還元される引き際の良さがある。

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# 926-A 『小山彰太/南野梓/谷村武彦/柳川ホウメイ/イトウカズヒト ~ 悪くない』

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名古屋発プティ・レーベル第一弾 (経緯は高平哲郎氏のライナーを参照されたい)。タイトルからも彷彿されるとおり、肩肘張らないスタンスのアルバムである。しかし、『悪くない』の反意語が『良くもない』には決してならないところが流石である。和み系とは程遠い、各々の個性が発するどうにもならない成熟が生む余裕だ。

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#857 『佐藤允彦/江戸戯楽』

閲覧回数 2,165 回

佐藤允彦による「戯楽」第二弾のジャズ出囃子集。寄席に見立てたアルバム構成になっていて、村上の叩く<一番太鼓>で始まり、<前座の上り>、そして古今亭志ん生の<一丁入り>と続く。

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# 794『リー・コニッツ|ブラッド・メルドー|チャーリー・ヘイデン|ポール・モチアン/ライヴ・アット・バードランド』

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この演奏は、NYの老舗ジャズ・クラブ「バードランド」が60周年を迎え、60年前のオープニング・ナイトに出演したリー・コニッツ(もうひとりの現役はロイ・ヘインズ)にカルテットを組ませて1週間の公演を企画したもの。

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#778『Kimura sings Vol.1 Moon Call/Kimura Atsuki sings Nat King Cole』

閲覧回数 1,288 回

「憂歌団」のヴォーカリスト(だった?)木村充揮の新作である。ナット・キング・コールの世界を予測させながらいつのまにか完全に木村充揮の世界に取り込まれていた楽しいひとときだった。

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#676 『早坂紗知+永田利樹New York Special Unit/イースト・ヴィレッジ・テイルズ~Live in New York』

閲覧回数 973 回

7年後の1989年、ジャズ・ベーシストとなった新婚の永田はサックス奏者の早坂紗知を伴って再びその地に立った。人生の伴侶であり、音楽の同志でもある早坂にジャズ・ミュージシャンとしてのスピリットの原点を共有させたかったのだろう。

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#622 『富樫雅彦・佐藤允彦/INDUCTIONS』

閲覧回数 2,175 回

互いをよく知った音楽家同士だからこそ、より自由になれるということもある。力で押し切ることもなく、まさに緩急自在、スポンテニアスな演奏とはこういうことをいうのだろう。

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#295 『Misha Mengelberg / Afijn』

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ジャケットの写真はそのピアノを弾く(?)猫Pief。ジャケットを見ながら「これは僕の猫でねぇ。この猫には多くのことを教わったのだ」と呟いていたメンゲルベルク。

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#289 『ジョエル・レアンドレ~佐藤允彦/ Voyages』

閲覧回数 2,067 回

アルコとピッチカートを使い分け変幻自在に泳ぐレアンドレ、特殊奏法は使っていないにもかかわらず多彩なサウンドを繰り出す佐藤、即興演奏としては各トラックは短いが、それぞれが別の表情を持ち、高次元で繰り広げられるインタープレイはイマジナティヴだ。

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#238 『佐藤允彦プレイズ富樫雅彦 ORIGIN』

閲覧回数 1,979 回

富樫宅にあるエレクトリック・ピアノ(Roland HP-900)をスタジオに持ち込んでの録音。富樫のイメージが生まれた音色と響きにふれ、ふわりと漂うその余韻に、立体的な音響空間を創出する希有なパーカッショニストとしての姿が重なる。

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#94 『佐藤允彦/佐藤允彦プレイズ富樫雅彦 #3』

閲覧回数 1,991 回

Masahiko Plays Masahiko三作目は、フリー・インプロヴィゼーションの余白がたっぷりある作品群。作品にあるモチーフを一種のマテリアルとして、さらなる創造的空間を構築する鮮やかな手腕は佐藤ならではのもの。しかし、この空間の捉え方、音色に対する美学は、富樫の世界でもある。

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『早坂紗知/Beat Beat Jazzbeat!』

閲覧回数 954 回

しばらくぶりに聴くと驚くほどうまくなっている。決して誇張ではない。主婦でも、一児の母でもあるというのに、大したものだ。

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