#939 OKABE FAMILY Young VIPs tour at BIMHUIS, AMSTERDAM

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ヨーロッパで英語がノン・ネイティブのための共通語であるのと同様、ジャズが彼らと私たちの共通言語ということだろう。ジャズは健在なり。

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#938 東京都交響楽団第825回定期演奏会Cシリーズ

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「魔法使いの弟子」にしても、この「幻想交響曲」にしても、あたかも全力で格闘技を試みているかのような彼の一挙手一投足、あるいはステージ上の俳優が身体を張って演技するかのように彼のタクトに応える都響の迫真の熱演に、会場を埋めた聴衆の誰も彼もが思う存分酔わされたのではないだろうか。

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#937 ダニエル・“ピピ”・ピアソラ・トリオ

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ダニエル・“ピピ”・ピアソラは、タンゴに革命をもたらしたアストル・ピアソラの孫にあたる、アルゼンチン・ジャズ界を代表するドラマーで、エスカランドラム、エンセンブレ・レアル・ブック・アルヘンティーナ等にも参加している。

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#936ダニー・マッキャスリン・グループ with マーク・ジュリアナ、ティム・ルフェーヴル、ジェイソン・リンドナー

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急激にしかも世界的に注目されるようになったのは、デヴィッド・ボウイの遺作『★(Blackstar)』を支えるバンドに抜擢されたこと。グラミー賞授賞式では、ダニー以下バンドメンバーが登壇し、デヴィッドに代わりダニーが受賞しスピーチを行った。

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# 337 『羽野昌二+庄子勝治 /Shoji & Shoji』〜Hear, there and everywhere #3

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ドラムも負けていない。スピーカー空間一杯の拡散。絡むアルトの表現と音響上に素晴らしい効果を示した。

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# 336 『羽野昌二+中村大 Duo/Soft Core』

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シンバルの強調感が演奏以上の刺激を受けるのは、マイキングの仕業。

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# 335 『Trouble Kaze / JUNE』

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トランペットはいかなる奏法も音の出口は探れるが、ピアノは、通常のマイキングから、エフェクトがかかると変更せざるをえない。

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# 334 『Aron Talas Trio / Floating Island』

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シンバルの距離感を感じさせる扱いが、トリオの空間表現の要となる。

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# 333 『八木美知依 本田珠也/道場 弐ノ巻』

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さらにエレクトリックを上手く使って音像移動の仕掛けが面白い空間を造る。ディレイの効果等、ミックス段階でのきめの細かい作業が楽器の生をさらに異次元で聴く感触に。

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# 332 『DJ大塚広子/ピース・ザ・ネクスト・ジャパン・ブリーズ』 

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すべての音楽が、聴いて楽しいので、録音試聴であることを忘れる。どの楽器も鮮明、音量感を持たせた録り方に、数多の経験を重ねた筆者ではあるが、思わず「一歩退く」。

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# 331  『カオリ・ヴァイブス・カルテット/クロス・ポイント』〜Hear, there and everywhere #2

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そしてエンジニアを含めて、緊張感で仕上げる「一発録り」。

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#330 『川崎 燎 Ryo Kawasaki / Level 8』

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録音段階から、イメージされた音色とエッジの立て方を計算しての録音だと推察。

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#90「G-Modern~Psychedelic, Avant-garde, Underground Magazine」 Vol.25

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G-Modern 25号を開いてみると、灰野敬二、JOJO広重、非常階段などの固有名詞があちこちに踊っている。表4の広告は灰野敬二のドラム・ソロのアルバムだ。そう、G-Modernは言ってみれば彼らの牙城だったのだ。

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#73 悲喜交々

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そういえば、近年、シャープな技量と豊かな音楽センスを持つ若いドラマーが続々と出現している。日本という限られたマーケットの中でもドラムス分野から注目すべき人材が来日しているのをご存知だろうか。

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#1386 『渋さ知らズ/渋樹 JUJU』

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「ジムノペディ」についての謎はともかく、のっけからフル回転する狂騒のソロ爆発~立花秀揮(as)、石渡明廣(g)、山田あずさ(vib)~には久々に脳髄がほてった。

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#1385『川崎燎 Ryo Kawasaki/Level 8』

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このアルバムでは全13曲を通し、”レベル8“(どうやらユニット名でもある様だ)に於けるこれまでの成果(そこには当然50余年に亘るギター人生も反映されているが…)を、無理ない形でしかもきっぱりと開示する。

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#1384『Eivind Opsvik / Overseas V』

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「Overseas」シリーズ最新作。作曲の才能や、柔らかくも力強くもサウンドを駆動するベースプレイをみせるアイヴィン・オプスヴィーク。豊潤極まりない音色のテナーを吹くトニー・マラビー。フォークやロックの影響を織り込みながら、暖かく、ドラマチックな音楽を展開している。

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#1383『Yotam Silberstein / The Village』

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アナット・コーエン(ts,ss,cl)、オメール・アヴィタル(b)らに続く、ニューヨーク・ジャズ・シーンを席巻する新世代のイスラエル出身アーティストの中心的存在のヨタム・シルバーステインの最新作。ジャズ、ブルースから、ブラジリアン、中近東音楽、フラメンコ、アルゼンチン、ウルグアイの音楽がブレンドされながら、ケニー・バレル(g)、ウェス・モンゴメリー(g)、グランド・グリーン(g)らジャズ・ギターのトラディションの王道を往き、レニー・トリスターノ(p)の音楽理論を踏襲したアルバムである。

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#1382『NORD/NORD』

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35年ぶりに再発された地下音楽の極北作品。大音量のノイズ演奏と言えば高柳昌行の「集団投射」を思い出すが、NORDの轟音演奏の起伏の大きなストーリー性は、心の中のセンチメンタリズムの証に違いない。泣けるノイズは新鮮な驚きです。

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#1383『Infinitude / Ingrid and Christine Jensen with Ben Monder』

閲覧回数 13,066 回

ダーシー・ジェイムス&シークレット・ソサエティや、自己のグループ、テリ・リン・キャリントン(ds)のモザイク・プロジェクトで活躍する、イングリッド・ジェンセン(tp)と、カナダのマリア・シュナイダーと異名をとるクリスティン・ジェンセン(as,ss)の、姉妹の20年に及ぶコラボレーションは、ベン・モンダーが加わり、本作『インフィニチュード』で、新たなフェイズのスタート・ポイントに立った。

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#1380『CP Unit/Before the Heat Death』

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鬼才クリス・ピッツイオコスが率いるニューヨーク・ネオ・ロフト・シーンの猛者からなるCPユニットは、音楽的エントロピーの増大に深く関与する音楽を創造している。目指すは音楽の”終焉”の先にある甘美な風景である。

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#1379『ミカ・ストルツマン&リチャード・ストルツマン/Duo Cantando』

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クラリネットとマリンバだけが作ることができる美しさと切なさが溢れる時間に浸り、日本的な風景と心を感じさせながら、甘い余韻とともにアルバムを締め括る。いや、マリンバ&クラリネットをもっと聴きたいという欲求を残されて困るではないか。

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#89 『Free Music 1960~80 (ディスクガイド編)』

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編集に注力する末富とITを駆使する河合、この名コンビが実現した電子ブック/オンデマンドによる「フリー・ミュージック」の刊行はスタートを切ったばかり。今後どのような企画が飛び出すかまったくもって目が離せない。

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#329 『MIZUHO / Waltz for Moonlight』〜Hear, there and everywhere #1

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ギターの透明感あるサウンドが強烈に印象的。

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#328 『金澤英明 栗林すみれ/二重奏』

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ベースの弦がはじけた余韻が空間の印象を強めて、ピアノとの混合を組み立てる。

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#327 『Mehmet Ali Sanlıkol /Whatsnext? featuring Anat Cohen, Dave Liebman, Tiger Okoshi, Antonio Sanchez』

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終始、謎めいたサウンドの構成が愉快。

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#326 『Tanaka/Lindvall/Wallumrød / 3 pianos』

閲覧回数 4,369 回

ピアノ奏法の多彩な音色を音圧感で録音する技法は、技術的に困難があったと推察。

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#325 『川上ミネ/ノスタルジア〜キヨミズ』

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ピアノのサウンド構成を、何かの風景に溶け込ませる趣で捉えた録音。

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#324 『渋さ知らズ/渋樹 JUJU』

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録音も頑張ったが、ミックスも凄い。

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#1378 『トニー・ベネット/ザ・ベスト・イズ・イエット・トゥ・カム』

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10人が10人、90歳を超えてこんなパンチのある溌剌とした声量で歌えるものかと誰しも怪訝に思ったのではないか。、実際、終盤になって熱狂的な大歓声の中で再登場したベネットは、彼の十八番といっていい「ザ・ベスト・イズ・イエット・トゥ・カム」や「霧のサンフランシスコ」などをいかにも喜びを爆発させるように歌った。

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#1377 『Emmet Cohen Featuring Jimmy Cobb / Masters Legacy Series Volume 1』

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ジミー・コブが偉大なる先達から受け取ったジャズの伝統の松明が、コーエン、中村、ルイスへと手渡された瞬間が克明に記録されたドキュメントとも言える作品である。

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#1376 『Tanaka/Lindvall/Wallumrød / 3 pianos』

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あくまで五線譜との乖離において拡張/探索されているピアノそれ自体の可能性――それを聴くことはやはりどこか落ち着かなさを覚え、不気味であり、しかしこの上もなく美しい。

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# 1375 『照内央晴・松本ちはや/哀しみさえも星となりて Anything ascends into the firmament. Even sorrow… 』

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トータルで60分に及ぶ3トラックのインプロヴィゼーションだが、長さを感じない。精神と技巧、経験と天啓との幸福な結託の記録。デビュー盤とは思えぬ肝のすわった貫禄である。演奏家とエンジニアのふたつの視点をもつ近藤秀秋のサウンド・ディレクションも秀逸。空気を切り裂き、跳躍し、収斂していく夥しい音の生が鮮やかに浮かび上がる。

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#1374 『照内央晴・松本ちはや / 哀しみさえも星となりて』

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緊張、響きの美しさ、ユーモア、相互干渉と相互作用、音楽をなんらかの形にして提示せんとする「気」。強度の高い即興デュオ。

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#1373 『井上陽介 / Good Time Again』

閲覧回数 15,294 回

井上は昨今、大西順子トリオのベーシストとしても活躍しているが、最終曲では大西がゲストピアニストとして<Never Let Me Go>に参加、しっとりとしたバラードを聴かせる。

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#1372 『児玉 桃 / 点と線 〜ドビュッシー&細川俊夫:練習曲集』
Momo Kodama / Point and Line – The Piano Études of Claude Debussy and Toshio Hosokawa

閲覧回数 13,773 回

児玉 桃が紡ぎ出す18の音の小宇宙へ。
究極の音の領域に踏み込むECM第2作。

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# 1371『Donauwellenreiter / Euphoria』

閲覧回数 16,876 回

ひとえに言語や文化的な縛りを超えたところを、音符やリズムの型のその先にあるものを志向する、フィーリングへの徹底した求心性。プレイにおける即興的な醍醐味は少なくなるが、静謐さや削ぎ落とした美には共感する人は多いだろう。サウンドがシェイプされる毎に、モノをいうのはメロディそのものの強度である。

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#1370 『Mehmet Ali Sanlıkol & Whatsnext? / Resolution』

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メーメトはこのアルバムを通して、西欧とイスラムが対立する中、それぞれ出自の異なるミュージシャンが出会い、トルコ(イスラム)の音楽とジャズの融合を通してお互いをより深く理解しあうことが大切であることをアピールしたいという。

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#1369 『山口正顯・渡辺生死 duo / 砂山』

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聖地・高円寺グッドマンから現れたリード&ドラム・デュオによる叙情曲集は、パンドラの箱からフリージャズの精霊たちを解放し、ギミック無しの生のジャズのパワーを世に知らしめるパラレル・モーションである。

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#934 NYC Winter JazzFest 2017

閲覧回数 6,380 回

厳冬のニューヨークにあって、NYC Winter JazzFest だけが持つ独特の熱さと密度の濃さは世界中の他のジャズフェスの追随を許さない。将来の音楽を見通すためにも、また身も蓋もないお得感も含めて、日本のミュージシャン、業界関係者、リスナーにぜひ来訪をご検討いただきたいと思う。

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#933 BOYCOTT RHYTHM MACHINE WORLDWIDE VERSUS I スガダイロー vs JASON MORAN

閲覧回数 6,028 回

日本人ジャズピアニスト、スガダイローとアメリカ人ジャズピアニスト、ジェイソン・モランがニューヨークのスタインウェイピアノ工場でVERSUSする。

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#88『音楽の原理』

閲覧回数 6,434 回

音楽だけがもたらすことのできる本質的な生の手応え(リアリティ)—それは核であると同時に捉えがたい神秘でもあるのだが—へ至る過程を、史実や人間の身体のメカニズムを丹念に解きほぐし、あらゆる照応関係を証左して積み上げた記念碑的な大著。ただの惰性となりかねない、音楽を発する行為や聴く行為を掘り下げるとき、寄す処(よすが)となる新境地がここに拓けたことをまず喜びたい。

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#26 Racha Fora (ハシャ・フォーラ)Japan Tour 2016

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ブラジル色を強く打ち出してきたRacha For a(ハシャ・フォーラ)が今年はジャズに重心を移し、自由に動けるようにとフルート、ギター、パーカッションのトリオ編成を基本としてチャレンジしてきた。

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#323 『Nels Cline / LOVERS』

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オーケストラをステージ感覚ではなく、スタジオ録音。

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#322 『Aki Takase – David Murray / Cherry – Sakura』

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混合の音像領域で、明確な楽器分離が聞き取れる技に感服。録音とマスタリング技術の成果と推察。

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#321 『Stephan Crump|Ingrid Laubrock|Cory Smythe / Planktonic Finales』

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このディスクは音像の存在感が命。しかも左右空間に濃厚。

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#320 『John Abercrombie Quartet / Up and Coming』

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ギターのエッジの自然さが心地良く、」ピアノの余韻と巧く解け合う。その余韻の美しさが、このCDの聴きどころだろう。

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#319 『Colin Vallon Trio / Danse』

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ドラムの遠近感は、さすがのバランス。空間感が爽やかさを感じさせ、打楽器に現れない文言を書きたくなる。

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#318 『山口正顯 & 渡辺生死 duo/砂山』 

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ライブだけに勝手なマイキングが出来ないなかで、管と打のコントラストを質的に使い分け、いい録音だ。

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#317 『照内央晴 & 松本ちはや/哀しみさえも星となりて』

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和楽器の太鼓を想像する根底に響く音は謎だ。ドロドロが重量を感じさせ、ちょっと緊張する。巧く録ったなと感心する。

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#1368 『内田修ジャズコレクション CHRONICLE』

閲覧回数 20,659 回

“Dr.Jazz”こと内田修先生の訃報と時を同じくして届けられた。岡崎市制100周年の記念事業として編まれたものだから、刊行が先生の死と相前後したのはまったくの偶然だろうが、先生はこの労作の完成を目にされたのだろうか。

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#1367 『Frank Kimbrough / Solstice』

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フランク・キンボロウ(p)は、唯一無二の美しいピアノ・タッチとメロディ・センスで知られ、現代ジャズ・ピアノの吟遊詩人ともいうべきアーティストだ。本作では、カーラ・ブレイ(p)、ポール・モチアン(ds)、アンドリュー・ヒル(p)、アネット・ピーコック、マリア・シュナイダー(arr・comp.)ら曲をカヴァーし、自らの30年を越す音楽キャリアで影響を受けたアーティストをオマージュしている。恩師ポール・ブレイ、アンドリュー・ヒル亡き後、その遺鉢を継ぐことをフランク・キンボロウは、静かに宣言した作品である。

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#1366 『齋藤徹 / TRAVESSIA』

閲覧回数 17,287 回

今年2016年7月8日に、東京・永福町にある残響の美しいホールsonorium で行われた、コントラバス奏者・齋藤徹のライブコンサートの録音。

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#1365 『Han-earl Park, Dominic Lash, Mark Sanders and Caroline Pugh / Sirene 1009』

閲覧回数 18,103 回

NY即興シーンで切磋琢磨し、イギリスへ戻った即興音楽の求道家が放つ鉱物的サウンド・スカルプチャー。インプロヴィゼーションの極意は半人半獣の女神の微笑に包まれる。

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#1364 『Rudy Royston Trio / Rise of Orion』

閲覧回数 16,921 回

ニューヨーク・ジャズ・シーンのファースト・コール・ドラマーのルディ・ロイストンは、セカンド・アルバムの『Rise of Orion』で、前作のメンバーのジョン・イラバゴン(ts,ss)と中村恭士(b)とのトリオで、スポンテニアスに凝縮された音世界を構築した。今のルディ・ロイストンの心の葛藤の中から生み出された、自らに誠実なスピリチュアルなサウンドが響き渡るスマッシュ・ヒット作だ。

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#1363 『Billy Hart & The WDR Big Band arranged & conducted by Christophe Schweizer / The Broader Picture』

閲覧回数 19,369 回

ビリー・ハートとクリストフ・シュヴァイツァーのふたりに共通する美点は、そのツボを押さえた大局的な音楽展開はもちろんのこと、音楽の血であり肉であるソウルフルなフィーリングが極めて自然に湧出する点にある。切り口は知的で多彩だが、いかなる時も音楽としてブレがない。

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#1362 『柳川芳命 / 2016』

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名古屋を拠点に活動するアルトサックス奏者・柳川芳命(やながわほうめい、数年前に「やながわよしのり」より改名)による、2016年のパフォーマンス集。4つのパフォーマンスを収録、そのすべてが共演者違い。レーベルは柳川自身が運営する極音舎。

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#1361 『望月治孝 / ガラスをとおして』

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アルトサックス奏者・望月治孝による2016年発表作。同年、静岡江崎ホールを借り切っての録音で、アルトサックス独奏。

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#933 映画 矢野顕子『SUPER FOLK SONG~ピアノが愛した女。~』

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その時代背景の中、パットから贈られた曲への作詞・録音風景など、パット・メセニー・ファンにも非常に興味深い映像となっている。

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#932 喜多直毅クアルテット 無言歌〜沈黙と咆哮の音楽ドラマ〜

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自然発生的な音で時空を満たしてゆくというインプロの事例には事欠かない昨今、ミクロレヴェルまで徹底して考察され、弾き尽くされ、かつ一音単位でも濃密に息吹く喜多直毅クアルテットの音楽づくりは、正統派のラディカルとして群を抜く。

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#931 THE NECKS – 30th Anniversary 初来日ツアー 東京公演

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シドニーを拠点に30年間独自の音楽活動を続けるピアノ・トリオTHE NECKSの初来日ツアー。アヴァンギャルドにして和み系、豪州の不可知な音楽集団のイマジネーション豊かなサウンドスケープは、聴き手の魂を啓く導きであった。。

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#930 映画「JACO」

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幼少期から晩年に至る本人の貴重な映像と、ミュージシャン、家族、友人からの証言と、ジャコへのインタビュー映像から丹念に構築され、観客と想いを共有しながらともに旅していく第一級のドキュメンタリー映画

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#929 ジョシュア・レッドマン&ブラッド・メルドー Joshua Redman and Brad Mehldau

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ピアノとサックスの楽器としての構造と基本に立脚したシンプルかつ美しい最高の音色と、巧みなダイナミクスのコントロール、それに基づくピアノとサックスの”完璧な”インタープレイに圧倒された。

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#316『Christopher Zuar Orchestra / Musings』

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各パートの楽器が凄く明瞭に浮かぶ。まず、このマジックに、思わず音量を上げる。

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#315 『Carol Welsman / This is CAROL – Love Song 20』

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弾き語り。ボリューム感で迫るボーカルの質感が、最大の聞き応え。

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#1360 『Aggregate Prime / Dream Deferred』

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タイトルの『Dream Deferred』は、1951年に出版されたアフリカ系アメリカ人の作家、ラングストン・ヒューズの詩『Harlem』の一節から引用されている。ピーターソンがアルバム・レコーディングの最初のリハーサルをした2015年10月に、同年4月にボルチモアで起きた3人の白人警官によるアフリカ系のフレディ・グレイフレディ・グレイ殺害事件の最初の裁判を聞き、頻発する白人警官による無実のアフリカ系男性への暴行事件に対する、ピターソンの怒りが、生み出した作品である。

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#1359 『David S. Ware & Matthew Shipp Duo / Live in Sant’Anna Arresi, 2004』

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デイヴィッド・S・ウェア(ts)とマシュー・シップ(p)の初のデュオ・アルバム。17年間の共演歴に培われた41分の即興演奏に、<スピリチュアル・ジャズ>という言葉を、生まれ落ちた時の汚れのない裸体に巻き戻す魔法の力を感じる。

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#1358 『板橋文夫FIT!+MARDS/アリゲーターダンス 2016』

閲覧回数 25,904 回

今回の作品ではFIT! をクッションにMARDSの面々が大きくクローズ・アップされていて、まるで望遠レンズで撮ったように夫々の個性が前面に広がってくる。

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#1357 『ギラ・ジルカ&矢幅歩/Morning Light SOLO-DUO 』

閲覧回数 23,707 回

いわゆるコンピレーションものではなく、「ギラ・ジルカ & 矢幅歩 SOLO-DUO」の名唱、名演を選び抜いたアンソロジーといった面持ち

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#1356 『後藤篤╱Free Size ATSUSHI GOTO QUARTET』

閲覧回数 29,357 回

これまで何度かライヴで聴かせていただいているが、これほど4人がベクトルを合わせ音楽に熱中しているユニットはなかなかない。

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#1355 『Le Boeuf Brothers + Jack Quartet / Imaginist』

閲覧回数 18,960 回

現代ニューヨーク・ジャズの次代を担うと大きな期待を集めている、1986年にカルフォルニア州サンタクルーズに生まれたレミー&パスカルの一卵性双生児兄弟のル・ブーフ・ブラザースの第4作は、スティーヴ・ライヒ、ジョン・ゾーン(as)とのコラボレーションでも知られる現代音楽ストリングス・ユニット、ジャック・クァルテットを迎えた、コンセプチュアルな野心作だ。ニューヨーク・ジャズ・シーンに、また新たな潮流が巻き起こる。

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#928  読売日本交響楽団・第564回定期演奏会

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彼の演奏を聴きとどけた時点で、この夜の私のほとんどすべては終わった。私にとってのコンサートはデームスを聴き終えた時点で終わったも同然だった。だが、実際は前半が終わったに過ぎない。まだ後半が残っている。

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#927 「マイケル・ティルソン・トーマス&サンフランシスコ交響楽団」2016年アジア・ツアー東京公演

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スターふたりとこのオーケストラが全身から発するのは、アメリカ文化がもつ「ステージ力」ともいうべき、舞台芸樹の厚みである。たとえばこのユジャ・ワンに代表されるスターが身にまとっているオーラは、徹底的にプロである。聴かせ、見せる(魅せる)存在—–そこにはスターだけが課せられる、厳然たる前提条件の高さがある。

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# 926 野瀬栄進+武石聡 Two Men Orchestra “THE GATE”

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この日もツアーの最終日とあり、ふたりのパートナーシップは水も漏らさぬ緊密さをみせた。

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#925 佐藤久成 ヴァイオリン・リサイタル

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、往年の知られざる規模の小さな作品に息を吹きかけるように演奏して観客を楽しませる術といい、日本にもかくも奔放にして個性的な演奏をする演奏家がいるのかと、その演奏を目の当たりにして実は嬉しくなった。

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#924 中彩香能 三弦リサイタル(第3回)

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若い芽がすくすく育って、気がつくと大きな器に磨きがかかり、魅力的なアーティストとなって颯爽とした演奏を披露している。

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#923 ロシア・ピアニズムの継承者たち第12回/ユリアンナ・アヴデーエワ プロジェクト2016 [第1回]リサイタル

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プログラムをみれば一目瞭然であるが、音でつむぐ時代考証のようなステージングである。アヴデーエワのピアニズムに固有なのは、その全方位的な音の伸びだろう。何よりも縦にバウンドする力がある。音が単に伸びるのではなく「立ちのぼる」。

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#314 『後藤篤カルテット╱Free Size』

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トロンボーンの表情を巧く捉えた録音に好感を持った。

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#313 『ギラ・ジルカ & 矢幅歩/Morning Light SOLO-DUO』

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ヴォーカルの音像がすっきりと立ち上がる透明感のある録音だ。

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#312 『木下ときわ/Tempo』

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ボーカルの音像のすっきり感に酔う。

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#922 生活向上委員会大管弦楽団2016

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フリージャズは死なない。ついに実現した三者会談でジグソーパズルの音楽のパワー、音楽の享楽、音楽の本質を心から堪能する10月革命だった。

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#1354 『Andrew Cyrille Quartet / The Declaration of Musical Independence』

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ここでのシリルは定則ビートに忠実なドラミングを展開しているわけではない。大向こうを唸らせるようなプレイとは無縁の、ここでのサウンドに即したリズムの在りようを見出し、ビル・フリゼール、リチャード・タイテルバウム、ベン・ストリートらが描きだすサウンド絵巻や音の情景描写にふさわしいパーカッシヴ・サウンドを、あたかもスティックを絵筆に代えたアーティストとなって生み出している。

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#1353 『Harald Lassen / Rainbow Session』

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1987年生まれのサックス奏者ハラルド・ラッセンによる最初のアルバムは、まだ若い時分に北欧ジャズ界の巨匠アリルド・アンデルセンとヨン・クリステンセンに才能を見出されていた彼の、その活動に根差す音楽性を改めて捉え返した記念碑的な作品である。

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#1352 『Darcy James Argue’s Secret Society / Real Enemies』

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ダーシー・ジェイムス・アーギュー率いるシークレット・ソサエティは、ポスト・マリア・シュナイダーのジャズ・ビッグ・バンドの中でも、最右翼の存在である。

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#1351 『Sabine Kuehlich & Laia Genc / In your own sweet way—A tribute to the great Dave Brubeck』

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デイヴ・ブルーベックをアイドルと崇めるザビーネ・キューリッヒ(vo)と、ベルリン出身のライア・ゲンク(p)のデュオによる、偉大なるピアニストへのオマージュ・アルバム。

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#1350 『Michael Blanco / Spirit Forward』

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マイケル・ブランコは、2000年にニューヨークに拠点を移し、自己のグループ、アラン・ファーバー (tb) らのアンサンブルで活躍するベーシストで、堅実なベース・ラインと作曲の才能も高く評価されてるアーティストである。

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#1349 『Birgitta Flick Quartet feat. Lina Nyberg, Nico Lohmann, Silke Eberhard / Dalarna』

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本作は、自己のクヮルテットにリード奏者ふたりとヴォーカルをゲストとして加えたコンボ編成。オーケストラ経験も豊富なフリックの音楽はスケールが大きく、コンポーザーとしての大器ぶりにまず目をみはる。

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#1348 『Dre Hocevar / Transcendental Within the Sphere of Indivisible Remainder』

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ニューヨークの精鋭ドラマー、ドレ・ホチェヴァーによる集団即興・集団沸騰サウンドを踏み越えた脈動サウンド。

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#1347 『ZEK TRIO / ZEK ! – A Piano Trio only plays the music of Led Zeppelin』

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“レッド・ツェッペリンの音楽だけを演奏するピアノ・トリオ”であるZEK TRIOこそ理想的な芸術形態であることを、哲学的・心理学的・社会学的・神話論的・考古学的に証明する。

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#1346 『キース・ジャレット・ピアノソロ/ア・マルティチュード・オブ・エンジェルズ』

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女の子が母親になって、白髪混じりになった今日もやはりサンベアを挙げるのだろうが、その次にすすめるのはこの『たくさんの音楽的天使たち』かもしれない。

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#1345 『ウォルフガング・ムースピール/ライジング・グレース』

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他のレーベルでドル箱リーダー作勝負作をリリースするメンツをサイドメンに配置する。これが現在のECMレーベル、アイヒャー統帥の実力なのだ。

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#1344 『高橋知己カルテット/WISE ONE』

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『WISE ONE』は津村和彦のトリビュートであるとともに現在の高橋知己カルテットの普段通りの音楽を素直に表現したものである。

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#921 遠藤千晶・筝リサイタル

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2009年から足掛け7年で彼女は着実な成長を遂げ、いまや邦楽界の第一線を闊歩する。ジャンルとしての邦楽を超えた彼女のさらなる飛躍を私は大いに期待する。

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#920 Steps Ahead meets Soul Bop
ステップス・アヘッド meets ソウル・バップ

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マイク・マイニエリは78歳、ステップス・アヘッドはメンツが流動的、自在なのがかえって吉と出て、懐メロに終わることなく、毎回新鮮な感動がある。その中でのオリジナル・ステップスの名曲の演奏を温故知新で聴けたのは非常に貴重だった。

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#919 Sound Live Tokyo 2016 マージナル・コンソート/ツァイトクラッツァー × 灰野敬二

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「貪欲な耳と疲弊した耳のための非挑発的音楽フェスティバル」と銘打って開催されたSound Live Tokyo 2016(以下SLT)のラインナップの中で、ひとつの『集団』として『即興』を核にした表現活動を披露するのが、いずれも1997年に始動したマージナル・コンソートとツァイトクラッツァーである。

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#918 チック・コリア・トリロジー with アヴィシャイ・コーエン & マーカス・ギルモア

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3人のとてつもない技量と細やかな感性に裏打ちされて、繊細で緻密なリズムとグルーヴを持ちながら、わかりやすく楽しく、音楽への愛に溢れた時間。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #12 『Shake Loose』

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このアルバム、ドニーは自分の曲作りのスタイルを維持しながらも明らかにボウイの影響を受けて一段階前進しているのがはっきり聞こえてくる。それはボウイの名曲、<A Small Plot Of Land>と<Warszawa>が収録されているからというわけではない。いや、むしろこの2曲のドニーの料理の仕方をまず特筆すべきだろう。是非ボウイのオリジナルと聴き比べて頂きたい。2曲ともボウイとブライアン・イーノの共作だ。つまりボウイがシンセに重点を置いていた作品の中からの選曲だ。ボウイ亡き後ドニーはボウイのオリジナルメロディーをその原曲と違う仮面にすげ替えて新しい音楽を生み出している。<Warszawa>に至っては、まるで<In A Silent Way>のような空気と思えばコルトレーンの背後霊まで付いてくる。

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#311 『ウォルフガング・ムースピール/ライジング・グレース』

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何と表現したらよいのだろう。私の考える録音表現を具体化したCDだ。

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#310 『Andrew Cyrille Quartet / The Declaration of Musical Independence』

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良質のアコースティック・ベースに突然覆い被さるピアノ、キーボード、エレキギターの鋭い音色に驚嘆。

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#309 『Giovanni Guidi / Ida Lupino』

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極めて高音質録音の空間に浸る。

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