#161 ニューヨークからせんがわまで〜巻上公一(ヒカシュー)インタビュー

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巻上公一(ヒカシュー)インタビュー

Interviewed by 剛田武 Takeshi Goda

Photos by 齊藤聡 Akira Saito (Aug. 24, 2017吉祥寺STAR PINE’S CAFÉ)

2o17年8月26日(土)Cafe Miyama 渋谷公園通り店にて

 

巻上公一(歌、即興演奏、作詞作曲、演出、俳優、プロデュース)

静岡県熱海市生まれ、在住。
ヒカシューのリーダーとして1978年から現在に至るまで作詩作曲はもちろん声の音響voice performanceやテルミン (という電子楽器)、口琴(こうきん)を使ったソロワークやコラボレーションも精力的に行っている。類いまれな歌のセンス、声の可能性の追求、斬新な切り口と諧謔精神を備え、歌謡曲から歌ともつかぬ歌まで、そのパフォーマンスは縦横無尽且つ自然体。
最近はいくつかのシアターピース(代表は宇宙語「チャクルパ」シリーズ)にも着手している。シベリアのトゥバ共和国に伝わる喉歌ホーメイの紹介者、第一人者であり、指導者としても多くの歌手を育てている。また世界のさまざまフェスティバルにも招聘されている。

巻上公一公式サイト

ヒカシュー公式サイト


ジョン・ゾーンをはじめとするニューヨークの即興シーンとの関わりが深い巻上公一が、今年のJazz Art せんがわ2017にアルトサックス奏者クリス・ピッツィオコスを招聘し共演するばかりでなく、NYで行われたヒカシューの新作のレコーディングにゲストとして参加したという話を聞いて、この機会にニューヨーク・シーンについての話を聞きたいとオファーし了承してもらった。

8月中旬に国際ホーメイコンテストの審査員としてトゥバ共和国に2週間滞在し、現代アンサンブル部門で優勝するという快挙を成し遂げた。しかし、無理がたたって帰国後体調不良で鼻声のまま、吉祥寺Star Pine’s Cafe 10周年記念ワンマンライヴ「ヒカシューの夏 2017」を敢行。デビュー以来の人気曲から今年10月リリースの最新アルバム『あんぐり』収録曲まで、たっぷり2時間のライヴ演奏を披露した。

そんな多忙な巻上に話を聞けたのは、締切直前、8月26日(土)公園通りクラシックスで清水一登と一緒にナビゲーターを務めた即興ワークショップ『探求と熟考』の終演後だった。

筆者が数年前に参加したアルトー・ビーツ(ヘンリー・カウのメンバー+ユミ・ハラ)の即興ワークショップで、音量が大き過ぎて怒られた話をしたところ、「音量を気をつけてください、というのがジョン・スティーブンスの一番最初のレッスンだからね。それからひとりだけ先に行かないで一緒に歩きましょうということ」と諭されたところからインタビューが始まった。


Jazz Tokyo(JT):巻上さんがニューヨークの音楽シーンと関わるきっかけは?

巻上公一:とても長い話になりますが、ニューヨークには1974年に東京キッドブラザースの劇団員として、初めて行きました。18歳の時です。その4ヶ月間、大きな影響を受けました。
バディ・ガイとジュニア・ウェルズ、エルビン・ビショップ、マイク・ブルームフィールドをBottom Lineで観たり、クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングの再結成をナソー・コロシアムで観たり、出来たばかりのCBGBは出演しているラママのすぐそばだっので、ストリートのお祭りの時、まだデビュー前のラモーンズと一緒だったり、ニューヨーク・ドールズ、ブロンディとか、そこら辺で会ったり、名前思い出せなくて、とっても残念なんだけど、ロフト・ジャズもいっぱい観ました。
ただ劇団の公演が不調で、夜逃げのようにニューヨークを去ったため、その後何年もニューヨークにくるきっかけを失っていました。

JT:再びニューヨークへ戻るきっかけはジョン・ゾーンとの出会いだと思いますが、ゾーンについてどう思いますか?

巻上:ジョン・ゾーンと会ったのは、築地本願寺で1987年に上演した室内オペラ「可不可」〈台本・高橋悠治-カフカによる〉だっかな。演奏はジョンと三宅榛名(p)と吉原すみれ(perc)。なかなか豪華でしょう。僕は歌を歌って、1週間くらい毎日一緒でした。もちろんその前から知っていましたが、急速に親しくなって、一緒にふたりで香港に行ったりもしました。

1992年に僕のアルバム『殺しのブルース』のプロデュースを依頼しました。彼が日本の歌謡曲の物凄いコレクターだと知ったのです。あまりプロデュースはしないようですが、彼がプロデュースしたミスター・バングルなどを聴いてカッコいいなと思っていまして、プロデュースの相談に行ったんです。そしたら、どういう風な気持ちでやるのかとかいろいろ細かく聞かれて、パロディではやりたくないとか、曲をリスペクトしたいとか、いろいろ意見を出してくれました。そして、映画の主題歌とか日本の古い歌謡曲の紹介と、ニューヨークのダウンタウンシーンのミュージシャンとの交流。その二つを柱に企画しました。

でも、レコード会社の理解が得られなくて苦労しました。結構有名なミュージシャンがいるのですが、言っても通じないんですよ。それは未だに多分そうだと思います。特に邦楽セクション、しかもユーミンのセクションだったから、金があるんじゃないかと思って作戦練って行きました(笑)。

おかげで、ようやくニューヨークに13年ぶりで行くことができました。アルバムにはのべ70人のダウンタウンシーンのミュージシャンが参加してくれて、これはかなり贅沢なことでした。

巻上公一/殺しのブルース(1992 Toshiba EMI)

 

JT:92年頃の音楽シーンは、バブルなものがある一方でPSFレコードやジャパノイズなどが海外で紹介され始めた頃ですね。だから聴く方にとってはまさにコレだ、という印象でした。ソニック・ユースのメンバーや灰野敬二まで入っているし。1stソロ・アルバム『民族の祭典』は80年代のサブカルチャーでしたが、『殺しのブルース』は90年代のオルタナティヴに向かう頃の強度がすごくあるヘヴィなアルバムですね。

巻上:作って良かったと思います。記録ですからね。今いるミュージシャンとはまた違う。

JT:ジョンがTzadikレーベルを始めたのは95年でしたね?

巻上:『ネイキッド・シティ』をノンサッチから出して、ジャケット写真(撲殺写真)でレーベルと喧嘩して辞めたんです。92年に日本のDIWレコードと提携してAVANTレーベルを担当して結構いい作品を出しましたが、95年にジョン自身が設立したTzadikレーベルに引き継がれた。Tzadikの力は大きいですよ。僕もあそこから『Kuchinoha』(95)をリリースしたおかげでいろんなフェスに呼ばれるようになりました。

JT:『Kuchinoha』は声だけのアルバムですが、ヴォイス・ソロをやりたかったのですか?

巻上:というか、ジョンから「ヴォイスのアルバムはどう?」と言われて、「いいよ」って、めっちゃ気楽ですよ、ニューヨーク歩きながらオッケーみたいな。最高のビジネスミーティングです。じゃあ、いつやろうかって(笑)。それまでもヴォイスだけのパフォーマンスはやってはいましたが、ジョンが引っ張り上げてくれたんです。ブロンクス動物園にもよく一緒に行きました。たいてい5、6人で。ミュージシャンたちが動物みて歩いて、時々次の企画の話をしたり、チャイナタウンで飲茶しながらとか、その頃、ほんとにいろんなところに行きました。ジョンの力は大きいですね。

Makigami Koichi/‎Kuchinoha(1995 Tzadik)

 

JT:当時のニューヨーク・シーンの印象は?

巻上:いろんなミュージシャン、エリオット・シャープとかアンソニー・コールマンとか、グレイグ・コーエンとか、みんな同じアパートに住んでましたね。それが大きい。近くにいるってすごいですよ。ニューヨークのシーンって広いように見えるけど、住んでるところは(日本の漫画家が集まっていた)トキワ荘みたいな感じ(笑)。僕もニューヨークへいくと遊びに行って、一緒にピザ作ったりして楽しかったです。

のびのびしていましたね。例えばジョン・ゾーンズ・コブラは92年に行った頃は毎月やっていたんです。昔のニッティング・ファクトリーで。ジョンは邪魔になるからって行かないようにしていて、ノーマン・ヤマダという日系の作曲家がずっとプロンプターを務めていた。それがいいなと思って、僕も日本でラママで毎月やりはじめました。

JT:やはりジョン・ゾーンの周りでは面白いことが起こるんですね。

ジョンは面倒見がいいんでしょうね、恐らく。例えばジャック・スミスというニューヨークの神話的なアーティストがいます。1963年の「燃え上がる生物」という映画は、アンディ・ウォーホールはじめケネス・アンガーなどにも大きな影響を与えています。芝居というかパフォーマンスを自宅でやっていて、生活の中で演劇するとか、同じものを24時間映すとか、いろんなコンセプトを考えだした人です。日本ではせいぜい佐藤重臣さんがみた記録くらいしか紹介されていませんが、ニューヨークではかなり重要なアーティストです。ジョンは生前のジャックと親しくて、晩年の音楽も担当しています。亡くなったあとに<ジャック・スミス基金>を立ち上げて、一年に1アーティストをジョンが選んで、そのアーティストを支援するという活動を何年もやっています。

そんな風に、ジョン・ゾーンの存在は音楽シーンだけじゃなくてアートシーン全体と関係があります。ジャケットを見れば分かるように、目が利いているんですよ。以前一緒にヘンリー・ダガーを観に行ったんですが、その後すぐにジャケットに使っていました。組織的な活動を出来る頭脳を持っている人は他にはいない。演奏家以上に、プロデューサー的な目利きが出来る、それがすごく大事だと思う、人を引っ張り上げなきゃならないから。そんな才能は他にいません。

僕はジョンのおかげでリチャード・フォアマンと親しくなり、「マインド・キング」という作品を日本で上演することができました。演奏は、ジョンとウィリアム・ワイナントの生演奏というものです。

ジョン・ゾーンは、アメリカ作曲家賞やマッカーサー天才賞など多くの賞を受賞していますよね。もちろんアメリカはとっても保守的面もありますので、TV番組とかがジョンを紹介すると決まって、「こんなキイキイやってるヤツが賞を取ったの?」なんて言われたりする。そういうのは何なんでしょうね。日本にはそれすら紹介されませんが。アメリカでは、それと闘いながらやっている。そんな簡単じゃないですね。でも人を認めて賞を与える人がいるのも確か。

また、いまでもそうですが、実際のニューヨークやヨーロッパのシーンと日本のシーンが妙に断絶していて、活動が伝わらないことが、ずっとジレンマです。

 

JT:2000年代以降ののNYシーンの変化は何かありましたか? 2008年にニッティング・ファクトリーが閉店・移転しましたが。

巻上:オールドニット(古いニッティング・ファクトリー)は懐かしい思い出です。使いやすくはなかったけど、ジョン・ゾーンズ・コブラに参加してたりして、自分の新しい道が開けました。でも閉店でシーンが変わりましたね。
でも何かが死ねば何かが生まれるんです。
ジョン・ゾーンが日本に来なくなった原因は、飛行機が長いという理由以外には、一部の日本人の差別的な態度に幻滅しているということでしょうね。

僕は13年間のブランクを取り返す意味もあり悔しくて、毎年行って一ヶ月くらい滞在するようにしていました。ライヴは余りやらないでタラタラしていることが多いですけど。いろんな人と演奏しましたが、最近は特にシロ・バプティスタ(Cyro Baptista)周辺の人達、シャニール・ブルメンクランツ(Shanir Blumenkranz)、シルヴィー・クルボアジェ(Sylvie Courvoisier)、ビリー・マーティン、マーク・リボー、ネルス・クラインたちとは何度もやっています。それからモリイクエさんは別格の友人です。自分のレジデンシーの時に誰を頼むか、なかなか全部実現しないけど考えるのが楽しいです。今年も12月にThe Stoneでレジデンシーがあって、ワダダ・レオ・スミスどうかな、と思って何回もショートメール入れてますが、返事が来ない(笑)。

JT:ちょうど2008年にJazz Artせんがわがスタートしました。ニューヨークをはじめとする海外の音楽やアーティストを紹介しようという意図はありましたか?

巻上:元々は日本にいるけど海外でも頑張っているグループを中心にやろうという企画でした。アイデアは芸術監督だったペーター・ゲスナー。ライプツィヒ出身なので気概があるんですよ。だいたいあそこから壁の崩壊が始まったのですから、やる気満々でした。最初に日野皓正さんを呼ぼうって言って、なかなか実現しませんが。彼のお陰でフェスティバルが出来るようになった。

僕としては尊敬するデレク・ベイリーのカンパニー、ジョン・ゾーンのコブラを柱にして、まず考えました。プラス寺山修司の街頭演劇論を参考にしています。そのうち自然に海外のアーティストが参加するようになりました。向こうから出してくれと言ってくることもあります。オーストラリアに行くついでに出演したいというアーティストもいますが、予算の関係で難しいことも多いです。ペーター・エヴァンスには2回裏切られました(笑)。

JT:以前ペーター・エヴァンスを「凄いバカテクなヤツ」とおっしゃっていましたね。2010年以降にNYシーンが再び活気が戻ってきたような印象がありますが、いかがですか?

巻上:ペーター・エヴァンスとは2014年に自分のレジデンシーで一緒にデュオをやりました。おそらくあんな凄いことしてたら唇が30分しか持たないですよ。すごすぎて笑います。30分で超満足できます。切磋琢磨しているからニューヨークのミュージシャンの実力には驚きます。独特の味がありますね。ニューヨークのシーンのスピード感は特に速いですね、他の国より。

 

JT:ヒカシューの新作のレコーディングにクリス・ピッツィオコスが参加した経緯と意図、共演の感想を教えてください。

巻上:たまたまレコーディングしている時に誰か呼ぼうということになって、せんがわのこともあり、打ち合わせついでに呼びました。せっかくだから即興してみようかな、と思ってやってみました。そんな感じです。クリスはレコーディング2日目にやってきました。ヒカシューのレコーディングは早いのでほぼ終わっていました。だからヴォーカル・ナンバーには入ってません。後からカット&ペーストすることもできるけど、ヒカシューは一緒にやるのが基本だから。クリスとはグループ全員参加の即興、凄くカッコよかったですね。アルバムには3曲入っています。

せっかくニューヨークでやるなら誰か入れたいと思います。最初の時はオッキュン・リーに入ってもらいました。みんな気軽にやってくれるし、その際ご飯はおごりますよ(笑)。

JT:ヒカシューとしてのNYシーンとのつながりは?

巻上:ヒカシューは2005年の『転々』からもう10年以上ニューヨークでレコーディングしています。ライヴも数多くやってますし。メンバーとしてもニューヨークへ行くことでモチベーションが盛り上がりますから、とても必要なイベントなんですよ。

JT:ニューヨークに限らず、巻上さん自身、またはヒカシューとして、これからも海外のミュージシャンと共演していくつもりですか?

巻上:出会いはいつも楽しいものです。もっと多くと知りあいたい言う欲はありますね。ゲストをふんだんに入れながら一曲ごとに代えるとかも考えたいですね。『殺しのブルース』で70人と知り合いになりましたから。

 

JT:巻上さんにとって即興音楽とは?

巻上:ここしばらく即興のワークショップをやっているんです。今日公園通りクラシックスでやったような。というのは、即興のシーンの変化に気付いたんです。本当のインプロヴィゼーションをだんだんやらなくなっている。コードがないと出来ないとか、イディオムの連続だけとか、即興をそういう風に勉強している人が多い。何もないところから即興出来るというレッスンがないし、そういう場に出会うこともなかなか少ない。そういう思想を持っているミュージシャンも日本に少ない。だからインプロヴィゼーションを体験することが大事だと思ってやるべきだと考えました。で、たまたまジョン・スティーブンスのテキストに出会い、ヨーロッパでインプロをやってる人達が使っていることを知って 、いいなと思いました。共有できるじゃないですか。清水一登さんが全部訳してくれました。ちょっと教条的な意味もありますが、それは隠された使命です。楽器の熟練度に関係なく誰でも楽しめるのが魅力です(笑)。コブラへのスカウトを含めていろんなことを考えています。

JT:Jazz Artせんがわとカナダのヴィクトリアヴィル・フェスティバル(Victoriaville Fes)との提携の話は?

巻上:5月にぼくと劇場の担当の村上さんが行き、テリー・ライリー親子やアンソニー・ブラクストン、レネ・ルシア、センヤワを観ました。いいフェスティバルですね。
今回のJazz Artせんがわに、芸術監督のミシェルさんが奥さんと一緒に来ます。観てもらって呼びたいグループがいれば、と。来年以降交流が出来るかもしれません。あとノルウェーのコングスベルグというフェスが凄くいいので繋がりたいなと思ってます。

 

JT:10月10日にリリースされるヒカシューの新作『アングリ』についてですが、先日Star Pine’s Caféのライブで披露された3曲(「了解です」「いいね」「いい質問ですね」)は社会的なキーワードをテーマにした歌ですね。

巻上:そうですね、思い切り明快に行きましたね。“I Like It I Like It I Like It”とか。

JT:『あんぐり』はAngry(怒り)と口をあんぐりのダブルミーニングですね。

巻上:英語のタイトルは少し違うんですよ。『ANGURI In the style of unlanding』(着陸しないスタイル)。ちょっと哲学的なタイトルにしています。「至高の妄想 Suprematism」はロシア構成主義のことを歌っています。「了解です」にはあふりらんぽの声も入っています。マーク・ウゼリーがレコーディング、スコット・ハルがマスタリング、というグラミー受賞しているTzadikの黄金コンビです。

 

JT:Jazz Artせんがわ2017の見どころは?

巻上:初めて5日間の開催ということもありますが、今年は特にすごくバラエティがあります。僕はその前年に交流があった人達を中心に企画しました。ヴォク・カラーズはドイツのグループで、年齢が僕より上でおじいさんおばあさんっぽいんですよ。モスクワから1200キロ北にあるアルハンゲリスク・ジャズ・フェスティバルで観ました。電車で丸一日かかっても着かない街です。26時間くらいかかる。その時は昔クラフトワークに参加していたエバーハルト・クラネマンというベーシストと一緒にやっていました。今回は来ないらしいけど。北陽一郎君と一緒にアルバム作っているんですよ。

4日目に横濱ジャズプロムナードのイメージが強かった板橋文夫さんが初めて出演してくれますし、最終日の朝は沖至さんが300本以上あるトランペットコレクションの話をします。他にも中村達也さんとか、松本治さんはたくさんメンバー集めてくるし。

最初の三日間も凄い。藤井郷子さんのオーケストラは怪物みたいなメンバーばかり。藤井さんから、オーストラリアいった時に会ったアリスター・スペンスが凄くよかったので彼をフィーチャーしたいと提案があったんです。

見逃せないのが多いです。面白過ぎちゃって。自分でもどうなるかわからない、さっぱり。第10回ということで超絶デタラメですよ、もう(笑)。まあ、来年ヴィクトリアヴィルとの繋がりで新しいカナダの人が入ってくるから。

JT:ありがとうございました。楽しみにしています。

 

NEW ALBUM RELEASE

ヒカシュー/あんぐり

英語タイトル ANGURI In the style of unlanding
レーベル:MAKIGAMI RECORDS
品番:mkr-0011
JAN:JAN4571266200115
フォーマット:CD
発売日:2017年10月10日

ヒカシュー結成39年、23枚目のオリジナルアルバムが完成した。
『生きてこい沈黙』から2年。

未来の入口に立ち、ぽっかりとあいた口は、
特異点へのカウントダウンに向けて、閉じることを知らない。
ヒカシューの超常音楽は、魅力の歌を伴いさらなる極みへ。
ゲストにモリイクエ、クリス・ピッツィオコス、吹雪ユキエを迎えた
NY録音盤。
ジャケットのイラストは近藤聡乃。

 

曲目

全13曲 収録時間 50分

1.  あんぐり 作詩 巻上公一 作曲 坂出雅海
Anguri 3:18

2. どれもが正解
All are correct 2:24

3.  至高の妄想 作詩作曲 巻上公一
Suprematism 3:36

4.   なりすまして候 作曲 ヒカシュー
Solemn Pretender 2:44

5.    つぶやく貝  作曲 ヒカシュー
Selfish shellfish 4:40

6.    いいね 作詩 巻上公一 作曲 三田超人
I like it! 4:31

7.    透明すぎるよ 作詩 巻上公一 作曲 佐藤正治
Too transparent 3:49

8.   了解です 作詩 巻上公一 作曲 坂出雅海
Roger that 4:39

9.   全方位怪しげ 作曲 ヒカシュー
Omni suspicion 2:11

10.  まもなく天国 作曲 ヒカシュー
It will be heaven soon 3:26

11    愛せないよ、そんなんじゃ 作詩 巻上公一 作曲 三田超人
You cannot be in love, I guess. 2:19

12   着陸しない系 作曲 ヒカシュー 4:32
In the style of unlanding

13.  いい質問ですね 作詩 巻上公一 作曲 三田超人
Good Question! 6:59

ヒカシュー
巻上公一 ヴォーカル,テルミン,コルネット、尺八、口琴
三田超人 ギター
坂出雅海 ベース
清水一登 ピアノ、シンセサイザー、バスクラリネット
佐藤正治 ドラムス

ゲスト
モリイクエ ラップトップ(2, 8, 13)
クリス・ピッツィオコス アルトサックス(9, 10,12)
吹雪ユキエ ヴォーカル(5, 8)
あふりらんぽ ヴォーカル(8)
井上誠 シンセサイザー (8,9, 10,12)

Produced by MAKIGAMI KOICHI
Recording at Eastside Sound Studios in NewYork 1,2 May. 2017
Recorded and Mixed by Marc Urselli Eastside Sound Studios
Coodinated by SAKAIDE MASAMI
Mastered by SCOTT HULL Masterdisk

Special thanks Japan Society


LIVE SCHEDULE

ヒカシュー

2017年9月21日(木)
<井上誠『ゴジラ伝説V』発売記念コンサート>

出演:井上誠(シンセサイザー)、
ヒカシュー(巻上公一(テルミン、ボーカル)、三田超人(ギター)、坂出雅海(ベース)、清水一登(ピアノ)、佐藤正治(ドラムス))
マリアンヌ東雲(ボーカル)、後藤篤(トロンボーン)、山田丈造(トランペット)、宇賀まり(バリトンサックス)

19:00開場 19:30開演
会場:調布市せんがわ劇場
住所:東京都調布市仙川町1-21-5
電話:03-3300-0611
京王線仙川駅より徒歩4分、京王線新宿駅または京王新線新宿駅より仙川駅まで約20分
http://www.sengawa-gekijo.jp/access.html
チケット:前売5,000円、当日5,500円(当日券は前売残券が出た場合のみの発売となります)
企画:MAKIGAMI OFFICE(tel:0465-63-0578 メール:makigamioffice@gmail.com )
協力:キングレコード

 

2017年10月10日(火)

[ヒカシューの秋 2017 ~ ニューアルバム「あんぐり」発売記念ライブ ~]
出演:ヒカシュー
member:巻上公一[vo,theremin,cor],三田超人[g],坂出雅海,清水一登[kb,b-cl],佐藤正治[Ds] 会場:Star Pine’s Cafe

開場:18:30
開演:19:30
前売り:3900円+1drink
当日:4300円+1drink
———————
問い合わせ:Star Pine’s Cafe TEL:0422-23-2251
武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1 URL:http://www.mandala.gr.jp


Time is A blind Guide 日本ツアー 2017

メンバー
田中鮎美 ピアノ
レオ・スヴェンソン・ サンダー チェロ
ホーコン・オーセ バイオリン
オーレ・モルテン・ヴォーガン ベース
トーマス・ストレーネン ドラムス 作曲

ゲスト
巻上公一 ヴォイス、テルミン(9/6 9/7 9/10 のぞく)
佐藤正治 パーカッション (9/10のぞく)

 

9月4日(月)
浜松JAZZ SPOT analog
http://www.wr-salt.com/analog/
〒430-0944 静岡県浜松市中区田町325-1(有楽街北口 渥美薬局ビル2F)
PHONE & FAX 053-457-0905
開場:19:00 開演:20:00  ¥4500

9月5日(火)
京都 LIVE SPOT RAG
https://www.ragnet.co.jp/livespot/
〒604-8001 京都府京都市中京区 木屋町通三条上ル 京都エンパイヤビル5F
電話: 075-241-0446
開場:18:00 開演:19:30 前売4000円/当日4500

9月6日(水)
高松オリーブホール
〒760-0051 香川県高松市南新町5-6 サンプレイスビル3F
TEL:087-861-0467 FAX:087-861-0466
http://www.olivehall.net
開場:18:30 開演:19:00 前売り¥4000 当日¥4500
前売チケット一般PG(ローチケ、d-ticket)発売日は、8月6日(日)

9月7日(木)
芦屋Left Alone
http://www.left-alone.jp
〒659-0091 兵庫県芦屋市東山町4−13 tel 0797-22-0171
開場:17:30 開演:19:30 、前売り¥4000 当日¥4500

9月9日(土)
湯河原ジャズフェスティバル 2017
湯河原 檜ホール
http://www.kichijyo.info/hinokicharity.html

出演
Time is A blind Guide
アルジャンスーfeat. 吉田隆一(barritone sax)

〒259-0312 神奈川県足柄下郡湯河原町吉浜1968−1
開場:13:30 開演:14:00 、前売り¥4000 当日¥4500
問合せ 0465-63-0578 MAKIGAMI OFFICE

9月10日(日)
熱海スカンジナビアパーティー
http://www.atami-maries-k.com
Marie’s KItchen & Live Studio 開場:16:00 開演:17:00
¥5500(軽食と1ドリンク付き)30名様限定
*16:00〜17:00はスカンジナビアをイメージした軽いお食事をお楽しみいただけます。
熱海の絶景を眺めながら、ぜひごゆっくりとお過ごし下さい。
*コンサートの進行上、17:00以降にご来場された場合は、軽食をお出しできない場合がございます。
ご了承ください。
眺めのいいパーティーです。しかも至近距離!!
〒413-0027 静岡県熱海市紅葉ヶ丘町9-70 tel.0557-81-3720

9月12日 (火)
六本木 SuperDeluxe
東京都港区西麻布3丁目1−25 tel 03-5412-0515
https://www.super-deluxe.com/room/4357/

開場:19:30 開演:20:00 チケット 予約4000円 / 当日4500円 (ドリンク別)

Thomas Strønen´s Time is A Blind Guide
“Time Is A Blind Guide”は
カナダ人の詩人/作家アン・マイクルズの1996年の小説『儚い光』(原題:Fugitive Pieces)の
最初の1行からとったもの。
今回はECMからの新作を記念しての二度目の来日公演です。
このアンサンブルの妙は、誰でも口ずさめるようでいて
ひねりのあるメロディーとピアノトリオに
チェロとバイオリン、コントラバスが加わったストリングスの素晴らしさ。
リーダーのトーマス・ストレーネンは、様々なグループで来日を果たしていて、
テクニックはもちろん、アイデアに満ちたドラミングで人気のアーティストです。
ECMから多くのアルバムがリリースされています。
今回、すべて彼が作曲した作品というのも見どころです。
ピアニストがノルウェーを中心にヨーロッパで活躍中の田中鮎美さんになったのも見どころです。

 

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剛田武

剛田武

剛田 武 Takeshi Goda 1962年千葉県船橋市生まれ。東京大学文学部卒。会社勤務の傍ら、「地下ブロガー」として活動する。近刊『地下音楽への招待』(ロフトブックス)。 ブログ「A Challenge To Fate」 http://blog.goo.ne.jp/googoogoo2005_01

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