このライヴ/コンサート2016(国内アーティスト)#04 「

山中千尋/クリスマス・ジャズ・コンサート」

閲覧回数 6,221 回

2016年12月21日 東京オペラシティコンサートホール

山中千尋 (p)
ラズロ・ガードニー (p)

井上陽介 (b /1~3)

演奏曲目:

山中千尋:モーメント・オブ・イナーシャ **
リー・ハーライン:星に願いを **
山中千尋:リヴィング・ウィズアウト・フライデイ **

アルバン・ベルク:ピアノ・ソナタ op.1 より ★ *
フレデリック・ジェフスキー:《不屈の民》変奏曲 より ★ *
サー・ローランド・ハナ:シーズンズ *
武満 徹:死んだ男の残したものは ★ *
コーネリアス・カーデュー:ブラヴォーグ より ★ *
八木節 *

★ 山中千尋によるジャズ・アレンジ

クリスマス・ジャズ・コンサートというより内容的には、中山千尋リサイタル、という趣。もっとも、リサイタルでは全曲デュオにはならないだろうけど..。意欲的、かつ挑戦的なプログラミング、大ホールを満員にする集客力、その満員の聴衆に有無を言わせず自分の世界に引きずり込む技量と説得力、たいしたものだ。予告から見落としていた井上陽介の登場は嬉しい驚きだったが、井上とのデュオ3曲にもっともジャズらしいグルーヴを感じた。ジャズ、クラシックのジャンルを問わず聴衆にいちばん知られていると思われる<死んだ男の残したものは>(武満徹)、テーマに続く圧倒的なインプロの展開にジャズの何たるかを知らしめる意図があったのだろうか。2台ピアノの相方、ラズロとのバランスにやや疑問が残ったが。

Share Button
稲岡邦彌

稲岡邦彌

稲岡邦弥 Kenny Inaoka 兵庫県伊丹市生まれ。1967年早大政経卒。音楽プロデューサー。著書に『改訂増補版 ECMの真実』編著に『ECM catalog』(以上、河出書房新社)『及川公生のサウンド・レシピ』(ユニコム)共著に『ジャズCDの名盤』(文春新書)。Jazz Tokyo編集長。 https://www.facebook.com/kenny.inaoka?fref=ts

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

↓ ロボットでないかお知らせください。 * Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.