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このパフォーマンス2018(国内編)No. 249

#01 喜多直毅クァルテット二日間連続公演『文豪』—沈黙と咆哮の音楽ドラマ—第二日

2018年10月28日(日)@東京・公園通りクラシックス

何かと比較してではない絶対的な境地というものがある。このクァルテットの演奏は連続して聴き続けているが、毎回目に見えてサウンドが強固になり深度を増している。国内屈指といえる4人のアーティストのもつ高度かつ個性的な技倆(ぎりょう)が見事に開花。一期一会の「場」の磁力を増幅させ表現力の多角化を図る毎回のタイトル付けなど、プロジェクトとしての長期的でブレない視座も感じさせる。

*レヴューは下記をご覧ください。
https://jazztokyo.org/reviews/live-report/post-33089/

伏谷佳代

伏谷佳代 (Kayo Fushiya) 1975年仙台市出身。早稲田大学教育学部卒業。欧州に長期居住し(ポルトガル・ドイツ・イタリア)各地の音楽シーンに親しむ。欧州ジャズとクラシックを中心にジャンルを超えて新譜・コンサート/ライヴ評(月刊誌/Web媒体)、演奏会プログラムやライナーノーツの執筆・翻訳など多数。ギャラリスト。拠点は東京都。

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