11/30-12/3 デイヴィッド・フォスター来日

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グラミー賞16回、うち最優秀プロデューサー賞3回を受賞するスーパープロデューサー、作編曲家で”ヒットマン”とも称されるデイヴィッド・フォスター。2018年11月30日〜12月3日にブルーノート東京が30周年を記念して、デイヴィッド・フォスターの非常に稀なクラブ公演を行う。デイヴィッドは、1949年、カナダ・ヴィクトリア出身。1971年に結成したスカイラークで<Wildflower>をヒットさせた後、ロサンゼルスでセッションプレイヤーとして活躍し、プロデューサーに転身。アース・ウィンド&ファイアー、マドンナ、マイケル・ジャクソン、シカゴ、ホイットニー・ヒューストン、ナタリー・コール、ダイアナ・クラールらをプロデュースしてを多くのヒット作を生んで来た。

Blue Note Tokyo 30th Anniversary presents AN INTIMATE EVENING with DAVID FOSTER
11/30, 12/3 18:30 21:00, 12/1-2 17:00 20:00
David Foster(p), Brian McKnight(vo, 11/3-12/1), Jordan John(vo, 12/2-3)
Sohyang(vo), David Negrete(sax), Troy Laureta(key), Charles Rosen(b), John Robinson(ds)

公演に先立って、赤坂のカナダ大使公邸でトーク&ミニライブが行われたので紹介しておきたい。

「今回で6回目の来日になります。この季節、京都に紅葉を観に行きたいのですが、時間が取れるといいのだけれど。」というあたりから初めて「ホイットニー・ヒューストンが最も勢いのあった時期に一緒に仕事ができたことを嬉しく思います。彼女との仕事を一生忘れることはありません。」そして、映画「ボディガード」を担当する中でドリー・バートン作のカントリーの曲から編曲し大ヒットとなった<I will Always Love You>について語り、デイヴィッドがピアノの前に座り、日本の19歳のR&BシンガーRIRIが登場する。RIRIは、11歳でデイヴィッドがオーディションで着目し、16歳からロサンゼルスのプロデューサー、ミュージシャンと制作を始め、精力的にライブ活動を行っているが、その歌唱力の高さに圧倒されるばかりだった。
トークを挟んで、インドネシアの中堅女性ヴォーカルとして活躍しているDira Yulianti Sugandiをフィーチャーして、チャカ・カーンの<Through the Fire>を演奏し、圧倒的な声量と表現力で観客を惹き付けた。
「ホリデーシーズンになりましたが、あなたのサンタクロースへのウィッシュリストは何ですか?」との客席からの質問に「大きな願いはカナダと日本の友好がさらに深まることです。」「小さな願いはこの部屋に居る全員でクリスマスソングを一緒に歌うことです。」とつなげて、<Silent Night>を全員で歌い、途中、(トイレから戻ったところを?)無茶振りされたブライアン・マックナイトがマイクなしでソロを歌い、最後を韓国のソヒョンを締めた。

ブルーノート東京公演では予定されていないアジアの歌姫たちとの共演となったのは、もちろん権利やギャラ、売り込み的な大人の事情もあるにはしても、アジアの才能を発掘し伸ばしていきたいという使命感と歓びを強く感じていたようだった。「アジアにはたくさんの才能が居ます。それは人口が何十億人もいるのだから当たり前です。でもこれまではアメリカ音楽の模倣も多かったのですが、ここにきて独自の音楽が生まれています。」「たくさんの若い才能が居ても、中には道を過ってしまう若者が多いですが、音楽の道はただ真っ直ぐなんです。たとえば、RIRIもただ真っ直ぐに音楽を創って来たひとりです。」 これからもデヴィッドが育てる才能の数々にも期待したいところだ。

David Foster official web site
RIRI公式ウェブサイト

神野秀雄

神野秀雄 Hideo Kanno 福島県出身。東京大学理学系研究科生物化学専攻修士課程修了。保原中学校吹奏楽部でサックスを始め、福島高校ジャズ研から東京大学ジャズ研へ。『キース・ジャレット/マイ・ソング』を中学で聴いて以来のECMファン。東京JAZZ 2014で、マイク・スターン、ランディ・ブレッカーとの”共演”を果たしたらしい。

5 thoughts on “11/30-12/3 デイヴィッド・フォスター来日

  • 2018年12月6日 at 4:52 AM
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    失礼します。
    「今回で6回目の来日になります。」とありますが…
    David Fosterが忘れている来日があるのかもしれませんが
    1987 LIVE COORS LIVE w/Lee Ritenour 人見記念講堂
    1994 JT SuperProducers 武道館
    2010,2011,2012 東京国際フォーラム
    2016 舞浜アンフィシアター w/深見東州
    そして今回で来日7回目です。
    2016以外、全部行きました。
    よろしくお願いします。

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  • 2018年12月9日 at 12:17 AM
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    Buichi Saitoさん 貴重なご指摘をありがとうございます。「今までに6回来ています」と言ったのかもしれませんね。ほぼ全ての来日公演に行かれているのは素晴らしいです。特に印象に残っている公演はありますか?

    Reply
    • 2018年12月9日 at 1:26 AM
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      返信ありがとうございます。
      BlueNoteでも6th timeって言ってた気がしますので
      David Foster自身忘れている来日があるのかもしれませんね。
      1987年を忘れてしまったか?
      2016年の新興宗教団体主催の半クローズドコンサートをカウントしていないか?
      のどちらかな?!と思われますが…
      「特に印象に残っている公演」と言いますと
      どれも印象深いですが…
      1987年はラジオ放送、1994年はテレビ放送があったおかげで録音、録画。
      何度も聴き返し、見返ししているので今でも鮮明ですね!
      もう来ないだろうと忘れかけていたところに2010年の来日は感激一杯でしたし
      今回はとにかく最高の演奏を間近で見られたことが何より。
      マニアック過ぎてキリがなくなってしまうのでこの辺で(^_^;)
      貴重な取材情報ありがとうございました。

      Reply
    • 2018年12月9日 at 2:12 AM
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      PS
      RIRIは2010年の来日公演に際して開催されたシャリースに次ぐアジア人歌手探しのオーディションでDavidFosterに選ばれ東京国際フォーラムのステージに立った2名の内のひとりですね。
      当時、小学生だったかな?!
      彼女のその後は知りませんでしたので、情報感謝。

      Reply
      • 2018年12月10日 at 5:45 PM
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        すみません、正確にはオーディションもステージに立ったのも2011年でした。

        Reply

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