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3/15 ECMからアイヤー+テイボーン・デュオとリラ・フィーチャーのカルテットの新作

『ヴィジェイ・アイヤー+クレイグ・テイボーン/The Transitory Poems(トランジトリー・ポエム)』(ECM2644)

『ソクラティス・シノプーロス・カルテット/メタモーダル』(ECM2631)

2018年3月、ハンガリー・ブダペストのフランツ・リスト・アカデミーでのライヴ録音。ヴィジェイ・アイヤーとクレイグ・テイボーンのふたりは、ロスコー・ミッチェル=ノート・ファクトリーの『Far Side』(ECM 2087, 2010) で共演以来、機会を見つけては共演してきた間柄。本作では、ここ1、2年立て続けにこの世を去った3人の偉大なピアニストたち、セシル・テイラー (1929.3.15~2018.4.15)、ムーハル・リチャード・エイブラムス(1930.9.19~2017.10.29)、ジェリ・アレン (1957.6.12~2017.6.27)と画家で彫刻家でもあったジャック・ウィッテンにトリビュートされている。

もう1作は 、ソクラティス・シノプーロス・カルテットの『Metamodal』(ECM2631)。2015年リリースのデビュー・アルバム『Eight Winds』(ECM2407) に次ぐ伝統古楽器リラ奏者ソクラティス・シノプーロス率いる四重奏団の2作目。編成は他にピアノ、ベース、ドラムス。ビザンチン文化に遡るフォーク・ミュージックとコンテンポラリー感あふれるインプロヴィゼーションの妙なるタペストリー。

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