#267 『ポール・ブレイ/オープン、トゥ・ラヴ』

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ECM/ユニバーサルミュージック UCCE-9264 (SHM-CD)
ECM45周年記念再発シリーズ \1,728(税込)

ポール・ブレイ(p)

1. クローサー (Carla Bley)
2. アイダ・ルピノ (Carla Bley)
3. スターテッド (Paul Bley)
4. オープン、トゥ・ラヴ (Annette Peacock)
5. ハーレム (Paul Bley)
6. セヴン (Carla Bley)
7. ナッシング・エヴァー・ヴォズ、エニウェイ (Annette Peacock)

録音:ヤン・エリック・コングスハウク@アルネ・ベンディクセン・スタジオ、1972年9月11日
カヴァー・デザイン:B&B ヴォユルシュ
プロデューサー:マンフレート・アイヒャー

高音部の余韻の減衰を微細に捉えた勇気ある録音技術に喝采!

特有の高音部に特徴を残す録音。しかし、当時、この様な構え方でピアノソロを狙った録音は挑戦であったと思う。演奏者のサウンドをマイキングの力で表現しようと構えた痕跡を聞くことができるのだ。距離感はない!勇気ある判断に私は共感。
高音部の余韻の過ぎ去る減衰を微細に捉えた勇気ある録音技術に喝采だ。
ピアニスト、あるいはピアノ・チューナーしか知り得ない至近距離の音を見事に捉えているのだ。ポール・ブレイは、この音の世界を狙っていたと、私は思う。

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及川公生

及川公生

及川公生 Kimio Oikawa 1936年福岡県生まれ。FM東海(現 東京FM)技術部を経て独立。大阪万国博・鉄鋼館の音響技術や世界歌謡祭、ねむ・ジャズ・イン等のSRを担当。1976年以降ジャズ録音に専念し現在に至る。2003年度日本音響家協会賞受賞。東京芸術大学、洗足学園音楽大学非常勤講師を経て、現在、音響芸術専門学校非常勤講師。AES会員。

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