#352  『エラ・フィッツジェラルド/ス‘ワンダフル〜エラ・ライヴ・イン・アムステルダム1957&1960』

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「及川公生の聴きどころチェック」今月の8枚

55 Records FNCJ-5622 ¥2,200+税

M1~10;
エラ・フィッツジェラルド (vo)
ドン・エイブリー (p)
ハーブ・エリス (g)
レイ・ブラウン (b)
ジョー・ジョーンズ (ds)
司会:ノーマン・グランツ
1957年5月5日アムステルダム、コンセルトヘボウにてライヴ録音

M11~21;
エラ・フィッツジェラルド (vo)
ポール・スミス (p)
ジム・ホール (g)
ウィルフレッド・ミドルブルック (b)
ガス・ジョンソン (ds)
1960年2月27日アムステルダム、コンセルトヘボウにてライヴ録音。

1. シンギン・ザ・ブルース (3:01)
2. エンジェル・アイズ (3:18)
3. バードランドの子守歌 (2:29)
4. ラヴ・フォー・セール (3:57)
5. ダンシング・オン・ザ・シーリング (3:33)
6. エイプリル・イン・パリ (4:05)
7. ジャスト・ワン・オブ・ゾーズ・シングズ (3:14)
8. ロール・エム・ピート (2:22)
9. 捧ぐるは愛のみ (3:50)
10. エア・メイル・スペシャル (3:33)
11. ス・ワンダフル (2:38)
12. ラヴ・イズ・ヒア・トゥ・ステイ (3:25)
13. 風と共に去りぬ (2:38)
14. ミスティ (3:09)
15. ジャスト・イン・タイム (2:22)
16. ザ・レディ・イズ・ア・トランプ (3:11)
17. ザ・マン・アイ・ラヴ (3:43)
18. アイヴ・ガット・ザ・ワールド・オン・ア・ストリング (3:56)
19. トゥー・ダーン・ホット (3:33)
20. マック・ザ・ナイフ (4:37)
21. ロール・エム・ピート (7:07)
Total Time 73:50

 

この年代だからモノ録音である。アムステルダム録音ゆえなのか? ベースが相当に強めのバランス。60年録音でも同じなので、好まれるバランスと受け止める。57年と60年録音の違いは場内の拍手で判る。さすがに60年録音は明瞭さが浮き出ている。ベースの音質の改善は、今に通じる。

ヴォーカルの勢いを当時の技術でフルに生かした録音。うっすらと場内の空間を思わせるサウンドが含まれている。バックに包囲されたバランス・ミックスは、当時の常識だったのか。ライヴ感が気持ちいい。

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及川公生

及川公生

及川公生 Kimio Oikawa 1936年福岡県生まれ。FM東海(現 東京FM)技術部を経て独立。大阪万国博・鉄鋼館の音響技術や世界歌謡祭、ねむ・ジャズ・イン等のSRを担当。1976年以降ジャズ録音に専念し現在に至る。2003年度日本音響家協会賞受賞。東京芸術大学、洗足学園音楽大学非常勤講師を経て、現在、音響芸術専門学校非常勤講師。AES会員。

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