#373『ワダダ・レオ・スミス|田村夏樹|藤井郷子|イクエ・モリ/アスピレーション』

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「及川公生の聴きどころチェック 今月の7枚」

Libra Records / Libra 204/043 ¥2,300+税

ワダダ・レオ・スミス (trumpet)
田村夏樹 (trumpet)
藤井郷子 (piano)
イクエ・モリ (electronics)

1. Intent
2. Liberation
3. Floatin
4. Aspiration
5. Evolution
6. Stillness

Recorded on November 29, 2016, mixed on March 21, 2017 and mastered on May 31, 2017 by Nick Lloyd at Firehouse 12 New Haven C
Executive producer: Natsuki Tamura

 

オンマイクの極めて緻密な質感を求めたトランペット奏法からのサウンド。そして音像の急激な広がりをピアノが演示。「化学反応」と解説に記されていることがサウンドで現れている現実感がたまらない。録音時にサウンド効果のリハを繰り返したかと想像する。

ピアノの表現が演奏法に密接に応じている録音に注目。ピアニッシモでも距離感を感じる。エレクトリックが音像に異様な近接感を聴かせる。耳元で鳴っている感触で思わずディスクに耳が行く。この異様な現象はなんだろう。

田村夏樹+藤井郷子のサウンドを追いかけて来たが、聴く度に度肝を抜かれる。

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及川公生

及川公生

及川公生 Kimio Oikawa 1936年福岡県生まれ。FM東海(現 東京FM)技術部を経て独立。大阪万国博・鉄鋼館の音響技術や世界歌謡祭、ねむ・ジャズ・イン等のSRを担当。1976年以降ジャズ録音に専念し現在に至る。2003年度日本音響家協会賞受賞。東京芸術大学、洗足学園音楽大学非常勤講師を経て、現在、音響芸術専門学校非常勤講師。AES会員。

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