#370 『Chris Speed Trio / Platinum On Tap』

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「及川公生の聴きどころチェック 今月の7枚」

 

Intakt CD 294 / 2017

Chris Speed: Tenor Saxophone
Chris Tordini: Acoustic Bass
Dave King: Drums

1. Red Hook Nights
2. Arrival High
3. Buffalo 15
4. Crossface Cradle
5. Pretty Much
6. Crooked Teeth
7. Platinum on Tap
8. Stardust
9. Torking
10. Spirits
*Music by Chris Speed except “Spirits” by Albert Ayler and “Stardust” by Hoagy Carmichael.

Recorded live at Brooklyn Recording on March 3, 2016, by Andy Taub. Assisted by Aurélien Jubault.
Mastered March 2017 by Huntley Miller at HM Mastering, Minneapolis.
Executive production by Florian Keller
Produced by Chris Speed and Intakt Records, Patrik Landolt.

 

アコースティックのソフトなサウンドが心地いい。音量を上げていくと、ドッシリとアコースティックの持つ重量を感じるサウンドを表現する。遠近感も同時に現れ、テナーを包むドラムの重量感が聴きどころ。ベースが加わって、リズムのメリハリが巨大化する。テナーのサウンドに特徴は感じられないが、周辺のサウンドの包囲から、それが音質の狙いだと判る。ベースとドラムがサウンド構成の重要な部分を担っている。ドラムのこのどっしり感は最近の録音の流行なのでは。情報でマイキングを見るとそれが窺える。シンバルが弱い。


Photo: Bradley Bambarger

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及川公生

及川公生

及川公生 Kimio Oikawa 1936年福岡県生まれ。FM東海(現 東京FM)技術部を経て独立。大阪万国博・鉄鋼館の音響技術や世界歌謡祭、ねむ・ジャズ・イン等のSRを担当。1976年以降ジャズ録音に専念し現在に至る。2003年度日本音響家協会賞受賞。東京芸術大学、洗足学園音楽大学非常勤講師を経て、現在、音響芸術専門学校非常勤講師。AES会員。

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