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及川公生の聴きどころチェックNo. 235

# 387 『シーネ・エイ/ドリームス』

「及川公生の聴きどころチェック」今月の7本

ビクターエンタテインメント VICJ-61764  ¥ 2400+Tax

シーネ・エイ vocal, music & lyrics ( 1,2,3,6,7,8)
ヤコブ・クリストファーセン piano
スコット・コリー bass
ジョーイ・バロン drums
ラリー・クーンズ guitar

1. The Bitter End
2. Head Over High Heels
3. Love Song
4. What Is This Thing Called Love   恋とは何でしょう
5. Falling In Love With Love   恋に恋して
6. Dreams
7. Aleppo
8. Time To Go
9. I’ ll Remember April   四月の思い出
10.Anything Goes  うまくやれよ
11. On A Clear Day  ある晴れた日に

録音:2017年1月12日, 13日 at Systems Two  Brooklyn (New York)
録音エンジニア:マイク・マルシアーノ
Mixed & Mastered by ラッセ・ニルソン at ニレント・スタジオ(ゲーテボルグ)


『シーネ・エイ/ドlリームス』

声量の勢いを高音質で捉えた優れた録音。声の勢いを感じながら、近接の歯切れは、録音術ならではの効果。当然、狙っている。
バックの扱い方も、ヴォーカルを支えるサウンドに心を揺さぶられる。
ベースの重い表現で迫る勢い、軽く透明感あふれるピアノ、リアルなドラムのブラシ、ギターの芯を太く捉えたサウンド。ミックス・バランスも見事。

及川公生

及川公生 Kimio Oikawa 1936年福岡県生まれ。FM東海(現 東京FM)技術部を経て独立。大阪万国博・鉄鋼館の音響技術や世界歌謡祭、ねむ・ジャズ・イン等のSRを担当。1976年以降ジャズ録音に専念し現在に至る。2003年度日本音響家協会賞受賞。東京芸術大学、洗足学園音楽大学非常勤講師を経て、現在、音響芸術専門学校非常勤講師。AES会員。

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