#395 『Satoko Fujii Orchestra New York / Fukushima』

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及川公生の聴きどころチェック:今月の7本

Libra Records 214044

藤井郷子オーケストラニューヨーク:
Oscar Noriega (as)
Ellery Eskelin (ts)
Tony Malaby (ts)
Andy Laster (brs)
Dave Ballou, Herb Robertson, 田村夏樹 (tp)
Joey Sellers, Joe Fiedler, Curtis Hasselbring (tb)
Nels Cline (g)
Stomu Takeishi (b)
Ches Smith (ds)

1. Fukushima 1
2. Fukushima 2
3. Fukushima 3
4. Fukushima 4
5. Fukushima 5
composed by Satoko Fujii

Recorded by Joe Marciano at Systems Two, NYC, May 18, 2016
Mixed by Mike Marciano at Systems Two, NYC, August 18, 2017
Mastered by Max Ross at Systems Two, NYC, September 8, 2017

オーケストラの各楽器群の複雑な演奏形態を、音像の左右を意識的に配分し、基礎となるリズムと対比させた奇抜なアイディアが面白い。
オーケストラ編成群の演奏が奇抜。それを鮮明に録音した技法も注目に値する。打楽器の際立つエッジは強烈な印象。低音を揺さぶるベース。サックスのアルトからバリトンまで、その音色の飾りを鮮明に録った技術も注目したい。単にマイキングで解決出来ないと推測できるサウンドなのだ。奇抜を的確に捉えた録音に最大限の喝采を。

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及川公生

及川公生

及川公生 Kimio Oikawa 1936年福岡県生まれ。FM東海(現 東京FM)技術部を経て独立。大阪万国博・鉄鋼館の音響技術や世界歌謡祭、ねむ・ジャズ・イン等のSRを担当。1976年以降ジャズ録音に専念し現在に至る。2003年度日本音響家協会賞受賞。東京芸術大学、洗足学園音楽大学非常勤講師を経て、現在、音響芸術専門学校非常勤講師。AES会員。

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