#466 『Mark Turner & Ethan Iverson / Temporary Kings』
『マーク・ターナー&イーサン・アイヴァーソン/テンポラリー・キングス』

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text by Kimio Oikawa  及川公生

ECM2583

Mark Turner  (Tenor Saxophone)
Ethan Iverson  (Piano)

1 Lugano (Ethan Iverson)
2 Temporary Kings (Ethan Iverson)
3 Turner’s Chamber of Unlikely Delights (Ethan Iverson)
4 Dixie’s Dilemma (Warne Marsh)
5 Yesterday’s Bouquet (Ethan Iverson)
6 Unclaimed Freight (Ethan Iverson)
7 Myron?s World (Mark Turner)
8 Third Familiar (Ethan Iverson)
9 Seven Point (Mark Turner)

Recorded June 2017 @ Auditorio Stelio Molo RSI, Lugano
Engineer: Stefano Amerio
Produced by Manfred Eicher


超絶透明感に溢れる録音。ピアノの抜けのいいサウンドに身震いする。追いかける様にサックスの音像が空間を支配する。サウンドも見事だか音像表現も秀逸。そこに音源があるという見え見えではなく、空間に発散した残響を強く意識した録音に注目したい。アコースティックを超え録音が作り出したマジックと言えようか。ピアノはマジックだ。近接音が豊かに聞こえる中に、共鳴の豊かなサウンドが色彩を放つ。マイキングを想像しながら、サックスとの融合が素晴らしいことに気を取られる。

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及川公生

及川公生

及川公生 Kimio Oikawa 1936年福岡県生まれ。FM東海(現 東京FM)技術部を経て独立。大阪万国博・鉄鋼館の音響技術や世界歌謡祭、ねむ・ジャズ・イン等のSRを担当。1976年以降ジャズ録音に専念し現在に至る。2003年度日本音響家協会賞受賞。東京芸術大学、洗足学園音楽大学非常勤講師を経て、現在、音響芸術専門学校非常勤講師。AES会員。

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