#274 『Nik Bärtsch’s MOBILE / CONTINUUM』

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ECM 2464

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Nik Bärtsch (Piano)
Sha (Bass Clarinet, Contrabass Clarinet)
Kaspar Rast (Drums, Percussion)
Nicolas Stocker (Drums, Tuned Percussion)
Extended;
Etienne Abelin (Violin)
Ola Sendecki (Violin)
David Schnee (Viola)
Solme Hong (Cello)
Ambrosius Huber (Cello)

1.MODUL 29_14
2.MODUL 12
3.MODUL 18
4.MODUL 5
5.MODUL 60
6.MODUL 4
7.MODUL 44
8.MODUL 8_11

Composed by Nik Bärtsch
Arranged by Mobile

Recorded March 2015 at Auditorto Stelio Molo RSI, Lugano
Engineer: Stefano Amario
Produced by Manfred Eicher

ミックス・バランスの見事さを高く評価したい

前作『RONIN浪人』と大きく音質の傾向が異なる。肉厚、中音域の音像の形が強固になった。相変わらず低音部の図太さが、シリーズの根底をなす。音楽的な魅力が、音の鑑賞にも大きなインパクトを打ち込む。
超絶なオンマイクと距離感を持たせたパーカッションの音像背景が、すごく心地良い。
繰り返される演奏のなかに低音部の歯切れとリバーブ効果が謎めいた空間表現を醸し出す。
やや硬質な感触の弦楽器だが、ベースやドラムの低音部との対比で、この音色で構築したと推察する。この部分のサウンドは魅力だ。
グイグイと音楽の幻想に引きこまれる。ミックス・バランスの見事さを高く評価したい。

https://www.youtube.com/watch?v=YlcWDn_Zxrg

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及川公生

及川公生

及川公生 Kimio Oikawa 1936年福岡県生まれ。FM東海(現 東京FM)技術部を経て独立。大阪万国博・鉄鋼館の音響技術や世界歌謡祭、ねむ・ジャズ・イン等のSRを担当。1976年以降ジャズ録音に専念し現在に至る。2003年度日本音響家協会賞受賞。東京芸術大学、洗足学園音楽大学非常勤講師を経て、現在、音響芸術専門学校非常勤講師。AES会員。

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