#297 『The Fred Hersch Trio / Sunday Night at the Vanguard』

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Palmetto Records PM2183

Fred Hersch (p)
John Hébert (b)
Eric McPherson (ds)

01.A Cockeyed Optimist
02.Serpentine
03.The Optimum Thing
04.Calligram
05.Blackwing Palomino
06.For No One
07.Everybody’s Song but My Own
08.The Peacocks
09.We See
10.Encore: Valentine

Recorded Live at the Village Vanguard, NYC on March 27th, 2016 by James Farber.
Produced by Fred Hersch

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ジェームス・ファーバーのヴィレッジ・ヴァンガード・レコーディング盤。黙って通り過ごせない。さすがに各楽器の音色がみずみずしい。ライブの音のかぶりは何も感じない。これはミックス・バランスの絶妙さがもたらす結果なのだが。

ピアノの浮き立つ音像の造りに感服。演奏者のタッチから跳ね上がる明解な音は、マイキングの技の証。左右の定位はそれほど広げず、しかしピアノの存在感は強烈だ。ベースはその存在を強調させていない。これが、技の一つ。明解に弦の明解な音質はライブ録音の雰囲気に合わない。ドラムにも、その手法は及ぶ。距離感の表現で、遠い感じを持たせたバランスが気持ち良い。シンバルのサウンドは印象的。楽器が持つ特質をかなり強調された音質で捉えている。

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及川公生

及川公生

及川公生 Kimio Oikawa 1936年福岡県生まれ。FM東海(現 東京FM)技術部を経て独立。大阪万国博・鉄鋼館の音響技術や世界歌謡祭、ねむ・ジャズ・イン等のSRを担当。1976年以降ジャズ録音に専念し現在に至る。2003年度日本音響家協会賞受賞。東京芸術大学、洗足学園音楽大学非常勤講師を経て、現在、音響芸術専門学校非常勤講師。AES会員。

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