#664 灰野敬二 4DAYS

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Reported & photographed by Takeshi Goda 剛田武

3月2日(日)  六本木SuperDeluxe 灰野敬二+ジム・オルーク+オーレン・アンバーチ
3月3日(月)  六本木SuperDeluxe  灰野敬二+スティーヴン・オマリー+オーレン・アンバーチ
3月7日(金)  秋葉原Club Goodman  サンヘドリン:灰野敬二+ナスノミツル+吉田達也
3月9日(日)  東高円寺UFO CLUB  マニ・ノイマイヤー×灰野敬二×七尾旅人

3月の第一週、灰野敬二関連ライヴが連続して開催された。詳細は各日のライヴ・レポートに譲るが、海外アーティストを交えた異なるユニットの演奏を同時期に体験することで、1970年から一貫して日本のみならず世界の音楽シーンの極北に身を置く灰野が、40年以上経った現在も表現の新たな地平に挑み続ける秘密を垣間見ることができたような気がする。


2014年3月2日(日) 六本木スーパーデラックス
『灰野・オルーク・アンバーチ』

出演:
灰野敬二+ジム・オルーク+オーレン・アンバーチ:
灰野敬二(vo, g)
ジム・オルーク Jim O’Rourke(b)
オーレン・アンバーチ Oren Ambarchi(ds)

スティーヴン・オマリー Stephen O’Malley(g) solo

クリス・コール Crys Cole(electronics) solo

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灰野敬二と、以前から共演歴のあるジム・オルーク、オーストラリアの実験音楽家オーレン・アンバーチの三人は2009年北九州で初めて共演した。『Tima Formosa』というCDでリリースされたその演奏は、オルークのギターを中心にしたアンビエント/ドローン・サウンドだったが、その翌年、スーパーデラックスで再度実現したトリオは、灰野を中心にしたパワー・ロックだった。それ以来、毎年恒例の日本だけのスペシャル企画として、このトリオの来日公演が開催されてきた。オーレンはアメリカの人気ヘヴィ・ロック・バンド、SUNN O)))の準メンバーとしても知られており、今年はいよいよSUNN O)))の中心メンバーのスティーヴン・オマリーも一緒に来日するとのことで、会場は満員御礼。いつもの灰野やオルークのファン層とは少し異なる洋楽ロック・ファンも多い印象。

 

●クリス・コール

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オーレン・アンバーチのパートナーでもあるカナダの女性音響アーティスト。2011年以来毎回このトリオのサポートを務める。マイクに吹きかける息の音や、テーブルと衣服を擦ったり引っ掻いたりした物音を増幅させ、ザワザワカサカサした微弱ノイズを発生させる。静寂に支配された冷え冷えとした演奏は儀式の前の露払いの様子。

 

●スティーヴン・オマリー

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アメリカ・シアトル出身のSUNN O)))はスティーヴン・オマリーとグレッグ・アンダーソンをコア・メンバーとし、様々な準メンバーを加えて活動するドローン・メタル・バンド。ライヴでは中世の僧侶のような頭巾を身に纏い、ズーンと沈み込む重低音ドローンが延々と続く暗黒の儀式のような演奏を聴かせる。今回のソロでも世界観はSUNN O)))そのもの。オマリーがギターをストロークすると、暗黒の塊がアンプから飛び出し、地鳴りのように足元を震わせる。かなりの音量だが、不思議と耳には優しい。ワンコードを延々と弾き続け、エフェクターやアンプのコントロールで音質を変化させる。現在は製造中止のトラヴィスビーン製メタルギターのボディー全体が共鳴して発するフィードバックは何物にも比較しようがない強烈さ。ナチスが第二次世界大戦中に研究したと言われる「爆音だけで人を殺せる絶叫マシーン」の被験者になったような気分がした。

 

●灰野敬二+ジム・オルーク+オーレン・アンバーチ

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このトリオを観るのは6回目。これまでにミニマル音楽家シャルルマーニュ・パレスタインと石橋英子をイントロだけのゲストに迎えたことはあったが、基本的に3人だけのガチンコ共演である。名うての即興音楽家ばかりだが、一貫して灰野色の濃いパワー・ロック演奏が持ち味。灰野のブルガリで静かにスタート。一ヶ月前のソロ・ライヴで初めて披露された英語詞の歌。既成曲のカヴァーかと思っていたら、ワンフレーズだけ日本語で歌った時にハタと気づいた。これは灰野の言葉(詩)を英語に訳したものである。「Explode(はれつしろ)」という不失者の最新作に登場する言葉も聴き取れる。知る限りでは灰野が自分の言葉を英語で歌うのは初めてのこと。ずっと日本語に拘ってきた灰野の新たなる挑戦といえる。聴く側(日本人)にとっては、言葉の意味が直接響かないので、灰野の声が楽器と同じレベルで耳に飛び込むために、今まで以上に抽象的で自由な地平が啓かれる気がする。しかし単語が平易なので、時間差で意味が水泡のように意識の表面に浮かび上がり、トーン(音)とワード(言葉)の鬩ぎあいに脳内神経シナプスが活性化する。そのとき生じる知覚の混乱は決して不快なものではなく、強靭なトリオ演奏と相俟って、言い知れぬ興奮の渦に聴き手を導くのである。一方日本語がわかるイギリス人の知り合いは「今マデ灰野サンノ歌ハ曖昧ダッタケド、ハッキリ意味ヲ理解デキテ信ジラレナイヨ!」と興奮していた。灰野の挑戦は日欧いずれのリスナーにとっても、知覚の扉を開く経験となるに違いない。
ブルガリ、エアシンセ、ハーモニカ、ギター、フルートと轟音から静寂まで流れを持った展開は、壮大な組曲のように心を捉えて離さない。普段は冷静なオルークが激しいアクションでベースを弾き倒し、アンバーチはパワー・ドラミングと物音ノイズの境界を行き来する。灰野がリードしているように見えるが、他の二人も全身から霊気迸る演奏で突き進む。輪廻転生の如くブルガリに立ち戻ったエンディングに流れる平静な風景はほんのりと異界の香りが漂っていた。


2014年3月3日(月) 六本木スーパーデラックス
「なぞらない」初来日公演
スペシャル・ゲスト: 山本達久+ジム・オルーク+石橋英子

出演:
なぞらない:
灰野敬二(vo, g)
スティーヴン・オマリー(b)
オーレン・アンバーチ(ds)

山本達久(syn, ds)
ジム・オルーク(b, syn)
石橋英子(key, syn)

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『なぞらない』という言葉はここ数年の灰野敬二の活動の中に、ひとつのキーワードとして現れる。筆者が意識したのは2012年半ばから。ライヴで「なぞらない」という言葉が歌われ始めた。同時期にオーストラリアのレーベルから「なぞらない(Nazoranai)=Keiji Haino, Stephen O’Malley, Oren Ambarchi」名義の『なぞらない(Nazoranai)』というタイトルのアルバムがリリースされた。2011年11月8日パリに於けるライヴ録音で、収録曲に「なぞらない」という歌詞は出てこない。

ユニット名/歌詞/タイトルなど項目と時系列が前後に交錯したエニグマこそ灰野敬二の灰野敬二たる所以である。そこでは、言葉が意味や文脈から解放され、生き物のように自由に呼吸を始める。40年前の言葉と今朝口にした言葉が並列に発せられるパフォーマンスでは言葉の意味は崩れ、灰野(と共演者)が創造する祈りの中に溶け込み昇華される。「うまくできない」「祈りがたりない」「なぞらない」「いみくずし」「なしくずし」など時を超えて繰り返し現れる言葉は、灰野敬二の世界を善く旅するための暗号といえよう。

ユニットとしての「なぞらない」は2011年4月アムステルダムでの初ステージ以降、灰野の渡欧に合わせて定期的にヨーロッパで公演し、2013年にはデンマークの大規模ロックフェス「Roskilde Festival」に出演した。前日の灰野+オルーク+アンバーチ・トリオとメンバーひとりが異なるだけだが、その音世界には劇的な違いがある。二日連続で両者をじっくり体験できるのは得難い機会である。

 

●山本達久+ジム・オルーク+石橋英子

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数年前から石橋のバンド、石橋英子withもう死んだ人たちや、前野健太、長谷川健一のバックバンドなどで共演してきた3人は、2012年から即興演奏を目的にセッションを繰り返してきた。昨年6月スーパーデラックスで開催されたジム・オルーク連続イベント『ジムO 六デイズ』でのライヴをレコーディングし、2014年1月「カフカ鼾」というユニット名で正式デビューCD『okite』をリリース。完全即興演奏にも拘らず、幅広いメディアで話題になったこのトリオを初体験。石橋のキーボードとオルークのアナログ・シンセが生み出すアンビエント・サウンドに山本の生ドラムがアクセントをつける。ドローンの導入部から徐々にドラムの連打で盛り上がるが、爆音ノイズや激烈インタープレイには至らず、ムーディーなまま収束する。刺激だけが即興の真価ではない、という事実を再確認した。創造の泉から湧き出る映像的なイマジネーションに心が浮遊する体験だった。

●なぞらない(灰野敬二+スティーヴン・オマリー+オーレン・アンバーチ)

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照明が思い切り暗くなる。深くリヴァーブをかけたオマリーのベースからスタート。灰野が短くパーカッションを奏で、すぐにハーディー・ガーディーに持ち替える。引き摺るような摩擦音に、沈み込むベースとアンバーチの空間的なドラムが交じり合う。次第に熱量を増し、激しいドラムロールと地響きを上げるベースが鼓舞して、身悶えする程ハードなハーディー・ガーディー演奏を誘発する。これほどグルーヴするハーディー・ガーディーを聴いたのは初めて。ギターに持ち替えると、即座に三つ巴のバトルに突入する。前日のオルークを交えたトリオが灰野ワールドの拡張(Extension)だとしたら、なぞらないは三者が対等にぶつかり合う衝突(Collision)と言えるかもしれない。オマリー&SUNN O)))の持ち味のドゥーム感が灰野のエニグマと相俟って、ユニット名通り過去の轍(わだち)をなぞらない、革新と確信と核心に貫かれた演奏を繰り広げた。この日も灰野は英語で歌った。灰野の「言葉」から意味を剥奪する試みが、何処まで「言葉」を追い詰めるのか見定めるためにも、今週あと2回ある灰野のライヴへの興味が募る一方である。


2014年3月7日(金) 秋葉原Club Goodman
<サンヘドリン スプリングツアー 「好」の5W1H>

出演:
サンヘドリン:
灰野敬二(g)
ナスノミツル(b)
吉田達也(ds)

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ハードコア・パンクからプロフレッシヴ・ロック、フリージャズまで、多彩な才能を発揮する“変拍子の鬼”ドラマー、吉田達也、アルタード・ステイツを中心にジャンルレスに活躍するベーシスト、ナスノミツル、そして灰野敬二によるトリオ、サンへドリンは2004~2010年の7年間活動したグループ。灰野の数多いプロジェクトの中でも、ライフワークの不失者と、三上寛・石塚俊明とのVajraに次ぐ長寿バンドである。特に解散宣言したわけではないが、4年間沈黙していたサンへドリンが、昨年末に7年ぶりの3rdアルバム『「好」の5W1H』をリリースし活動再開した。昨年12月の復活ライヴでは、全編インストゥルメンタルで、サバイバルゲームのように壮絶なステージを展開した。

この日も前回同様ステージにヴォーカル・マイクはセットされていない。また、灰野はギター以外の楽器は演奏しない。以前のサンヘドリンではヴォーカルの比重が高く、吉田のオペラ・ヴォイスやナスノの掛け声もフィーチャーされたし、灰野はゴッタンやフルートなども演奏した。復活後、それらを廃しシンプルなインスト・ギター・トリオに徹することは、灰野にとってこのトリオが今まで以上に重要度が増したことを示している。100%ギターに専念し、ナスノ・吉田という世界最強(狂)のパートナーと思う存分バトル・プレイを繰り広げる。英語により灰野ワールドの核とも言える「歌=言葉」を捉え直す一方で、「言葉」から離れた表現行為をとことん突き詰めることが、サンヘドリンに求められた使命だと言えはしまいか。

それを証明するように冒頭から気迫溢れるトリプル・クロスカウンターが炸裂する。前回は久々だったせいか、聴き手に恐怖の念を抱かせる程殺気だったバトルだったが、この日は容赦なく高いテンションにも拘らず、聴き手を煽る焦燥感は影を潜め、相互信頼に支えられた芳醇な対話と議論が展開された。言うまでもないが、それは馴れ合いでも甘えでもない。どんなに激しく攻撃しても決して逃げ出すことのない好敵手同士の全力の果たし合いである。傍観者ではなく目撃証人として立ち会うオーディエンスは、高度に鍛錬された戦士の闘いから目を離すことは出来ない。最高レベルの即興表現は現代の音楽シーンに於いては明らかに異端であるが、それ故に逆に音楽表現の新たな王道を提示しているのである。

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2014年3月9日(日) 東高円寺U.F.O. CLUB
【マニ・ノイマイヤー JAPAN TOUR 2014】
マニ・ノイマイヤー×灰野敬二×七尾旅人

出演:
マニ・ノイマイヤー Mani Neumeier(ds)
灰野敬二 (vo, g, electronics etc.)
七尾旅人 (vo, g)

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毎年渡り鳥のように来日するベテラン・アーティストがいる。ダモ鈴木(CAN)、ペーター・ブロッツマン、最近は諸事情で途絶えているがハン・ベニンクなど西欧の前衛音楽の闘士が多い。特に日本との絆が深いのがドイツ出身のマニ・ノイマイヤーだろう。1970年から現在までフリー・ロック・バンド、GURU GURUを率いてクラウトロックのオリジネイターとして活動。またGURU GURU結成以前はフリージャズの世界に身を置き、アレクサンダー・フォン・シュリッヘンバッハのグローブ・ユニティ・オーケストラやイレーネ・シュヴァイツァー・トリオなどで活動。GURU GURUのベーシスト、ウリ・トリプテやCANのヤッキ・リーベツァイトなど、クラウトロックにはフリージャズ出身者が多い。90年代以降日本の音楽シーンとの交流が深まる。音源を残しているだけでもギャーテーズ、内橋和也、吉田達也など数多い。特にアシッド・マザーズ・テンプルとは深く共鳴し合い、合体ユニットのアシッド・マザーズ・グルグルやイベント「グルグル祭り」など、悪ノリが過ぎるほどのコラボ。奥さんが日本人ということもあるだろうが、精神的にも大の日本通である。今回の来日でも数多くのアーティストと共演した。そのハイライトともいえるUFO CLUB公演。ノイマイヤーと灰野敬二は初共演。もちろん七尾旅人とも初顔合わせなので、三者が一堂に会するのは史上初という大変貴重な邂逅となった。

 

●マニ・ノイマイヤー×七尾旅人

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21世紀のシンガーソングライターの注目株・七尾旅人は自主企画「百人組手」でジャンルを超えたアーティストと即興演奏を繰り返してきた。2010年7月に灰野との共演を観たが、メロディーに固執しないヴォイス・パフォーマンスで屈強な灰野ワールドに立ち向かう姿が印象的だった。2011年3月11日の大震災以降、ひとりの表現者として積極的に世の中に発言し行動する姿勢は高く評価したい。今回のノイマイヤーとの初共演では、様々な経験を経て大きく成長した姿を観ることが出来た。ファズをかけたアコースティック・ギターの音をループさせ、エフェクターで声のピッチを変化させ、電子音楽的な浮遊感を持った演奏を展開。ノイマイヤーの活動でいえば、エレクトロ・ロック・ユニット、クラスターのディーター・メビウスとのデュオに通じるものがある。三味線をサンプリングした和の風味もいい。ノイマイヤーの顔を見つめたまま椅子の上に立ち上がっての熱演に大きなリスペクトが溢れていた。

●マニ・ノイマイヤー×灰野敬二×七尾旅人

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続いて灰野を加えたトリオ。ステージ右半分は灰野の機材で埋まっている。灰野のエアシンセとノイマイヤーのドラムと旅人のヴォイスが相まって、芳醇な創造空間が出現する。対決ではなく、かといって馴れ合いでもなく、クールに感性を研ぎ澄ませた共演は30分弱と短くはあったが、初対面の三者の意識の交感を肌で感じる宇宙的な時間を創出した。特に三人の唄声が重なりひとつになった瞬間(とき)の神々しさは筆舌に尽くし難い官能の世界だった。

●マニ・ノイマイヤー×灰野敬二

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最後に年長者二人がじっくりと語り・論じ・諍い・抗い・睦み・慈しみ合う。灰野は二菅の縦笛~フルート~パーカッション~発信器に繋いだミニスピーカー~円形の創作弦楽器~ギターと持ち替える。歌詞を1フレーズ英語で呟き、あとは日本語で歌う。灰野の挑発的なプレイに対し、ノイマイヤーは細かくシンバルを刻んだり、激しく連打したり、ミニシンセを操ったりと柔軟な演奏。ベテラン同士全力を発揮してのクロスプレイは60分近く続き、最後は灰野のアイリッシュハープがしめやかに実り多い両者の出会いを祝福した。鳴りやまぬ歓声に応えて、全力疾走のアンコール。二つの強靭な精神の融合が今後さらに発展することを期待したい。


後日談

灰野敬二が英語で歌い始めたというニュースはTwitter等で海外のファンにも知られるところとなった。90年代の灰野のCDの多くには歌詞の英訳が記載されており、日本語を解さないリスナーにも灰野の描く世界観がある程度共有されていた。しかし21世紀に入ってからは英訳は付されていない。理由のひとつは日本文化に精通した翻訳家のアラン・カミングスが母国イギリスへ帰国したことだが、それよりも「日本という固有の文化の中で育ち、酒・タバコ・肉を口にせず、時に俳句のリズムで紡ぐ灰野の言葉を、西洋文化圏の言葉である英語に翻訳することが可能かどうか」という疑問が最大の理由だと言う。しかし、灰野自身が英語で歌うことにより、日本語の意味とは変質するとはいえ、欧米人に灰野の歌詞の意味がニュアンスだけでも直に伝わることになった。実際に3月末にテネシー州で開催された「Big Ear」フェスティバルに灰野は二日間なぞらないとソロで出演した。ニューヨークタイムズ紙のライヴ評では、大きく灰野の写真を掲載し、灰野の英語詞をキーワードにフェスティバル全体の要点が論じられたほどである。2013年末に灰野が結成したR&B/ソウルのカヴァー・バンド「Hardy Soul」の活動も本格化しそうな気配もある。まだまだ灰野敬二の挑戦から目を離す訳には行かない。(剛田武 2014年4月18日記)

*初出: 2014年4月27日 Jazz Tokyo #197

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剛田武

剛田武

剛田 武 Takeshi Goda 1962年千葉県船橋市生まれ。東京大学文学部卒。会社勤務の傍ら、「地下ブロガー」として活動する。近刊『地下音楽への招待』(ロフトブックス)。 ブログ「A Challenge To Fate」 http://blog.goo.ne.jp/googoogoo2005_01

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