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Jazz and Far Beyond

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All About JazzNo. 340

30年後も、ビジョンは変わらない

text: Michael Ricci
August 13, 2026


「All About Jazz (AAJ) はどのように始められたのか」と尋ねられるとき、多くの人は、それがウェブサイトから始まったものだと思いがちである。

しかし、そうではない。

その構想は、AAJに先立つこと2年も前にさかのぼる。

1995年8月にAll About Jazzを立ち上げる以前、私は、アルバムに関する情報を、より便利で、より有機的につながり、そしてより楽しく探索できる形で整理する可能性に強く惹かれていた。当時私は、ジャズのディスコグラフィーを扱うCD-ROMプロジェクトに取り組んでいた。その発想の一部は、Tom Lordの『The Jazz Discography』に触発されたものである。私の目的は、単に情報をデジタル化することではなかった。情報を相互に関連づけ、インタラクティブに扱えるものへと変えることを目指していたのである。アルバム、楽曲、参加ミュージシャン、その他のデータが互いにつながり、新しい方法で探索できるシステムを構想していた。

同じ頃、私のビジネス上の関心は、別の方向へと私を引っ張っていた。パートナーのMike Lorenzと開発していたソフトウェア・プロジェクトが、フィラデルフィアのBen Franklin Technology Fundから支援を受けることになった。そのプロジェクト「DigiDay」は、毎日一枚ずつページをめくる、あの馴染み深い日めくりカレンダーのコンセプトをデスクトップ・コンピューター上に持ち込むもので、やがて「ScreenThemes」へと発展していった。

インターネット黎明期の若い起業家にとって、ソフトウェアは前へ進むための論理的な道に思えた。私はクライアントのためにウェブサイトを制作し、ソフトウェアを開発し、さらにJobNetのような求人・採用サイトをはじめ、さまざまなビジネスの可能性を模索していた。振り返ってみれば、それらは私をまったく別の道へ導いていたかもしれない。

それでも、ジャズは何度も私を呼び戻した。

商業的なプロジェクトに取り組みながらも、私は夜遅くまで、より大きな構想について考え続けていた。当時、ほとんどのジャズ関連ウェブサイトは、印刷媒体のパラダイムをそのまま引き継いでいた。紙媒体の出版物のウェブサイトは、ようやくサイトを作ることになったとしても、多くの場合、自分たちの雑誌をそのままウェブ上に再現するものだった。それらには確かに価値があった。しかし私は、根本的に異なるものを思い描いていた。

私がやりたかったのは、雑誌をオンライン上で再現することではなかった。

私は、相互につながり合うエコシステムを思い描いていた。

アルバムはミュージシャンにつながり、ミュージシャンは記事につながり、記事は録音作品につながる。読者は発見へとつながっていく。情報を検索し、整理し、探索し、そして絶えず拡張していくことのできる、生きた、成長し続けるリソースである。

そのビジョンが、やがてAll About Jazzとなった。

振り返ってみると、このプラットフォームがどのようなものになったのかに目を向けるのは容易である。しかし私がより強く関心を抱いているのは、当初のビジョンがいかに多くの部分で、今なお実現途上にあるかということである。

この30年の間に、All About Jazzは、1995年の私には想像すらできなかったほどに成長した。何百万人もの読者がこのサイトを訪れ、何千人ものライター、写真家、ミュージシャン、そして音楽業界のプロフェッショナルが、その時間と才能を提供してくれた。私たちは、アーティストが聴衆に届くことを支援し、聴衆がアーティストを発見する手助けをし、そしてその過程で、ジャズの歴史の小さくとも意義ある一片を残すことにも貢献してきた。

それでも私は、今なお可能性について考えている。

アーティストと新たな機会をつなぐ方法。リスナーが音楽を発見するための新しい方法。知識を保存し、それを誰もが利用できるようにする新しい方法。そして、私たちを最初から導いてきた原則に忠実でありながら、ジャズのエコシステムをより強固なものにしていく新しい方法について考えている。

1995年から現在までに、テクノロジーは劇的に変化した。

使命は変わっていない。

むしろ、今日ほどその使命が重要な意味を持つ時代はないと感じている。

最近、私はAll About Jazzとともにさらに10年間取り組んでいくことを決意した。それは、この仕事に単なる改善が必要だと考えたからではない。最も重要な可能性は、まだこれから先にあると信じているからである。

だからこそ、私たちは「Sustainability & Growth」イニシアチブと「All About Jazz Media」の開発を進めている。だからこそ、コミュニティに貢献するための新しいツール、新しい手法、そして新しい方法への投資を続けている。そしてだからこそ、次の章をともに築いていく仲間として、読者の皆さんにも参加を呼びかけているのである。

30年後も、ビジョンは変わらない。

ただ一つ違うのは、今の私たちには30年にわたる経験があり、世界中に広がるコミュニティがあり、そして次のものを築くための、より強固な基盤があるということである。

最初の30年は、この構想が実現可能であることを証明するための30年であった。

次の30年は、その可能性を最大限に実現するための30年である。

それは、実に胸躍ることである。


Michael Ricci  マイケル・リッチ
1995年以来、All About Jazz 出版人。フィラデリフィア在住。
ジャズとテクノロジー、そして椅子に座っていることをこよなく愛し、その三つの情熱を融合させ、All About Jazzを創り上げた。

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