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Jazz and Far Beyond

投稿者: ゲスト・ コントリビューター

CD/DVD DisksConcerts/Live ShowsNo. 317

#1319 映画『ECMレコード=サウンズ&サイレンス』2024年10月18日劇場上映
『 sounds and silence – Travels with Manfred Eicher』

芸術性の高い音楽と最高の録音技術が重なった時にしか味わえない、貴重な瞬間の連続。様々なシーンの描写も美しく、どこを切り取ってもECMのジャケットを彷彿させるような、創造性に満ちたものであり視覚でも楽しませてもらった。

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R.I.P. パレ・ダニエルソンNo. 315

何故か”シンプル”に響く音 by 甲斐正樹

『My Song』でのパレの演奏は、色々な事をしているにも関わらず、何故か耳にはシンプルに聞こえます。全ての音が正解になっています。本当に不思議です。

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R.I.P. パレ・ダニエルソンNo. 315

剛柔併せ持つ懐の深いベーシスト、パレ・ダニエルソン by 佐藤潤一

パレ・ダニエルソンほど剛柔を兼ね備え様々なミュージシャン、アンサンブルに溶け込むベーシストは稀有な存在だ。

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R.I.P. パレ・ダニエルソンNo. 315

『Contra Post』by 望月慎一郎

忘れもしない5月18日「池袋ジャズ」終演後の居酒屋で、ベーシスト甲斐正樹にパレがいかに素晴らしいか熱弁をふるった。パレがその日に亡くなったことを翌日知った。

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R.I.P. パレ・ダニエルソンNo. 315

Palle Danielsson (そしてJon Christensen) についての雑記 by みどりん

パレというプレイヤーは語弊を恐れずに言うと、楽器を「弾かない」。ベースを弾き過ぎない、のではなくその場の音楽に必要とされる音以外を全く弾かないのだと自分は考える。

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R.I.P. パレ・ダニエルソンNo. 315

極太のECMベーシスト。パレ・ダニエルソン by 山田良夫

芯のある太い音が素晴らしく、ソロの歌い方も大好きでした。速弾きもやらないけど、確かなテクニックを持ち、バランス感覚が本当に素晴らしいベーシストでした。

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R.I.P. パレ・ダニエルソンNo. 315

一年と一日と、一生〜パレ・ダニエルソンを追悼して by 内橋和久

揺るぎない独自のサウンドが実に心地よく、愛に溢れた来日コンサートだった。これが僕が音楽に向かう確信となり、それだけでパレは僕にとってヒーローであり続ける。

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R.I.P. パレ・ダニエルソンNo. 315

追悼、パレ・ダニエルソンさん by 井上陽介

パレ自身の名は知られなくても、ヨーロッパジャズ、という演奏スタイルを作り上げてしまったほどの影響力は今後も失われることはないでしょう。

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R.I.P. パレ・ダニエルソンNo. 315

さようなら。さすらいの業師ベーシスト Palle Daniellson by 石井 彰

スカンジナヴィア半島から来た屈強で優しい男。キース・ジャレット”ヨーロピアン・カルテット”を支えた北欧三人衆の一人パレ・ダニエルソン。彼の音楽はバンドの要となる”強靭なる足腰”だったのだ。

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R.I.P. パレ・ダニエルソンNo. 315

追悼 Palle Danielsson by 中島 仁

パレのベースサウンドとグルーヴは特徴的で、ほぼ一聴してパレだと分かる。強靭でありながら柔軟かつウォームで、優しい人柄が見え隠れする。

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R.I.P. パレ・ダニエルソンNo. 315

コントラバス奏者としてのパレ・ダニエルソン考 by 小美濃悠太

これだけの職人技を持っていて、バンドを後から支えプッシュする演奏はベーシストとしてある意味理想である。

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R.I.P. パレ・ダニエルソンNo. 315

音の先にあるもの by 千葉史絵

数々の名盤での演奏を通して彼のあたたかく懐深いベースが、ピアノやドラムとの会話や距離、音楽の物語を進めるには、ということを私に教えてくれた。

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R.I.P. パレ・ダニエルソンNo. 315

心からの敬意と感謝をこめて by 酒井麻生代

Keith Jarrettのヨーロピアンカルテットなど、その高い芸術性をもって数々の名盤を支えたスウェーデン出身のベーシスト、Palle Danielsson。繊細で豊かな表現力、時にソウルフルでアバンギャルドなプレイ、その存在感はどのアルバムを聴いても絶大だ。

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特集『私のジャズ事始』

『ライブ・アンダー・ザ・スカイ』と『ケルン・コンサート』 浮田美奈子

Jazzという音楽で最も衝撃的な体験は、社会人になって聴いたキース・ジャレットの「ケルン・コンサート」でした。

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特集『私のジャズ事始』

ノスタルジックなひびきがジャズ  小沼純一

モノクロが主の映画に馴染んだ子どもの耳にはノリのいい、ノスタルジックなひびきがジャズと認識された。

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R.I.P. カーラ・ブレイGUEST COLUMNNo. 315

カーラ・ブレイ『Escalator Over The Hill』と前後したラージアンサンブル作品の音像について by 吉田隆一

カーラ・ブレイ『Escalator Over The Hill』はとても異様なアルバムです。それは音楽の指向がポール・ヘインズによるテキスト=現代詩の抽象性と完璧に嚙み合った結果だと私は考えています。音楽単体でこの異様さに辿り着いたのではないはずです。

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Concerts/Live ShowsNo. 315

#1310 jazzahead! 2024 at Bremen
ジャズアヘッド!2024 at ドイツ・ブレーメン

世界各国から参加する気鋭のミュージシャン達の奏でる音楽は、その国の情景や情勢をも想像させ、エネルギーと希望に満ち溢れる。ジャズを通して世界を旅した音楽漬けの3日間!

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R.I.P. デイヴィッド・サンボーンNo. 314

追悼 デイヴィッド・サンボーン by 五野 洋

それがサンボーンのミュージシャン魂に火を付けたのか、ティム・バーンよりもさらにとんがったソロで圧倒された。

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R.I.P. デイヴィッド・サンボーン

“Farewell Dave!” by Steve Khan
“さよなら デイヴ!” by スティーヴ・カーン

デイヴの最も偉大な音楽的才能のひとつは、どんなコード・チェンジにもブルースを聴き取ることができ、どんなに複雑なソノリティの中にもブルースを見出すことができるということだった。

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CD/DVD DisksNo. 314

#2320 『高柳昌行New Direction For The Arts / プロジェクション〜インスピレーション&パワー 14 完全版』
『New Direction for the Arts / Projection~The Complete Inspiration and Power Live』

《ほぼ完全に修復できたと確信してます。間違いなく高柳昌行の最高作の一つです。》と大友良英さん誇らしげです。

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Concerts/Live ShowsNo. 313

#1301 ドミニク・ミラー日本公演 2024
Dominic Miller in Japan 2024

日本公演全体を通して、オープニングのシングルノートを淡々と繰り返す新曲「Rita」から激しい「Rush Hour」や「Truco」まで、非常に多彩な内容で観客を飽きさせない構成だった。初めての人でもドミニク・ミラーがどういうミュージシャンかよく伝わったと思う。

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InterviewsNo. 312

Interview #283 ドミニク・ミラー Dominic Miller

私の役割は、楽器の演奏者というよりも作曲家だと思っています。ECMのレコーディングに必要とされる重要な資質は、エゴが全く無いという事です。

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Concerts/Live ShowsNo. 311

#1292 (3 DAYS) OF MUSIC DEDICATED TO PETER BRÖTZMANN – London Report 1

3日間にわたるペーター・ブロッツマン追悼コンサートの2日目の模様を、ロンドンの Cafe OTO からリポート。

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R.I.P. カーラ・ブレイNo. 308

Carla Bley 1936~2023 ECM

カーラにはサティやモンポウ、あるいはセロニアス・モンクの作品と同じくらいよく練られた作品がたくさんある。(マンフレート・アイヒャー)

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R.I.P. カーラ・ブレイNo. 308

R.I.P Carla Bley by 石井 彰

僕の中ではぽっかり穴が空いてしまった。カーラの残した美しい宝物のような世界に埋もれ現実逃避して、さらに存在感が増す。しかしこの先は新しいものが生まれてくる事はない。

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R.I.P. カーラ・ブレイNo. 308

追悼カーラ・ブレイ by 西島 芳

文筆家は言葉で、音楽家は音で世界のありようを表現する。国境も主義も宗教も超えた問答無用の生命への讃歌。それは人の心の深いところで静かにしかし凛然と響き続ける。

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R.I.P. カーラ・ブレイNo. 308

R.I.P. Carla by 沢田穣治

美しいサウンドの中には絶妙に配合されたポイズンが彼女特有のエッセンスになり、どれだけの影響を自分に与えてくれたことか。

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R.I.P. カーラ・ブレイNo. 308

虫を食べる花〜本質的エロスとしての音楽、「妖艶」から「親密」への変容〜 by シマジマサヒコ

カーラの音楽の最大の魅力は、その本質的なエロスにあり、しかも動物的なものというよりは、毒性を持った熱帯性植物に近いような気がします。

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R.I.P. カーラ・ブレイNo. 308

R.I.P. Carla Bley by 芳垣安洋

カーラの70年代は、様々な音楽のエッセンスや個人の才能を取りまとめ一つの流れの中に消化していくことから生まれるものを音楽にする、実験的な工程で作っていたと思っています。

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R.I.P. ペーター・ブロッツマンGUEST COLUMNNo. 308

追想ペーター・ブロッツマン #4 by 八木美知依

日本では“Brötzmann, Yagi, Nilssen-Love”だけでなく、さまざまな編成でペーターと共演しました。中でも思い出深いのが2007年の春に東京で開催された『ブロッツフェス 2007』と『ポール・ニルセン・ラヴ〜ピット・イン・セッションズ』でした。

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InterviewsNo. 308

Interview #275 若林一也がiglooと共に遊歩するジャズ/ロックの境い目

あと2、3年経って、自分たちの音楽が世の中にパッケージングされる時に「オルタナティヴ・ロックです」「ニュー・ジャズです」という風に評価されたら、それでいいかな。

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GUEST COLUMNNo. 307

カマシ・ワシントンが切り拓くジャズ復権の道 後藤雅洋

カマシ、グラスパーらに代表される現代ジャズ・ミュージシャンたちの柔軟なスタンスは、「ポピュラリティを恐れない自己表現」という言い方で一括される。

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CD/DVD DisksNo. 307

#2276 『 さがゆき & 八木のぶお / 中村八大楽曲集』

このアルバムの出来の良さに関しては解っていたつもりだが、聴き込むほどに感動する

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CD/DVD DisksNo. 306

#2268 『カウント・ベイシー・オーケストラ/ベイシー・スウィングス・ザ・ブルース』
『Count Basie Orchestra / Basie Swings The Blues』

全体にブルース色が前面に出ており特にリズム・パターンにそれは顕著だが、ソロやヴォーカルを支えるアンサンブルはまさしくベイシー・サウンド。

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R.I.P. トリスタン・ホンジンガーNo. 305

トリスタン・ホンジンガーとのデレク・ベイリー&カンパニーでの思い出 音楽家 土取利行

土取利行によるトリスタン・ホンジンガーとのデレク・ベイリー&カンパニーでの思い出 

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R.I.P. ペーター・ブロッツマンGUEST COLUMNNo. 304

追想ペーター・ブロッツマン #1 by 八木美知依

“Hello, my little sister.” そう呼んでもらえる事はもう2度とない。イカつい顔のおじさんが初めて私をそう呼んだのは、確かポール・ニルセン・ラヴ(ds)とのトリオの2度目のヨーロッパ・ツアーのために集合した時でした。

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R.I.P. ペーター・ブロッツマンNo. 303

ペーター・ブロッツマンの逝去に思う by 坂田 明

あれだけのことをやるだけやって、ストンと逝く生き方は見事だと言わざるを得ない。

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R.I.P. ペーター・ブロッツマンNo. 303

ペーター・ブロッツマン追悼 by 一噌幸弘

ブロッツマンの演奏にも室町以前の日本音楽、音階という概念がない時代の音楽、(散楽、田楽、猿楽)を連想してしまう。

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GUEST COLUMNNo. 302

エッセイ「はらへらしのうた」 藤澤輝忠
「ジャスミンの香りふたつ」「子持ち鮎の塩焼き」

「ジャスミンの香りふたつ」と「子持ち鮎の塩焼き」

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CD/DVD DisksNo. 302

#2249 『小橋敦子&トニー・オーヴァーウォーター/ア・ドラム・シング』
『Atzko Kohashi & Tony Overwater / A Drum Thing』

まさに「即興は砂の城」と言わんばかりの刹那的な美意識だけが持つ高揚感に溢れている。

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Concerts/Live ShowsNo. 302

#1263 LOVE SUPREME JAZZ FESTIVAL JAPAN 2023

出演者もリスナーも、自由なスタンスとスタイルで音楽を楽しむ。それがこのフェスの醍醐味.

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R.I.P. 坂本龍一No. 301

『ディスアポイントメントーハテルマ』の季節
竹田賢一のライナーノートに呼応する形で by 土取利行

あまりにも多くのことが展開した70年代、間章の死を契機に彼のもとに集まっていた個々の者たちは、80年代に入り独自の道を歩みだしていた。

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