ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #42 Chris Potter <Circuits>

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実直な会社員のような風貌で、笑顔を絶やさず優しく喋るが、超人的なテクニックをもって余裕の演奏で自由自在にグルーヴしまくるクリス・ポッターの新作は、ECM以前のUndergroundの時代に戻って、ベースレスでガンガングルーヴしまくる。Underground時代より進化した、デイブ・ホランドに鍛えられた変拍子でのグルーヴとポッターやこの新トリオのキーボーディスト、若干23歳のジェームス・フランシーズの新鮮なインプロ方法を解説。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #41 Miles Davis <’Round Midnight>

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1,500回近く録音されて、最も多く録音されているというこの曲、タイトルもコード進行も、メロディでさえモンクのオリジナルと異なるバージョンが普及している謎を取り上げて見た。そして筆者がタブーとしているマイルスのインプロの崇高なラインの解説も試みる。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #40 Wayne Shorter <The Three Marias>

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ウェイン・ショーターの『Emanon』がグラミーを受賞した。2000年に結成した「Footprints Quartet」での4度目の受賞になる。「ユニークで実現困難なアイデアを実現させることにチャレンジする」ことを目指していると受賞式で語ったショーターの、言葉で言い表せない凄さを解説することを試みてみた。彼の天才的な作曲力はもちろん、彼の追従を許さないタイム感に焦点を置いてみた。

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ミッシェル・ルグランとマイルス

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「ぼくの最初のアルバムはマイルスとで、マイルスの最後のアルバムはぼくとだったんだ。」ルグランはダウンビート誌のインタビューで語った。前者は1958年発表の『ルグラン・ジャズ』と、後者はマイルスの1990年録音の、映画「ディンゴ」のサウンドトラックだ。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #39 Theo Croker <Subconscious Flirtations and Titillations>

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お気に入りのシオ・クローカー(Theo Croker)が新作『Star People Nation』の制作に掛けて去年からツアーを続けており、いつリリースされるのであろうかと期待感が高まる中、とうとうシングル<Subconscious Flirtations and Titillations>が今月(2019年1月18日)に発表された。彼の曲作りの哲学的な部分や、巧妙に仕組まれたモチーフの発展や、演奏のというより作品という構築に焦点を当て、また彼のロマンティストである側面も解説。

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#02 『R+R=Now / Collagically Speaking』

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やはり筆者にとってグラスパーはマイルスだ。「Robert Glasper Experiment」の頃からマイルスを感じて興味を持っていたが、『Everthing’s Beautiful』で彼がいかに本髄からマイルスを継承しているか確信した。そしてこのアルバムは筆者にとって心の底に食い入るようなインパクトを与えた。

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#03 R+R=Now: ロバート・グラスパー @Blue Note NYC

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この10月に経験したグラスパーのライブは、涙が溢れたというような感動を味あわせてくれるものではなかったが、筆者にとって多分一生忘れないであろう数少ないライブ体験になったことと思う。グラスパーは確実にマイルスを継いでいる。つまり、その時代を包括して次に進む音楽を構築するという作業だ。しかもマイルス同様ライブでのクリエイティビティーが実にスリル満点だ。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #38 Miles Davis <Rubberband>

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マイルスの未公開アルバムのタイトル曲が本年公開された。マイルスが30年に渡るコロンビアとの契約を切ってワーナー・ブラザーズに移籍した1985年の第一弾になるはずだったこのアルバム、名プロデューサー、トミー・リピューマはこれをボツにして『Tutu』を製作し、マイルスが再度歴史を変える手伝いをした、その理由を考察。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #37 Roy Hargrove <Hardgroove>

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若くしてあっけなく他界してしまった天才トランペッター、ロイ・ハーグローヴ。彼はハード・バッパー、R&Bアーティスト、ブラックコンテンポラリー音楽家と3つの顔を持っていた。そのブラックコンテンポラリーで彼が3年ほど活動した、筆者のお気に入り「The RH Factor」のデビューアルバム、『Hard Groove』からオープニングの<Hardgroove>を取り上げ、ランディ・ブレッカーの影響力などにも触れてみた。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #36 Sonny Fortune <Maiysha>

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先日惜しまれて他界したソニー・フォーチュン。雇われたバンドの要求に応じて演奏スタイルを変えることができる職人肌の奏者だった。ミュージシャン仲間や業界関係者から信望厚くその人間性が窺える彼の、マイルス・バンドに於ける彼の持ち曲だった<Maiysha>を解説。リーブマンもを唸らせたフォーチュンのフルート演奏を解説。合わせてマイルスのこの問題作、『アガルタ』の解説もお楽しみ頂きたい。

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#1041 R+R=Now: ロバート・グラスパー @Blue Note NYC

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筆者がこのバンドのライブをどうしても観たかったのは、このバンドはサウンド自体がインプロで構築されているからだ。恐るべしグラスパー!

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #35 Randy Weston <African Village Bedford-Stuyvesant>

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筆者にあまり馴染みのなかったランディ・ウェストンが他界した。てっきりアフリカ音楽の一人者かと思っていたが、色々聴いてみると予想を反してかなりトラディショナルなジャズ・ラテンのサウンドだ。まずは彼の考えるジャズとアフリカ音楽に触れ、ジャズ・ピアニストとして彼の素晴らしさが光る1曲を取り上げて解説してみた。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #34 Aretha Franklin <Respect>

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The Queen Of Soul、アレサ・フランクリンが他界してしまった。アレサのもっともヒットした曲、<Respect>と、同年に同じようにヒットした<ナチュラル・ウーマン>は、アメリカの公民権問題に多大な影響を及ぼした。今回は趣向を変え歴史を紐解いてみた。また、この曲<Respect>の構成の面白さも解説。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #33 Marcus Miller <Untamed>

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Untamedと言うのは、野生の、という意味になる。やはりサファリなどアフリカをイメージした曲なのかも知れないが、『Afrodeezia』に収録されているようなルーツ色は薄く、自然にバックビートでグルーヴする曲、なのだが、初めて聞いた時一体この曲はどうなっているのかわからなかたのだ。そんな曲はこのアルバムを通してこの一曲だけであり、即座に楽曲解説の題材にしたいと思った。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #32 John Coltrane <Untitled Original 11383>

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恐らくコルトレーン本人はお蔵入りさせるつもりだったのではないかと思われるレコーディングが発掘された。筆者にとってコルトレーンとは何だったのか、ということに触れながら、先行公開された第一トラックを解説。ビ・バップのフレーズを否定し、4度飛びとペンタトニックなどのフレーズを開発したコルトレーンに焦点を当ててみた。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #31 R+R=NOW <Change Of Tone>

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来たる6月15日に発売されるロバート・グラスパーのスーパーバンド、R+R=NOWのデビューアルバムから、シングル先行リリースされた1曲を解説。テレース・マーティンやデリック・ホッジなどの個性の強いアーティストたちとの巧みな共同作業や、グラスパーがいかにマイルスなのかに焦点。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #30 Cecil Taylor <Charge ‘Em Blues>

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他界してしまったセシル・テイラー。彼がライフ・ワークとしたフリーインプロビゼーションではなく、彼のデビューアルバムからオリジナルのブルース曲を取り上げた。分析して初めてセシルのヴォイシングがコード進行に忠実だったことを発見、また、セシルが曲のフォームをいかに尊重していたかなどに焦点をあててみた。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #29 Keith Jarrett <Old Folks>

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最初筆者があまり得意でなかったキースのこのトリオ、彼は1988年に病に倒れ、2年間の療養の後グルーヴ感をすっかり変えた。それを記録する貴重なアルバムがこの『After The Fall』。この「スタンダーズ・トリオ」のタイム感のすごさを解説。加えて、名曲<Old Folks>での、キースには珍しい彼のインプロの垂直アプローチを掘り下げてみた。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #28 Hermeto Pascoal <Pirâmide>

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15年近くも新作発表がなかったエルメート、昨年2017年に急に2作発表。その2作目『Natureza Universal』はビッグバンドもの。鬼才エルメートの凄さ満載。その一曲<Pirâmide>はエルメートのちからのショーケースとなっているばかりでなく、参加ミュージシャンの脅威的に高い水準も容易に理解できる作品。このアルバムに深く感銘をうけた筆者が楽曲解説。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #27 Roswell Rudd

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ニューヨーク・アートクァルテットなどでの演奏でフリージャズにおけるトロンボーンの位置付けをしたラズウェル・ラッド。恐ろしいほどの数のアルバムを残して他界した、そのほとんどのプロジェクトは多岐にわたるジャンルやスタイルとのコラボ。彼のトロンボーンのスタイルは2種類に別れていたようだ。その2種類が上手に合わさった珍しい録音から1曲解説してみた。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #26 Theo Croker

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このアルバム『Escape Velocity』は2016年リリースなので、My Pick 2017に含めることはできないが、筆者にとってロバート・グラスパーの『Everything’s Beautiful』と共に最近深く印象に残ったアルバムだ。その中から解説の楽しみ満載の<Transcend>を選んでみた。クローカーの斬新な作曲法とプロダクション能力を解説。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #25 Jon Hendricks

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ジョン・ヘンドリクスが他界した。ジャズ界ばかりでなく、ストーンズやビートルズやブラジル音楽家たちにまで影響を及ぼした偉人。ヴォーカリーズをイノベートしたヘンドリクスは、ラップ・ミュージックをこの1958年録音のジョージ・ラッセル作品、『New York, N.Y.』でイノベートしたとも言われている。このレコーディングにまつわるラッセルとヘンドリクスとのやりとりや、歴史に残るコルトレーンの姿などを交えて解説。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #24 Grady Tate

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今月8日に他界したグラディ・テイト、歌手としてグラミーにノミネートされるほどの成功を納めたが、ドラマーとして歴史に重要な痕跡を残したテイト。地味なようだが恐ろしくたくさんのセッションで名作に貢献している。彼の才能を正当に評価する他のミュージシャンたちに請われて多忙だった彼の特異なキャリア。なぜクインシー・ジョーンズやクリード・テイラーがそれほど彼を必要としたか。テイトの唯一無二のドラミング・スタイルを解説。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #23

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面白いのは、マイルスやコルトレーンやエヴァンスやオーネットはラッセルのこの理論に深く耳を傾けたことだった。それがモードジャズの誕生だ。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #22 ジョン・アバークロンビー <3 East>

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筆者が苦手なアバクロ、筆者がなぜアバクロが苦手なのかの解説に挑戦。一方アバクロのお気に入りアルバム、『Night』からプログレ系名曲<3 East>を題材に、このアバクロ作品の魅力や、ヤン・ハマー、ディジョネット、マイケル・ブレッカー等の共演者の凄さを解説。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #21 ジェリ・アレン<RTG>

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1トラック目から聴き始め、ぶっ飛びまくった。カーターとウイリアムスのグルーヴはマイルス時代よりさらに進化しているのに加え、ジェリは抜群のタイムの位置でグルーヴしまくりだ。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #20  <Tony Then Jack>

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このアルバムで提示されているスイングのグルーヴは、聞き慣れたジャズのパターンなのにタイム感が斬新だ。このアルバムではキース・ジャレット・トリオで聴き慣れたディジョネットのスイング感と違うところを解説。また、ジョン・スコフィールドのオリジナル曲、<Tony Then Jack>という、タイトルと内容の関連性の理解に苦しむが色々な意味で斬新なブルースを解説。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #19 <Nardis>

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5月26日、マイルスの生誕91周年を迎え、筆者のお気に入りの<ナルディス>を取り上げ、マイルスが『Kind Of Blue』でジャズの歴史に残したモード・ジャズの解説を試みた。この曲はマイルスがあまりにも時代を先行し過ぎて、作曲当時ビル・エヴァンス以外マイルスを満足させられず、マイルス自身によって録音されることなくボツになった曲だ。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #18 『Caravan』

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アバンギャルドという看板を背負わされたことを嫌い、黒人文化と黒人音楽の伝統を守りながら驚くべきクリエイティビティーを世に残したアーサー・ブライスだったが、商業的に成功しなかったことに苦悩し、パーキンソン氏病に倒れた彼の真のジャズ・アーティストとしての姿を分析してみると同時に、ジャズ・ラテンという曖昧なスタイルの解析も試みてみた。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #17 『Hypochristmutreefuzz』

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エリック・ドルフィーの<Last Date>でしかミシャ・メンゲルベルクの名を知らなかった筆者、訃報をきっかけにミシャのフリー・インプロバイザーとしての実力やICPなどでの活躍を知るが、フリー・インプロバイザーとジャズとを両立できる数少ないアーティストとして感銘を受け、ジャズ・プレーヤーとしてのミシャを解析して見た。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #16 『The Train and the River』

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フュージョン界のゴッドファーザーと言われていたラリー・コリエルが突然死してしまった。筆者の大好きなフィリップ・カテリーンとのデュオアルバムから<The Train and The River>を解説するとともにコリエルの偉業やフュージョンの歴史も解説。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #15 『Nem Um Talvez』

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エルメートがマイルスに提供したこの恐ろしく美しい曲。正しいフォームとコード進行があまり知られていないこの曲を解説。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #14 『Mind Transplant』

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2016年12月26日にAlphonse Mouzon(アルフォンス・ムザーン)が68歳で他界してしまった。70年代にはファンク系で活躍、その他マイルスのDingoに出演し曲を提供したり、確かウェザー・リポートのオリジナルメンバーだった。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #13 『Lucky Punch』

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グルーヴ系の曲やスキャットなので著名なベイリーにしては、この曲はかなり斬新なクリエイティビティーを秘めている。ベイリーは同収録の<Countdown>で示したようにトラディションを重んじる。彼のインプロのラインを見ると教科書に書いてあるようなフレーズが多い。そんな中この曲は聴いた途端におっ!と思わせるコード進行とメロディーラインなのである。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #12 『Shake Loose』

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このアルバム、ドニーは自分の曲作りのスタイルを維持しながらも明らかにボウイの影響を受けて一段階前進しているのがはっきり聞こえてくる。それはボウイの名曲、<A Small Plot Of Land>と<Warszawa>が収録されているからというわけではない。いや、むしろこの2曲のドニーの料理の仕方をまず特筆すべきだろう。是非ボウイのオリジナルと聴き比べて頂きたい。2曲ともボウイとブライアン・イーノの共作だ。つまりボウイがシンセに重点を置いていた作品の中からの選曲だ。ボウイ亡き後ドニーはボウイのオリジナルメロディーをその原曲と違う仮面にすげ替えて新しい音楽を生み出している。<Warszawa>に至っては、まるで<In A Silent Way>のような空気と思えばコルトレーンの背後霊まで付いてくる。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #11『City Lights』

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13歳の子供がこれだけの演奏をするからと言う理由で注目されている、という事実からジョーイを正当に評価しない意見もよく聞く。しかし、彼のこのアルバムのトラックを他のピアノトリオのアルバムとシャッフルして、ある意味目隠しテストテスト的に流した時、ジョーイのトラックを『未熟』などのような印象を受けるだろうか。筆者にとって、新しさがないから面白くないという印象はあっても、このアルバムは筆者が楽しめるだけの要素を十分備えている。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #10『Obi』

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トゥーツ・シールマンズが逝ってしまった。ブラジル音楽をこよなく愛したトゥーツの『The Brazilian Project』、その中からジャヴァンの名曲のひとつ、<Obi>を解説。ジャヴァンの卓越した作曲法と、トゥーツのハイレベルなブラジル音楽の理解度に焦点を当ててみた。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #9『Maiysha (So Long)』

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このアルバムは筆者にとって宝箱のようであり、どの曲を楽曲解説に選ぶか随分と迷ったが、よく吟味してみるとどの曲も奥が深く、簡単には楽曲解説などできないと考え始めた。そこで選んだのがマイルスの1974年のアルバム、『Get Up With It』の2曲目、<Maiysha>(マイーシャ)のリミックスだ。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #8 追悼ジェレミー・スタイグ

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ジェレミー・スタイグが亡くなってしまった

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #7 追悼 ガトー・バルビエリ〜アルバム『Fenix』を聴く

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今回の楽曲解説はいつもの楽理的な立場と少し目先を変えてみたい。筆者がなぜこのアルバムを好んでいないかというと、それはこのバンドのタイム感に対して居心地が悪くてしようがないからなのである。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #6 『People Make The World Go Round』

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70年代初期、ソウルグループ、スタイリスティクスによるヒットソング、<People Make The World Round>は、マイケル・ジャクソンやフレディー・ハーバードなどの手によってもカバーされた名曲。ディー・ディー・ブリッジウォーターは その名曲を自分のデビューアルバムでオリジナルとはかけ離れたモード・ジャズとして披露した。そのアレンジの素晴らしさを解析。

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プリンスを失ったことの痛み

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マイルス:『プリンスは例の教会的なことをやるんだ。プリンスはギターもピアノも最高にうまい(筆者:ドラムもベースもとんでもなくうまい)。だがヤツの教会的なサウンドがヤツを最もスペシャルにしてる。例のオルガンサウンドもだ。黒人のものだ。白人のものじゃない。プリンスってのはオカマ用教会みたいなもんだ(筆者:意味不明)。ヤツの音楽は夜10時11時に遊びに出かけるヤツらのための音楽だ。プリンスはビートと共にやってきて、そのビートの上で演奏する。プリンスってのはきっとセックスの時ラヴェル(筆者:近代フランス作曲家)じゃなくてドラムを頭の中で鳴らしてるに違いない。だからプリンスは白いヤツじゃないんだ。ヤツの音楽は新しく、しっかりトラディションを理解し、88年、89年、90年っとしっかりと時代を映し出す。ヤツはこのまま行ったら次世代のエリントンだぜ。』

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #5『Purple Rain』

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プリンスの看板曲、パープル・レインの解説。映画との関連、この曲が発表されたライブと1年後のリリースなどにも触れ、プリンスの天才的な曲の構成、コードのヴォイシング、コード進行等を解説。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #4『ポール・ブレイ・トリオ/ビバップ、ビバップ、ビバップ、ビバップ』

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ポール・ブレイと言えば、我が恩師、ジョージ・ラッセルの『Jazz In The Space Age』でジョージが発掘したビル・エバンスとピアノの掛け合いをやっていたのを思うが、筆者にとってはむしろジミー・ジュフリをすぐに思い浮かべる。『The Life of a Trio』である。ジミーはジョージ・ラッセルと親しく、よく食事を共にしたのが懐かしい。ジミーとジョージの関係でポールがニューイングランド音楽学院に就任したのは1993年だったと記憶する。筆者がすでに卒業した後であった。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #3 『ハシャ・フォーラ/ハシャ・ス・マイルス』

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10月8日にインパートメント社から国内配給が開始された我々ハシャ・フォーラの新譜、『ハシャ・ス・マイルス』の曲目解説を依頼されたのだが、実は困っている。自分の曲の説明を公開したくないのだ。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #2 〜『山本邦山/銀界』

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無理に一般概念にあるようなジャズにはしない、邦山の素晴らしさを充分に引き出せる構成に魅せられた。自分のピアノの誇示をするのではなく、まるでひとつの宇宙を完成させるような、そんなPooさんの演奏にも魅せられた。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #1 ~『ロバート・グラスパー・トリオ/カヴァード』

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筆者は恥ずかしながら「ロバート・グラスパー・エクスペリメント」以外の彼の活動をまったく知らなかった。今回の新譜、『カヴァード』について解題執筆の必要があって初めてブルーノート契約時の2作はトリオだったと学んだ次第。急いで試聴してみると、当時はもっとストレートなジャズ寄りの演奏をしていたのだと知った。10年前の話だ。

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