小西啓一『Paul Bley / Open, To Love』
『ポール・ブレイ/オープン、トゥ・ラヴ』

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“ECM”ではキースとチックもソロ・アルバムを発表しているが、このアルバムを前にしては大分影も薄い。

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#04 『想いの届く日』『Ⅱ』『ファイブ・ダンス』

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ジャンルレスだが素敵な1枚と、前途洋々な若手女流ジャズ奏者、乾坤一擲の痛快デビュー・アルバム、さらにベテランと中堅が結集した新ユニットの充実の1作。

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#05 『ソニード・ソラール(太陽の音)』『ザ・サウンド・オブ・リスニング』

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ラテン・ジャズならではの狂喜乱舞の悦楽世界と対極にあるようなコンテンポラリー・ジャズ・アルバム

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#2228 『フレッド・ハーシュ&エスペランサ・スポルディング アライヴ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード』

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「ヴィレッジ・ヴァンガード」に集った熱心なジャズ・ファンも、この2人に優しく時に激しく揺さぶられ、その当意即妙な“対話術”に癒され、魅了され尽くす。

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#2227 『ハーモン・メハリ/アスマラ』
『Hermon Mehari / ASMARA』

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カンザス・シティ出身のハーモン・メハリは、フランスのパリに活動の拠点を定めもう6年余り。欧州の地にしっかりと根を下ろし活動しており、その行動領域だけでなく守備範囲の広さも、彼の音楽を特徴付けている。

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#2198 『Antonio Adolfo アントニオ・アドルフォ / Octet & Originals』
『新田佳子/ぺタラ・ジ・ホーザ(薔薇の花びら)』』

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“歩くブラジル音楽”アントニオ・アドルフォのオリジナル集と、関西圏を活動拠点にしているシンガー、新田佳子のジョビン集の新作2点。

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#2185 『ライアン・ケバリー/ソンホス・ダ・エスクィーナ』

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スカッとして心地良く、快感とでも言えそうな至高の”ブラジリアン・サウンド”、それに久々に触れた

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#2176 『トゥーツ・シールマンス meets ロブ・フランケン–スタジオ・セッションズ1973-1983』

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生きている “歓喜”と“希望” を実感し、さらに音楽の根源的な “癒し”の力にも触れられるジャズ・アルバムとして、皆様にぜひお勧めしたい。

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#2167 『鈴木良雄 ザ・ブレンド/ファイヴ・ダンス』
『Yoshio Suzuki The Blend / Five Dance』

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この “ザ・ブレンド” は、ジャズ・サウンドを展開、全員の迫力あるソロ・ワークを前面に押し出しており、ライヴ・バンドならではの本源的な力強さと蠱惑力に溢れた卓抜なものとなっている。

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#06 『岩崎良子&竹内直/メディテーション・フォー・オルガン&テナー・サックス』

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岩崎良子のパイプ・オルガンの凄まじい音圧と時に対峙し時に寄り添い、至高の瞬間を現出させる竹内直。

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#05 『グレッチェン・パーラト/フロール』
『Gretchen Parlato / Flor』

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『ロスト&ファウンド』を耳にし大きな衝撃を受けて以降、その動向に注目し続けていたグレッチェン・パーラトの8年振りになる新作。

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#2149 『岩崎良子&竹内直/メディテーション・フォー・オルガン&テナー・サックス』

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バッハ好きの方、コルトレーン好きの方、全ての方達がぜひこの試みを、耳にして欲しいもの。なにせ紛れもなく世界で初めてのものなのですから…。

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#2138 『Hermon Mehari&Alessandro Lanzoni / ARC FICTION』
『ハーモン・メハリ&アレッサンドロ・ランゾーニ/アーク・フィクション』

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カンザスシティ出身の気鋭のトランペッター、ハーモン・メハリの新作。イタリアの次代を担うピアニスト、アレッサンドロ・ランゾーニとのデュオ作。

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#2120 『アントニオ・アドルフォ/ジョビン・フォエヴァー』
『Antonio Adolfo / Jobim Forever』

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強靭さを内に秘めた軽快さ・爽快さ・洒脱さなどを第一義に考えた、旨味の多い好アルバム

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#2101 『橋本一子/ヴュー』
『Ichiko Hashimoto / View』

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ジャズでもありニュー・エイジ(&アンビエンス)でもあるのだが、それはまさに唯一無二な“一子ミュージック”、心の襞に染み入る秀逸な“越境音楽”なのである。

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#2050 『Hermon Mehari : A Change For The Dreamlike』
『ハーモン・メハリ/ア・チェンジ・フォー・ザ・ドリームライク』

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悠々とリラックスして嫋(たお)やかにペットを響かせる、余裕ある大人メハリといった趣きで、聴くものを魅せる。

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#05 『アントニオ・アドルフォ/ブルーマ〜ミルトン・ナシメントに捧ぐ』
『Antonio Adorfo / BruMa』

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アントニオ・アドルフォのナシメント集を彼の功績を称える意味でも、今年のベスト作に推奨したい。

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#2022 『Dafnis Prieto Sextet / Transparency』
『ダフニス・プリート・セクステット/トランスパレンシー』

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この作品、NYの進取性・先鋭性にラテン・ジャズの熱気をプラスさせた、と言うよりも塗したと言う表現の方が適切な趣きの、コンテンポラリー・ジャズ作品とも言えそうだ。

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#2001『赤木りえ/魔法の国の魔法のフルート』

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私の成長の証し、大きな音楽の分岐点…。神のような存在の、ラリー・ハーローのプロデュースなんて夢みたい。まるで小説の中にいる感じです

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#2000『アントニオ・アドルフォ/ブルーマ〜ミルトン・ナシメントに捧ぐ』
『Antonio Adolfo / BruMa: Celebrating Milton Nascimento』

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今回の新作は “ブラジルの声(&心)”とも呼ばれる、彼の地の国民的英雄ミルトン・ナシメント集。

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好漢・柴田浩一の死を悼む

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また彼の人柄、功績を偲んで、闘病中の彼を励ますため今田勝さんを呼びかけ人に、親しいミュージシャン、シンガーが20名ほど集まり、1枚のアルバムが先日発表された。

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# 10 『Blue Note Voyage』

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メンバーそれぞれの対抗心もプラスに作用し、その内容や気構えはかなりグッドそのもの。あれから半世紀以上かつてのBN名曲群が、J-ジャズの現場で見事に蘇生される姿。

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#07 『アンジェリク・キジョ/セリア』

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いずれにしろこのアフリカン・クイーン、アンジェリク・キジョの力量が、十二分に発現された注目の作品だと思います。               

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#1621 『Days of Delight Quintet / 1969』
『デイズ・オブ・デライト・クインテット / 1969』

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あの良き・熱き時代のジャズ~ストレート・アヘッドなジャズの “今”を、“圧倒的な熱量” を伴い活写した仲々の力作

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#1606 『ジェイ・マクシャン・ライブ・イン・東京 1990
Jay McShann Live in Tokyo 1990』

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カンサス・ジャズのボス的存在で、ブルース&ジャズ・ピアニストにしてボーカリスト、作曲・編曲者でもあった、ジャズ界の巨星のジェイ・マクシャンが1990来日した折り、東京のジャズ・クラブで収録された貴重なライブ音源。

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#1597 『Gidon Nunes Vaz / There’s No End』
『ギドン・ヌネス・ファズ/ノ-・エンド』

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<ノー・エンド>は、ケニー・ドーハムの僚友の一人、テナー・サックスの名手、ジミー・ヒースの自宅から発掘したという貴重な1曲。

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#07 『ダフニス・プリート』

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その目配りの細かさ・確かさ、またラテン・ジャズ特有の悦楽性と躍動感、先進性などが見事にマッチングしている点など、今年のベスト

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#1568 ギドン・ヌネス・ファズ『トリビュート・トゥ・KD』『キャリー・イット・オン』
Gidon Nunes Vaz 『Tribute To KD 』『Carry It On』

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欧州のジャズ大国オランダの新進で、ネオ・ハード・バップを身上とするオーセンティックなラッパ吹きだった。

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#1554 『Elio Villafranca / Cinque』
『エリオ・ヴィジャフランカ/チンクェ』

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19世紀の初めにシェラレオネからキューバ農園に連れてこられた、一人のキューバ黒人奴隷の物語を描いた叙事詩的ジャズ組曲。

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#1553 『Dayramir Gonzalez / The Grand Concourse』
『ダイラミーア・ゴンザレス/グランド・コンコース』

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アルバムは一言でいえば“キューバン・ガイ(キューバ人)・インNY”といった趣きの作品で、その楽曲のどれもが土の匂いを漂わせながらも都会的(NY的)でもある。

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#1537 『マンボ・イン/グッド・ニュース』

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この不動にして強固な5人の漢達による、ラテン・ジャズ・ユニットとしての抜群の“絆”は今作でも健在、自在にして闊達・洒脱なラテン・ジャズのエッセンスを開陳し、聴くものを心地よく悦楽の世界へと導いてくれる。

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#1519 『北澤恵美子/ハートフル・クラシックジャズ~彩りの風景~』

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北澤のマリンバ、ゴメスのベース、北條などのアレンジ、それぞれが抜群な冴えを示し、この3つの要素が見事に相乗された、“超ジャンル”とも言える魅惑的な“クラシック・ジャズ”の世界。

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#07 『カルロス・エンリケス/ザ・ブロンクス・ピラミッド』

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ラテン・ジャズの入門編としても恰好なものだけに、この分野に余りなじみ無い方達にも是非お勧めしたい仲々の逸品と言える。

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#08 『深井克則/リバース』

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そしてその長い音楽歴の割りに余り恵まれていたとは言い難い、深井という一人の卓越したミュージシャンの、優しさ、厳しさ、激しさ等々、その美点・秀点のほとんど全てがここには網羅されているとも言える。

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#1443 『Racha Fora / Happy Fire:New Kind of Jazz』

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永遠の師マイルスの “常に新しい方向に進め” という教えをモットーに、ヒロとそのバンドは “今までに聞いたことのないグルーブ感”、すなわち21世紀型のハイブリット・ミュージックを探求、その創出・深化の過程にある。

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#1385『川崎燎 Ryo Kawasaki/Level 8』

閲覧回数 48,778 回

このアルバムでは全13曲を通し、”レベル8“(どうやらユニット名でもある様だ)に於けるこれまでの成果(そこには当然50余年に亘るギター人生も反映されているが…)を、無理ない形でしかもきっぱりと開示する。

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この1枚2016(国内編)#04 『渡辺香津美/ギター・イズ・ビューティフル KW45』

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“天才ギター少年出現”と、世間を驚愕させた17才での衝撃デビュー作『インフィニット』以来45年。ギターの申し子としてこの楽器をこよなく愛し、常に世界を意識しながらシーンの第一線で奮闘してきた彼。

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この1枚2016(海外編)#05 『アロルド・ロペス・ヌッサ/エル・ビアッへ』

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オバマ大統領等の努力でアメリカとキューバの関係が劇的に良くなった今、“マッド・ドッグ”トランプの登場で再び暗雲が漂いつつあるが、アロルドやフォンセカ、トスカ等の才能ある若手達がその魅力ある音楽で、黒雲を強烈に吹き飛ばしてくれること、切に願いたいものです。

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巨匠トゥーツ・シールマンス逝く 

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ジャズを愉しむ余裕のあるファンならば、ほぼ例外なくこのハーモニカ親父(爺さん)の愛称を持つ名匠(口笛の名手でもある)の音楽が好きで、ぼくの周辺で彼を嫌いだなどという輩には、まだお目にかかったことがない。

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#1326 『川嶋哲郎カルテット/ソウル・スイート』

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前作にも収められていたペルゴレージの古典曲の別バージョンを除く10曲は、すべて彼のオリジナルで、そのほとんどが書き下ろしという野心作・意欲作にして、そのテナー・タイタン振りを窺わせるに充分な好個の力作でもある。

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#1315 『カルロ・サボーヤ/カロリーナ』

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スケール感たっぷりなジョアン・ボスコの<アマゾンから来た女性>、心地良い浮遊感を味わえるジャバンの<アヴィエ―ヴォ(飛行機)>等々、その力量を窺わせるに充分な好ナンバーが並ぶが、なんといっても今作の注目はビートルズの<ハロー・グッドバイ>とスティングの<フラジャイル>という2大ヒット曲。

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#974『アントニオ・アダルフォ/フィナス・ミストゥラス』

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斬新で清新,豊かな質感を持つ上質音楽であると同時に、ジャズ・ファンのブラジル音楽入門盤としてもハナマルと言えそうで、ワイン等を片手に、一人で寛ぎながら愉しむのにも好個の作品とお勧めしたい

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