JazzTokyo

Jazz and Far Beyond

投稿者: 悠雅彦

悠々自適 悠雅彦No. 272

#97 チャーリー・パーカー(続 2) <バップをめぐるパーカーとガレスピー>
Charlie Parker #2

バップ(ビバップ)はパーカーやガレスピーの音楽を通して発揮された革新性を通して、その作業が自発性の文化としての特性を持つにいたったのだ。

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CD/DVD DisksNo. 272

#2039『中牟礼貞則/Detour Ahead~Solo Guitar at AIREGIN』
『中牟礼貞則/デトゥアー・アヘッド〜ソロ・ギター・ライヴ・アット・エアジン』

つつましくも往年の意欲的な演奏を聴く者の瞼に描かせる演奏には、いささか突拍子もない言い方になって恐縮だが素直に” 参りました”と軍門に下るしかあるまい。

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悠々自適 悠雅彦No. 271

#96 宮澤縱一著『傷痕』に寄せる黒沼ユリ子さんの思い

日本を代表するヴァイオリニストの黒沼ユリ子氏が、今日の若い人びとの必読書の触れ込みで「かけ替えのない文字と行間に詰められた貴重な思いを、後世の日本人に残してくださったことには、感謝以外の言葉を私には何も見つけられません」と推薦の言葉を送っている。

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悠々自適 悠雅彦特集『Bird 100: チャーリー・パーカー』No. 269

悠々自適#94 チャーリー・パーカー生誕100年と新刊『バード チャーリー・パーカーの人生と音楽』に思うこと

そのためパーカーのニックネームの由来をはじめとする多くの点において通説を否定する新たな事実が示されている点などを含めてすこぶる興味深い。

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Books特集『Bird 100: チャーリー・パーカー』No. 269

#101『バード チャーリー・パーカーの人生と音楽』

そのためパーカーのニックネームの由来をはじめとする多くの点において通説を否定する新たな事実が示されている点などを含めてすこぶる興味深い。

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CD/DVD DisksNo. 268

#2002『早坂紗知 226 / バースデイ・ライブ feat. 山下洋輔&森山威男』

還暦を迎えた早坂紗知と、山下洋輔、森山威男のベテランらしい知的なプレイぶりから生まれる和気藹々とした交歓を堪能したライヴならではの1作

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悠々自適 悠雅彦Monthly EditorialR.I.P. マッコイ・タイナーR.I.P. ジョージ大塚No. 264

悠々自適 #93「ジャズ・ミュージシャンの死と新型コロナウイルス」

エリス・マルサリス、ウォレス・ルーニーのコロナ禍による死亡が伝えられた。この分ではあと何人の犠牲者がジャズ界から現れるかもしれず、この事態を深く憂慮せざるをえない。

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このパフォーマンス2019(国内編)

#12 Satoko Fujii Tokyo Trio:藤井郷子|須川崇志|竹村一哲

若い竹村の、まさに噂通りの天性豊かなドラミングにすっかり圧倒され、魅せられた。

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悠々自適 悠雅彦Monthly EditorialNo. 258

悠々自適 #89 「恐るべき女性音楽家たちの活躍」

現在、私が大きな注目を払っている女性作編曲家が3人いる。1人は宮嶋みぎわ、そして、挾間美帆と藤井郷子である。

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Concerts/Live ShowsNo. 258

#1098 プラチナ・シリーズ 第1回
「パスカル・ロジェ ~フレンチ・ピアニズムの名匠~」

プーランクの書法に忠実にのっとりながら、しかし大胆なタッチで,ユーモアを忘れず、夜会の風景を生きいきと描き出した。私個人にとってはこの夜一番の聴きものだった。

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悠々自適 悠雅彦Monthly EditorialNo. 256

悠々自適 #88『新生東京キューバンボーイズを聴いて在りし日が甦った』

東京キューバンボーイズは1980年に解散し、栄光の歴史の幕を閉じた。その名門バンドを復活させたのが直照氏の子息、和照氏である。

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Concerts/Live ShowsNo. 256

#1086 第48回サントリー音楽賞受賞記念コンサート<ピアノ:小菅 優>
~サントリー芸術財団50周年記念~

日本人のピアニストとしてはこれ以上は望めない。それがベートーヴェンの「ヴァルトシュタイン」を聴き終えた瞬間の、私の率直な感想だった。

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Concerts/Live ShowsNo. 255

#1080 日本フィルハーモニー交響楽団の二つのコンサートより
「日本・フィンランド外交関係樹立100周年記念公演」

<日本・フィンランド外交関係樹立100周年記念公演>が、同時に<渡邉暁雄生誕100周年記念演奏会>を謳っている

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悠々自適 悠雅彦Monthly EditorialNo. 254

悠々自適 #87「花盛りのビッグバンド・ジャズに咲いた極上の一輪」

ジョナサン・カッツがこれら日本の古い童謡や古謡を愛し、これら作品の上品な抒情性と風味を決して損ねることなくビッグバンド用にオーケストレーション化した。

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Concerts/Live ShowsNo. 254

#1080 ラ・フォル・ジュルネ 東京2019(東京国際音楽祭)

通常のコンサートと比較してまったく疲れを感じないことに加え、毛色の違った演奏をはしごして楽しめる喜びも

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Concerts/Live ShowsNo. 253

#1077 ラ・フォル・ジュルネ・TOKYO:公演番号114 「ラフマニノフ ~アメリカでの挑戦」
タタルスタン国立交響楽団 アレクサンドル・スラドコフスキー指揮

このオーケストラとネルソン・ゲルナーの演奏を目の前で聴けたというだけでも、幸せとしか言いようのない演奏会であった。

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悠々自適 悠雅彦Monthly EditorialNo. 252

悠々自適 #86 Obituaries(訃報)をめぐって~名士達の死を悼む

その児山さんがかつて大腸癌の大手術を経験した私より先に死出の旅に発つとは。人の運命とはまったく分からないものだ。

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Concerts/Live ShowsNo. 252

#1070 3/23 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団~第56回ティアラこうとう定期演奏会

この日以上の演奏をすぐには思い出せないほど、上原彩子と川瀬賢太郎のピタリと息の合ったハ短調に随所で落涙させられるという予想もしない顚末に戸惑ったほど。

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悠々自適 悠雅彦No. 248

悠々自適 # 84 秋のコンサートから

このアイディアがひらめいたのは、ジャズの演奏家が普段は決して演奏しないクラシックの楽曲を演奏した聴きごたえのあるコンサートが幾つかあったからだ。

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CD/DVD DisksNo. 247

#1569 『ザ・リアル・グループ・シングス・ウィズ・キックス&スティックス・ビッグバンド』

幕開けの「ファシネイティング・リズム」にノックアウトされた。いや、圧倒された余波で思わず ”ブラボー” と叫ばずにはいられないほどの感動の波に襲われた。

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悠々自適 悠雅彦Monthly EditorialNo. 246

悠々自適 #83「東京ジャズ祭 2018」

ジャズが様式の呪縛から解放された清々しさを謳歌する一方で、様式の拡散がもたらした ”何でもあり” の自由な息吹がかえってジャズの誇り高い進行を阻害することもむしろあるのではないかと思ったりする。

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Concerts/Live ShowsNo. 246

#1035 オーケストラ・プロジェクト 2018
~新たな耳で世界を拓く~

作曲家グループのオーケストラ・プロジェクト が1979年以来続けている、作曲家の新作に焦点を当てたコンサートがあった。次回のオーケストラ・プロジェクトに期待をつなぐことが可能な一夜であった。

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Concerts/Live Shows特集『JAZZ ART せんがわ』特集『ピーター・エヴァンス』No. 246

#1031 JazzArt せんがわ:藤原清登ディレクション

今後に向けて、巻上公一(総合プロデューサー)、藤原清登(プロデューサー)、坂本弘道(同)ら各リーダーの奮闘と善処に期待し、この異色のジャズ音楽祭「Jazz Art せんがわ」が今年を最後に終わるなどという悲しい結末だけは何としても回避していただきたい、と切にお願いする。

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悠々自適 悠雅彦Monthly EditorialNo. 245

悠々自適 #82 「コンサートあれこれ〜バッハを巡って」

ハービー・ハンコック、チック・コリア、キース・ジャレットがピアノ界を支配した時代にピリオドが打たれ、とりわけ21世紀はゴンサロ・ルバルカバ、小曽根真、そしてブラッド・メルドーの時代となった。

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悠々自適 悠雅彦No. 244

悠々自適 #81「The Lost Album  よみがえったジョン・コルトレーン」 

いかに辛口の評価を下そうと、ジョン・コルトレーンの残した音楽は不滅であり、半世紀以上も前の演奏がこうして世界中のジャズ・ファンの注目を浴びる彼の偉大さをいま改めて思わずにはいられない。

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CD/DVD DisksNo. 244

#1543『曽根麻央/インフィニット・クリーチャー』

曽根麻央という演奏家がピアニストとして、同時にトランペッターとして、かつ作曲家として、新しい音楽家像を作り上げる期待に胸躍らせる無二の新鋭として登場したことを喜びたい

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Concerts/Live ShowsNo. 244

#1021 藤本昭子~地歌ライヴ 2018

地歌ライヴに情熱の限りを注ぎ込んできた藤本昭子の求道会館での最後の姿を目にとどめておこうというファンや支援者たちの一途な思いが、この人、人、人で溢れかえるファイナル公演の異様な盛り上がりを生みだしたといって良いのではないだろうか。

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Concerts/Live ShowsNo. 244

#1019 神奈川フィルハーモニー管弦楽団 第341回定期演奏会 

尾高忠明の指揮はまるで物語を語るように、ときに古いお伽話を語るように絵筆をとって音のキャンバスへオケを滑らせて目を見張らせた。

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Concerts/Live ShowsNo. 243

#1014 日本フィルハーモニー交響楽団~第701回東京定期演奏会

特に素晴らしかったのがメンデルスゾーンの「イタリア」。この演奏を目の当たりにして、この俊英指揮者の楽曲へのハイセンスなアプローチ、日本のオーケストラというより日本フィルとの相性の良さ、伸びやかで若々しいリズム感が、並ならぬものであることがよく分かった。

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悠々自適 悠雅彦Monthly EditorialNo. 242

悠々自適 #80 「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2018」聴きある記

これまで名前しか知らなかったアーティストやオーケストラの、それも思いもよらぬ素敵な演奏に触れて、事前にはまさに思いもしなかった感激に浸った3日間ではあった。

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CD/DVD DisksNo. 242

#1530 『ブラッド・メルドー/アフター・バッハ』『ブラッド・メルドー・トリオ/シーモア・リーズ・ザ・コンスティチューション』

そのどれもよく出来た楽曲といっていいが、それ以上にメルドーが何と故エルモ・ホープと故サム・リヴァースの作品を採りあげて演奏したことに感激した。

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Concerts/Live ShowsNo. 242

#1013 正戸里佳ヴァイオリン・リサイタル

それはそれとして、正戸里佳とパリでの活動歴が長いピアニスト、菅野潤の呼吸のあった熱いこのソナタ(プーランク)に私は時代を超えて訴える何か強いインスピレーションを感じたせいか、心も身体も熱くなった。

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No. 241R.I.P. セシル・テイラー

哀悼 セシル・テイラーとの思い出

そんなセシルが帰国する直前、出来たらもう一度日本へ来たいし、住んでもみたいと語ったのは、決して外交辞令的な発言ではなく、半ば本心だったのではないかと私は思っている。

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CD/DVD DisksNo. 241

#1524 『カート・エリング/ザ・クエスチョンズ』+『ブランフォード・マルサリス・クヮルテット&カート・エリング/アップワード・スパイラル』

アルバム自体の出来は圧倒的にエリングの『The Questions』の方に軍配が上がるが、カート・エリングのヴォーカルに焦点を絞って評価を下せば、ことに新たにエリングのファンとなった方ならブランフォードの『アップワード・スパイラル』にもぜひ耳を傾けていただきたい。

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CD/DVD DisksNo. 241

#1518 『ダフニス・プリエト・ビッグバンド/バック・トゥ・ザ・サンセット』

プリエトのアレンジはアンサンブルとソロとを区分けせず、両要素が対峙し合ったりしながら溶け合っていくプロセスを打ち出してクライマックスを演出している点が実にユニークで、彼の豊かな才能と人間味に惚れぼれさせられた終曲であり、アルバムであった。

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CD/DVD DisksNo. 241

#1517 藤井郷子/ソロ+オーケストラベルリン~ナインティナイン・イヤーズ

最初は仰天するほど驚いたが、現在ではまた来たなという感じ。先に紹介した『ソロ』が還暦記念『月刊 藤井郷子』の第1弾で、第2弾が『KAZE/Atody Man』、このオーケストラ ベルリンが第3弾ということになる。

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悠々自適 悠雅彦Monthly EditorialNo. 240

悠々自適 # 79 「ニューハードと日本フィル」

それも、ジャズのビッグバンドと、クラシックの方はフル編成のオーケストラという、このJazz Tokyoでも過去に一度も試みたことのなかった異色の顔合わせ。

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このディスク2017(国内編)No. 237

#13 『ワダダ・レオ・スミス|田村夏樹|藤井郷子|イクエ・モリ/アスピレーション』

実際、CDを聴く時間も余裕もなかったため、上記の<この1枚>もただ全体の体裁をこわさないために、脳裏にわだかまっていた数枚を思い出すままに列ねたに過ぎない。

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