音の見える風景 Chapter61「エリック・アレキサンダー」

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エリック・アレキサンダー(ts)もテナー一本でテナーをテナーらしく鳴らすことに専念していることが音からも演奏態度からも伝わってくる一人である、

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音の見える風景 Chapter 60「リチャード・デイヴィス」 

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こうした多方面にわたる活躍が評価され2014年にはNEAのジャズマスターに選出されている。

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音の見える風景 Chapter 59「ジョセフ・ジャーマン」 

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ジョセフ・ジャーマンは2019年1月9日ニュージャージー州イングルウッドで亡くなった、享年81。

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#1589 『本田竹広トリビュートバンド/セイヴ・アワ・ソウル』

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その本田珠也が敬愛していた父本田竹広の偉業を受け継ぎ発展させようとの思いで結成したのが「本田竹広トリビュートバンド」である。

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音の見える風景 Chapter58「キャノンボール・アダレイ」

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キャノンボールは一夜にして希望の星、パーカーの再来と讃えられ、シーンに衝撃を与えるニューヨーク・デビューを果たした。

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#1575『Sabu Toyozumi / Preludes and Prepositions』
『豊住芳三郎/プレリューズ・アンド・プレポジションズ』

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インテンポでの高速のスイングは “SABU”の大きな魅力の一つでありサックス・トリオの導入部としては正にパーフェクト。

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音の見える風景 Chapter57「アート・ブレイキー」 

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アート・ブレイキーは、はじめピアノ弾きとしてクラブで仕事をしていたが、ひょんなきっかけでドラマーに転向する。転向のきっかけは意外にもエロール・ガーナーであった。

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音の見える風景 Chapter 56「ディジー・ガレスピー」 

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<我々がプレイするとみんなダンスを始めようとする。それが興奮というもので、人々の心の奥底に触れるからだ>ディジー・ガレスピー。

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音の見える風景 Chapter55 「トニー・ウイリアムス」 

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これだけは間違いなく言える。彼のような奴は、後にも先にも、一人もいない。本当にただただすごかった…

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音の見える風景 Chapter54 「スティーヴ・ターレ」

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ターレはこのようにトロンボーン、ほら貝の演奏者としての活動にとどまらずトランペットやテナーの魅力を引き出すなど発想も豊かでプロデュース力にもたけている。

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#1487 『NAO TAKEUCHI / BALLADS~竹内 直/バラード』

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コルトレーンのバラードは優しく空間を包み込むように広がりを見せるが竹内直のバラードは前へ前へと直進してくるようなリアリティ、切実さがある。

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音の見える風景 Chapter 53 「シェリー・マン」 

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マレットさばきのしなやかさ、ブラシの軽さ、思ったよりもシャープで大きな音のシンバル・ワーク、そしてその敏捷な身のこなしはレコードを聴いて頭に描いていたクールなイメージそのもの

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#08 『GLERUM OMNIBUS / HANDFUL』

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今年の9月来日し、東京ジャズでハン・ベニンク(ds)とステージに立ったグレラムの新作は正統派のピアノ・トリオ。

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#09 『後藤篤カルテット/フリー・サイズ』

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後藤篤、1974年生まれの43歳そして石田幹雄、1981年生まれの36歳、今最も創造力が豊かで活力みなぎる年代の2人が音への向き合い方そして情熱を懸命に吐露したマイルストーン的な作品である。

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#1450 『Racha Fora / Happy Fire:New Kind of Jazz』

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自他ともにマイルス・フリークとしてしられるヒロ・ホンシュクであるが、本アルバムではさらに飛躍してジョージ・ラッセル(p,comp,arr)、マイルス・デイヴィス(tp)、ビル・エヴァンス(p)そしてヒロ・ホンシュク(fl,EWI)がサイクリカルに巡っている。

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音の見える風景 Chapter51 リー・モーガン

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放り出されたヘレンはコートを取りに店に戻るといきなりリーがもの凄い形相で詰め寄ってきた。
その瞬間、ヘレンの手にしていた拳銃から放たれた銃弾がリーの胸を貫いていた。

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音の見える風景 Chapter #50「レイ・ブラウン」

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精妙で機知にとんだバッキング、つやっぽいウォーキング、ゆったりとした寛ぎのあるソロはいまだに色あせていない。
レイ・ブラウンはまさにスーパー・ベースであった。

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 #1420『ハン・ベニンク、ベンジャミン・ハーマン、ルード・ヤコブス、ピーター・ビーツ/The Quartet NL』

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故人をしのぶような湿っぽい演奏ではなく素材としてミシャの作品を取り上げたもので、ミシャのちょっとひしゃげたような皮肉交じりのユーモアとは一味違った明るく華やかでスインギーなものになっている。

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#1406『ポール・ラザフォード 豊住芳三郎/The CONSCIENCE』

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その結果、アルバム『The CONSCIENCE』はラザフォード、“SABU”豊住双方のソロ・アルバムでもあり、その上に二人のデュオが成り立っているように聴こえる。

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ミシャとサブ、そしてモンクを想うとき      望月由美

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サブは数多くのミュージシャンを招聘し日本に真のフリー・ミュージックを紹介してきたが、振り返ってみるとミシャが一番良かったねとため息を漏らした。

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#1396『GRERUM OMNIBUS / HANDFUL』

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ピアノのティモシー・バンシェット(p)とドラムスのジェイミー・ピート(ds)はここ数年グレールムとのトリオのほかアムステルダムを中心に精力的に活動している若手で、二人とも楽器を鳴らし切っているところが好感を持てる。

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Chapter 48 ケニー・ドーハム

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1957年のある夜、場所は伝説のカフェ・ボヘミア。マイルスのセットにドーハムがやってきて飛び入りで吹き、マイルスより目立つ演奏をして意気揚々と引き上げていった。そしてその翌日もドーハムがやってきて今夜も吹かせてほしいとステージに立った。今度はマイルスがドーハムを完全にねじ伏せたという

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追悼 “Dr.Jazz” 内田修 「先生の笑顔に花束を」

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『新鮮組』(日本コロンビア) を制作して日本ツアーを行い名古屋の「ラブリー」に出演した際に内田先生が聴きに来てくださって演奏をほめて下さり<あなたも女だてらにすごいねー>とあきれられたことから始まる。

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この1枚2016(海外編)#06 『mostly other people do the killing / MAUCH CHUNK』

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アルバム『Mauch Chunk』(hot cup Records)はモッパ・エリオット(b)のグループMOPDK「Mostly Other People Do the Killing」の新作であるがアルト一本に絞ったイラバゴンがメイン・ストリームとフリーの間を行き来しながら存分に暴れまわっているところが痛快極まりない。

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このコンサート/ライヴ2016(国内アーティスト)#05 Solitude/石井彰 ピアノ・ソロ・コンサート 東京オペラシティ リサイタルホール 

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コンサート・ホールでの演奏の機会がとりわけ日本人アーティストにとってはむしろ減ってきているように感じる。
そうした演奏環境の中で石井彰のピアノ・ソロにかける情熱とそれを支えてプロモートするプロデューサー、スタッフの熱意によって長期にわたって継続していることに敬意を表して2016年このコンサート(国内の部)に選ばせていただいた。

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Chapter 47 ローランド・カーク 

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41歳という若さで3管同時演奏という世にもまれな演奏方法と誰とも違った音の世界を探求し続け、命を絶つ直前まで演奏をし続けたカークの音への意欲は想像を絶する。

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#1358 『板橋文夫FIT!+MARDS/アリゲーターダンス 2016』

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今回の作品ではFIT! をクッションにMARDSの面々が大きくクローズ・アップされていて、まるで望遠レンズで撮ったように夫々の個性が前面に広がってくる。

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Chapte 46 ジャッキー・マクリーン 

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また、別のステージでは渡辺貞夫 (as) とアルト・マドネスを展開、生まれも育ちもパーカー派の二人はバードゆかりの<コンファーメーション>や<デクスタリティ>を気持ちよさげに吹き上げた。

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#1342 『 mostly other people do the killing / MAUCH CHUNK 』

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とりわけ、パーカー、マクリーン、オーネット、ブラクストン、そしてジョン・ゾーンにいたるまでのアルトの系譜をたどるようなジョン・イラバゴン(as) のソロは十分聴き応えがある。

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#1335 『渋谷毅 市野元彦 外山明/Childhood』

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渋谷と市野が弾くメロディーは遠い幼い頃の記憶を思い出させてくれるようなどこかで聴いたことがあるようなメロディーが次々と湧いてくるので、初めて聴いても昔から聴いていたような錯覚におちいる曲である。

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Chapter 45 ポール・デスモンド 

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ポールのフレーズをなぞらえるミュージシャンは結構いるがポールのニュアンスまでも引き出すことは出来ない。
常に唯一無二の存在であり続けたポールの音は永遠に不滅である。

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#1332 『辛島文雄/マイ・フェイヴァリット・シングス 』

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辛島文雄のジャズ人生50年の軌跡を音にしたオールスター・ドリーム・セッション。
病と闘いながら創作意欲をかきたてて演奏活動を精力的に続けている辛島文雄の次作が何になるのか期待したい。

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#1323 『森山威男 板橋文夫/童謡 おぼろ月夜』

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ドラムとピアノの一対一、ましてや森山威男と板橋文夫となれば壮絶なバトルを想像するのが普通だと思うがここでの二人の問に対決はない、ただただ漂う哀愁のまにまに色彩ゆたか、陽気で明るい二人の親密さが伝わってくる。

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Chapter 44 ジェリー・マリガン 

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ジェリー・マリガンは一般的にはウエスト・コースターと云われているがマリガンほどノー・コーストの人はいない。
最近、マリガンの発掘盤が何枚か出てきてマリガン再認識の機運が出てくるような気配を感じる。

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#1316 『平田王子 渋谷毅/LUZ DO SOL アヴェ・マリア』

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足かけ10年、つかず離れず程よい距離を保って活動を続けてきた二人のデュオ「ルース・ド・ソル」が練れてとても楽しい局面に入ったことを示している。
(4)<エスペランサ・ペルヂーダ>ではピアノのソロで思わずもれた渋谷のスキャットがなんとも微笑ましい、ついに渋谷がジョビンを歌った。 今回の渋谷はいつになく快活で自作の(7)<彼方へ>ではソロに合わせて口笛もきかれる。

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#1299 『アフリカン・ドリーム/明田川荘之~楠本卓司~本田珠也』

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ピアノとツイン・ドラムという異色の顔合わせがホットでスリリング、三者入り乱れてのリズムの応酬の中からセンチメンタルなアケタのオーラが湧きたっている。
これまでにアルバムを出すたびに自己ベストの演奏を更新してきたアケタこと明田川荘之であるが本作『アフリカン・ドリーム』(AKETA’S DISK)にもアケタのベストが記録されている。

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Chapter43 ソニー・ロリンズ 

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ソニー・ロリンズは大の親日家で1963年の初来日から2010年の80歳記念ツアーまでしばしば日本を訪れている。 写真は1968年、2度目の来日時のもので、まだこの頃はサックスにマイクを着けていなかったので生の音が聴けた。ロリンズは興が乗ってくるとステージ中央のマイクから離れ、舞台の端から端まで吹きながら歩くのが常であったがノン・マイクでもロリンズのテナーは美しい音で客席を満たしてくれた。

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Chapter42 川嶋哲郎

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ジャズ・ミュージシャンは日々演奏の場で昨日演奏した曲を今日も演奏する。同じ曲でも昨日の演奏と今日とでは全く違うところがジャズとクラシックの大きく異なるポイントである。そして明日もまた次なる極みを求めて演奏の場に向かう。

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#1277『大友良英スペシャルビッグバンド/ライヴ・アット・新宿ピットイン』

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昨2015年は「新宿ピットイン」の50周年にあたり、なにごとにも「ピットインイヤー」であった。 その50周年を記念して「新宿ピットイン50周年記念・新宿フェスティバル2015」が昨年の12月26,27日の2日間、のべ12時間にわたって新宿文化センターで繰り広げられた。

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#1196 『辛島文雄ピアノソロ/エブリシング・アイ・ラヴ』

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エヴァンスからベネット、ジョー・ヘン、ハンコック、マイルス等々永年ジャズにかかわって知った喜びを自らのものにして鍵盤から導き出したもので辛島文雄の人生の重み、人格が詰まっている。そして、なによりも一音一音に沖縄の空気の中でピアノを弾く喜びが音の端々から活き活きと伝わってくるのがうれしい。

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Yumi’s Alley #26「祝20周年!阿佐谷ジャズストリート2014」

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ジャズストリートを企画し支えるのは実行委員会で、すべてボランティアで運営されている。出演バンド数は190近く、出演ミュージシャンも1100人を超え、観客数は二日間で延べ8万人という過去最高の祭典であった。

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Chapter 33 松風鉱一 (マルチ・リード奏者)

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松風鉱一は、アルト、テナー、バリトン、クラリネット、バスクラ、そしてフルートにいたるまでそれぞれの楽器の特性にあわせて自らの語り口を変えうる稀有な個性の持ち主であり、ドルフィーと肩を並べるマルチ・リード奏者である。

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#1109 『辛島文雄トリオ/ア・タイム・フォー・ラヴ』

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ピアノ・テクニシャンやエンジニアをはじめピットインミュージックのスタッフが沖縄まで出かけてホール録音したもので、これまでのピットインでのライヴとは空気感が違う。沖縄でのツアーの際、何度かこのホールで演奏した辛島がピアノやホールの響きが素晴らしく、心に残っていて、地元の関係者の協力もあって今回実現したのだそうだ。

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#1033 『ミシャ・メンゲルベルク&豊住芳三郎/ミシャ・サブ・デュオ 逍遥遊』

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SABUもミシャもモンクがとても好きなのだ。そりゃー、好きなんてもんじゃないですよ。初来日(1963年)の時から言っているもんね。ミシャはモンクの後継者だよ。コピーやらずにあれだけモンクのスピリッツを出せる人ってほかにはいないでしょ、世界でいないよ。

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Yumi’s Alley #25 「阿佐谷ジャズストリート2012」

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今年で第18回を迎えた「阿佐谷ジャズストリート2012」、今年は杉並区制80周年にもあたり、ジャズストリートと区政80周年記念パレードとのジョイントとなり杉並区全体が大いに盛り上がりこのイヴェントを楽しんでいた。

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Chapter 16.ジョン・コルトレーン

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蒸し暑い夏の一夜、なんとなく胸騒ぎがしてカメラを手に新宿へと出向いた。多分「ポニー」の帰りだったと思う。予感が的中、歌舞伎町のコマ劇場近くの天麩羅屋さんでコルトレーンの一行とぱったりとであった。敬愛の念をこめて挨拶をすると、コルトレーンは優しい眼差しで迎えてくれた。

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Chapter 15.ダンケ:梅津和時・原田依幸

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 1980年10月18日、ドナウエッシンゲンの会場での一音は原田の<Bitte>から始った。透徹した原田のピアノ・ソロから始まり、やがて梅津がアルトで絡む。二人のヴォルテージは異様に高かった。二人の緊張が高みに達した時、二人は突然唄を歌い始める。完全な即興による<Danke>である。ここで持ち時間は終了するが興奮した会場からは口笛がなり、アンコールの拍手が鳴り止まなかった。

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音の見える風景 Chapter 13 「マイルス・デイヴィス」

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マイルスは、自分はいつの時代でもブルースをやっているんだといい、胸に手を当て、ここにブルースの魂が宿っているんだと言っている。

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Chapter 8 近藤等則 Toshinori Kondo

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自分のいのちを解放し、システムの中に飲みこまれずに生きていく、誰に何と言われようが、自分のいのちに忠実に生きるという自我にたいする過激な姿勢

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Chapter7 ミシャ・メンゲルベルク

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囲碁好きのミシャは、来日すると帰国の前日に、よく渋谷毅さんのところに電話がかかってくることがあったという。これから囲碁をやらないかという誘いだった。碁会所につめた二人は夜を徹して囲碁を打ったという。

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音の見える風景 Chapter #6「ペーター・ブロッツマン」

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ただただ痛快そのもの、狂気の一歩手前と言いたくなるほどその瞬発力は時を忘れさせてくれる。しかし、その内奥には優しい呼びかけ、訴えがある。

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Chapter 5 富樫雅彦

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そしてこれ以降の富樫さんはフルセットのドラマーよりも艶っぽいフォービートを叩いたかと思えば先鋭的でイマジネイティブな世界を放射するという、あたかも異次元を漂っているかような独自の展開をはじめるのである。

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音の見える風景 Chapter #4「カーラ・ブレイ」

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カーラ・ブレイはなんとも形容しがたいほどかわいいチャーミングな女性である。そして、ファインダーでみるカーラは天真爛漫で純粋、シャイのかたまりである。

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音の見える風景 #3 「森山威男」

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森山さんのタイコはひと一倍音が大きい。スネアにしろ、バスドラにしろ、シンバルにしろ、音の洪水である。しかし全くうるさくないばかりかむしろ爽快である。

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音の見える風景 Chapter 2「ハン・ベニンク」

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ハンの領域はドラム・セットだけではおさまらず床から壁まであらゆるところを叩き、こすり色彩豊かなリズムを生み出す。

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#669 スコット・ラファロの肖像 – レゾナンス・レア音源シリーズ(1)

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本アルバムはただ単にレアな音源というにとどまらず、ドン・フリードマンとのトリオ・プレイ、エヴァンスとのデュオ・リハーサルを通じてスコット・ラファロの俊敏な反応と超人的なベース・ワークが充分堪能できるのである。

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