Oneloveland 21 #01 キース・ジャレット再起不能か?
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2度の脳卒中の後遺症としての左半身の麻痺。ピアニストとしての再起は危ぶまれているが、作曲家など音楽家としての再起の可能性はないのだろうか。
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2度の脳卒中の後遺症としての左半身の麻痺。ピアニストとしての再起は危ぶまれているが、作曲家など音楽家としての再起の可能性はないのだろうか。
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前回のWesに続き、今回も筆者のジャズ初心者の頃に戻ってみた。まだマイルスを知らない頃の話だ。『Three Quartets』でチック・コリアに魅了され、次に何度も何度も聴いた<Matrix>の分析と、当時マイルスのバンドのフリージャズのスタイルに多大な貢献を残したチックの解説を試みてみた。
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世界中の人達に愛された超一流ミュージシャン、ルイ・アームストロングの白いハンカチーフとソックスについて。
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コロナ禍の中、感染対策怠りなく、そして休むことなく都内近郊にステッキ1本に巨躯を預け今夜も出向くライヴ行脚。
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今年(2020年)の元旦、林栄一が古希を迎えた。それを祝して、新宿ピットインでは「俺たちの栄ちゃん Happy 70th Birthday Live」と題した 2 days が1月10日と11日に行われ、そのライヴCD『林栄一 Mazuru Orchestra / Naadam 2020』も秋にリリースされた。
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筆者のアイドル、ウェス・モンゴメリーの解説を試みた。たった1年で習得したギターをもって、意図せず生まれたグルーヴ満載の特殊奏法と、卓越したライン構成から歴史に大きな刻印を残したウェス。モーツァルト同様シンプルに聞こえるのに技術的な難易度が高い部分とグルーヴ重視のボイシングを解説。
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僕の長いジャズとの関わりのなかでも知り得たジャズ・トリオの演奏としては5指に入るのではと自負している。
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史上最高のエレクトリック・ベース奏者ともいえるジャコ・パストリアスのファッションは、9月にCOVID19の感染により亡くなった日本人ファッション・デザイナー高田賢三がルーツ。
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コロナ禍の中、感染対策を第一に、そして休むことなく都内近郊にステッキ1本に巨躯を預け今夜も出向くライヴ行脚。
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マリア・シュナイダー・オーケストラの5年ぶりのニュー・アルバムとなった『Data Lords』は、”The Digital World”と”Our Natural World”で、陰陽を描く2枚組の大作となった。来年度のグラミー賞ラージ・ジャズ・アンサンブル部門の最有力候補である本作を、マリア・シュナイダー自らが熱く語る。レコーディング直前の、NY大でのリハーサルの写真を公開。
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近藤等則は日本人にしかできないビート音楽を目指していたのだと思う。筆者にとってはマイルスの影響が強く聞こえ、かつマイルスがやらなかったディスコビートに賭けた近藤を分析してみた。彼の驚くほど豊富な斬新なアイデアや、洒落たコミカルな部分や、歌のうまさや、コロナ渦に入ってさらに自宅から5枚のアルバムを出すその精力。偉大なアーティストを亡くした。
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アストラッド・ジルベルトは彼女の女性像、ファッション共に、1960年代そのものだった。
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心療内科医でジャズ・シンガーの海原純子が立ち上げたシリーズで、医療だけでは手の届きにくいこころの隙間に音楽という手段を通じて手を差しのべようとする試み
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私自身は当然のマスク装着にて、いつもの様に空いた路線と時間帯を選んでの移動。 一方の店側も、ソーシャル・ディスタンスを考慮した凡そキャパ半分の客数に限定、入店時の手指消毒徹底&マスク着装確認、加えてセット間の換気徹底と、万全の構え。そんなすっかりと定着した “新しい日常” の中の Live after Live は続く。
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自分の誕生日は忘れても、クリフォード・ブラウンの命日は、いつもローソクをあげてやるんですよ。それだけのものをあの音には感じます。
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沖さんは時と場所、相手にかかわらずいつでもどこでも沖至でいられる稀有な音楽家だった。おそらく体幹にしっかりとメインストリームを蓄えているからだろう。スピリットはつねにフリーであったとしても。
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ゲイリー・ピーコックにつながる僕個人の最大の軌跡は、1994年の菊地雅章、ゲイリー・ピーコック、富樫雅彦のトリオによる「Great 3」である。
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マイルスのひと言で開眼し、独自の音楽宇宙を創造したゲイリー・ピーコックの功績は大きい。だがそれは彼が持って生まれた才能に依存する部分が大きい。筆者がお気に入りの、ゲイリーのアルバム『Guamba』を取り上げてみた。ゲイリーが描く宇宙をしっかりと理解して、共同体として存在するメンバーの一人一人の素晴らしさや、高度な技法で書かれたゲイリーのオリジナル、<Celina>を解説。
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ハコ・演者・聴き人 それぞれが三者三様にコロナウイルスに万全の対応を図りながら、今宵もまた「心の糧」音楽を求めて夜の巷を徘徊する。
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最後の数年間は、毎年のようにJAZZ ARTせんがわに出演していたので、フェスティヴァルや場所と結びついて沖至が思い出される。いつもどこかで会う度に、沖至はパリの空気を纏っているような気がした。
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チャーリー・パーカーが天才だとか、ビ・バップの生みの親だとか、もちろんその通りだ。しかし、バードがはじめた、現在我々がジャズと呼ぶ音楽の独特のタイム感に触れた書物は少ないのではないだろうか。ビ・バップ以前の音楽と以降の音楽の違いを取り上げてみた。またバードのすごさを演奏者の立場から解説。
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今月号では、#100ゴールラインに向けた第4コーナーからの疾走の如き8本(内、4夜連続を含む) のライブレポをお届けします
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ジャズ・ファンは、“マカロニ・ウェスタン”や“ダーティー・ハリー”の稼ぎを「バード」に注ぎ込んでくれたクリント・イーストウッドに感謝の念を忘れてはいけない。
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チャーリー・パーカー生誕の地、カンザスシティでの『チャーリー“バード”パーカー生誕100年祭』の様子。
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1976年、エンニオ・モリコーネがコンポーザー/トランペッターとしてGruppo di Improvvisazione Nuova Consonanzaに在籍時代の貴重な写真。
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現代においてロバート・グラスパーやジェイコブ・コリアーと並び筆者をワクワク興奮させてくれるスナーキー・パピー。この3月にリリースされたライブアルバムからの1曲を解説。ジャズの伝統を継承し突発要因を大切にする反面、恐ろしくタイトな演奏を披露するその謎の解明と、ブラジルのリズムをいかにファンクとして消化しているか、また、リーダーのマイケル・リーグの分析も試みた。
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偉大なバンド・リーダとして活躍したカウント・ベイシーと、トレード・マークでもあったキャプテンズ・ハットについて。
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自らは万全の感染予防対策をして、道中も出来る限り慎重な行動を心掛けながら、万全の対策措置を講じたライブの現場に出向いて行く。
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映画のストーリーに没入しながらこのメロディが流れてくると男性でも涙腺が緩むのではないだろうか?女性のピアノ弾きが競ってマスターしたがるのも容易にうなづける美しい曲だ。
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やはり、人間が生きていく上でナマの楽器の音、音楽は欠かすことができない絶対必要条件のひとつであることを確信した瞬間だった。
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1987年に初めて自宅を訪れてインタビューをして以来、筆者が長くその活動を見守ってきたジョン・スコフィールド。その長年の交誼に感謝して、スコフィールドの音楽の変遷を追う。
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滅多なことでは「天才」という言葉を使いたくない筆者だが、ジェイコブ・コリアーに対しては他に言いようがない。独学で基本をしっかりと習得し、限りない可能性へと創造力を推し進める彼は、若干25歳にしてすでに4つのグラミー賞を獲得しているだけでなく、マスタークラスで教えることが出来るほどアイデアを明確に持つ。テクニックや理論も全て消化しており、さらに幅広い音楽のスタイルとグルーヴを完璧に習得し、その上で自由自在にグルーヴしまくる彼の分析を試みてみた。
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今日もまた脳梗塞の後遺症による左半身片麻痺の身体を杖一本に預け、表現の場を彷徨う独り旅。今月は新型コロナウイルス危機の中、外出もままならず自宅PCにてアーカイヴ動画を視聴しながら思いを馳せる特別編。
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それだけならまだしもジェネシス・P-オーリッジは、性転換してしまったのだ。それを非難するつもりは無い。僕だって時々オンナだったらなと思う事がある。
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DEDICATED TO YOU, BUT YOU WEREN’T LISTENING…(1971) だって?とんでもない!僕はいつでも君を聴いていたんだ!
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多くの音楽イベントが中止または延期を余儀なくされる中、ドイツのメールス ・フェスティヴァルはプランB、つまりライヴ・ストリーミングによるフェスティヴァルを決行した。スローガンは “new ways to fly”、プランBによる開催はその言葉通りの試みだった。
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53日間に渡って毎晩21時に自宅から良質の音と画像でストリーミング配信し、医療関係やライフライン関係の方々にエールを送り続けた小曽根真、演奏された曲数は400以上だった。スタンダード曲に冒険を惜しまない彼の演奏は、9千人にのぼる視聴者を毎日ワクワクさせた。神野三鈴夫人の尽力で共同体感覚が生まれ、今までにないストリーミング配信形態が誕生したと言って過言でないだろう。その中で一番印象に残った<Someday My Prince Will Come>を題材に小曽根マジックの解説を試みた。
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Covid-19 がパンデミック化した状況下、Stay Homeを余儀なくされたジャズ・ミュージシャンは3密を良しとする職場を奪われどのような対応を見せたか?
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掲載の写真は、1996年、キングレコードでの『ミュンヘン・セレナード』録音時のスナップである。
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2年前に90歳でまだ元気にヨーロッパツアーをしていたリー・コニッツがCovid-19に倒れた。歴史にしっかりと足跡を刻み込んだコニッツ、その人気の謎を探る。楽曲解説部分ではブラッド・メルドーと触発しあってエキサイティングなインプロラインを生むその様子を掘り下げてみた。
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1950年代に流行した『ニュールック』のエラ・フィッツジェラルドとマリリン・モンローの関係について。
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何のお構いもできませんが、ひとつ私と一緒に「ライブ・ハウス」の座席に腰かけたおつもりで、我が国が誇る表現者達の演奏に耳を傾けて頂いた気分に少しでもなって頂ければ幸いである。
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私は、焼け野原となった地に芽吹くものを聴くだろう。それがどんな音楽なのか。育ててみないと、花が咲かないとわからない。
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ジュゼッピ・ローガンとヘンリー・グライムスは、ニューヨーク市での Covid-19 感染拡大による犠牲者となり、生まれた年も同じ1935年であるという以外に、その経歴に多くの共通点がある
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コロナウィルスの犠牲者のなかにハル・ウィルナーの名を発見して愕然とした。プロデューサーとして紹介されるが、その名から想像される業務とは別格のアーティストとして敬意を払ってきたからだ。
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50年以上前の一夜、人気トリオにとってはびーた(旅)の一日にすぎなかったかもしれないステージを、会場最年少の客は今でも忘れていない
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この時点でコニッツの異彩を見抜き、3枚のアルバムを制作したジョージ・ウィーンの慧眼はさすがというべきだろう。
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幸い音楽ファンには、ライヴに行くことは出来なくても自宅でCDなどを聴く楽しみはある。もし余裕があるならば、CD(ダウンロード)を購入すれば幾ばくかミュージシャンあるいは音楽関係者の助けになるということを付け加えておこう。
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偉大なマッコイ・タイナーが死んでしまった。コルトレーンの陰に隠れて過小評価されていた感が否めない。マッコイの名作のひとつ、美しいメロディと奇抜なコード進行と斬新な構成でスタンダード化した<Search For Peace>を取り上げてみた。そのほかにもマッコイのシグネチャーであるペンタトニック・ボイシングも解説。数多く残されたマッコイの名言もかき集めて紹介。
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ジャック(ディジョネット)のドラムはよく歌い、しなやかさが特徴だがジョージさんもまったく同じ。スケールが大きいところも共通している。
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カンザス・シティ出身のトランペット・プレイヤー、ハーモン・メハリが挑んだパリ・コレクション『オム・プリッセ・イッセイ・ミヤケ』のショウとパフォーマンス。
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脳梗塞の後遺症による半身麻痺の不自由な巨躯を1本のステッキに預け今日も巡ります東京近郊のライヴ・スポット。
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また彼の人柄、功績を偲んで、闘病中の彼を励ますため今田勝さんを呼びかけ人に、親しいミュージシャン、シンガーが20名ほど集まり、1枚のアルバムが先日発表された。
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2013年に演奏活動から引退した、最後のジャズ・イノヴェーターの一人、ソニー・ロリンズ。その最終章で時間を共にした、写真家/ライターのTak. Tokiwaこと常盤武彦が、巨匠の勇姿と素顔に肉薄したソニー・ロリンズ讃歌。
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偉大な音楽の建築家、ライル・メイズが死んでしまった。引退して10年も経つのに、その惜しまれ方に胸が熱くなった。ライルの偉大さを語るのは容易でない。あまりにも特殊すぎるのだ。まずライル自身の人物像と、そしてライルのパット・メセニー・グループでの貢献とソロアルバムと比較し、ライルの音楽を探求してみた。
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暦の上では春。ビリー・ホリディのファー・コート(毛皮のコート)と春を象徴する花『スミレ』を歌った『コートにスミレを』について。
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脳梗塞の後遺症による半身麻痺の不自由な巨躯を1本のステッキに預け今日も巡ります東京近郊のライヴ・スポット。
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アレクセイ・クルグロフは、Leo Recordsのレオ・フェイギンに「クルグロフはガネーリン・トリオの真の継承者だ」とまで言われたミュージシャンだ。クルグロフの表現はロシアの前衛ジャズ/フリージャズの特色を引き継ぐものといえる。
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この1月18日に惜しまれて他界した、ロータリー・トランペットでバリバリのビバップを超絶技巧で楽しませてくれるClaudio Roditi(クラウジオ・ホジーチ)は、ブラジル音楽とビバップを融合させた功績者で、アメリカでは幅広く愛され尊敬されていた。いい機会なので今回は2つの文化を融合させることの難しさと、それを難なくこなしてしまうMcCoy Tyner(マッコイ・タイナー)のすごさ、そしてマッコイに影響されてビバップからアウトしたクラウジオを分析してみた。
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キャブ・キャロウェイといえば誰もがステージ上で燕尾服を着て歌い踊る姿を想像するだろうが、何故、彼がホワイトの燕尾服を着るようになったのだろうか?
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うまい、へたはさておいて、これが彼女の心からの「音楽という贈り物」なのだ。今年古希を迎えたベニシアさんへの日本の仲間たちからの贈り物でもある。
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脳梗塞の後遺症による半身麻痺の不自由な巨躯を1本のステッキに預け今日も巡ります東京近郊のライヴ・スポット
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共に東京生まれのふたりの異能のジャズ・ミュージシャン、高柳昌行(g)と富樫雅彦(ds) の共演の記録はいくつか残されている。
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NYで活躍するカナダ人、クリス・デイビスの『Diatom Ribbons』がこの9月に発表された。アバンギャルドとかフリーとかにカテゴリー分けされているが、彼女の作曲能力は恐ろしいほど高度だ。タイトル曲<Diatom Ribbons>、その絶妙な構成と、これだけ複雑に仕込まれた曲なのに全く奇をてらったように聴こえない部分と、使用されているセシル・テイラーの語りのサンプルを解説してみた。
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昨夜編集 CDR 友だちのホソダさんと居酒屋で、おれは今年の1枚はハスミレマだよ!と勢いを放つと、あ、わたしもそうですよと静かに微笑む、
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偉大な父、ポール・ブレイの支配から逃れて、封印していたピアノを弾けるようになったヴェネッサだったが。
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脳梗塞の後遺症による半身麻痺の不自由な巨躯を1本のステッキに預け今日も巡ります東京近郊のライヴ・スポット
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第14回アルバート・マンゲルスドルフ賞(ドイツ・ジャズ賞)の受賞者はパウル・ローフェンス Paul Lovens に決まり、ベルリン・ジャズ祭会期中の11月3日に授賞式が行われた。「ジャンルの境界を再定義した独創性のある即興演奏家」であることが評価された。
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11月21日のコールマン・ホーキンスの誕生日に久しぶりに<Body and Soul>を聴いたら、急にコルトレーンバージョンを分析してみたくなった。何せ書きたいことが山ほどあるコルトレーンバージョンなのだ。イントロから始まるラインクリシェ、度々登場するオーギュメンティッド・トライアッドの意味、コルトレーンの3トニックシステムなどに焦点を当て、鉄腕アトムも交えていつもより少し専門的な解説を試みた。
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このカタログはその偉大な男マンフレート・アイヒャーの正確な軌跡を綴るべく心がけた。
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1960年代半ばから、どんどん派手で過激に歳を重ねていくのと同時に俄然面白くなってきた、オーネット・コールマンのファッション。
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脳梗塞の後遺症による半身片麻痺の巨軀を1本のステッキに預け、今日も明日もグルメとジャズを求めて都内から近郊を巡るひとり旅。
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デレク・ベイリーは、少なくとも自らの即興演奏のイディオムを、ブルーズ、ブルーノートから脱却させた。同時にクリシェとしてギターサウンドを変更した。
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1988年から2017年まで、ニューヨーク・ジャズの最前線で撮影取材を行ってきた、Tak. Tokiwaこと常盤武彦の新連載。29年のニューヨーク生活で出逢ったアーティストたちについて、貴重な写真とともにその思い出を語る。第一回は、1993年に出逢い、またたく間にコンテンポラリー・ジャズ・ビッグバンドの歴史を革新したマリア・シュナイダーとのエピソード。写真と、インタビューを中心に、彼女の音楽と、その背景に迫ります。
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訳あってしばらく遠ざかっていたが、「Trilogy」トリオでまた聴きだしたチック・コリアだ。ボストン公演のライブ報告も含め、最新作『Trilogy 2』からマイルスの名曲、<All Blues>を取り上げてみた。多くに誤解されて演奏されているこの曲、チックの奇抜な解釈と、チック節のおしゃれなインプロラインを解説。
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ヘイゼル・スコット。女性ジャズピアニストの草分け的存在でもあり、ジャズ、クラシックのピアノニストであったと同時にシンガー、女優でもあった多才なアーティストだ。
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脳梗塞の後遺症による半身片麻痺の巨軀を1本のステッキに預け、今日も明日もグルメとジャズを求めて都内から近郊をさまようひとり旅。
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存続が危ぶまれていた「JAZZ ART せんがわ」だったが、関係者有志が立ち上げたJAZZ ART実行委員会の粘り強い交渉により、調布市の共催を得て、開催に漕ぎ着けたのは特筆の値する。所感と各ステージの模様をスライドショーにて。
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待望のマイルスの『Rubberband』のフルアルバムがついにリリースされた。ボツになったアルバムという危惧をよそに、モダンなミックスとプロダクションで、発掘版ではなく新しいリリースとして充分耐え得る作品だ。このアルバムで重要な役割を果たしたAdam Holzman(アダム・ホルツマン)とのインタビューを中心に、彼も作曲者とクレジットされている<See I See>を解説。
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1960年代後半から1970年代にかけ、アメリカのジャズ・ミュージシャン達の多くが露骨にアフリカン・ファッションを身に纏ってステージに立つようになってきた。
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185cmの長身を1本のステッキに預けジャズ・ライブスポットを行脚する小野健彦の連載エッセイ第2回。
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そのイベントが26年間、300回続いた、これは行政がらみの地域イベントとしてはほとんど奇跡に近い事例ではないだろうか。
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ロール式ピアノで歴史的演奏を再現することは決して懐古趣味ではなく、文字通り“温故知新”、過去の演奏を聴いて新しい事実を知ることにある
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ベイリーはヴェーベルンを研究し、自らの語法とサウンドを確立した頃、それを確認するかのように幾つかのソロを録音した。それらは決して冗長なものではなく、曲ごとの意識の違う短い演奏を編集したものだった。
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今年10月には望月由美さんゆかりの「阿佐ヶ谷ジャズストリート」で、渋谷毅のエッセンシャル・エリントンが「エリントン生誕120周年」を祝うコンサートを行うという。
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昨年の『Both Directions at Once: The Lost Album』に続き『Blue World』というコルトレーンの未発表アルバムがこの9月27日にリリースされることになった。これは発掘盤ではなく、映画のサウンドトラックのためのセッションがアルバム化されたものだ。コルトレーンとしては前例のない、昔のレパートリーを再びスタジオ録音するという意味で、彼と彼のカルテットの進化の証明が提示された。今回はマッコイの驚異的なコンピング(伴奏)にも焦点を当ててみた。
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左半身片麻痺の185cmの体躯を1本の杖に託し小野健彦が東に西に北へ南へ夜毎に巡るジャズ・スポットの数々。
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作曲者の死後も存在し続ける楽曲と、演奏者の消滅とともに消え去る即興。しかし、その両者の目指すところは永遠性として合致していた。両者の合間にデレク・ベイリーはいた。
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