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R.I.P. ペーター・ブロッツマン, Jazz Meets 杉田誠一, No. 303
7月 01日, 2023年 — 杉田誠一 閲覧回数'14,773回
ペーター・ブロッツマン氏は、肺気腫ではあった。糸瓜の実りすら、間に合わなかった。
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Jazz Meets 杉田誠一, No. 302
6月 03日, 2023年 — 杉田誠一 閲覧回数'13,298回
最後に出会ったのは、ニューレフト系の書店「寮原」.神保町、1970年代初めである。
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Jazz Meets 杉田誠一, No. 298
2月 04日, 2023年 — 杉田誠一 閲覧回数'13,636回
「絶対に辞表は出さない。クビになるまでただただハンストを続けるだけ」
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Jazz Meets 杉田誠一, No. 295
11月 05日, 2022年 — 杉田誠一 閲覧回数'17,708回
全く未分化のまま吐露するが、ぼくは、「内なる戦時下」をリューダスMMBトリオと共有する。
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Jazz Meets 杉田誠一, No. 294
10月 02日, 2022年 — 杉田誠一 閲覧回数'20,459回
インプロバイザー、ファラオとしての表現=表出は、一連のトレーンとの壮絶な対峙で限界であったと結論付けたい。
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Jazz Meets 杉田誠一, R.I.P. 鈴木勲, No. 288
4月 02日, 2022年 — 杉田誠一 閲覧回数'45,091回
日本を去るにあたってこれだけのことをいった以上、帰国した時の演奏を聴いてくれとしかいいようがない。その時どれだけ変わっているか、よくなっているか、最大限僕はやってみせる。
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Jazz Meets 杉田誠一, No. 285
1月 01日, 2022年 — 杉田誠一 閲覧回数'32,024回
いつも、紳士でトラッド/ダンディな方でした。
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Jazz Meets 杉田誠一, R.I.P. ジョージ・ウィーン, No. 282
10月 02日, 2021年 — 杉田誠一 閲覧回数'53,561回
ジョージ・ウィーンは、あるとき、マスコミに向かって、妻君を紹介したのである。妻君は意外にも“エボニー・クイーン”であったのだ。
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Jazz Meets 杉田誠一, No. 282
10月 02日, 2021年 — 杉田誠一 閲覧回数'38,829回
佐藤秀樹と出会ったのは、1969年の東大闘争集結(解放砦=安田講堂崩壊)の日に必然的に廃刊となった同人誌『Our Jazz』の同人としてであった。
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特集『ルイ・アームストロング生誕120年・没後50年』, Jazz Meets 杉田誠一, No. 280
7月 31日, 2021年 — 杉田誠一 閲覧回数'49,815回
この作品は、はっきりいって、ジャズの記録映画ではなく、あまりにマブかったアメリカの夏の「夢」ではある。
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Jazz Meets 杉田誠一, R.I.P. 橋本孝之, No. 278
6月 05日, 2021年 — 杉田誠一 閲覧回数'77,714回
なお、橋本孝之の音楽のルーツには、阿部薫に留まらず、小杉武久をも孕んでいる。
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Jazz Meets 杉田誠一, No. 277
5月 01日, 2021年 — 杉田誠一 閲覧回数'46,034回
少年院時代に神父が、更生のためにサッチモにトランペットをプレゼントしたのがきかっけで、トランペットに夢中になる。
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Jazz Meets 杉田誠一, R.I.P. ミルフォード・グレイヴス, No. 275
3月 06日, 2021年 — 杉田誠一 閲覧回数'65,987回
ミルフォードのあのシンプルなスワヒリ語が、「うたう」ことのルーツだとすれば、「間」に重きを置くミルフォードのドラミングは、「うた」そのものである。
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Jazz Meets 杉田誠一, R.I.P. 沖至, No. 270
10月 03日, 2020年 — 杉田誠一 閲覧回数'58,175回
自分の誕生日は忘れても、クリフォード・ブラウンの命日は、いつもローソクをあげてやるんですよ。それだけのものをあの音には感じます。
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Jazz Meets 杉田誠一, R.I.P. ジョージ大塚, No. 264
4月 04日, 2020年 — 杉田誠一 閲覧回数'42,132回
ジョージのドラミングは、スイングを止揚したかとまで思わせる「スプリング」である。
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Jazz Meets 杉田誠一, No. 256
8月 03日, 2019年 — 杉田誠一 閲覧回数'36,140回
ともあれ、今最も突出するアルト奏者は、川島誠のほかに、存在しない。
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Jazz Meets 杉田誠一, No. 254
6月 01日, 2019年 — 杉田誠一 閲覧回数'39,444回
「包丁お定のモリタート」にCuniCo が生きるきっかけとなったのは、安田南ではない。 唄:新井純 /pf:林光 である。
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Jazz Meets 杉田誠一, R.I.P. 齋藤徹, No. 254
6月 01日, 2019年 — 杉田誠一 閲覧回数'45,892回
バールと齋藤徹との明確な違いは、齋藤徹がすぐれて日本的な個有の様式美を確立していることなのだ。
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Jazz Meets 杉田誠一, No. 253
5月 04日, 2019年 — 杉田誠一 閲覧回数'37,883回
さて、浦邊が一方的に挑発し続けるという関係性が、一瞬にして崩れるのは、ラストの15分足らずのことであった。
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Jazz Meets 杉田誠一, R.I.P. アレサ・フランクリン, No. 245
9月 01日, 2018年 — 杉田誠一 閲覧回数'51,657回
多くのブラック・ピープルにとって、根拠地=ホームとは、教会であること。
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Jazz Meets 杉田誠一, R.I.P. 松坂妃呂子, No. 243
6月 30日, 2018年 — 杉田誠一 閲覧回数'64,772回
学校のひとつではあったOLEOから学んだことは、計り知れない。それから『ジャズ批評』からも。松坂比呂さん、有難うございました。
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Jazz Meets 杉田誠一, R.I.P. セシル・テイラー, No. 241
5月 05日, 2018年 — 杉田誠一 閲覧回数'63,494回
セロニアスに似て、全く誰のようでもない「間」。デュークに似て、壮大なオーケストレイション。そして、すぐれてパーカッシヴでありながらも、誰よりもよく「うたう」のがセシル・テイラーというわけです。
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Jazz Meets 杉田誠一, Column, No. 236
12月 01日, 2017年 — 杉田誠一 閲覧回数'58,684回
林ライガは、オーソドックスな基本をしっかり押さえているため、フリー〜インプロ、はたまた邦楽とすら、めくるめく交感しうる鬼才である。
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Jazz Meets 杉田誠一, Column, No. 235
10月 31日, 2017年 — 杉田誠一 閲覧回数'66,498回
出演日は必ず寝袋で、店内に寝泊まりしていく。どんなに飲んでも、ジョギングとストレッチは欠かさない。ボディビルダーとしては、毎年静岡県で5位以内を維持してきている。
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Jazz Meets 杉田誠一, No. 229, R.I.P. 生悦住英夫
4月 30日, 2017年 — 杉田誠一 閲覧回数'66,286回
演奏は終わると必ず生悦住は、自らに言い聞かせるようにつぶやく。「生命を削って」まで聴きに来たのだ。
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Jazz Meets 杉田誠一, No. 225, R.I.P. 内田修
12月 29日, 2016年 — 杉田誠一 閲覧回数'59,896回
いまは「神の国」で、楽しく高柳さん、金井さん、宮沢昭さん、プーさんらと、心ゆくまで、スイングしていることでせう。
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Jazz Meets 杉田誠一, 特集 『生活向上委員会2016+ドン・モイエ』, No. 220
8月 01日, 2016年 — 杉田誠一 閲覧回数'77,673回
あの最もエキサイティングだった70年代から遠く離れて、はたして「いま、ジャズ十月革命の予感。」なのでせうか?
時代はさらに寒く...。フリ〜インプロバイズドの燃えさかる「いま」を直視したい。
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Jazz Meets 杉田誠一, No. 219, R.I.P. ジェレミー・スタイグ
7月 01日, 2016年 — 杉田誠一 閲覧回数'57,960回
ほんの1週間前の、ヘロヘロ苦汁のエヴァンスとはまったく別人かと思わせるほどの活性化である。明白に、スタイグは、トリオを凄まじくも。扇情的にあおり続ける。ゴメスとマーティ・モレルは、ただただリズムを正確に刻んでさえいれば、用が足りた。
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Jazz Meets 杉田誠一, No. 218, R.I.P. ガトー・バルビエリ
6月 01日, 2016年 — 杉田誠一 閲覧回数'51,790回
と、バッタリ、ガトー・バルビエリと出会う。黒いハット、枯れ草色のコットン・ジャケットに、赤白ストライプのシャツ。 「Hi ! ガトー、たったいま『ラスト・タンゴ・イン・パリス』を観てきたよ」 ちょっと、キョトンとしていたけれども、ドン・チェリーの奥さんが、ゆっくりていねいに、伝えてくれる。
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Jazz Meets 杉田誠一, ~No. 201
12月 24日, 2010年 — 杉田誠一 閲覧回数'41,987回
その夜の沖は、実によくうたう。まるでブラウニー(クリフォード・ブラウン)が目の前にいるようではないか!? ちょいと、バルバレスコ(伊)を飲み過ぎたせいかしらね。
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Jazz Meets 杉田誠一, ~No. 201
11月 26日, 2010年 — 杉田誠一 閲覧回数'45,327回
「ママ」も「パパ」も懐(ふところ)が宇宙空間のように深い。両者とも気分はサン・ラの『太陽中心世界』であるはず。「ママ」はビートニクを通過し、「パパ」もフリージャズをすでに通過している。インプロヴァイズド・ポエムとインプロヴァイズド・ミュージックはフレッシュに交感しないわけはない。