3/29~4/01 小曽根真とアリルド・アンデルセン・トリオが共演

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2017年11月15日、小曽根真がオスロを訪れ、市内の「Cosmopolite」でノルウェーのベーシスト アリルド・アンデルセンのトリオと共演したが、2018年3月29日〜4月1日にブルーノート東京などでも共演することになった。

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12/25 『新宿ピットインの50年』刊行

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オープンから50年、日本の“ジャズの聖地”として新宿から世界に向け日本のジャズを発信し続ける「ピットイン」の50年を記念して刊行されたドキュメント。渡辺貞夫、日野皓正、山下洋輔、坂田明、渡辺香津美、大友良英、菊地成孔ら日本のトップ・ジャズ・ミュージシャンが語り尽くす。

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3/02 ユニバーサルからアヴィシャイ・コーエンの新作リリース

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NYのジャズ・シーンで大きな潮流となりつつあるイスラエル系ミュージシャンのひとりトランペッターのアヴィシャイ・コーエン(同姓同名のベーシストとは別人)の新作『イントゥー・ザ・サイレンス』(ECM)がユニバーサルから国内発売された。共演は、ヨナタン・アヴィシャイ(p)、エリック・レヴィス(b)、ナシート・ウェイツ(ds)。

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3/15 札幌のジャズ・ピアニスト 福居良 逝く

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札幌のジャズ・クラブ「スローボート」のオーナーでもあったジャズ・ピアニスト福居良が3月15日悪性リンパ腫のため死去。享年68。福居はアコーディオンからピアノに転身、独学でジャズを学び、札幌で活躍していたが一時東京で腕を磨いた後、札幌に腰を落ち着け、北海道のジャズの発展に 尽くした。

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3/19 矢沢朋子『Piano Solo: Absolute-MIX』リリース

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現代音楽のスペシャリスト矢沢朋子がソロ・アルバムをリリース。収録曲は、『博士と彼女のセオリー』でゴールデングローブ賞作曲賞を受賞、今年公開される『ボーダーライン』でもアカデミー賞にノミネートされたヨハン・ヨハンソンが、矢沢のために書き下ろしたピアノとエレクトロニクスのための《Untitled》、矢沢一人でピアノを多重録音したレディオヘッドの《Kid A》、現代音楽の金字塔リゲティとノーノからミニマルミュージック、平石博一、チック・コリアまで。

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4/03~4/10 エヴァン・パーカー来日ツアー

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マルチフォニックスと循環呼吸を融合させた奏法で、サキソフォン演奏に革新をもたらし、また近年はエレクトロ・アコースティック・アンサンブルにも取り組んでいるエヴァン・パーカーが再び来日。日本各地でソロおよびゲストを迎えて公演を行う。

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4/10&4/12 伊藤君子&高瀬アキ

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2010年に、日本を代表する詩人白石かずこと、日独で高い評価を得ているベルリン在住の作家・詩人の多和田葉子の詩に高瀬アキが作曲、共演したCD『まっかなおひるね/』(Videoarts Music)をリリースした伊藤君子。久々の高瀬アキを迎え、CD収録曲を中心に交えたプログラムで歌う。

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4/15 高瀬アキ&佐藤允彦 2台ピアノによるデュオ!

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昨年6月、初共演を果たした高瀬アキと佐藤允彦。前回はピアノとチェンバロ、ピアノとキーボードという組み合わせだったが、今回は2台ピアノによるデュオが実現。ベルリンを拠点に世界的に活躍する高瀬と日本を代表するピアニストで国際的な評価も高い佐藤、それぞれ即興演奏を身上とする演奏家だけに、どのような展開となるかは当日のお楽しみ!

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5/11~14 スイスからスザンヌ・アビュール・グループ来日

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ECMからの3枚のアルバム・リリース(2001『April』、2006『Compass』、2013『The Gift』)で評価を決定付けたスイスのヴォーカリスト、スザンヌ・アビュールがトリオにサウンド・エンジニアを帯同し来日、4回の公演を行う。

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5/11 CD『クオン・ヴー・ミーツ・パット・メセニー』

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パット・メセニー・グループで活躍したベトナム出身のトランペッター、クオン・ヴーのノンサッチ移籍第1弾がゲストにパット・メセニーを迎えて5月11日リリースされる。ベーシストとして、NYで活躍する日本人ベーシスト武石務が参加。

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5/16~25 パット・メセニー新バンドで来日

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今回来日の新バンド(カルテット)のメンバーは、パットに加えて、2000年から共演を続けるドラマーであり、映画『バードマン』のサウンドトラックで本年度グラミー賞を獲得したアントニオ・サンチェス。マレーシアとオーストラリアの血を引く女流ベーシストのリンダ・オー。英国生まれのピアノ奏者グウィリム・シムコックというカルテット編成。

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5/24〜 アキム・カウフマン(p)来日公演! 瀬尾高志(b), 南山雅樹(p)らと

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ベルリン在住のピアニスト・インプロヴァイザー・コンポーザーのアキム・カウフマン(Achim Kaufmann)が初来日、ベースの瀬尾高志、ピアニストの南山雅樹らと北海道と千葉、東京で公演をおこなう。

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2/23 ECMから2月新譜2作リリース

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ECMの2月のリリースはジャズ系2作。ラルフ・アレッシ(tp)の2013年のECMデビュー作『Baida』に続く2作目『Ralph Alessi, Gary Versace, Drew Gress, Nasheet Waits / Quiver』(ECM2438)とラルフ・アレッシ(tp)の2013年のECMデビュー作『Baida』に続く2作目。レギュラーのリズム隊、ドゥリュー・グレス(b)とナシート・ウェイツ(ds)にサックスのゲイリー・ヴェルサーチを加えたピアノレスの2管カルテット編成。
イスラエルの女流ピアニスト、アナト・フォートのECM3作目『Anat Fort Trio, Gianluigi Trovesi / Birdwatching』。

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3/08 サー・ジョージ・マーティン逝く

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「5人目のビートルズ」と言われたビートルズのプロデューサーが死亡。享年90。マーティンは1962年ビートルズを見出し、音楽プロデューサーとしてビートルズのほぼ全作を制作、ビートルズのサウンド・プロデュースの重責を担った。

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3/08 ジョン・ヘンドリックスに永年功労賞

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50年代に一斉を風靡したヴォーカル・トリオ「ランバート、ヘンドリックス&ロス」の男性ヴォーカリスト、ジョン・ヘンドリックスに第31回ビストロ・アウォードの ASCAPボブ・ハリントン永年功労賞が授与された。

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3/09 ナナ・ヴァスコンセロス逝く

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ブラジルのパーカッショニスト、ナナ・ヴァスコンセロスが肺がんのため死亡。盟友のギタリスト/ピアニスト、ナナ・ヴァスコンセロスと4月に中国と日本で公演を予定、ECMでライヴ・レコーディングが予定されていた中での逝去。

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3/12 ECMから第1回3月新譜2作リリース

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ECMから3月新譜第1回発売としてジャズ系アルバム2作がリリースされた。1作は、早くもECM4作目となるヴィジェイ・アイヤー(p)とワダダ・レオ・スミス(tp)による『a cosmic rhythm with each stroke』(ECM2486)とハンガリアのギタリスト、フェレンチ・スネトバーガーのECMデビュー『In Concert』(ECM2458)。

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3/19 ECMから第2回3月新譜3作リリース

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ECMの3月新譜第2回発売として、ジャズ系1作、ニューシリーズ2作がリリースされた。ニック・ベルチュのMOBILEのECMデビュー作『continuum』(ECM2464)、トーマス・ツェートマイア+パリ室内管弦楽団によるロベルト・シューマン作品集(ECM2396)、タリン室内オーケストラ、エストニア交響室内楽団とアニャ・レヒナー(cello)によるエストニアの作曲家トヌ・コルヴィッツのECMデビュー作『Mirror』(ECM2327)。

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4/15〜17 ECM Festival Freiburg

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ドイツ南西部のスイスとフランスとの国境に接する都市フライブルグで3日間にわたり ECM フェスティバルが開催される。出演は、スイスのニック・ベルチュアのユニットMOBILE、ポーランドのマルチン・ヴァシレフスキー・トリオ、イタリアのデュオ・ガッザーナ、フランシス・クチュリエ&アニャ・レヒナー他。

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4/30 International Jazz Day

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UNESCOが中心となり7大陸の190カ国が参加して全世界的に行われるInternational Jazz Day (4月30日)は今年で5周年を迎えるが、今年のグローバル・ホスト・シティはアメリカの首都ワシントンDCが務める。コンセプトはジャズを通して世界中の人々が理解しあって手をつなごうという友好の輪。

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5/06〜08 ECM Festival 上海

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5月に中国・上海で3日間にわたってECMフェスティバルが予定されている。出演は、6日は、チョン・ミョンフンの指揮で上海シンフォニー・オーケストラがアルヴォ・ペルトとブラームスを演奏、8日はスイスのスザンヌ・アビュール・グループが出演予定。プレ・イベントとして4月16日にエグベルト・ジスモンチのソロ・コンサートが予定されている。

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5/13~5/16 メールス・フェスティヴァル

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5月13日から16日にかけて開催されるメールス・フェスティヴァルのプログラムが発表された。プログラムは、映画音楽分野でも注目される作曲家ヨハン・ヨハンソンの初監督作品『End of Summer』を上映しながらライヴで演奏、またハリエット・タブマン・トリオとカサンドラ・ウィルソンによるプロジェクト”Black Sun”、ベッカ・スティーブンス&ジェイコブ・コリアーなど現在注目されるミュージシャンの他、若手が多く出演。本会場でのコンサートの他、朝と夜にはセッションも行われる。

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5/21 ポール・ブレイ・メモリアル

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去る1月3日逝去したピアニストのポール・ブレイのメモリアルが遺族3人(Kヤロル・ゴス、アンジェリカ・パーマー、ヴァネッサ・ブレイ)のより発表された。メモリアルの場所はポールのNYの拠点であったチェリー・ヴァレーのスター・シアターにて3時から。詳細は未定。

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48. キム・パーカー インタビュー

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キム・パーカー はジャズシンガー。サックス奏者チャーリー・パーカーの義娘。
今回のインタビューは、昨年2015年8月27日にミズーリ州カンザス・シティの郊外、カンザス州オレイサで行った。

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連載第11回 ニューヨーク・シーン最新ライヴ・レポート&リリース情報

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The Stoneにおいて、1月の最終週、クレイグ・テイボーンが6夜の演奏を行った。待望のレジデンシーである。テイボーンが、90年代半ばの登場以来もっとも才能があり革新的なピアニストだということは、多くが認めるところだ。ここでも、魅惑的な幅広いパフォーマンスをみせた。

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ニューヨーク:変容する「ジャズ」のいま 第2回 ダン・ワイス Sixteen:ドラマーのための組曲

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ダン・ワイスという人は、ここ十数年程の間、いわゆるブルックリン・シーンを引っ張ってきたドラマーだ。そして特筆すべきは、彼がタブラという楽器を通してインドの古典音楽を研究し、その複雑なリズムを時にドラムでの演奏に取り入れて彼独自のビートを作り出してきたということだ。

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#883 La Folle Journée de Nantes 2016 “la nature” ラ・フォル・ジュルネ2016「la nature」〜ナントのレポートと東京のみどころ

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今年12年目を迎えた「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」のテーマは「la nature」。同テーマで先行した本家「ラ・フォル・ジュルネ・ド・ナント」を初めて訪れ、東京との比較と展望を試みた。

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#882 シャイ・マエストロ・トリオ – ウインター・ジャズフェスト 2016
Shai Maestro Trio – Winter JazzFest 2016

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2016年1月にマーク・ジュリアナ・ジャズ・カルテットで来日直後のシャイ・マエストロ・トリオは、ニュースクール大学の“5階ホール”で演奏した。ウインター・ジャズフェストでも、自己のトリオの他、マーク・ジュリアナ・ジャズ・カルテット、ECMでのセオ・ブレックマン・エレジーなどに出演。

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#881 ECMⓐWinter JazzFest (前編)

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年明けのニューヨーク、グリニッチ・ヴィレッジ界隈で開催されるジャズ・フェスティバル「ウインター・ジャズフェスト」、12回目となる2016年は金土曜日の2晩を中心に、計5日間、10会場で120グループ以上、600以上のミュージシャンが参加して開催された。

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#880 「ルドルフ・ブッフビンダー ピアノ・リサイタル」

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一握りの演奏家しかもち得ない生有の俊敏さ、風のように自然に湧きでる斬新な感性に魅了されるとともに、音楽が社会において重要な位置を占め続けてきた都市の、まぎれもない進化形をそこに嗅ぎとらずにはおれない

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#1291 『ジョルジュ・ケイジョ、千葉広樹、町田良夫/ルミナント』

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スティールパン奏者の町田良夫とコントラバス奏者の千葉広樹が、ポルトガルを拠点に活動する打楽器奏者のジョルジュ・ケイジョを迎えて、2014年と翌2015年に都内のジャズ・バーで行ったセッションを収録したアルバム

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#1285 『Achim Kaufmann|Frank Gratkowski|Wilbert de Joode / Oblength』

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即興というものはたしかに神出鬼没の面白さに依るものがおおいが、気心しれた年季がうみだすオープンな音の磁場には、マンネリズムとは対極にある如才なき自由がある。

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Reflection of Muisc vol.45 (Extra) ウォルフガング・フックス

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【追悼】
即興音楽シーンで活躍していたウォルフガング・フックスが、2月3日心臓発作で亡くなった。ウォルフガング・フックスはコントラバス・クラリネット、バスクラリネット、ソプラニーノ・サックスを吹く管楽器奏者で、1970年代半ばベルリンに移住してから、スヴェン・オキ・ヨハンソン、ポール・リットン、フィル・ヴァックスマン、ラドゥ・から即興音楽シーンで活躍する他、芸術分野との様々なマルチメディア・プロジェクトにも参加。2001年からはFMP主催のトータル・ミュージック・ミーティング(TMM)の音楽監督も務めた。

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Reflection of Muisc vol.44 ウラジーミル・タラーソフ

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ロシア屈指のドラマー、ウラジーミル・タラーソフの自伝『トリオ』(鈴木正美訳、法政大学出版局)が出た。タイトルが示すようにヴャチェスラフ・ガネーリン(p)、ウラジーミル・チェカーシン(sax)と出会い、ガネーリン・トリオ(GTChトリオ)の結成から解散に至るまでを回顧している。随分と音楽家の自伝や伝記を読んだが、この本はそれまで読んだものとは全く違う。音楽家や彼らを取り巻く人々だけではなく、KGBや国外に行ったときに同行する「外套」と呼ばれる監視要員も登場、まるでロシアを舞台としたサスペンス小説のような世界だった。

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