JazzTokyo

Jazz and Far Beyond

Monthly Editorial

  • #69 小さなホールで出会った喜びと驚き

    ♩テクニックといい、表現術といい、演奏スケールといい、まさに舌を巻かざるを得ないソロ・サックスの妙技に酔った2時間余であった。(上野耕平:サクソフォン)
    ♩6歳を数えた2016年4月、<邦楽2010>が大きな春を迎えたといっていい小ホールでの出来事だった。(音のカタログ Vol.6)


R.I.P. ソニー・ロリンズ

  • Sonny Rollins

    Chapter43 ソニー・ロリンズ 

    ソニー・ロリンズは大の親日家で1963年の初来日から2010年の80歳記念ツアーまでしばしば日本を訪れている。 写真は1968年、2度目の来日時のもので、まだこの頃はサックスにマイクを着けていなかったので生の音が聴けた。ロリンズは興が乗ってくるとステージ中央のマイクから離れ、舞台の端から端まで吹きながら歩くのが常であったがノン・マイクでもロリンズのテナーは美しい音で客席を満たしてくれた。

R.I.P. ナナ・ヴァスコンセロス

R.I.P. プリンス

  • R.I.P. Prince Cover

    プリンスを失ったことの痛み

    マイルス:『プリンスは例の教会的なことをやるんだ。プリンスはギターもピアノも最高にうまい(筆者:ドラムもベースもとんでもなくうまい)。だがヤツの教会的なサウンドがヤツを最もスペシャルにしてる。例のオルガンサウンドもだ。黒人のものだ。白人のものじゃない。プリンスってのはオカマ用教会みたいなもんだ(筆者:意味不明)。ヤツの音楽は夜10時11時に遊びに出かけるヤツらのための音楽だ。プリンスはビートと共にやってきて、そのビートの上で演奏する。プリンスってのはきっとセックスの時ラヴェル(筆者:近代フランス作曲家)じゃなくてドラムを頭の中で鳴らしてるに違いない。だからプリンスは白いヤツじゃないんだ。ヤツの音楽は新しく、しっかりトラディションを理解し、88年、89年、90年っとしっかりと時代を映し出す。ヤツはこのまま行ったら次世代のエリントンだぜ。』

  • 殿下と帝王と、そしてプーさん

    マイルスとプリンスが交錯した時期、同じマイルスDNAの継承者である菊地雅章もプリンスを強く意識していたことは非常に興味深い。プーさんもその意味で、私にとっては to be continued….な存在だ。マイルスを軸としたプリンスと菊地雅章のトライアングル。未知の音への興味は尽きない。

  • Purple Rain Movie Poster

    ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #5『Purple Rain』

    プリンスの看板曲、パープル・レインの解説。映画との関連、この曲が発表されたライブと1年後のリリースなどにも触れ、プリンスの天才的な曲の構成、コードのヴォイシング、コード進行等を解説。

R.I.P. 冨田勲

R.I.P. 菊地雅章

  • AAOBB on TV – Archives

    AAOBB-All Night All

  • CDReview1293-217-1

    #1293 『菊地雅章/黒いオルフェ』

    Live Report で「僕の胸を締め付けたのは<オルフェ>と<リトル・アビ>であった」と特筆した2曲が収録されているのは殊の外嬉しい。さらに嬉しいのは、<リトル・アビ>こと愛娘・菊地あびさん撮影のスナップが9点もブックレットに使用されていること。これはこれで立派な菊地さんのフォト・ストーリーになっており、父娘共演の珍しい1作となった。

  • 菊地雅章/黒いオルフェ

    #272 『菊地雅章/黒いオルフェ』

    東京文化会館小ホールでのライブ録音。大きな波動を感じさせるマイキングで捉え臨場感が見事。奏者の特徴的な高音部における連打が、肉厚に感じられ、これは従来の菊地雅章録音にはなかった収録の技。

  • Gallery32-217-Inaoka

    #32 Pooさんの靴

    帰り際、さすがに申し訳ないと思ったのか僕に靴とフランネルのパンツをくれた。新品ではなく菊地さんのお古。当時、菊地さんは最新流行のReebokのスニーカーを愛用していた。靴は茄子紺といったら良いのか本革のセミブーツ。お洒落好きの菊地さんらしい逸品である。


Jazz Right Now


Column


Reviews

Concerts/Live Shows

CD/DVD Disks

  • FbF1297-217-Mochizuki

    #1299 『アフリカン・ドリーム/明田川荘之~楠本卓司~本田珠也』

    ピアノとツイン・ドラムという異色の顔合わせがホットでスリリング、三者入り乱れてのリズムの応酬の中からセンチメンタルなアケタのオーラが湧きたっている。
    これまでにアルバムを出すたびに自己ベストの演奏を更新してきたアケタこと明田川荘之であるが本作『アフリカン・ドリーム』(AKETA’S DISK)にもアケタのベストが記録されている。

  • Tomoko Yazawa Piano Solo/Absolute MIX

    #1300 『矢沢朋子 / Absolute-MIX』

    今回このアルバムを聴いて、矢沢朋子の素晴らしい音色と弧を描くタイム感でこんなにもミニマルミュージックを楽しめるものなのかと思ってしまった

  • #1298 『Christoper Zuar Orchestra / Musings』

    ギル・エヴァンス(p,kb,arr)、ブルックマイヤー、サド・ジョーンズ(tp,arr)らからの強い影響を語るズアーだが、先人達をリスペクトし、クリストファー・ズアーは今、コンテンポラリー・ジャズ・ビッグバンドの新たな扉を開く。

  • 217GregoireMaretWANTED

    #1297 『Grégoire Maret / Wanted』

    トゥーツ・シールマンス(harmonica)の後継者と目されるグレゴア・マレのリーダー第2作。マレ自身とテリ・リン・キャリントン(ds)の卓越したプロデュースによって、けっしてオールスター顔合わせセッション的作品ではなく、ビッグ・ネームが適材適所に起用された、コンセプチャルかつ、現代音楽シーンの縮図がみえるアルバムとなった。とキャリントンの卓越したプロデュースによって、けっしてオールスター顔合わせセッション的作品ではなく、ビッグ・ネームが適材適所に起用された、コンセプシャルで現代音楽シーンの縮図がみえるアルバムとなった。

  • Ryan Keberle

    #1296 『Ryan Keberle & Catharsis / Azul Infinito』

    現代ニューヨーク・ジャズ・ビッグバンド・シーンにおいて、マリア・シュナイダー・オーケストラを始めとする重要ビッグ・バンドに於いてメイン・ソリストを務めるファースト・コール・プレイヤー、ライアン・ケバリー(tb)のユニット、カタルシスの第3作目。本作では自らが演奏してきた南米音楽からの影響を受けた音楽で、リスナーにとっての“審美的なイヴェント”をもたらしたいと抱負を述べる。

  • Marika Hughes & Bottom Heavy

    #1295 『Marika Hughes / New York Nostalgia』

    異能のチェリスト/ヴォーカリスト、マリカ・ヒューズのサード・アルバム。このアルバムは「自らの出身地、ニューヨークへのラヴ・レター」と語っている。ヒューズの多彩な音楽こそ、人種と文化の坩堝、ニューヨークを象徴していると言える。

  • saito-CD-217-a-04

    #1294 『齋藤徹+かみむら泰一/Choros & Improvisations Live』、『齋藤徹+喜多直毅/Six trios improvisations with Tetsu & Naoki』、『ダンスとであって/矢萩竜太郎10番勝負!』

    齋藤徹による春の刺激、3作品

  • CDReview1293-217-1

    #1293 『菊地雅章/黒いオルフェ』

    Live Report で「僕の胸を締め付けたのは<オルフェ>と<リトル・アビ>であった」と特筆した2曲が収録されているのは殊の外嬉しい。さらに嬉しいのは、<リトル・アビ>こと愛娘・菊地あびさん撮影のスナップが9点もブックレットに使用されていること。これはこれで立派な菊地さんのフォト・ストーリーになっており、父娘共演の珍しい1作となった。

  • CDReview1299-217

    #1292 『ジャック・ディジョネット/イン・ムーヴメント』

    こういう紹介文を書くと、年寄りが能書きを垂れるから若者がジャズから離れていく、としたり顔で若者寄りの意見を吐く御仁がいるが、ジャズはもともと社会と密接な関係を持ちつつ発展してきた音楽だ。ロックやフォークだってそうだった。バーミンガムの教会爆破事件やコルトレーンを知らずにこのアルバムを聴くとその意義は半減するだろうし、ミュージシャンが意図するメッセージも充分に受け取ることができないだろう。

  • #650 『ミルバ&アストル・ピアソラ/ライヴ・イン・トーキョー1988』

    今やピアソラの音楽とミルバの歌が結合した時の真価に開眼。もし、ピアソラがミルバを念頭にオペラを作っていたら、21世紀に新しいオペラの水脈がひとつ生まれていたかもしれない。

及川公生の聴きどころチェック


Gallery

  • Gallery32-217-Inaoka

    #32 Pooさんの靴

    帰り際、さすがに申し訳ないと思ったのか僕に靴とフランネルのパンツをくれた。新品ではなく菊地さんのお古。当時、菊地さんは最新流行のReebokのスニーカーを愛用していた。靴は茄子紺といったら良いのか本革のセミブーツ。お洒落好きの菊地さんらしい逸品である。