悠々自適 #89 「恐るべき女性音楽家たちの活躍」

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現在、私が大きな注目を払っている女性作編曲家が3人いる。1人は宮嶋みぎわ、そして、挾間美帆と藤井郷子である。

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Reflection of Music Vol. 70 JAZZ ART せんがわ 2019

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存続が危ぶまれていた「JAZZ ART せんがわ」だったが、関係者有志が立ち上げたJAZZ ART実行委員会の粘り強い交渉により、調布市の共催を得て、開催に漕ぎ着けたのは特筆の値する。所感と各ステージの模様をスライドショーにて。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #47 Miles Davis <See I See>

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待望のマイルスの『Rubberband』のフルアルバムがついにリリースされた。ボツになったアルバムという危惧をよそに、モダンなミックスとプロダクションで、発掘版ではなく新しいリリースとして充分耐え得る作品だ。このアルバムで重要な役割を果たしたAdam Holzman(アダム・ホルツマン)とのインタビューを中心に、彼も作曲者とクレジットされている<See I See>を解説。

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ジャズ・ア・ラ・モード#26. アフリカン・ファッションに身を包んだジャズ・ミュージシャン達

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1960年代後半から1970年代にかけ、アメリカのジャズ・ミュージシャン達の多くが露骨にアフリカン・ファッションを身に纏ってステージに立つようになってきた。

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小野健彦の Live After Live #010~#018

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185cmの長身を1本のステッキに預けジャズ・ライブスポットを行脚する小野健彦の連載エッセイ第2回。

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Live Evil #43「下丸子Jazz倶楽部300回記念 Happy Birthday Concert 」

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そのイベントが26年間、300回続いた、これは行政がらみの地域イベントとしてはほとんど奇跡に近い事例ではないだろうか。

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Live Evil #42 自動演奏で「歴史的ピアノ名演奏を聞く」

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ロール式ピアノで歴史的演奏を再現することは決して懐古趣味ではなく、文字通り“温故知新”、過去の演奏を聴いて新しい事実を知ることにある

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デレク・ベイリーを論ず(4) 金野 Onnyk 吉晃

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ベイリーはヴェーベルンを研究し、自らの語法とサウンドを確立した頃、それを確認するかのように幾つかのソロを録音した。それらは決して冗長なものではなく、曲ごとの意識の違う短い演奏を編集したものだった。

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#1641 『上原ひろみ/スペクトラム』
『Hiromi Uehara / Spectrum』

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歯切れの良さは相変わらずだが、リズムを解いてプレイした粋な遊び心、等々。絶好調のひろみ節を満喫した。

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#1639 『橋爪亮督|中村真/プレイ・スタンダーズ Vol.1』
『Ryosuke Hashizume | Makoto Nakamura / Play Standards Vol 1』

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35年経ってスタンダーズ・キース・ジャレットをバッサリ斬ってしまう録音を日本の自主レーベルが成し遂げている、紛れもない傑作に立ち会っている、

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#1637 『Be-2 / Minimum Unit Of Human Existence 人類生存可能最小単位』

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知る人ぞ知るカルト・ミュージシャン及川禅による80年代地下音楽の秘宝が、何の前触れもなくイタリアのOttagono Design Of Music(オッターゴノ 音楽のデザイン)と称するレーベルからアナログLPとしてリリースされた。

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#1636 『高田ひろ子+安ヵ川大樹 / Be Still My Soul』

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安らかな心地で聴くことができることは、その刻その刻の音空間を得て柔軟に次の音を繰り出してゆくジャズのスリリングさとは相反しない。一音一音に集中して聴き、音の流れ自体に憑依するならば、高田と安ヵ川のその場限りでの振る舞いを追体験できるだろう。

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#1634 『テニスコーツ&立花泰彦 / Waltz for Dubby』

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不定形の音楽ユニットであるテニスコーツの新作は、ベーシスト立花泰彦とのジャズスタンダード集。「ジャズとは何でしょう(What Is This Thing Called Jazz ?)」との問いに、あなたはどう答えるだろうか。

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#1633 『三枝伸太郎オルケスタ・デ・ラ・エスペランサ/Flowers』

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繊細さがスケールの大きさを拒まないのが三枝節の真骨頂。瑞々しさと完成度の高さで、花果同時の高貴さもまとう。

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#1632 『喜多直毅&黒田京子/残された空』

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垣根のない音楽。「聴く」という構えをほどく音楽—そのような音を前に、音楽のカテゴリーは不問だろう。

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#1102 アブドゥーラ・イブラヒム @京都上賀茂神社

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上賀茂神社の庁屋(ちょうのや)、高床式の細長い倉庫のような場所。当年84歳のアブドゥーラ・イブラヒムは、スタッフの懐中電灯に導かれてゆっくりとピアノに向かった。

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#1101 新日本フィル定期演奏会 ルビー<アフタヌーン コンサート・シリーズ>第25回
指揮:ミシェル・プラッソン | バンドネオン:小松亮太

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とにかくこれほど素晴らしい「幻想交響曲」なら毎日でも聴きたい。

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#1100 渋大祭〜渋さ知らズ30周年記念企画野外フェス with サン・ラ・アーケストラ

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サン・ラ・アーケストラのスインギーかつグルーヴィーな演奏は最高で、渋さのややルースな演奏も野外フェスにふさわしかった。

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#1099 アルフィート・ガスト/パイプオルガン・リサイタル
Arvid Gast / Pipeorgan Recital

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演奏は終わった。しばしの沈黙、そして会場は大喝采。こんなオルガンの響きを誰も聴いた事が無かった。

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#1098 プラチナ・シリーズ 第1回
「パスカル・ロジェ ~フレンチ・ピアニズムの名匠~」

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プーランクの書法に忠実にのっとりながら、しかし大胆なタッチで,ユーモアを忘れず、夜会の風景を生きいきと描き出した。私個人にとってはこの夜一番の聴きものだった。

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東京JAZZ 2019 ー チック・コリア・アコースティック・バンド & エレクトリック・バンド
TOKYO JAZZ 2019 – Chick Corea Akoustic Band & Elektric Band

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「東京JAZZ 2019」で、土曜夜にチック・コリア・アコースティック・バンド、日曜夜にエレクトリック・バンドの公演が行われ、NHKホールが熱狂に包まれた。一度の来日で両バンドが演奏するのは27年ぶり。2019年9月がチック・コリア最後の来日となった。

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#548 『藤井郷子オーケストラ ニューヨーク/ エンティティ』
『Satoko Fujii Orchestra New York / Entity』

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要所での緻密なミックス作業がうかがえる

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Interview #195 Theo Croker シオ・クローカー

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楽曲解説の読者はもうご存知と思うが、Theo Crokerは筆者が現在もっとも注目しているアーティストだ。新譜『Star People Nation』のリリースツアーでボストンに来ると言うので早速インタビューを申し込んで、彼のスピリチュアル、哲学的な視点、繊細さなどを探り出してみた。

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Interview #194 「ウッドストック体験記 in 1969 by キオ・グリフィス」

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開催から今年で50周年迎え、改めてその遺産に注目が集まっているウッドストック・フェスティバル。当時現場で歴史を目の当たりにした日本生まれのアーティスト、キオ・グリフィス氏がその衝撃と実像を語る。

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