#2005 『JOBS / endless birthday』

閲覧回数 938 回

電子音楽、プログレッシヴ・ロック、テクノ、ノイズ、インダストリアル、ミニマル・ミュージックなど、様々な要素がミックスされたスタイルは、まさにミクストメディア時代の<アートロック>と呼べるだろう。MEDIA=コミュニケーション・メディアと解釈すれば、JOBSの音楽はアート(芸術)であると同時にエンターテインメントでもある。

続きを読む

#2004『Donauwellenreiter/Delta』

閲覧回数 1,436 回

あたたかな包容力に満ちながら、甘さを回避する研ぎ澄まされた感性の総和。一時的にせよローカリズムへ逆行することが不可避な現況のなか、まぎれもなくグローバリズムの果てにある「都市の音楽」なのである。/ Their music is full of generosity and the sum of finely honed sensibility without falling into any excessive sentimentality. In today’s world circumstance, in which returning to localism is becoming unavoidable tendency even if temporary, their music embodies glaringly “urban music” which is in the shadow of globalism.

続きを読む

#2003『Hiro Honshuku & Yuka Kido / Love to Brasil Project – EP』

閲覧回数 1,162 回

フルートという不思議な楽器を通じて、カエターノ・ヴェローゾ、エルメート・パスコアール、ジョアン・ドナート、そしてオリジナルと、ブラジル音楽への愛情が息遣いとともに愉しく伝わってくる。

続きを読む

#2002『早坂紗知 226 / バースデイ・ライブ feat. 山下洋輔&森山威男』

閲覧回数 1,227 回

還暦を迎えた早坂紗知と、山下洋輔、森山威男のベテランらしい知的なプレイぶりから生まれる和気藹々とした交歓を堪能したライヴならではの1作

続きを読む

#2001『赤木りえ/魔法の国の魔法のフルート』

閲覧回数 1,093 回

私の成長の証し、大きな音楽の分岐点…。神のような存在の、ラリー・ハーローのプロデュースなんて夢みたい。まるで小説の中にいる感じです

続きを読む

#2000『アントニオ・アドルフォ/ブルーマ〜ミルトン・ナシメントに捧ぐ』
『Antonio Adolfo / BruMa: Celebrating Milton Nascimento』

閲覧回数 1,108 回

今回の新作は “ブラジルの声(&心)”とも呼ばれる、彼の地の国民的英雄ミルトン・ナシメント集。

続きを読む

#1999『Massimo Magee, Joshua Weitzel & Tim Green / Live at Salon Villa Plagwitz』

閲覧回数 1,097 回

英国ロンドンのマッシモ・マギー(リード)、ドイツ・カッセルのヨシュア・ヴァイツェル(三味線、ギター)、豪州ブリズベンのティム・グリーン(ドラムス)が組んだライヴ録音。1990年前後に生まれた世代による即興シーンの厚みを示すサウンドだ。

続きを読む

#1998『Jeff Cosgrove / History Gets Ahead Of The Story』
『ジェフ・コスグローヴ/ヒストリー・ゲッツ・アヘッド・オブ・ザ・ストーリー』

閲覧回数 1,059 回

ジェフ・コスグローヴが敬愛するポール・モチアンに続いて取り上げるウィリアム・パーカー作品集。

続きを読む

#615『アントニオ・アドルフォ/ブルーマ〜ミルトン・ナシメントに捧ぐ』
『Antonio Adolfo / BruMa: Celebrating Milton Nascimento』

閲覧回数 1,050 回

管楽器のソロも同様、オンでありながら重厚な音質の安定を聴く。マジックだ。

続きを読む

#614『Jeff Cosgrove / History Gets Ahead Of The Story』
『ジェフ・コスグローヴ/ヒストリー・ゲッツ・アヘッド・オブ・ザ・ストーリー』

閲覧回数 1,067 回

オルガンのエネルギーを保ちながら、明確な音像を聞かせるサックス、ドラムは秀逸。

続きを読む

#611『ヒロ・ホンシュク & 城戸夕果/Love to Brasil Project – EP』
『Hiro Honshuku & Yuka Kido /Love to Brasil Project – EP』

閲覧回数 1,299 回

ミックス&マスタリングがNYC在住の内藤克彦氏。故デイヴィッド・ベイカー氏のサウンドを受けつぐ。

続きを読む

#609『早坂紗知 226 / バースデイ・ライブ feat. 山下洋輔&森山威男』

閲覧回数 1,293 回

As, Ssの近接音が確かな音像で突き立つ明瞭さが聴きどころ。

続きを読む

#1996 『John Scofield / Swallow Tales』
『ジョン・スコフィールド/スワロウ・テイルズ』

閲覧回数 3,471 回

80歳を迎えるスティーヴ・スワロウ・ソングブックをスティーヴ自身が参加したトリオで録音した待望のアルバム。

続きを読む

#1995『Marcin Wasilewski Trio, Joe Lovano / Arctic Riff』
『マルチン・ヴァシレフスキ・トリオ、ジョー・ロヴァーノ/アークティック・リフ』

閲覧回数 3,086 回

ジョー・ロヴァーノのECM作品を聴くとそのたびに「こんなをロヴァーノを聴くのは初めてだ」と思う。ヴァシレフスキ以上にECM以前、以後で音楽自体がはっきりと変化しているからだ。

続きを読む

#1994 『ミヤタトモコ/大きな海の中をゆく私たち』

閲覧回数 3,209 回

J-Popの体裁をとっているようでいて、ほんとうは不可思議な音楽だ。きこえてくるのはまるで外国の少女が書いたシュールな日本語のようなうた。

続きを読む

#1993『ヒロ・ホンシュク & 城戸夕果/Love to Brasil Project – EP』
『Hiro Honshuku & Yuka Kido /Love to Brasil Project – EP』

閲覧回数 3,275 回

敢えてベースやパーカッション類など一切 使わず、シンプルに2本のフルートとピアノだけで組まれている事でホンシュクと城戸、それぞれ の技量の高さと限りないフレキシビリティが際立つ。

続きを読む

#1992 『The Dorf / Phill Niblock ‎- Baobab / Echoes』

閲覧回数 3,011 回

かねてよりドローン・ミュージックは究極のストイシズムだと感じていたが、ザ・ドーフによるエネルギーあふれる解釈により、究極のハードコアでもあることを実感した。単なるジャンルの越境や融合に留まらず、音楽の本質を露わにするザ・ドーフの思索的諧謔精神が今後世界にどんな影響を与えるのか、興味は尽きない。

続きを読む

#1990 『Cory Smythe / Accelerate Every Voice』

閲覧回数 3,369 回

コーリー・スマイスがまた刮目すべき作品を発表した。緻密かつ自由な5人のヴォイス・アンサンブルと即興を展開するとともに、自身は鍵盤とエレクトロニクスで演奏に参加している。大きな広がりも有機的な重層性もあり、全体として意思を持つようなサウンドである。

続きを読む

#1989 『Interactive Reflex』

閲覧回数 3,381 回

アルトサックスの柳川芳命が、かれと同様に東海地方を中心とした音楽活動を展開している5人のギタリストとのデュオ演奏を行った記録。それぞれの個性とともに、柳川のアルトがギターの違いを受けて呼応するありようにも注目すべきだ。

続きを読む

#1988 『Sabu Toyozumi, Rick Countryman, Simon Tan, Yong Yandsen/Voices Of The Spirit』
『豊住芳三郎||リック・カントリーマン|サイモン・タン|ヨン・ヤンセン/ヴォイセス・オブ・ザ・スピリット』

閲覧回数 3,153 回

この音楽は、その地の精霊とフリージャズのホーリーゴースト(聖霊)が共に歌い上げる声なのだ。東南アジアだからこそ生まれた新生フリージャズに栄えあれ!

続きを読む

#607『フランソワ・キャリリール,纐纈雅代,不破大輔,井谷享志/日本組曲』
『Francois Carrier,Masayo Koketsu,Daisuke Fuwa,Takashi Itani / Japan Suite』

閲覧回数 3,433 回

ミックス・バランスの見事さか。空間に響く遠近感が、耳に刺激のない音像を作る。

続きを読む

#605『Marcin Wasilewski Trio, Joe Lovano / Arctic Riff』
『マルチン・ヴァシレフスキ・トリオ、ジョー・ロヴァーノ/アークティック・リフ』

閲覧回数 3,077 回

ピアノの抜けのいい鮮明なサウンドは優秀録音の証だ。

続きを読む

#1986 『フランソワ・キャリリール,纐纈雅代,不破大輔,井谷享志/日本組曲』
『Francois Carrier,Masayo Koketsu,Daisuke Fuwa,Takashi Itani / Japan Suite』

閲覧回数 5,137 回

魅力の焦点は何と言っても、フランソワ(キャリリール)のフリージャズ風フレージングと纐纈雅代のリアル・フリージャズのフレージングを対決させたアイディアにある。

続きを読む

#1984 『Kikanju Baku and Citizens of Nowhere / ‘No Justice = Justification’ & ‘Revolt Against State Stimulated Stockholm Syndrome’』

閲覧回数 5,705 回

キカンジュ・バクが創造する訳のわからなさ・混沌・曖昧性は、地下音楽の醍醐味のひとつであり、ケイオティックで挑発的な音楽スタイルと共に、好奇心が刺激されて止まない。

続きを読む

#1130 TOKYO JAZZ +plus LIVE STREAMING

閲覧回数 7,930 回

内外アーティストのリモートアンサンブルや過去の名演をYouTubeでのストリーミングで届けた。

続きを読む

#601『アヴィシャイ・コーエン/ビッグ・ビシャス』
『Avishai Cohen / Big Vicious』

閲覧回数 5,155 回

素晴らしい録音技法の重ねが引き出す音像に陶酔。気持ちがいい。

続きを読む

#596『Sabu Toyozumi​,​Rick Countryman​,​Simon Tan​,​Yong Yandsen​ / Voices of the spirit』
『豊住芳三郎,リック・カントリーマン,サイモン・タン,ヨン・ヤンセン/ヴォイセス・オブ・スピリット』

閲覧回数 5,149 回

とくに音像にエッジの鋭さが強調され聴き応えがある

続きを読む

#1983 『Ross Hammond, Oliver Lake, Mike Pride / Our Place On The Wheel』

閲覧回数 5,748 回

三人のミュージシャンが、密閉されたスタジオで、体を寄せ合い密集して、濃厚かつ密接な音の交感により生み出した生々しいブルース魂が宿った音楽ドキュメンタリーである。

続きを読む

#1981『Angelo Verploegen & Jasper van Hulten – The Duke Book』
『アンジェロ・フェルフーヘン&ヤスパー・ファン・フルテン/ザ・デューク・ブック』

閲覧回数 4,844 回

ここには本家の極上のスイング感は全くない。その代わりにヨーロッパジャズが持つ独自の静謐さの中に育まれる極上のノリがある。

続きを読む

#1979『近藤等則/Tokyo Meeting 1984』

閲覧回数 6,549 回

音量と音質がイーヴン。生楽器の身体性が成功裡に飛躍する。

続きを読む

#1978 『Rent Romus, Heikki Koskinen, Life’s Blood Ensemble / Manala』

閲覧回数 6,569 回

『Manala』が奏でる豊穣の音楽は、ロムスとコスキネンの個人的なルーツであるだけでなく、遍く人類すべてが生まれてきた原初的記憶をたどる旅路を示している。それこそが音楽の冥界巡りの醍醐味と言えるであろう。

続きを読む

#1977 『The MacroQuarktet / The Complete Night: Live at the Stone NYC』

閲覧回数 5,205 回

ハーブ・ロバートソン、デイヴ・バルーというふたりの対照的なトランぺッターは、トム・レイニーの叩き落とすがごときドラミングによるリズム、ドリュー・グレスのベースが創るプラトーの上で遊泳する。

続きを読む

#1976 『狩俣道夫/No Umbrella, No Tonguing, If Not For the Room -Unaccompanied Flute Solo-』

閲覧回数 5,597 回

抒情的な言葉を後付けで述べるのは簡単だが、それを拒む。柔和だがなかなか強靭な自律性。

続きを読む

#1975 『佐藤竹善/Rockin’ It Jazz Orchestra Live in Osaka 〜Cornerstones 7〜』

閲覧回数 5,889 回

エリック・ミヤシロ編曲によるビッグバンドを従えた、2019年12月大阪でのコンサートを収録。

続きを読む

#1974 『須川崇志 Banksia Trio/Time Remembered (with 林 正樹、石若 駿)』

閲覧回数 5,210 回

青山ボディ&ソウルで活動して来たスーパートリオ。新曲の魅力、音色の繊細さと多彩さ、それを浮かび上がらせる録音が素晴らしい。

続きを読む

#1128 JAZZ AUDITORIA ONLINE 〜ジャズ・デイ記念フェスティヴァル

閲覧回数 7,966 回

4月30日の国際ジャズデイを祝って89組のアーティストによるオンライン・ジャズ・フェスティバルを開催。アーティストと観客を結びつけ大成功となった。

続きを読む

#1127 ラ・フォル・ジュルネ 2020 ― ベートーヴェン〜ナントのレポートと東京の今後

閲覧回数 5,996 回

フランス・ナントのLFJは成功裡に閉幕したが、東京は中止となった。関連動画とともにレポートするので少しでもお楽しみいただきたい。

続きを読む

#595『Angelo Verploegen & Jasper van Hulten – The Duke Book』
『アンジェロ・フェルフーヘン&ヤスパー・ファン・フルテン/ザ・デューク・ブック』

閲覧回数 5,031 回

しかも楽器の音色、深み、残響、明瞭さ。アコースティック録音の見本と評価したい。

続きを読む

#591『François Carrier, Michel Lambert, Tomek Gadecki, Marcin Bozek/WIDE』
『フランソワ・キャリリール, ミシェル・ランベール,トメク・ガデッキ,マルシン・ボゼック/ワイド』

閲覧回数 4,851 回

ミックスの技術でサックスが左右空間に広げられたり、センターに定位で鋭い印象を受けたり。

続きを読む

#1972 『CP Unit / One Foot On The Ground Smoking Mirror Shakedown』

閲覧回数 6,330 回

アメリカーナ=ブルースの要素を加える事で、より広範な音楽ジャンルと演奏スピリットを注入し、逼塞した今の時代を生き抜こうとする強い決意を表明した意欲作となった。

続きを読む

#1972 ピアニスト、浜村昌子の「レガシー」に触れる~トリオ作品『Kind Mind』

閲覧回数 3,876 回

ときには異様に張り詰めた空気に包まれ、怒涛のようなインプロヴィゼーションが展開する一面もあるが、オルゴールの音や、つぶやくような歌に彩られ、詩情豊かなアルバム

続きを読む

#1970 『Webber/Morris Big Band / Both Are True』

閲覧回数 4,188 回

このアルバムは、コンポジションの中に個性的なプレイヤーの出番を与えるという一方向のものだけではない。各プレイヤーの音色を前提とした曲作りを行い、多くの異なる声からなるざわめきに形を与えているという点で、きわめて独創的であるように思える。

続きを読む

#1969 『Kondo IMA21/Live Typhoon 19』

閲覧回数 5,259 回

警鐘となりえる芸術は、今どれほどあるのだろう。相も変わらず、商業主義の上に乗った現状を照らしただけの、描写的なものが幅を利かせているのではないか。近藤等則の音楽は、いつも根治的で潔い。直に病巣に斬り込む。何が急務なのかは、今の地球の悲鳴を聴けば明らかだろう。

続きを読む

#1968 『Toshinori Kondo Plays Melodies/Born of the Blue Planet』

閲覧回数 4,313 回

テクノロジーのうえに成り立つ音楽であるのに、到達している境地は柔和で清澄。すっと心に浸透する音色が何より魅力的だ。そこには、さまざまな相剋を超越した後に訪れる虚無や、どこか東洋的な音韻もたゆたう。

続きを読む

#1125 塩谷 哲スペシャルトリオ with 小沼ようすけ&大儀見 元

閲覧回数 5,114 回

フレンチ・カリビアンなグルーヴを共有しながら融合する塩谷哲、小沼ようすけ、大儀見元のスペシャルトリオ。ライル・メイズ追悼で<Close to Home>も演奏された。

続きを読む

#589 『Liudas Mockūnas | Arnas Mikalkėnas | Håkon Berre ‎/ Plunged』
『リューダス・モツクーナス|アルナス・ミカルカナス|ホーコン・ベレ/プランジド』

閲覧回数 3,862 回

炸裂する演奏にも、濁りを感じさせず、抜けのいいサンドで仕上げた技は驚異的だ。

続きを読む

#1967 『Liudas Mockūnas | Arnas Mikalkėnas | Håkon Berre ‎/ Plunged』
『リューダス・モツクーナス|アルナス・ミカルカナス|ホーコン・ベレ/プランジド

閲覧回数 4,726 回

さて、そんな些末な事はさておき「圧倒的」という言葉を、いざ使うのはこんな音楽に接した時だろうか。

続きを読む

#1966 『Peter Evans / Being & Becoming』
『ピーター・エヴェンス/ビーイング&ビカミング(存在と生成)』

閲覧回数 8,417 回

「存在と生成」というタイトルの通り、多くの者に共有されるジャズ的な音要素を使ったサウンドから、よりシンプルで強靭な音要素をいちから使ったサウンドへの変貌。ジョエル・ロスら若い才能の突出にも注目すべき作品である。

続きを読む

#1965 『evan parker, paul lytton “collective calls (revisited) (jubilee)』
『エヴァン・パーカー=ポール・リットン/コレクティヴ・コールズ』(再演:50周年記念)

閲覧回数 4,498 回

エヴァンとリットンがロンドンで1969年に邂逅して半世紀、シカゴで2019年に録音されたのが今回リリースされたアルバムだ。

続きを読む

#1964 『Earth Tongues / Atem』
『アース・タンズ/アーテム(息)』

閲覧回数 4,832 回

音色の連続的な変化をひたすらに追求するトランぺッターのジョー・モフェットがチューバのダン・ペック、パーカッションのカルロ・コスタとともに組んだトリオ。そのサウンドは楽器を演奏する個人の音の足し算にとどまらない。聴く者の内奥空間と現世とをつなぐ橋が現れ、音の断片がそのつど聴く者に個人的なものを幻視させる。

続きを読む

#1968『Pat Metheny / From This Place』
『パット・メセニー/フロム・ディス・プレイス』

閲覧回数 5,379 回

今回はオーケストラのアレンジが、ポップさといいますか「聴きやすさ」に大きく貢献しているように感じました。

続きを読む

#1123 高橋悠治&波多野睦美/冬の旅 – 歩き出せ 世界の外へ –

閲覧回数 5,554 回

押しつけがましさのない、エゴの斜め上をいく流動性。シューベルトという人間から溢れて止まぬ歌心も、意志を超えた衝動だったはずだ。詩(うた)は、気づいたらそこに「在る」もの。そんな思いがふとよぎる。

続きを読む

#1122 喜多直毅クァルテット2日連続公演第2日

閲覧回数 5,979 回

この4人でなければ成立しない物語世界だ。表現とは代替の効かぬものなのだ、という峻厳だが疎かにされがちな事実—それが刃のように突きささってくる。

続きを読む

#1662 『Rent Romus’ Lords of Outland / 25 years under the mountain』

閲覧回数 8,731 回

有言実行、新・標題主義を掲げるレント・ロムスと辺境君主の信念に貫かれた異端音楽が、いつか山の下を貫通し、モンスターとなって地上に出現する日が来ることを心待ちにしている。

続きを読む

#1661 『Go Hirano / Corridor of Daylights』

閲覧回数 6,442 回

アンビエント/環境音楽ブームのおかげで、平野の音楽にも関心が集まっていると聞く。どのような形でも構わない。謎多き日本地下音楽の闇に薄暮の光を放つ秘宝がより多くの人たちの耳に届くことが、何よりも重要なことである。

続きを読む

#1660 『Sam Rivers Quintet / Zenith』
『サム・リヴァース・クインテット/ゼニス』

閲覧回数 6,187 回

この音の決して鈍らない強度、そして延々持続する意志の燃焼。これは他でもないサム・リヴァースという「妥協しなかった男」「最後の硬派」の、今我々が接し得る全てではないのか

続きを読む

#1659 『Evan Parker, Barry Guy, Paul Lytton / Concert in Vilnius』
『エヴァン・パーカー|バリー・ガイ|ポール・リットン/コンサート・イン・ヴィルニュス』

閲覧回数 5,775 回

エヴァンのサウンドは30年前に比較すれば、油のよく乗った歯車がゆっくりと回転しているような、滑らかな時計のメカニズムを感じさせるのであった。

続きを読む

#1658 『豊住芳三郎 / 太陽を追う Chasing The Sun』
『Sabu Toyozumi|Rick Countryman|Simon Tan / Chasing The Sun』

閲覧回数 5,542 回

サブ(豊住芳三郎)とカントリーマンは、フィリピンで「ジャズの十月革命」を起こすだろうか。

続きを読む

#1121 喜多直毅+元井美智子+久田舜一郎

閲覧回数 5,863 回

箏、能楽の小鼓、ヴァイオリンと、それぞれ異なる音楽的背景をもった三者が即興演奏のギグを行った。しかしそれは奇抜なものではなく、これまでの積み重ねと縁による必然でもあった。

続きを読む

#580 『Adam Pierończyk + Miroslav Vitous / Live at NOSPR』
『アダム・ピエロンチック+ミロスラフ・ヴィトウス/ライヴ・アット NOSPR』

閲覧回数 5,485 回

ライブ会場の響きも加担して、この音像は出来上がっている。エンジニアの直感に乾杯。

続きを読む

#579 『岡部源蔵/ダイアレクト』
『Genzo Okabe/ Dialect』

閲覧回数 5,648 回

スタジオ録音らしい、空間感なしのセンターに濃厚に立つ音像を作り出して刺激を受ける。

続きを読む

#578 『Evan Parker-Paul Lytton / Collective Calls』(Revisited)(Jubilee)
『エヴァン・パーカー=ポール・リットン/コレクティヴ・コールズ』(再演:50周年記念)

閲覧回数 5,714 回

音量を上げれば、まさにライブを聴いている気分になれる。

続きを読む

#576 『パロタイ、アルゲレス、シュート/アンティキティ』
『Palotaï, Arguelles, Sciuto / Antiquity』

閲覧回数 5,021 回

マイキングだけではない音の録り方。ミックス技術でのバランス構成が、耳に強烈に響いてくる。

続きを読む