#1983 『Ross Hammond, Oliver Lake, Mike Pride / Our Place On The Wheel』

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三人のミュージシャンが、密閉されたスタジオで、体を寄せ合い密集して、濃厚かつ密接な音の交感により生み出した生々しいブルース魂が宿った音楽ドキュメンタリーである。

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#1981『Angelo Verploegen & Jasper van Hulten – The Duke Book』
『アンジェロ・フェルフーヘン&ヤスパー・ファン・フルテン/ザ・デューク・ブック』

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ここには本家の極上のスイング感は全くない。その代わりにヨーロッパジャズが持つ独自の静謐さの中に育まれる極上のノリがある。

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#1979『近藤等則/Tokyo Meeting 1984』

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音量と音質がイーヴン。生楽器の身体性が成功裡に飛躍する。

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#1978 『Rent Romus, Heikki Koskinen, Life’s Blood Ensemble / Manala』

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『Manala』が奏でる豊穣の音楽は、ロムスとコスキネンの個人的なルーツであるだけでなく、遍く人類すべてが生まれてきた原初的記憶をたどる旅路を示している。それこそが音楽の冥界巡りの醍醐味と言えるであろう。

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#1977 『The MacroQuarktet / The Complete Night: Live at the Stone NYC』

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ハーブ・ロバートソン、デイヴ・バルーというふたりの対照的なトランぺッターは、トム・レイニーの叩き落とすがごときドラミングによるリズム、ドリュー・グレスのベースが創るプラトーの上で遊泳する。

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#1975 『佐藤竹善/Rockin’ It Jazz Orchestra Live in Osaka 〜Cornerstones 7〜』

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エリック・ミヤシロ編曲によるビッグバンドを従えた、2019年12月大阪でのコンサートを収録。

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#1974 『須川崇志 Banksia Trio/Time Remembered (with 林 正樹、石若 駿)』

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青山ボディ&ソウルで活動して来たスーパートリオ。新曲の魅力、音色の繊細さと多彩さ、それを浮かび上がらせる録音が素晴らしい。

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#1128 JAZZ AUDITORIA ONLINE 〜ジャズ・デイ記念フェスティヴァル

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4月30日の国際ジャズデイを祝って89組のアーティストによるオンライン・ジャズ・フェスティバルを開催。アーティストと観客を結びつけ大成功となった。

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#1127 ラ・フォル・ジュルネ 2020 ― ベートーヴェン〜ナントのレポートと東京の今後

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フランス・ナントのLFJは成功裡に閉幕したが、東京は中止となった。関連動画とともにレポートするので少しでもお楽しみいただきたい。

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#595『Angelo Verploegen & Jasper van Hulten – The Duke Book』
『アンジェロ・フェルフーヘン&ヤスパー・ファン・フルテン/ザ・デューク・ブック』

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しかも楽器の音色、深み、残響、明瞭さ。アコースティック録音の見本と評価したい。

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#591『François Carrier, Michel Lambert, Tomek Gadecki, Marcin Bozek/WIDE』
『フランソワ・キャリリール, ミシェル・ランベール,トメク・ガデッキ,マルシン・ボゼック/ワイド』

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ミックスの技術でサックスが左右空間に広げられたり、センターに定位で鋭い印象を受けたり。

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#1972 『CP Unit / One Foot On The Ground Smoking Mirror Shakedown』

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アメリカーナ=ブルースの要素を加える事で、より広範な音楽ジャンルと演奏スピリットを注入し、逼塞した今の時代を生き抜こうとする強い決意を表明した意欲作となった。

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#1972 ピアニスト、浜村昌子の「レガシー」に触れる~トリオ作品『Kind Mind』

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ときには異様に張り詰めた空気に包まれ、怒涛のようなインプロヴィゼーションが展開する一面もあるが、オルゴールの音や、つぶやくような歌に彩られ、詩情豊かなアルバム

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#1970 『Webber/Morris Big Band / Both Are True』

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このアルバムは、コンポジションの中に個性的なプレイヤーの出番を与えるという一方向のものだけではない。各プレイヤーの音色を前提とした曲作りを行い、多くの異なる声からなるざわめきに形を与えているという点で、きわめて独創的であるように思える。

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#1969 『Kondo IMA21/Live Typhoon 19』

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警鐘となりえる芸術は、今どれほどあるのだろう。相も変わらず、商業主義の上に乗った現状を照らしただけの、描写的なものが幅を利かせているのではないか。近藤等則の音楽は、いつも根治的で潔い。直に病巣に斬り込む。何が急務なのかは、今の地球の悲鳴を聴けば明らかだろう。

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#1968 『Toshinori Kondo Plays Melodies/Born of the Blue Planet』

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テクノロジーのうえに成り立つ音楽であるのに、到達している境地は柔和で清澄。すっと心に浸透する音色が何より魅力的だ。そこには、さまざまな相剋を超越した後に訪れる虚無や、どこか東洋的な音韻もたゆたう。

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#1125 塩谷 哲スペシャルトリオ with 小沼ようすけ&大儀見 元

閲覧回数 2,302 回

フレンチ・カリビアンなグルーヴを共有しながら融合する塩谷哲、小沼ようすけ、大儀見元のスペシャルトリオ。ライル・メイズ追悼で<Close to Home>も演奏された。

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#589 『Liudas Mockūnas | Arnas Mikalkėnas | Håkon Berre ‎/ Plunged』
『リューダス・モツクーナス|アルナス・ミカルカナス|ホーコン・ベレ/プランジド』

閲覧回数 1,848 回

炸裂する演奏にも、濁りを感じさせず、抜けのいいサンドで仕上げた技は驚異的だ。

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#1967 『Liudas Mockūnas | Arnas Mikalkėnas | Håkon Berre ‎/ Plunged』
『リューダス・モツクーナス|アルナス・ミカルカナス|ホーコン・ベレ/プランジド

閲覧回数 2,760 回

さて、そんな些末な事はさておき「圧倒的」という言葉を、いざ使うのはこんな音楽に接した時だろうか。

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#1966 『Peter Evans / Being & Becoming』
『ピーター・エヴェンス/ビーイング&ビカミング(存在と生成)』

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「存在と生成」というタイトルの通り、多くの者に共有されるジャズ的な音要素を使ったサウンドから、よりシンプルで強靭な音要素をいちから使ったサウンドへの変貌。ジョエル・ロスら若い才能の突出にも注目すべき作品である。

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#1965 『evan parker, paul lytton “collective calls (revisited) (jubilee)』
『エヴァン・パーカー=ポール・リットン/コレクティヴ・コールズ』(再演:50周年記念)

閲覧回数 2,566 回

エヴァンとリットンがロンドンで1969年に邂逅して半世紀、シカゴで2019年に録音されたのが今回リリースされたアルバムだ。

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#1964 『Earth Tongues / Atem』
『アース・タンズ/アーテム(息)』

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音色の連続的な変化をひたすらに追求するトランぺッターのジョー・モフェットがチューバのダン・ペック、パーカッションのカルロ・コスタとともに組んだトリオ。そのサウンドは楽器を演奏する個人の音の足し算にとどまらない。聴く者の内奥空間と現世とをつなぐ橋が現れ、音の断片がそのつど聴く者に個人的なものを幻視させる。

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#1968『Pat Metheny / From This Place』
『パット・メセニー/フロム・ディス・プレイス』

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今回はオーケストラのアレンジが、ポップさといいますか「聴きやすさ」に大きく貢献しているように感じました。

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#1123 高橋悠治&波多野睦美/冬の旅 – 歩き出せ 世界の外へ –

閲覧回数 3,348 回

押しつけがましさのない、エゴの斜め上をいく流動性。シューベルトという人間から溢れて止まぬ歌心も、意志を超えた衝動だったはずだ。詩(うた)は、気づいたらそこに「在る」もの。そんな思いがふとよぎる。

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#1122 喜多直毅クァルテット2日連続公演第2日

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この4人でなければ成立しない物語世界だ。表現とは代替の効かぬものなのだ、という峻厳だが疎かにされがちな事実—それが刃のように突きささってくる。

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#1662 『Rent Romus’ Lords of Outland / 25 years under the mountain』

閲覧回数 5,449 回

有言実行、新・標題主義を掲げるレント・ロムスと辺境君主の信念に貫かれた異端音楽が、いつか山の下を貫通し、モンスターとなって地上に出現する日が来ることを心待ちにしている。

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#1661 『Go Hirano / Corridor of Daylights』

閲覧回数 4,129 回

アンビエント/環境音楽ブームのおかげで、平野の音楽にも関心が集まっていると聞く。どのような形でも構わない。謎多き日本地下音楽の闇に薄暮の光を放つ秘宝がより多くの人たちの耳に届くことが、何よりも重要なことである。

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#1660 『Sam Rivers Quintet / Zenith』
『サム・リヴァース・クインテット/ゼニス』

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この音の決して鈍らない強度、そして延々持続する意志の燃焼。これは他でもないサム・リヴァースという「妥協しなかった男」「最後の硬派」の、今我々が接し得る全てではないのか

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#1659 『Evan Parker, Barry Guy, Paul Lytton / Concert in Vilnius』
『エヴァン・パーカー|バリー・ガイ|ポール・リットン/コンサート・イン・ヴィルニュス』

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エヴァンのサウンドは30年前に比較すれば、油のよく乗った歯車がゆっくりと回転しているような、滑らかな時計のメカニズムを感じさせるのであった。

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#580 『Adam Pierończyk + Miroslav Vitous / Live at NOSPR』
『アダム・ピエロンチック+ミロスラフ・ヴィトウス/ライヴ・アット NOSPR』

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ライブ会場の響きも加担して、この音像は出来上がっている。エンジニアの直感に乾杯。

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#579 『岡部源蔵/ダイアレクト』
『Genzo Okabe/ Dialect』

閲覧回数 3,660 回

スタジオ録音らしい、空間感なしのセンターに濃厚に立つ音像を作り出して刺激を受ける。

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#578 『Evan Parker-Paul Lytton / Collective Calls』(Revisited)(Jubilee)
『エヴァン・パーカー=ポール・リットン/コレクティヴ・コールズ』(再演:50周年記念)

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音量を上げれば、まさにライブを聴いている気分になれる。

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#576 『パロタイ、アルゲレス、シュート/アンティキティ』
『Palotaï, Arguelles, Sciuto / Antiquity』

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マイキングだけではない音の録り方。ミックス技術でのバランス構成が、耳に強烈に響いてくる。

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#1657 『Fucm Hawj / Steeple』

閲覧回数 6,090 回

クリス・ピッツィオコスが作曲したスコアを基にした演奏である。ジャズ的な即興イディオムは殆どなく、クラシック音楽に於ける即興曲に似たコンセプチュアルなノンイディオマティック演奏が収められている。

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#1956『札幌ジャズアンビシャス/One More Time!』
『Sapporo Jazz Ambitious / One More Time!』

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札幌ジャズアンビシャスに、北海道に住むことになったマシューズにもすでに「地の霊」は降臨していて新しい音楽が確実に芽生え始めたようだ。

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#97 『フリージャズ &フリーミュージック 1960~80:開かれた音楽のアンソロジー』(ディスクガイド編)
Free Jazz&Free Music 1960~80: Anthology for Open Music (Disc Guide)

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折角の労作である。再度、最後の詰めを期待したい。

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#1118 EAST MEETS EAST「日本/韓国のこころの歌」

閲覧回数 6,856 回

ECMアーチストによるアジア発のこの手作り公演がアジアにおけるECMの今後の展開を示唆していると言っても過言ではないだろう

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#1116 エリオット・シャープ/臼井康浩/さがゆき

閲覧回数 5,519 回

天啓のキャッチ&リリース、その匙加減の僅差に露わになるものこそ表現者の真骨頂/ The catch and release of inspiration, the very things that are revealed in the narrow margins of that balancing act, show what the artist is truly made of.

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#1653 『エターナル・ウーム・デリラム / Eternal Womb Delirum #1』

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近くて遠いジャズとロックのミッシング・リンクとして謎解きを楽しむのも悪くはない。しかしながら、アルバム全体に漲る無防備なまでの自由精神は、時代や社会やテクノロジーが変化しても常に変わることのない、人間の表現欲求の解放の証に違いない。

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#1652 『Aki Takase + Ingrid Laubrock / KASUMI』
『高瀬アキ+イングリッド・ラウブロック/KASUMI』

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この快感、耽溺を肯定する事は危険だ。この音楽に拝跪してはならない。私はこの音楽の強度に立ち向かわなければならない。それが真にこの音楽を聴く事だ。

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#1651 『Robert Majewski / My One and Only Love』
『ロベルト・マイェフスキ /マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ』

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これからは本当に音楽も”ペーパーレス”になってしまうのだろうか…日々不安でしようがない。

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#1114 今・ここ・私。ドイツ×日本 2019/即興パフォーマンス in いずるば

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本公演のコンセプトは、今年他界した齋藤徹(コントラバス)が皆藤千香子に提示したものだ。それは、日本とドイツのアーティスト、ダウン症ダンサーの矢萩竜太郎とともに、「今、ここ、私」を考えながら即興をする、というものであった。

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#1113 Eishin Nose’s Two Men Orchestra THE GATE 結成10周年記念ツアー
野瀬栄進+武石聡 The GATE at タカギクラヴィア松濤サロン

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エキサイトする演奏と熱心に耳を傾ける人々の音楽に溶け込む熱気が会場を包み込んで、それが演奏にまで乗り移るという奇跡的な一夜を生んだ

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#1112 高橋悠治作品演奏会Ⅱ/般若波羅密多 Prajna Paramita (プラジュニャー・パーラミター)

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固執し続けられた形式は、ついには形骸と化す。残るのは、とてつもない濃度を内包する、縹緲(ひょうびょう)とした境地である。

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#1110 ECM Records at 50 / ジャズ・アット・リンカーン・センター

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ECM 50周年記念コンサート「ECM Records at 50」が、ニューヨークで32人のミュージシャンを集めて開催された。

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#565 『龝吉敏子+ルー・タバキン/エターナル・デュオ』
『Toshiko Akiyoshi & Lew Tabackin / Eternal Duo』

閲覧回数 4,649 回

東京文化会館小ホールのライブ収録。この音響条件が、過去いくつかのDuoと比較して突出した優秀録音であることだ。

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#560『チャールズ・ロイド・クァルテット/モントゥルー・ ジャズ・フェスティヴァル 1967』
『Charles Lloyd Quartet / Montreux Jazz Festival 1967』

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アナログ録音のマルチトラック化の時期。音質に当時を知る特徴が出ている。

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#96 『フリー・インプロヴィゼーション聴取の手引き』

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即興音楽を聴く/聴いてみようと思う人のためのガイド本。ターゲットにしているのは、コアなファンだけではなく、むしろ即興音楽の周辺で入口を見つけられずにいるリスナーや、即興音楽に接したことはあるがどう聴いてよいかわからないでいる人たちだ。著者は聴取行為をバード・ウォッチングに喩えながら、軽快な筆致で即興音楽に馴染みのないリスナーにも聴取のポイントを解き明かし、即興音楽の深い森に入っていく。

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#1649 『V.A. / VANITY BOX』

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録音・制作自体は40年前だが、2019年の現在初めて明らかにされるニューシング(nu thing)として提示されている。それこそ作品番号に付された「remodel」の所以である。表現行為の記録の再構築により、煤のように堆積した記憶を払い除き、本質的な音楽そのものを新しい耳で体験すること、それがカタログへ向き合い方であろう。

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#1648 『Jeff Denson/ Romain Pilon/ Brian Blade : Between Two Worlds』

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大砲ではなく小銃で穿つように寄せてくる覚醒。三者のあいだに静かに脈打つリスペクト。中核にあるのは、リーダーであるデンソンの、大木がしなうような野太いフィーリングだ。/ An awakening draws near, piercing through like a rifle rather than a cannon. A heartbeat of respect quietly pulses between the three. At the core is leader Denson’s deep feeling, like the swaying of a great tree.

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#1647 『Saadet Türköz & Elliott Sharp / Kumuska』
『サーデット・チュルコズ&エリオット・シャープ/クムスカ』

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ただ、そのローカリティの底を突き抜けて、グローバルというべきか、ヒトという構造の、精神という機能の共有領域まで連れて行ってくれる「こえ」なのだ。

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#1646 『陳穎達(チェン・インダー)/ 離峰時刻 Off Peak Hours』

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台湾のギタリスト・陳穎達によるカルテット作品第三弾、コンセプトはロード・ミュージック。このような良作が架け橋となって、日本と台湾の実力あるミュージシャンの交流がさらに進むことを望む。

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#1645 『Sound of the Mountain with Tetuzi Akiyama and Toshimaru Nakamura / amplified clarinet and trumpet, guitars, nimb』

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「Sound of the Mountain」のサウンドをはじめて聴いたときから幻視していたのはマックス・エルンストのフロッタージュだが、それは故なきことではない。上下と前後左右の運動、それによる摩擦と突破、予想できない事件。極めて独自性の高いサウンドである。

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