#1641 『上原ひろみ/スペクトラム』
『Hiromi Uehara / Spectrum』

閲覧回数 1,119 回

歯切れの良さは相変わらずだが、リズムを解いてプレイした粋な遊び心、等々。絶好調のひろみ節を満喫した。

Read more

#1639 『橋爪亮督|中村真/プレイ・スタンダーズ Vol.1』
『Ryosuke Hashizume | Makoto Nakamura / Play Standards Vol 1』

閲覧回数 1,446 回

35年経ってスタンダーズ・キース・ジャレットをバッサリ斬ってしまう録音を日本の自主レーベルが成し遂げている、紛れもない傑作に立ち会っている、

Read more

#1637 『Be-2 / Minimum Unit Of Human Existence 人類生存可能最小単位』

閲覧回数 1,383 回

知る人ぞ知るカルト・ミュージシャン及川禅による80年代地下音楽の秘宝が、何の前触れもなくイタリアのOttagono Design Of Music(オッターゴノ 音楽のデザイン)と称するレーベルからアナログLPとしてリリースされた。

Read more

#1636 『高田ひろ子+安ヵ川大樹 / Be Still My Soul』

閲覧回数 1,222 回

安らかな心地で聴くことができることは、その刻その刻の音空間を得て柔軟に次の音を繰り出してゆくジャズのスリリングさとは相反しない。一音一音に集中して聴き、音の流れ自体に憑依するならば、高田と安ヵ川のその場限りでの振る舞いを追体験できるだろう。

Read more

#1633 『三枝伸太郎オルケスタ・デ・ラ・エスペランサ/Flowers』

閲覧回数 1,561 回

繊細さがスケールの大きさを拒まないのが三枝節の真骨頂。瑞々しさと完成度の高さで、花果同時の高貴さもまとう。

Read more

#1630 『CP Unit / Riding Photon Time』

閲覧回数 2,335 回

ピッツィオコスたちが、享楽的なコールマンや、エモすぎるアイラーや、理知に支配されたブラクストンよりも、神秘的なコルトレーンの世界に無意識のうちに近づいていることを意味している。

Read more

#1629 『Jessica Ackerley / A New Kind of Water』

閲覧回数 2,490 回

新世代ギタリストのジェシカ・アッカリーが満を持して出した新作は、これまでより躊躇なく独自のリズムを作り出しており、奇妙に構造的なものにもなった。サックスのサラ・マニングの変貌も含めて要注目。

Read more

#1625『Sam Rivers Trio / Emanation』+『Sunny Murray Trio / Homework』
『サム・リヴァース・トリオ/エマネイション』+『サニー・マレイ・トリオ/ホームワーク』

閲覧回数 3,052 回

温故知新などと言う前に、今、この二枚を聴け。いや、そんじょそこらの「なんちゃってフリー」ではない。二十世紀後半の波濤をかいくぐり、さらに自らの船を繰り出す2人の船長の声を。

Read more

#1624 『喜多直毅+西嶋徹 / L’Esprit de l’Enka』

閲覧回数 2,900 回

激して震える声、耐えしのんで絞り出す声、むせび泣き、嗚咽、絶望の吐露、裏返しの喜悦。ベタとも思える歌謡と民謡の通俗的音世界が、カバーを超えてこのようにまで昇華され、一周して再び情念の世界に戻ってきている。とても面白いことではないか。

Read more

#1623 『Super Jazz Sandwich / Super Jazz Sandwich plays the Enneagram Vol. 1』

閲覧回数 3,162 回

「ジャズ」スタイルの可能性・汎用性をとことん探索し、「ジャズ」で遊ぶ喜びを十二分に謳歌する三人は、前衛のための前衛や、破壊のための破壊とは次元の異なる音楽エンタテインメントの実践者に違いない。

Read more

#1622 『Evan Parker – Matt Wright, TRANCE MAP+ / Crepuscule In Nickelsdorf』
『エヴァン・パーカー=マット・ライト Trance Map+ / 薄暮のニッケルスドルフ』

閲覧回数 2,749 回

エヴァンはこのアルバムを深夜に、小さく再生し、睡眠中に聴くよう促している。残念ながらこのライヴ録音時の聴衆は謹聴し続けていたようであるが。少なくとも鼾は聞こえない。

Read more

#1620 『小橋敦子|トニー・オーヴァウォーター|アンジェロ・フェルプルーヘン/ ヴァーゴ 』

閲覧回数 3,118 回

どの曲にも「え、これを選んだの」と驚き、そして「こんなに良い曲だったのだ」と思わず微笑んで聴き返してしまう。

Read more

#1619 『ヒカシュー/絶景』
「20世紀の終わりのスキッツォイドマンは21世紀のおバカさんか?」

閲覧回数 3,777 回

いずれ、受精後40年、大抵の事は演奏自体で出来る自信があると自負するバンドに成長したヒカシューは、極めて正気の沙汰のまま変態を達成した。

Read more

#1617 『Juma / Selected Works』

閲覧回数 4,283 回

ここに記録された作品は、溢れ出る才能の結晶であり、例え極少数だとしても形にして世に送りだしたDD.Recordsの功績を含め、日本の地下音楽の秘宝として高く評価されるべきである。

Read more

#1616 『Naoki Kasugai(春日井直樹) / Scum Treatment Vol.2』

閲覧回数 3,637 回

秀逸なポップセンスを持つサイケデリック・ロッカーでもある春日井の歌心が多分に盛り込まれた本作は、ノイズ/実験音楽/アヴァンギャルド/電子雑音の範疇に収まらない多面的な自意識(自慰式)解放の極みである。

Read more

ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #43 Theo Croker <Have You Come To Stay>

閲覧回数 9,557 回

グラスパーほどのちからはまだないにせよ、確実に新しいジャズを創造していくシオ・クローカーの待望の新譜が発表された。期待通りの傑作で書くべきことは山ほどあるが、今回は趣向を変え、作家村上春樹氏を引き合いに出させて頂いて、ジャズの流れにも触れてみた。ついでにアーウィン・ホールの爆発的アルトソロも採譜して解説。

Read more

#1614 『Gerald Cleaver, Nels Cline, Larry Ochs / What Is To Be Done』

閲覧回数 4,289 回

特定のスタイルを標榜する訳ではないが、この潔さは即興音楽スリーピースの極意と言えるに違いない。パーマネントなトリオではないことを重々承知の上で言わせてもらえば、Improvised Music最上のトライアングルである。

Read more

#1613 『Sluggish Waltz スロッギーのワルツ』

閲覧回数 5,904 回

齋藤徹は、再び、ことばを中心に据えたプロジェクトを形作った。それは音楽だけではない。同時代の詩人たちが詩を持ち寄り(齋藤の幼馴染であった渡辺洋は故人ゆえ、齋藤が渡辺の詩を選んだ)、松本泰子が歌い、庄﨑隆志が踊る。また詩人たちも朗読などによってテキストだけではないかかわりを持つ。

Read more

#1610 『Marshall Allen, Danny Ray Thompson, Jamie Saft, Trevor Dunn, Balazs Pandi, Roswell Rudd / Ceremonial Healing』

閲覧回数 6,037 回

マーシャル・アレンたちの宇宙規模の自由な音楽が、たった30センチのレコード盤をターンテーブルに乗せるささやかな儀式を通じて我々の現実世界と繋がる。これこそ真の癒しであり祝福である。

Read more

#1609 『ZEK TRIO (清水くるみ – 米木康志 – 本田珠也) / ZEK! II – A Piano Trio only plays the music of Led Zeppelin』

閲覧回数 7,444 回

レパートリーへの理解と解釈が驚異的に深化し、まさに彼らにとってのスタンダード・ナンバーとなっている。あまりに堂々とした演奏は本家ZEPにも負けない王道の風格がある。

Read more

#1606 『ジェイ・マクシャン・ライブ・イン・東京 1990
Jay McShann Live in Tokyo 1990』

閲覧回数 6,024 回

カンサス・ジャズのボス的存在で、ブルース&ジャズ・ピアニストにしてボーカリスト、作曲・編曲者でもあった、ジャズ界の巨星のジェイ・マクシャンが1990来日した折り、東京のジャズ・クラブで収録された貴重なライブ音源。

Read more

#1605 『Fred Frith Live at The Stone / All Is Always Now』
『フレッド・フリス 〜ライヴ・アット・ザ・ストーン / オール・イズ・オールウェイズ・ナウ』 

閲覧回数 7,505 回

貴方が聴くのは、フレッド・フリスが十年かけて作曲し、自ら指揮した三楽章からなる3時間半の即興的狂詩曲

Read more

#1604 『かたりよみとおんがく 星のかけら』

閲覧回数 8,053 回

ひとつの大きな世界観を共有することを志向しているが、特殊奏法を駆使して互いのサウンドの近似値を図るものでもなければ、「うた」のアルバムでもない。絵画に色彩ありきのように、言葉に意味ありき、音楽に音色ありき—その原点に忠実だ。

Read more

#1603 『Makoto Kawashima / HOMO SACER』

閲覧回数 8,356 回

川島誠のサックスから発せられる音色には、聴き手の記憶の底のノスタルジアを呼び覚まし、現世の葛藤や欲動を音楽に昇華させる魔法の欠片が溶けこんでいる。ここから始まる音楽人生に偽りはない。

Read more

#1602 『Rent Romus’ Life’s Blood Ensemble with Vinny Golia / side three: New Work』

閲覧回数 8,568 回

60-70年代の映画、市民権運動、幻視的な詩、SF、コミックなどからインスパイアされた即興ラージアンサンブル。コントラバスふたりによる擾乱と浮力、その上空を浮遊するようなヴァイブと4管のうねりが、限りなく拡がる夢を描き出している。

Read more

#1601 『Jo-Yu Chen / Savage Beauty』

閲覧回数 7,369 回

鋭角の音と層の音、緊張と快楽。聴く者を幻惑するルォー・ユー・チェンのピアノトリオは、第4作になり、濃淡の人マーク・ターナーを迎え、さらなる化学変化を引き起こした。

Read more

#1600 『Otherworld Ensemble / Northern Fire』

閲覧回数 7,420 回

“ウェストコースト即興シーンの顔役”を離れて自らのルーツであるフィンランド音楽とのプライベートな交流を追求するこのプロジェクトは、レギュラー・グループのLife’s Blood EnsembleやLords of Outlandとは別のレント・ロムスの魅力を伝えてくれる。

Read more

#1597 『Gidon Nunes Vaz / There’s No End』
『ギドン・ヌネス・ファズ/ノ-・エンド』

閲覧回数 7,530 回

<ノー・エンド>は、ケニー・ドーハムの僚友の一人、テナー・サックスの名手、ジミー・ヒースの自宅から発掘したという貴重な1曲。

Read more

#1594 『Aron Namenwirth – Eric Plaks – Sean Conly – Jon Panikkar / Hurricane』

閲覧回数 10,748 回

異形の波動ギターのアーロン・ネイムンワース、サウンドの構造を都度作り上げるピアノのエリック・プラクス、バスドラムによってボディブローを放ち続けるジョン・パニカー、泥の匂いを漂わせ精力的にサウンドを浮揚させるショーン・コンリー。この快楽物質分泌は、まるでブルックリンに瞬間移動するがごときものだ。

Read more

#1592 『Toyozumi~Countryman / Sol Abstraction』
『豊住芳三郎+リック・カントリーマン/ソル・アブストラクション』

閲覧回数 8,829 回

力技ではない。あたかも棋士の対決を見るように、互いの意思を図るべくサックスとドラムは感応する。

Read more

#1591 『柳川芳命+Meg Mazaki/四谷怪談』

閲覧回数 9,191 回

人間そのものに肉迫できているか。特定の物語をベースとしながらも、この根源的な問いは独立している。現在のような時代になっても、フリー・フォームが決してなくならない所以でもある。

Read more

#1590 『ARASHI (Akira Sakata, Johan Berthling, Paal Nilssen-Love) / Jikan』

閲覧回数 8,318 回

フリージャズ特有のダイナミズムと緩急自在な表現によって、今日的なアクチュアリティを表出させる「ARASHI」の演奏はフリージャズの今日的な有効性をよく表していると言っていい。

Read more

#1586 『James Brandon Lewis / An UnRuly Manifesto』

閲覧回数 11,922 回

伝統の継承と、驚くほどにパワフルな革新。本盤を聴くと、「テナー・タイタン」の称号はJBLことジェームス・ブランドン・ルイスにこそ与えられるべきではないかと思わせられてしまう。そしてジェイミー・ブランチ。間違いなくかれらの時代である。

Read more

#1582 『一噌幸弘 / 幽玄実行』『一噌幸弘 / 物狂 モノグルイ』(セシル・テイラー追悼)

閲覧回数 11,814 回

一噌幸弘がふたつのセシル・テイラー追悼作を出した。それらは、同じ時代と場所を共有した者として、一噌自身が現在のフリージャズを鮮烈に提示した作品となっている。

Read more

#1576 『Larry Ochs- Gerald Cleaver / Songs of the Wild Cave』

閲覧回数 9,570 回

サックスとパーカッションで太古の洞窟で演奏する試みは、命をかけた馬鹿げた挑戦などではないが、このレコーディング作品のキーワードが<生命>にあることは確かである。

Read more

#1575『Sabu Toyozumi / Preludes and Prepositions』
『豊住芳三郎/プレリューズ・アンド・プレポジションズ』

閲覧回数 10,282 回

インテンポでの高速のスイングは “SABU”の大きな魅力の一つでありサックス・トリオの導入部としては正にパーフェクト。

Read more

#1574『柳川芳命 – 藤田亮 / 無頼派二重奏』

閲覧回数 13,572 回

名古屋の異端サックス奏者柳川芳命と大阪のパンク・ドラマー藤田亮。何にも頼らず自分のスタイルを創り上げる無頼派同士の初のデュオ・アルバムには、即興演奏の彼方を目指すエネルギーが溢れている。

Read more

#1569 『ザ・リアル・グループ・シングス・ウィズ・キックス&スティックス・ビッグバンド』

閲覧回数 9,908 回

幕開けの「ファシネイティング・リズム」にノックアウトされた。いや、圧倒された余波で思わず ”ブラボー” と叫ばずにはいられないほどの感動の波に襲われた。

Read more

#1568 ギドン・ヌネス・ファズ『トリビュート・トゥ・KD』『キャリー・イット・オン』
Gidon Nunes Vaz 『Tribute To KD 』『Carry It On』

閲覧回数 9,383 回

欧州のジャズ大国オランダの新進で、ネオ・ハード・バップを身上とするオーセンティックなラッパ吹きだった。

Read more

#1565 『蓮根魂 /月食の夜』
『RenKonKon / The night of lunar eclipse』

閲覧回数 11,425 回

一曲目「月食の夜」が圧巻だ。タイトルチューンにしたのも納得する。ベースの紡ぐ網目に管楽器各自の伸びやかな音(と声)が絡まり合い、風通しが良い景色が見える(蓮根だから穴があいている?)。

Read more

#1564『キース・ジャレット/ラ・フェニーチェ』
『Keith Jarrett / La Fenice』

閲覧回数 10,697 回

2006年7月19日ヴェネツィア・フェニーチェ劇場でのピアノソロコンサート。キースは「ヴェネツィア・ビエンナーレ」音楽部門での金獅子賞受賞しており、そのお祝いとキースの健康と長寿を祈るリリースと推測される。アンコールでヨーロピアンカルテットの<Blossom>が演奏されていることにも注目だ。

Read more

#1562 ピーター・エヴァンス同時リリース4作品レビュー

閲覧回数 17,171 回

待望の初来日ツアーを終えたピーター・エヴァンスが、本誌 No. 245 の来日直前インタビューで予告していた新作4枚を、彼の主宰する More is More から同時リリース。本誌でも4作品を同時レビューする。

Read more

#1560『ジェレマイア・サイマーマン / Decay Of The Angel』

閲覧回数 13,532 回

エヴァン・パーカー、エリアーヌ・ラディーグ、サルヴァトーレ・シャリーノ、DJマグス、ウィリアム・バシンスキー、アルヴィン・ルシエ……。これらは本作の「謝辞」に掲げられた音楽家の名前である。

Read more

#1559『Sheldon Brown Group / Blood of the Air』

閲覧回数 17,267 回

今は亡きシュールレアリズム詩人の生前のポエトリー・リーディングと今を生きる前衛ジャズの共演は、ビート・ジェネレーションの血が受け継がれる西海岸の即興シーンの豊潤さの証である。

Read more

#1558『PG13 / PG13』

閲覧回数 17,071 回

サックス/ギター/ドラムによる重金属&変拍子&前衛ジャズが、ウェストコースト・アンダーグラウンドの雑食性ハイブリッドの優位性を証明する。

Read more

#1556『シャイ・マエストロ/ザ・ドリーム・シーフ』

閲覧回数 14,468 回

今、最も注目すべきイスラエル出身31歳のピアニスト、シャイ・マエストロの待望のECMデビューリーダーアルバム。あふれるアイデアを持つ若き才能がマンフレート・アイヒャーとの出会いで創作の転機を迎えた。

Read more

#1555 『Alexander von Schlippenbach + Aki Takase / Live at Cafe Amores』
『アレクサンダー・フォン・シュリッペンバッハ+高瀬アキ/ライヴ・アット・カフェ・アモレス』

閲覧回数 12,045 回

ベルリン・コンテンポラリー・ジャズ・オーケストラの活動と同時期に吹き込まれた、ピアノ表現の可動域をダイナミックに拡張させたデュオ作品。

Read more

#1554 『Elio Villafranca / Cinque』
『エリオ・ヴィジャフランカ/チンクェ』

閲覧回数 10,339 回

19世紀の初めにシェラレオネからキューバ農園に連れてこられた、一人のキューバ黒人奴隷の物語を描いた叙事詩的ジャズ組曲。

Read more

#1553 『Dayramir Gonzalez / The Grand Concourse』
『ダイラミーア・ゴンザレス/グランド・コンコース』

閲覧回数 10,038 回

アルバムは一言でいえば“キューバン・ガイ(キューバ人)・インNY”といった趣きの作品で、その楽曲のどれもが土の匂いを漂わせながらも都会的(NY的)でもある。

Read more

#1551 『Han-earl Park, Catherine Sikora and Nick Didkovsky / Eris 136199』

閲覧回数 13,671 回

逸脱を極めれば極めるほど、古典や伝統への親和性が高くなる。異才ギタリスト、パク・ハンアル率いる無名の小惑星の名前を持つトリオの演奏は、まだ誰も提唱していない「特殊逸脱性理論(Special Deviation Theory)」の確立なのかもしれない。

Read more

#1549 『崔善培カルテット/アリラン・ファンタジー』〜故郷への道
『Choi Sun Bae Quartet / Arirang Fantasy~Live at Romanisches Café』

閲覧回数 14,047 回

彼らは何も声高に「これが俺のジャズだ」とは主張しなかった。彼らの存在自体がジャズの現在形だった。彼らはことさらにフリーであることを主張しなかった。

Read more

#1547 『Kyoko Kitamura’s Tidepool Fauna / Protean Labyrinth』

閲覧回数 12,989 回

NY在住のヴォーカルインプロヴァイザー、コンポーザーの北村京子がリーダーを務めるカルテット「Tidepool Fauna」のデビューアルバム。言葉を排した北村の「声」を起点に、モノクロームの夢境を彷徨うような玄妙な美しさが作品全体を透徹する。

Read more

#1546 『勝 新太郎/THE BLIND SWORDSMAN~侠(おとこ)』

閲覧回数 13,123 回

そして、あたかも荒野の向こうから座頭市がのそのそと歩いて来るような、映像を想起させる演奏。いきなり、抜き身を構えた連中が襲って来る。しかし、十秒もかからず、皆倒されてしまう。

Read more

ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #33 Marcus Miller <Untamed>

閲覧回数 27,245 回

Untamedと言うのは、野生の、という意味になる。やはりサファリなどアフリカをイメージした曲なのかも知れないが、『Afrodeezia』に収録されているようなルーツ色は薄く、自然にバックビートでグルーヴする曲、なのだが、初めて聞いた時一体この曲はどうなっているのかわからなかたのだ。そんな曲はこのアルバムを通してこの一曲だけであり、即座に楽曲解説の題材にしたいと思った。

Read more

#1543『曽根麻央/インフィニット・クリーチャー』

閲覧回数 13,696 回

曽根麻央という演奏家がピアニストとして、同時にトランペッターとして、かつ作曲家として、新しい音楽家像を作り上げる期待に胸躍らせる無二の新鋭として登場したことを喜びたい

Read more

#1542 『Rova Saxophone Quartet / In Transverse Time』

閲覧回数 21,096 回

ウェストコースト・アンダーグラウンドのオリジネーターのひとつロヴァ・サクソフォン・カルテットの40周年記念アルバム。コンポジションにフォーカスし、円熟と野心に満ちた、次の10年への所信表明といえる渾身作。

Read more