ジェレミー・スタイグ 9.23.1942 ~ 4.13.2016
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ミュージシャンの死亡記事を目にするのが嫌いだったジェレミーの遺言で、彼の死亡は死後半月後に公告され、NYタイムスが取り上げたのも6月2日付けだった。
続きを読む『フルート・フィーヴァー』(1969/Columbia) で鮮烈なデビューを果たし、いちはやくジャズ・ロック・フュージョン・シーンをリードしたNYはヴィレッジ生まれのフルーティスト。ピッコロからバス・フルートまで、リング・モジュレータやワウワウペダルなどエフェクターまでを駆使、サウンドの多彩化に腐心した。ビル・エヴァンス・トリオとの『What’s New』でしっかりジャズ界にも地歩を築いた。戯画家だった父親の血を引きペインティングやドローイングを得意とし、ジャケットのアートワークに使われた作品はアブストラクトな彼の心象風景そのまま。晩年は横浜で過ごし、日本人の妻との共同作品、デジタル・ピクチャ・ブックの開発•制作に注力した。
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ミュージシャンの死亡記事を目にするのが嫌いだったジェレミーの遺言で、彼の死亡は死後半月後に公告され、NYタイムスが取り上げたのも6月2日付けだった。
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ほんの1週間前の、ヘロヘロ苦汁のエヴァンスとはまったく別人かと思わせるほどの活性化である。明白に、スタイグは、トリオを凄まじくも。扇情的にあおり続ける。ゴメスとマーティ・モレルは、ただただリズムを正確に刻んでさえいれば、用が足りた。
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私の関わらせていただいた録りの中でも、これほど一気に我々スタッフのお腹の中をもエグるように通り過ぎて行ったライヴ録音は無かったのではないでしょうか。及川氏の凄技をいっぱいソバで見てきましたが痛烈に印象深い録りの一つです。
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ジャズ・フルート奏者のソロをどれか1曲だけ聴くなら、ジェレミー・スタイグの<オレオ>に限る、ということだ。この衝動を抑えきれない演奏のスピリットはいつの時代にあっても(そして今後も)最高のジャズ・フルート・ソロの1つの典型であり、われわれすべての者にとってのギフトだからだ。
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スタイグさん、息を吹き込む雑音的な音も重要なサウンドなのだ。うなり声も重要なのだ。鬼気迫るとはこれだ..。
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