追悼「小杉武久逝く。『和而不同』の行為観」(中編)「音楽のピクニック」読解1
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小杉は、アノニマスな音が良いのだという。だから求心性を否定して、多面性のある音を選択する。
続きを読む1938年3月14日、東京都生まれ。2018年10月12日、食道がんのため病没。作曲家、ヴァイオリニスト。
東京藝大在学中に水野修孝らと日本で最初のフリーミュージックとイベントを行う「グループ・音楽」結成。同時期にフルクサス運動に参加、ニューヨークやヨーロッパで同好の芸術家と接触。1964年、武満徹、一柳慧とCollective music結成、1966年6人編成のバンド「タージ・マハル旅行団」結成、内外で活動を展開。1977年、NYに移住、マース・カニングハム舞踏団の音楽監督となる。2017年12月9日(土)~2018年2月12日、『小杉武久 音楽のピクニック』展開催。
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小杉は、アノニマスな音が良いのだという。だから求心性を否定して、多面性のある音を選択する。
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きわめて私的には、このたった2年間でタテノリ一色であったジャズ・シーンにあって、ヨコノリへの変容を迫ったのがタージ・マハル旅行団の功績ではある。
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「音楽における即興性—比較音楽学的考察—」というのが、小杉の卒業論文のタイトルで、指導教官は小泉文夫だった。
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