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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説No. 339

ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #128 Angine de Poitrine<Sarniezz>

この2月5日にこの動画が公開され、思いっきりぶっ飛んだ。Angine de Poitrine(アンジーヌ・ド・ポワトリーヌ)という2人組バンドだ。奇抜な出で立ち、ルーパーの使い方が前代未聞、エフェクターを裸足の指で扱う見事さ等々惹きつけられることばかりだが、なんと言ってもこの¼音程の音楽の世界に思いっきり魅了された。

今回は頭から専門的な話で申し訳ないのだが、お付き合い頂けると嬉しい。ご興味のない方は後述するこのバンドのご紹介をお楽しみ下さい。¼音程の音楽の世界とは、西洋音楽の12音階スケールの半音をさらに半分にし、24音階スケールで演奏するという意味だ。西洋音楽理論で表記してみる。緑色の音符が半音を2分割した¼音程だ。

24音階スケール
24音階スケール

この音階の音楽を演奏するこの2人組バンドの、ギター/ベース・ダブルネック楽器のフレットは通常の2倍に分かれている。図にしてみた。ちなみに、TETは等分平均律(Equal Temperament)の音数を表す略称である。

音程の話

そもそも1オクターブ、つまり音が2倍の高さになるその幅を12分割するという西洋音楽の概念には物理的な問題がある。音はすべて周波数だ。ピアノのド真ん中のC音が261.63 Hz(ヘルツは1秒間の振動数)に調律された時、その1オクターブ上のC音は523.25 Hz(≒ 261.63 × 2)、つまり2倍の振動数に調律される。さて、C音とE音の音程は長3度だ。3度の音程は長調か短調かを決定する重要な音程だ。長3度の音程を聞けば、人間の耳は即座に「明るいサウンド」と認識する。その長3度、12分割した平均律のE音は329.63 Hzで、この二つの音を同時に演奏すると周波数比が1.25992、つまり、割り切れない比率なので和音にうねりが入ってしまうのだ。

平均律が登場する以前の音階はピタゴラス音律から始まった純正律だった。ルネサンス音楽としてグレゴリオ聖歌などで現在も継承されている。短絡的に言ってしまうと、純正律では転調できない。だから平均律が生まれ(正確にはウェル・テンペラメントが生まれ、19世紀に平均律が定着)、バロック音楽時代に普及した。実際にはこんな単純な話ではないことをご留意頂きたい。無理やり簡単に言ってしまうと、グレゴリオ聖歌などはひとつの調性で淡々と音楽が流れるが、バッハの音楽などは巧みに転調して和音を進めて行く。言い換えると、グレゴリオ聖歌は美しい天の響きのような音楽だが、バッハの音楽はエキサイティングだ、というような印象をご理解頂ければ良いと思う。

長3度の話に戻ろう。純正律の長3度は、周波数比を5対4である1.25で調律する。平均律の割り切れない周波数比1.25992である329.63 Hzに対し、うねりが出ない327.04 Hzだ。つまり、純正律の長3度の方が平均律の長3度より幅が狭く、E音が少し低めの調律となる。

平均律 (12-TET)
C ─────── E
│<– 400 cents –>│
周波数比 = 2^(4/12) = 1.259921

純正律 (Just Intonation)
C ───── E
│<-386.31 cents->│
周波数比 = 5 : 4 = 1.250000

差 = 13.69 cents【注:cent(セント)とは半音を100分割した単位】

鍵盤楽器のように音程が固定された楽器には音程の自由がない。反対に、バイオリンなどの音程が固定されていない楽器には音程の自由があるので、音楽の要求に対し臨機応変に対応できる。筆者の主楽器であるフルートにも多少自由がある。唇の角度で音程をある程度変えられるからだ。例えば解決したい導音などを高めに演奏すると解決感が増す。下降するフレーズのアプローチ音は低めに演奏する等だ。

もうひとつ例をあげよう。音程が固定された鍵盤楽器などではE#とF、F♭とEの区別を表現できない。同じ鍵盤で演奏するしかないからだ。同様にB#とC、C♭とBの区別も不可能だ。音程が固定されていない楽器の奏者はこれらの音程を同じにしない。音楽的要求に対応した音程で演奏するからだ。弦楽器奏者は常にこのような演奏を心掛けている。フルート演奏者にとっては、残念ながら速いパッセージではそんなコントロールをする余裕はない。

ここで特筆したいことがある。民族音楽においては、平均律で音程が固定された楽器で演奏できない音楽が山ほどあることだ。特に中近東の音楽のほとんどすべてに平均律が当てはまらない。筆者は常々思うのだが、SF映画で演奏される未来の音楽、または他の星の音楽が平均律で演奏されていることに非常に違和感を覚える。例外は筆者の大好きな「Star Trek: The Next Generation (1987 – 邦題:新スタートレック)」に登場したKlingon(クリンゴン星)のオペラ音楽だろう(YouTube → )。クリンゴンの音楽は周波数のうねりが出ない4度、5度、8度の音程を基盤とし、メロディーは平均律ではない。ここで紹介された<Aktuh and Maylota>という曲はDennis McCarthy(デニス・マッカーシー)作曲だが、後日クリンゴン・オペラという「概念」を体系的に作り上げたFloris Schönfeld(フロリス・スホーンフェルト)に乾杯だ。

「アンジーヌ・ド・ポワトリーヌ」の24音階楽器は24分割されたフレットを持つため、演奏できる音程は24段階に限定される。だが、弦をベンドして音程を変更することは可能だ。また、24分割されていることから①純正律に近い響きが出せることと、②音程が外れているような印象になりにくい。

マイクロトーナル(微分音律)

大昔に筆者のバンドに在籍していたDavid Fiuczynski(ディヴィッド・フュージンスキー)は、現在フレットレス・ギターを使用し真のマイクロトーナル音楽をファンクで演奏する。筆者はニューイングランド音楽院(New England Conservatory)在学中Joe Maneri(ジョー・マネリ)教授の元でマイクロトーナル音楽を学んだ。その時に教授が聴かせてくれたある録音が忘れられない。それはメキシコに存在するマイクロトーナル・ピアノの録音だった。1オクターブを全ての鍵盤で88分割に調律したものだった。各鍵盤の音程は13.7セント前後になる。つまり、前述した純正律の再現が可能になる。但し、そのような鍵盤配置の楽器を十指でどう演奏するかは別問題だろう。制約が厳しいと思われる。

筆者は当時マイクロトーナル演奏に疑問を持ち始めていた。平均律で配置されたキーを使う管楽器などで微分音を演奏するのは相当な無理がある。マイクロトーナルをサックスで演奏することで著名なマネリ教授の演奏にも速くて軽快な曲はなく、暗い印象の曲のみだった。また、バイオリンなどの弦楽器では、「音程の悪い下手くそな演奏」との区別が非常に難しい。だから1オクターブ88分割されたメキシコのピアノを聴いた時、初めてマイクロトーナルで明るく軽快な曲を聴いた、と感動したものだ。自分でもシーケンサーをプログラミングしてシンセサイザーで再現してみた。今なら殆どのシンセサイザーにマイクロトーナル・チューニング機能があるが、当時筆者が所有していたDX7にその機能はなかったので、ピッチベンドの値を一音一音に手打ちした。何日もかかったことを思い出す。そんな経験があるから、この「アンジーヌ・ド・ポワトリーヌ」が24-TETギターでご機嫌なロックを演奏するのを聴いて、「これだ!」と叫んでしまったのであった。

Angine de Poitrine(アンジーヌ・ド・ポワトリーヌ)

冒頭でご紹介した動画を観た時から彼らを楽曲解説で取り上げようと決めていたが、ようやっとR.I.P.のない月がまわって来た。11月にボストン公演があると聞き、チケット発売日に購入を試みた。なんと1枚$600以上(約¥98,000)、しかも立ち見。手が届かない。2月の動画公開後に急に大ブレイクしたこのバンドの人気には驚かされる。彼らの音楽スタイルはMath Rock(マス・ロック)と言われるらしい。初めて聴いた言葉だ。直訳すれば「数学的ロック」だ。変拍子が多いからなのかもしれない。だが、筆者にとっては最高のグルーヴを提供してくれるバンドだ。クレックのバックビートの気持ちいいことと言ったらない。彼らのポリシーは「打倒AI音楽」だそうだ。ルーパーを駆使していながらご機嫌なグルーヴを披露することに成功している、その理由は超人的なテクニックで余裕の演奏をするからだ。

彼らは情報を公開しない。「アンジーヌ・ド・ポワトリーヌ」とはフランス語で「狭心症」という意味だそうだ。フランス語圏のカナダ・ケベック州サグネ出身のバンドだ。この二人は13歳の時から一緒に演奏し始めた。同じクラブに続けて2度出演することになった時、別バンドを装うために変装で出演した。その変装に味を占めて変装バンドをメインにしたそうだ。現在サウンドチェック等の変装前でも、スキーマスクで顔を隠している。

ギター/ベース・ダブルネックを担当するのがKhn de Poitrine(ポワトリーヌのクン)、ドラムを担当するのがKlek de Poitrine(ポワトリーヌのクレック)、自分たちは333歳の宇宙人と言う。それ以外は全て秘密とされている。曲の題名も全て造語で、「音楽だけを聴いてくれ。」というメッセージだそうだ。まず、上のクンの写真を拡大してご覧いただきたい。これは手作りギターだ。フレットの打ち込みも手作業であることが一目瞭然だ。ギターのつまみは彼らのテーマを反映した、白と黒のサイコロだ。

出で立ちを見てみよう。彼らが被っているのはパピエ・マシェ・マスクと言うのだそうだ。パピエ・マシェとは紙粘土細工のことらしい。クンの目は$サインで覆われ、ちゃんと見えるのか心配になる。何せ演奏中ひっきりなしにルーパーやエフェクターを裸足の指で調整するのだから。ドラムのクレックは口の隙間から目が見える。つまり、肩を高くしているのでパピエ・マシェの口の位置に目が来るようにしているのだ。クンのピノキオ鼻と違い、クレックの鼻はぶらぶらしているのでグルーヴと共に豪快にスイングする。実に愉快だ。

クンの帽子とクレックの胸に金色の三角形がある。これは彼らの象徴らしく、演奏前に必ず両手で三角を作って観客に向ける。すると聴衆全員が両手で三角を作って頭上に上げてそれに応える。カルト化しているのだ。しかも、ファンはバイクやその他のアイテムを白黒水玉に塗ってカルト性をさらに匂わせる。この金の三角と白黒の水玉で象徴するというこのアイデア、天才的だと思う。この組み合わせを見たら「アンジーヌ・ド・ポワトリーヌ」を想像しないわけにはいかない。

2枚のアルバム録音時にはまだ地声をダミ声で発声していたが、大ブレイクしてからは地声を一切使わず、マスクの額部分に仕込まれたマイクにエフェクトを通して「宇宙語のような言葉」を発するのみになった。その声に対するエフェクターは、恐らくヴォコーダー → ピッチシフター → ディストーション → リングモジュレーターという並びだと想像される。クンの足元のエフェクターを動画などから検証すると以下の通り:

写真:YouTube
写真:YouTube
  • BOSS / RC-600 ループ・ステーション2台
  • BOSS / DB-90 (Dr. Beat):これは多分ルーパーのパルスをクレックに送るためにあると考えられる。
  • Warm Audio / RingerBringer (リングモジュレーター):クンはエクスプレッション・ペダルでモジュレーションを常に変化させながら演奏している。
  • EarthQuaker Devices / Astral Destiny (リバーブ/オクターバー):モジュレーション・リバーブ。これもエクスプレッション・ペダル対象。
  • MXR / M288 Bass Octave Deluxe (オクターバー):ベース用のオクターバー。
  • Pike Amplification / Vulcan XL (ベース・プリアンプ/オーバードライブ):ベースの音色のカスタマイズ。
  • ProCo / RAT 2 (ディストーション):ギター用ディストーションの定番。筆者も愛用。
  • Mad Professor / Supreme (ダブル・オーバードライブ):ギターの音色のカスタマイズ。
  • Fender / Engager Boost (クリーンブースター):ルーパーの洪水の中でもメロディーが引き立つためのエフェクト。
  • BOSS / DD-8 (デジタルディレイ):定番ディレイ。クンはホールドやスタッター等の高度なエフェクトをリアルタイムで駆使している。
  • Flamma / Ekoverb (リバーブ/ディレイ):リバーブ目的で使用。
  • BOSS / TU-3 (クロマチック・チューナー):24分割チューニングなので、さすがにギター・チューナーは使用していない。24分割楽器、しかも手作り楽器なので、かなり気を遣ってチューニングしているようだ。
  • アンプは:
    • Roland Jazz Chorus JC-120:ロック用のギター・アンプではないことがなぜか新鮮。
    • Hartke HA2500:定番ベース・アンプ

<Sarniezz>

今回この<サルニエズ>という曲を取り上げたのは、この曲は筆者が初めて聴いた「アンジーヌ・ド・ポワトリーヌ」の曲で、その時の衝撃が未だに忘れられないからだ。冒頭でご紹介した動画の1曲目だ。この1曲だけを抜粋した動画があるので、重複するがここにご紹介する。クンの素晴らしいパフォーマンスに目と耳を奪われるが、クレックのスネアにも聴き入って頂きたい。黒人の幅のあるバックビートと違う、白人ロックの押し付けるバックビートが実に気持ち良い。

動画公開2ヶ月後の本年2月に発表になった彼らの二作目、『Vol.II』の3トラック目にもこの曲は収められている。ちなみに、このアルバムはどのトラックも素晴らしい。1作目よりもかなり進展しており、ハード・ロックのビートに乗った民族音楽色がかなり強く出ている。ともかくご機嫌なのだ。

この曲は彼らの他の曲と違って変拍子ではない。まずタイトなストップタイムで始まる。ベースの開放弦であるE音なのだが、よく聴くとその5度上のB音がピッチシフターによって極薄で被せられている。こういう細かい細工が彼の独特なサウンドを作り出しているのだ。そしてクレックのドラムだ。ハイハットがビハインド・ザ・ビートで思いっきりスイングしている。あゝなんと気持ちいいこと。

8小節のストップタイム・イントロが終わると第1テーマが始まる。この¼音程の使い方の、まあカッコいいこと。採譜してみた。緑の音符が¼音程だ。

第一テーマ
第一テーマ

ご覧のようにこの曲は8分の12拍子のシャッフルだ。つまり、スイング系の曲なのだが、テンポが速いしタイトな演奏なのでマス・ロックのサウンドを完璧に構築している。続いて第二テーマが被さる。ルーパー構築音楽なので、テーマが階層で積み上がって行く。そのそれぞれの層の音色を微妙に変更して、はっきりと分離したメロディーが掛け合わされているところがともかくすごいのだ。どちらもこんなにごちゃごちゃしたメロディー・ラインなのに、だ。ご覧いただきたい。

第二テーマ
第二テーマ

次にこの第二テーマをストップタイムで演奏して間奏とし、第二テーマが再現されるが、ここでなんとメトリック・モジュレーションが行われる。ここまでのセクションは8分の12拍子で、付点音符が1ビート。速さは112 BPMだった。8分の12拍子は8分音符3つで1ビートであり、シャッフルの3連のスイング感を出す。ここで行われるメトリック・モジュレーションは8分音符2つを1ビートにグループ化し直し、4分の4拍子に移行させたものだ。つまり、バックビートの位置が8分音符ひとつ分前倒しになり、テーマのパターンは全く同じなのにビートだけが1.5倍速くなる、という巧妙な細工だ。これがまさにマス・ロックだ。フレーズの長さもこれまでの4小節ではなく、6小節になる。ご覧いただきたい。譜面ではわかりづらいかも知れないが、演奏されている音とそのテンポは以前と全く同じだ。だが、シャッフルのスイング感からロックのグルーヴに見事に置き換わっている。

第二テーマのメトリック・モジュレーション
第二テーマのメトリック・モジュレーション

次に第三テーマが登場する。これが興味深い。以前のメロディーより低い音域だが、音色が前に出るようにエフェクターを上手に使っている。しかもクンのベースラインもこの第三テーマもまだ8分の12拍子だ。つまりメトリック・モジュレーションをしたのはクレックのドラムだけだった、とここで理解できる。完璧ハイブリッド構造だ。

第三テーマ
第三テーマ

ところが、次の第四テーマでクンのメロディーもメトリック・モジュレーションする。つまり、4分の4拍子のフレーズに変化する。しかも半端な3小節フレーズだ。その理由は、4小節フレーズだった第一テーマがメトリック・モジュレーションで6小節フレーズに変化したからだ。ちなみに、この時点でのクンのベースラインは未だに8分の12拍子だ。

第四テーマ
第四テーマ

この後第二間奏として、宇宙人声パーカッション/ドラム・ブレークが入り、最終テーマである第五テーマが始まる。ここでついにベースラインもメトリック・モジュレーションに入る。4分の4拍子のバックビートがここに来て完成、というわけだ。

第五テーマ
第五テーマ

4分の4拍子でタイトなロックのバックビートが完成し、エンディングに向かってどんどん盛り上がっていく。ライブではここからギターソロが始まったりするバージョンもある。ルーパーでパターンを重ねて行くだけでなく、メトリック・モジュレーションもパートごとに変えるその巧妙さ。あゝなんと素晴らしい音楽なのであろうか。しかも全てカッコいい!

この夏にはフジロックに出演するらしい。お出かけになる日本の皆さんが羨ましい!

写真:YouTube BBC Music
写真:YouTube BBC Music

ヒロ ホンシュク

本宿宏明 Hiroaki Honshuku 東京生まれ、鎌倉育ち。米ボストン在住。日大芸術学部フルート科を卒業。在学中、作曲法も修学。1987年1月ジャズを学ぶためバークリー音大入学、同年9月ニューイングランド音楽学院大学院ジャズ作曲科入学、演奏はデイヴ・ホランドに師事。1991年両校をsumma cum laude等3つの最優秀賞を獲得し同時に卒業。ニューイングランド音楽学院では作曲家ジョージ・ラッセルのアシスタントを務め、後に彼の「リヴィング・タイム・オーケストラ」の正式メンバーに招聘される。NYCを拠点に活動するブラジリアン・ジャズ・バンド「ハシャ・フォーラ」リーダー。『ハシャ・ス・マイルス』や『ハッピー・ファイヤー』などのアルバムが好評。ボストンではブラジル音楽で著名なフルート奏者、城戸夕果と双頭で『Love To Brasil Project』を率い活動中。 [ホームページ:RachaFora.com | HiroHonshuku.com] [ ヒロ・ホンシュク Facebook] [ ヒロ・ホンシュク Twitter] [ ヒロ・ホンシュク Instagram] [ ハシャ・フォーラ Facebook] [Love To Brasil Project Facebook]

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