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特集『ECM: 私の1枚』

土屋 絢子『Rolf Lislevand / Nuove Musiche』
『ロルフ・リスレヴァン/新しい音楽』

2006年作のRolf Lislevand 『Nuove Musiche(新しい音楽)』は、ノルウェーのリュート奏者が17世紀の古楽作品をベースに即興性も活かされている意欲的な作品。クラシックや即興やアンビエント等をハイセンスにクロスオーバーさせる技術に驚かされながら、このような自由な発想で音楽と向き合うスタンスにひかれました。

僭越ではありますが、私のバンドQuietronicaの手触りのあるサウンド作りにも、アナログ感とエレクトロのバランスなど多分に影響を受けました。活動のインスピレーションの源になっています。

他にもNik Bartschのような美しいミニマリズムやSidsel Andresenの広がるドローンサウンド。。

ECMの作品はどの作品も構築と解体が不思議なバランスで一体となっていると思います。また、キース・ジャレットやヤン・ガルバレク、パット・メセニーのような偉大な巨匠の作品が沢山輩出される傍らに、パーソナリティー溢れる魅力的なアーティストのアルバムが数多くあるところが大好きです。


ECM 1922

Rolf Lislevand Ensemble
Rolf Lislevand (Archlute, Theorbo, Guitar)
Arianna Savall (Triple Harp, Soprano)
Pedro Estevan (Percussion)
Bjørn Kjellemyr (Colascione, Double-Bass)
Guido Morini (Organ, Clavichord)
Marco Ambrosini (Nyckelharpa)
Thor-Harald Johnsen (Guitar)

Recorded October 2004 at Rainbow Studio, Oslo
Engineer: Jan Eric Kongshoug



土屋絢子 つちやあやこ
ヴォーカリスト。ジャズを基本に多くのコンテンポラリーな企画、バンドでvoice(歌詞のない声だけのパート)として参加することが多い一方で日本語の曲にも定評があり、オリジナルやカバー曲も配信している。また映画音楽のBGM、CMや企業アートのコーラスの仕事も数多くこなす。2023年12月ジャズやポストロック、エレクトロなどをベースにした自己のオリジナル曲中心のユニットQuietronica(クワイエトロニカ)オリジナルアルバム『懐かしい未来』発表.他に「ことは、と」【白をまとえば】2017年にリリース(Pf:津嘉山梢 Wb:伊東佑季)、「Tayu Tou」【TayuTou】2018年にリリース(Vib:山下真理 Gt:福富博 Ds:則武諒)

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