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特集『ECM: 私の1枚』

RIO『Pat Metheny / Bright Size Life』
『パット・メセニー/ブライト・サイズ・ライフ』

僕が、パット・メセニーを知るきっかけになった重要な一枚です。
彼のギターを初めて聞いた時、その温かく、ブライトなのに切ない不思議な音色に魅了されました。自分でも、こんな音がウクレレで出せないかと研究したりしました。
特にこのアルバムは、今の僕とほぼ同じ年齢、20代半ばの彼の若々しくも深い音楽性が反映された作品で、僕が目指している様なジャズ、フュージョン、ロックなど多様な音楽ジャンルの要素を取り入れた、独自のサウンド、「パット・メセニー」というジャンルがはっきり見えていると思います。
お気に入りの一曲としては、やはり、アルバムの冒頭を飾る〈Bright Size Life〉です。
僕の、20歳の記念に作ったファーストアルバム『RIO』のリリースライブでも、セットリストに入れさせて頂いた大切な曲です。
パット・メセニーのギターが織り成す、独特で印象的なリフの一方で、アコースティックギターの美しい音色も充分に引き立っている所が個人的に気に入っているところです。
ウルフ・ワケニウスとのデュオ演奏も素晴らしいです。
そんな、パット・メセニーのキャリアを代表するアルバムの一つとして、ジャズ・フュージョンファンだけでなく、音楽ファンにとっても必聴のアルバムだと思います。
深い音楽性と抒情的な演奏に満ちた、この名盤を聴きながら、彼の才能と音楽の魅力に浸ってみてください。


ECM 1073

Pat Metheny (6-String Guitar, Electric 12-String Guitar)
Jaco Pastorius (Bass)
Bob Moses (Drums)

Recorded December 1975, Tonstudio Bauer, Ludwigsburg
Engineer: Martin Wieland
Produced by Manfred Eicher


Bright Size Life (Pat Metheny)
“RIO” Release Live at Cotton Club

RIO (ukulele) 井上 銘(g) 山本 連(b) Daniel Baeder(ds) 有田純弘(banjo)
Shot & Edited by 斎藤拓郎


RIO
ウクレレプレイヤー。4弦で奇跡的な調和を奏でる新次元ウクレレプレイヤー。これまでにアポロシアターを始め、本場ハワイの由緒あるウクレレコンテストで一位を獲得。ダイナース主催のジャズコンテストでは、13歳最年少受賞を果たし、リー・リトナー、ブルーノート東京より賞賛される。バイリンガルな一面を生かし、世界を舞台に活躍し、TEDxTokyoを始め、様々な海外のイベントに出演。ハワイでは、数多くのアルバムに参加し、ハワイのグラミー賞と称される、ナホクハノハノアワードを受賞。2021年には、20歳を境に更なる飛躍を目指し、デビューアルバム『RIO』を発表。コットンクラブにてリリースライブを開催し、フルハウスの大成功を収める。現在22歳、近年では、世界的ジャズピアニスト、小曽根真と共演するなど、無限の表現力で、今後のインストシーンに新たな幕開けを感じさせる、RIOの音楽世界を是非体感してほしい。公式ウェブサイト

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