#04 East Meets East「日本/韓国のこころの歌」
text by Kenny Inaoka 稲岡邦彌
海外アーチストの公演については、東京JAZZ 2019に出演したチャールス・ロイド Kindred Spirits と渋大祭で渋さ知らズ・オーケストラとステージを分けたサン・ア・アーケストラがもっとも心に残っていたが、East Meets East を聴いて激しく心を動かされた。ロイドもマーシャル・アレンも超の付くベテランだが、 East Meets East は主催したのも演奏したのも30代の新世代だ。ECMからデビューした福盛進也は日韓を中心にアジアに新しい地図を描こうとしており、こういう新世代の台頭をたいへん心強く思い、できる限りサポートしていきたい。