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このパフォーマンス2019(海外編)No. 261

#04 East Meets East「日本/韓国のこころの歌」

text by Kenny Inaoka 稲岡邦彌

海外アーチストの公演については、東京JAZZ 2019に出演したチャールス・ロイド Kindred Spirits と渋大祭で渋さ知らズ・オーケストラとステージを分けたサン・ア・アーケストラがもっとも心に残っていたが、East Meets East を聴いて激しく心を動かされた。ロイドもマーシャル・アレンも超の付くベテランだが、 East Meets East は主催したのも演奏したのも30代の新世代だ。ECMからデビューした福盛進也は日韓を中心にアジアに新しい地図を描こうとしており、こういう新世代の台頭をたいへん心強く思い、できる限りサポートしていきたい。

https://jazztokyo.org/reviews/live-report/post-48127/

稲岡邦彌

稲岡邦彌 Kenny Inaoka 兵庫県伊丹市生まれ。1967年早大政経卒。2004年創刊以来Jazz Tokyo編集長。音楽プロデューサーとして「Nadja 21」レーベル主宰。著書に『新版 ECMの真実』(カンパニー社)、編著に『増補改訂版 ECM catalog』(東京キララ社)『及川公生のサウンド・レシピ』(ユニコム)、共著に『ジャズCDの名盤』(文春新書)。2021年度「日本ジャズ音楽協会」会長賞受賞。

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