JazzTokyo

Jazz and Far Beyond

閲覧回数 33,175 回

R.I.P. ゲイリー・ピーコックNo. 270

「Gary さん」  K2 Music 小川謙太郎

text by Kentaro Ogawa  小川謙太郎

キース・ジャレット・トリオの日本ツァーに同行していた間、Garyと旅をともにしました。
それ以前には京都に住んで自然食に凝っていた時期もありました。
私が同行したツァーの時でも、味の素を使用した料理は食べないという時期もあり困りました。
ツァーの途中で(確か札幌だと思いますが)彼のベースの魂柱が外れてしまい、ホテルの部屋のベットにベースを置いて自分で直していた事も思い出されます。
かれは長身でベースのサイズも大きかったのですが、いつも自前のグリーン色のハードケースに入れて持ってきていたのも思い出します。
日本が波長に合うのか本当に日本が好きだったようです。
とても温厚な人柄でした。
ご冥福を祈ります。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください