「自分を変えてくれた二つの言葉」 by 小沼ようすけ (guitar)

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Text by Youske Onuma 小沼ようすけ

鈴木勲さん(おまさん)の訃報、とても残念です。

1999から一年間バンドに在籍していました。

スピード感溢れる凄いプレーとうねるグルーヴを軸に、バンドメンバーの即興演奏が絡み合い一体化したときに起こる奇跡的で渦巻くような美しい世界、ジャズ特有のエネルギーをここで初体験。

怒られてばかりで、落ち込むこともありました。
でもその快感をさらに味わいたいから頑張ろう、という気持ちの方が強かったです。

超野生的で超繊細。

演奏中力が入ったり、緊張したり、仕込んだフレーズや場違いな音を出した瞬間、即座にサングラス越しの鋭い眼光が向けられて….
萎縮してる場合じゃない!と、もがいてた自分を思い出す。

飴と鞭を繰り返しながら、沢山のことを教えてくれました。

『全て脳から直結したフレッシュな音を出さなきゃダメ、すぐ腐るんだよ。音は究極の生ものなんだから』

『ワンアンドオンリーなギタリストになりなさい』

この二つのアドバイスが僕のギターライフを大きく変えてくれました。
その言葉は今でもお守り。

自分がデビューしてしばらくしてから突然ライブに遊びに来てくれて、
『うまくなったか?一曲やるぞ!負けないぞ。勝負だからな!』と満面の笑み。

「ステラ・バイ・スターライト」をデュオで演奏。
ほんとに嬉しかったなあ。

おまさん、ありがとうございます!

 


小沼ようすけ Guitarist
秋田県出身。14 歳でギターを始める。
2001年にSONY MUSICよりデビュー、10年間在籍。 現在までにSONY他から10枚のリーダー作品をリリース。 2004年、リチャード・ボナ (ba)、アリ・ホニッグ(dr)をフィーチャーしたトリオアルバム『Three Primary Colors』をNyで録音。2010年、フレンチカリビアンのミュージシャン達とレコーディングした『Jam Ka』発売。 グアドループの民族音楽グオッカの太鼓(ka)がフィーチャーされたこの作品で独自の世界観を展開。2016 年、Flyway LABELを設立。第一弾作品としてパリで録音された『Jam Ka』の続編、『Jam Ka Deux』をリリース。この作品をきっかけにParisやMunichのジャズクラブ、Martinique Jazz festivalに出演。2019年、Jam Ka Deux(17年)ツアー直後のスタジオセッション を収録したアルバム『Jam Ka 2.5』をリリース。グォッカの本拠 地Guadeloupeで行われた “Festival Eritaj”に出演。ジャズをベースに様々な国を旅して得た影響、経験を音楽に採り入れながら、世界を音で繋ぐ創作活動を続けるギタリスト。エレキギターの他にナイロン弦アコースティックギターも使用する。現在はソロやトリオなど自身の活動の他、様々なコラボレーションユニットに参加している。Six unlimited,The Timeless  Nation, Allende,Double Rainbow,Inspired Guitar duo etc…
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