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R.I.P. カーラ・ブレイNo. 308

カーラ・ブレイとの出会い by 阿部善武

Carla Bleyをはじめて聴いたのは、大学のビッグバンドのトロンボーンの先輩が部室に持ってきたカセットテープに録音された『Live!』(WATT/12、1981年録音)というアルバムでした(邦題の『艶奏会』というのはいまだに馴染めない)。

Count Basieが王道だというような環境にいたので、なんだこりゃとその音にぶっ飛びました。管楽器はブルブル歪んだ感じだし、ベースはエレキベース、オルガンも。ジャケットの夜叉ぶりがすごい。しかし、演奏と音は最高にかっこ良かった。

この『Live!』はレーザーディスクでの動画もあって、渋谷の「Swing」に足を運んで何度も見ました。Fenderのベースをピックで弾くSteve Swallowにこれまた痺れました。

美しさと激しさを行ったり来たりする彼女ですが、実は激しい方はちょっと苦手でした。なのでフリーぽくないアルバムを聴いてきました。その流れで最近はSteve SwallowとのDuoやTrioを聴くことが多かったです。といいつつ大友良英さんのNHK番組を聴いてから実はWATTレーベル初期の音源聴いています。アルバム『Dinner Music』や『Social Studies』は初めて聴きましたが素敵です。

Carla Bleyが亡くなって(ご冥福をお祈りいたします)、永年のパートナーSteve Swallowの心配をしています(John Scofield Trioがメンバーチェンジしています)。演奏する姿を再び見る日が来ることを祈っています。


阿部善武
 Yoshitake Abe: 楽器用ピエゾピックアップ製作
福島県立福島高校ジャズ研究部、成蹊大学コンパルサウンズ・ジャズオーケストラを経て、アマチュアのコントラバス、エレキベース演奏を続けている。
B&C acoustic

【JazzTokyo寄稿記事】
特集『ECM: 私の1枚』
阿部善武『Carla Bley & Steve Swallow
 / Go Together』

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