JazzTokyo

Jazz and Far Beyond

閲覧回数 503

R.I.P. リッチー・バイラークNo. 335

RIP Richie Beirach by Roberto Masotti

photo: Roberto Masotti ロベルト・マゾッティ
text: Kenny Inaoka 稲岡邦彌

リッチー・バイラークが参加したジョン・アバークロンビーのユニットは「ジョン・アバークロンビー・ザ・ファースト・カルテット」と称され、1978年から1980年の間に3作のアルバムを制作している。『アーケイド』『ジョン・アバークロンビー・カルテット』『M』。2015年11月にこれら3作がボックスセットにまとめられ、『The First Quartet』としてリイシューされた。
ここで掲載されている写真は、1978年12月のオスロのタレント・スタジオでの最初のアルバム『アーケイド』の録音風景である。翌1979年に「ECMスーパー・ギター・フェスティバル」が予定されていたことから特別に悠雅彦氏の取材が認められ、珍しくECMのレコーディング風景が「スイングジャーナル」誌を飾ることになる。
リッチー・バイラークとプロデューサーのマンフレート・アイヒャーが音楽的な意見で対立、ついに決裂に至った事件は80年の3作目『M』で起こった。詳細は拙著『新版 ECMの真実』(カンパニー社)で触れたが、このトラブルを契機にリッチーのソロとリッチーが参加したアルバムはすべてECMのカタログから抹殺されることになる。現在は復活しているが公式サイトの
「About」が空白なままなのはどうしてか? このファースト・カルテットもアバークロンビー、バイラーク、ムラーツが逝ってしまい 真実を語れるのはピーター・ドナルドひとりになってしまった。

スライドショーには JavaScript が必要です。

ジョン・アバークロンビー・カルテットのアルバム『アーケイド』(ECM1133)

John Abercrombie Quartet
John Abercrombie Guitar (Guitar/Electric Mandolin)
Richard Beirach (Piano)
George Mraz (Bass)
Peter Donald (Drums)
Recorded December 1978, Talent Studio, Oslo
Original Release Date:1979.3.01

1 Arcade (John Abercrombie)
2 Nightlake (Richie Beirach)
3 Paramour (John Abercrombie)
4 Neptune (Richie Beirach)
5 Alchemy (Richie Beirach)

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください