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Gallery à la Mode 特集『マイルス・デイヴィス生誕100年』No. 341

生誕100周年 マイルス・デイヴィス 竹村洋子

 

黒地に白のコンテペンシルで描く技法はキアロスクーロ(伊:chiaroscuro)という。光と闇を表現する画法として知られる。
コンテペンシルは、天然顔料を粉末状にし、棒状=鉛筆の形状に加工した描画材。 材質の硬度がパステルや木炭より硬く、鉛筆より柔らかさがあり、多様な線が描ける。

1950年代後半か1960年年代の初めに撮られたと思われるマイルス・デイヴィスの写真をコンピューターに取り込み、露出を最小限のマイルスの姿が見えるくらいまで落としてみた。体の輪郭は見えなくなり、光でマイルスの一部が浮き出て見える。
そうやってみると、マイルス特有のギョロ目、てかった額、ジャズ・トランペッターの中では、リー・モーガンと競うくらい美しい手、トランペットの反射光、白いシャツの一部が光となって浮き出て面白く、それを絵にしてみた。

何か色をプラスしたくなった。マイルスといえば『カインド・オブ・ブルー』。
ブルーをマイルスのバックに配してみた。
描く作業中は、勿論『カインド・オブ・ブルー』を聴きながら・・・。

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竹村洋子

竹村 洋子 Yoko Takemura 桑沢デザイン専修学校卒業後、ファッション・マーケティングの仕事に携わる。1996年より、NY、シカゴ、デトロイト、カンザス・シティを中心にアメリカのローカル・ジャズミュージシャン達と交流を深め、現在に至る。主として ミュージシャン間のコーディネーション、プロモーションを行う。Kansas City Jazz Ambassador 会員。KAWADE夢ムック『チャーリー・パーカー~モダン・ジャズの創造主』(2014)に寄稿。Kansas City Jazz Ambassador 誌『JAM』に2016年から不定期に寄稿。

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