菅チンと渋ヤン 小野健彦
渋谷さんと一緒に過ごさせて頂いた時間の中で、とりわけ一番愉快だったと今でも懐かしく想い出されるのは2019年7月のこの時のことだ。狛江で開催された菅野邦彦さんご出演のイベントにお誘いした時の一コマ。会場に座っていらした渋谷さんを見つけて菅野さん、えらく驚いて近づいて来られ、曰く「渋ヤンの前だと緊張しちゃって上手く弾けるかなあ」
その後開演迄の暫しの時間楽屋に移動して…。徒然に、菅チン「渋ヤン、良かったらなんか軽く弾いてくれない?」に、今度は渋谷さんが、曰く「菅チンの前でなんか恥ずかしくてとても弾けないよお」 そこからはおふたりの丁々発止の怒涛の会話が始まる。両者共に高速の身振り手振りで話を続けるものだから、私の右手一本の携帯撮影ではとてもうまくは追い切れない。でも、おふたりとも底抜けに楽しそうだった。
菅チン3の演奏もえらくご機嫌で、渋谷さんも終始ニコニコしながら耳を傾けられていた。余程嬉しかったのであろう。終演後私とふたりだけで流れた酒場で渋谷さんのお話と杯が止まることは無かった。
渋谷毅さん、これまで本当にお世話になり、有難うございました。今は清浄なる世界で安らかにお眠りください。2026年7月18日 小野健彦拝
*Facebookに投稿されたチャットを筆者の了解を得て転載しました。




