1/29 ECMから1月新譜2作:ジョー・ロヴァーノとシャイ・マエストロ

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コロナ禍の中、ECMから果敢に新作2作が登場。ベテランのジョー・ロヴァーノと新進気鋭のシャイ・マエストロは共に、ECMデビューのトリオとカルテットの2作目。プロデューサー マンフレート・アイヒャーの手腕と、ところを変えたスイスと南仏のスタジオでの録音が聴きもの。

2019年、現代ジャズ・サックスの第一人者ジョー・ロヴァーの話題をさらったマリリン・クリスペル(p) とカーメン・キャスタルディ(ds) のトリオによるECM初のリーダー・アルバム『Trio Tapestry』(ECM2615, 2019) の第2作『Garden of Expression』(ECM2688) が届いた。ジョーとカーメンは70年代からの共演で気心が知れた仲、経験豊富なマリリンを加えたトリオで織りなす変化に富んだタペストリー。美しさを基本にときに刺激的な展開も。第1作はジャズのメッカともいうべきマンハッタンのシア・サウンドでの録音だったが、新作はスイス・ルガーノの響きの豊かなAuditorio Stelio Molo RSI での録音。LPは4月21日の発売予定。

シャイ・マエストロ(p) の新作は、米ミルウォーキー出身のディザックのトランペットを含むカルテットのECMデビュー作『The Dream Thief』(ECM2616, 2018)に続く第2作『Human』(ECM2688)。ベースはペルー出身のホルヘ・レーダー、ドラムスはイスラエル出身のオフリ・ネーミア。シャイの斬新な解釈によるエリントン・ナンバンー<In A Sentimental Mood>、ハンク・ジョーンズ(p)とチャーリー・ヘイデン(b) に捧げたオリジナル<Hank and Charlie>も聴きもの。1作目のスイス・ルガーノでの録音に代わって、南仏Studios la Buissonneでの録音。LPは4月21日発売予定。
これら新作2作は共にマンフレート・アイヒャーのプロデュース。


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