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ECMから新作4種、ヤコブ・ヤングとジョー・ロヴァーノ
ニュー・シリーズはゾフィア・ボロスとデンマーク弦楽四重奏団

『Jacob Young Trio/Eventually』(ECM2764)
ノルウェーのギタリスト、ヤコブ・ヤング(1970~) の2014年『Forever Young』(ECM2366 )以来のECM4作目。初めてのギター・トリオだがベースのマッツ・アイラーツェン(1975~) とはヤングのECMデビュー作『Evening Falls』(2004)、『Sideways』(2007)で共演するなど気心の知れた仲。ドラムスはノルウェーのベテラン、オードン・クライヴ (1961~)。全曲ヤコブの美しいバラード中心のオリジナルだが、ドラムスのオードンが鋭いアクセントを効かせている。2021年5月、ノルウェー・イェーヴィク​​Klokkereint Studio

『Joe Lovano Trio Tapestry/Our Daily Bread』(ECM2777)
ジョー・ロヴァーノのトリオ・タペストリーによるECM第3作。ベテラン・ピアニスト、マリリン・クリスペルとロヴァーノとは10代の頃からの付き合いというドラムスのカーメン・カスタルディによるトリオ。全曲ロヴァーノのオリジナルで、<One for Charlie>は、ベーシスト、チャーリー・ヘイデンへ (1937.8.6~2014.7.11) のトリビュートで、ロヴァーノがテナーのソロで捧げる。ロヴァーノはテナーの他にタロガトーも吹いている。2022年5月、スイス・ルガーノの録音でマンフレート・アイヒャーのプロデュース。

『Zsófia Boros​​/El último aliento』(ECM2769)
アルゼンチン生まれでウィーン在住の女性ギタリスト、ゾフィア・ボロスのECM第3作『El último aliento(エル・ウルチモ・エイリアント=最後の息)は、母国アルゼンチンの4人の現代作家の曲とフランスの作曲家マティアス・デュプレッシの作品集。11曲中6曲を提供しているマティアス・デュプレッシは1972年生まれのフランスの作曲家で自らギターやウードなどを奏する多楽器奏者でもある。Quique Sinesi ​​作の<Tormenta de ilusión>で、ゾフィアは南米の弦楽器でチャランゴの仲間であるロンロコを演奏している。

『Danish String Quartet/PRISM V』(ECM2565)
デンマーク弦楽四重奏団の「PRISMプロジェクト」の最後を飾る第5集は、ベートーヴェン、ヴェーベルン、バッハの作品集。8年がかりの「PRISMプロジェクト」、完結編の今作では、J.S.バッハのコラール前奏曲とベートーヴェンの後期作品、弦楽四重奏曲第16番 とアントン・ヴェーベルンの初期作(1905)が巧みにプログラミングされている。2021年6月、コペンハーゲンQuique Sinesi ​​での録音。




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