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7/05 キース・ジャレット『C.P.E.バッハ/ヴュルテンベルク・ソナタ集​​』国内リリース

脳梗塞の後遺症でリハビリ中のピアニスト、キース・ジャレットの未発表クラシック録音『C.P.E. バッハ:ヴュルテンベルク・ソナタ集』が7月5日(水)に日本盤リリースされる。

C.P.E.バッハの「ヴュルテンベルク・ソナタ」は、1742年から43年にかけて書かれ、ベルリンのフリードリヒ大王の宮廷でC.P.E.バッハに師事したヴュルテンベルク公爵カール・オイゲンに捧げられ、1744年に出版され、バロックと古典派の間の時代を代表する音楽的傑作とされている。

この録音は、1994年5月にキースの自宅スタジオ(Cavelight Studio) で録音され約30年間発表されずにいたもので、「ヴュルテンベルク・ソナタ」全6曲を収録。「チェンバロ奏者による『ヴュルテンベルク・ソナタ』を聴いて、ピアノ版のための可能性が残されていると感じた」とジャレットはコメントしている。初期C.P.E.バッハ作品の特質である、音楽の穏やかな遊び心、微妙で突然のテンポの変化、並外れた波打つような発明…これらすべてのソナタの表現的な意味合いを、現代最高峰の即興演奏家でもあるキース・ジャレットは瞬時に同調し見事に表現している。

キースが本作を録音したのは、C.P.E.バッハの父親であるJ.S.バッハの音楽を好んで演奏していた時期のことで、これと並行して、キースはゲイリー・ピーコック、ジャック・ディジョネットとの通称「スタンダーズ・トリオ」で活動を継続しており、ジャズ・ピアニストとしても円熟期を迎えていた。本作の録音からわずか3週間後には、このトリオはニューヨーク・ブルーノートで歴史的な3夜連続公演を行い、その演奏は6枚組CDボックス『アット・ザ・ブルーノート:ザ・コンプリート・レコーディング』として発表された。

なお、5月19日、アルバムから「ソナタ 第1番 イ短調 1. Moderato」が先行デジタル配信された。

©Barbara Klemm / ECM Records

『キース・ジャレット/C.P.E. バッハ:ヴュルテンベルク・ソナタ集』
2023年7月5日(水)発売
SHM-CD:UCCE-2104/5 ¥5,280(税込)

CD 1:
1-3. ソナタ 第1番 イ短調
4-6. ソナタ 第2番 変イ長調
7-9. ソナタ 第3番 ホ短調

CD 2:
1-3. ソナタ 第4番 変ロ長調
4-6. ソナタ 第5番 変ホ長調
7-9. ソナタ 第6番 ロ短調

キース・ジャレット(ピアノ)
録音:1994年5月 Cavelight Studio, NJ

試聴は;
https://Keith-Jarrett.lnk.to/CPE_BachPR

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