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2/04~2/28 内藤忠行写真展「脱皮」

2026年2月4日(水)〜2月28日(土) 10:00〜18:00(LO17:30)
定休日 (月) (火)
トークイベント 2月14日(土) 14:00

@GONZUICAFE
東京都台東区入谷2-3-1–102ササガワビル
https://00m.in/oMbFX

「脱皮」内藤忠行

12、3年前、ふと空を見上げると雲が風と戯れながら役者のように何かを演じているよ うに見えた。子供の頃、雲がくじらやねこや友だちの顔のように見えたことを想い出し た。そう云えば「雲」と云う新たな劇団もあった。空を舞台にし雲をキャラクターに見立 て撮る妄想も生れた。
今までどんな雲の写真を撮って来たのだろうか。サイパン島で撮った雨雲、頭に色とり どりの飾りを付け雲に重なるようにジャンプしていたメキシカン。足元から続くアフリカ のサバンナの地平線から次々に現れる白い雲。オレの好きなギタリスト Char のピンク・ クラウドのイメージ。次々と雲の記憶がよみがえる。すべてが前影が主役で雲はホリゾン トとして存在していた。
ジャズに導かれるように写真家を志し、世界を旅し、未知のおどろきに感動したり、事 故や病気で生死をさまよったり、そのつど写真の神様が助けてくれ、いつのまにか84才 になってしまった。その記憶と感覚で雲を撮り、シンメトリーに置き換え、さらにそれら を組合せる。
オレがシンメトリーにこだわっているのは、ゼブラからはじまり、桜、雲へと続く3部 作になるからだ。
デジタルノイズの探究が加わり、写真の新たな空気感を表出できれば。そんな事を想っ て書いたけれど、マイルス・デイヴィスがいつも言っていた So what (それがどうしたん だ) と云う声が聞こえた。
だから脱皮が必要なんだ。

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